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4章
ポーション
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「・・・で?結局、2人はどうした?」
目頭を押さえながらルーファスが1ヵ月分の留守にしていた間の収支書を机に置き、ため息をつく。
「どうも暇を持て余していただけみたいなので、従業員が買い出しに連れ出しましたから今頃大荷物抱えて部屋に居れば良かったと喚いているころじゃないですか?」
シュテンが収支書を手に取り、ざっと見しながら答える。
「まったく、あの2人は日に日に仲良くなるのは良いが、困ったものだ」
忙しくて構ってやれないのはルーファスだが、朱里とアルビーはお互いに感化されあって子供の様な言動が多くなっている。
年齢的にも2人は大差なく同年代の友達の居ない2人だからこそなのかもしれないが・・・。
「まぁ、若もたまには早めに仕事を切り上げて2人と食事でも一緒にしたらどうです?」
「そうだな。たまには早めに帰って2人を構ってやるか」
「ええ、そうしてください。若も仕事疲れでピリピリしてますから、2人に癒されて来てください」
シュテンは薄く笑って事務室から出ていく。
ルーファスは伸びをしてから着物の襟を直して事務室を後にする。
夕焼けに染まる温泉街を眺めながら【刻狼亭】の別館・宿から料亭に戻り、久々の早い時間の自室に戻ると、ドラゴンの姿のアルビーに朱里がもたれかかり、その横にアナグマとクロが寝ていた。
「これは、ハガネか・・・」
アナグマの匂いからハガネと解り、寝ているハガネを摘まみ上げる。
「ハガネ、起きろ」
「・・・俺は寝てないぜ?」
「いや、寝てただろ?」
アナグマ姿でハガネが白い歯を見せて笑いながら目線を反らす。
獣化してもハガネのふてぶてしさは隠しきれていない。
「まぁ別に怒りはしないが、2人は昼寝でもしてこのままなのか?」
「こいつ等は魔法の練習のし過ぎで魔力切れ起こしてるだけですよ。まぁ俺も魔力切れで人型とれないんですけどね。散々実験台に【幻惑】魔法とか色々使わされましたよ」
ハガネは頭をガシガシ掻きながら「参ったね、こりゃ」とプランと尻尾を揺らす。
ハガネを下ろし、氷室から魔力ポーションを取り出そうと扉を開けると、氷室の中は様々な大きさの空き瓶が詰まっていた。
「なんだこれは?」
トコトコとハガネが歩いてきてルーファスに白い歯を見せて笑う。
「あいつ等の魔力切れの原因。2人の合作回復ポーションです。まぁまだ効能が安定しないんですけどね」
ルーファスは1つ瓶を取り出して、仕事用の黒メガネを掛ける。
【聖竜の回復ポーション】
効能:眠気・疲労・肩こり・眼精疲労・腰痛・頭痛・歯痛・解毒・呪い・腹痛・耳鳴り・幻惑・幻聴・痺れ・体力・回復2日間継続
「・・・なんだこのエゲツない効能は・・・」
「んーっ、若旦那への2人の愛?」
ハガネが短い手を肩をすくめながら上げる。
ルーファスは瓶を氷室に戻し、氷室の奥に追いやられた魔力回復ポーションを3本取り出す。
1本をハガネに渡す。
「若旦那、あいつ等怒らないでやってくれよ?自分達にここで出来る事を考えた末に行きついたのがアレなんだ。【聖域の雫】並みにヤバいヤツだけど、若旦那の仕事の疲れを取る効能を考えて悩みまくって何個も作りまわってたから」
腰に手をおいてグイっと魔力回復ポーションをハガネが一気飲みするといつもの人型に戻り、プハァーっと息を吐く。
「まったく、無茶ばかりして仕方がない奴等だ。しかし薬草はどうしたんだ?ここにポーションを作る材料は無いと思うが」
「ああ、アルビーが1人で薬草を採ってきて、アカリはココで水をアカリのだし汁にしながら魔力入れてたんですよ。アルビーが居ないおかげで効能が安定してないのが大半ですけど」
ルーファスが苦笑いしながら可愛い弟分と番を起こしに行く。
「アルビー、魔力ポーション飲めるか?」
うすぼんやりと目を開けたアルビーに、ポンッと蓋を開けて、口に差し込むとアルビーが目を白黒させながらポーションを飲み干す。
「っ・・・不味っ!!!」
ペッペッと舌を出してアルビーが涙目でルーファスを恨みがましそうに見る。
「アルビー、アカリを起こすから人型に戻れるか?」
「あんまりその魔力ポーションじゃ長い時間人型に戻れないよ?それにもうアカリとはこの姿で遊んでもらってるから平気だと思う」
「そうか。ならそのままでいいな」
朱里の口に魔力回復ポーションを入れると眉間にしわを寄せて朱里が目を覚ます。
「アカリ、飲めるか?」
「不味っ!!・・・なにそれ????」
口を閉じて一の字に閉じると朱里は顔を背ける。
毒蛇の時もそうだが、朱里は自分が食べたり飲んだりする物で不味い物は一口で拒否する癖があるのをルーファスは改めて思い起こした。
「アカリ、魔力回復ポーションだから飲んでおけ。そのままだとフラフラで頭痛がしてくるぞ?」
ルーファスにポーションを口に近づけられて朱里は眉間にしわを寄せて嫌がる。
「アカリ、私は飲んだよ!不味かったけど!」
アルビーの一言に、朱里はルーファスからポーションを受け取る。
朱里の『お姉ちゃん』としてのプライドで『弟には負けられない』と一気に飲み干した。
「~っ不味いっっ!!!」
朱里が涙目でルーファスに恨みがましい顔をするとハガネがカラカラと笑い声をあげる。
「アルビーと同じとかっ!本当に姉弟だな」
朱里がフフーンと胸を張るとアルビーは首をひねる。
ルーファスはそんな朱里とアルビーを撫でる。
「二人共、色々していたようだがあまり無茶はするな?」
2人は顔を見合わせてから、急いで氷室から瓶を抱えて持ってくる。
テーブルに並べて2人はおススメをルーファスに指さす。
「私の一押しはコレ。疲労回復特化ポーション!」
「アカリ、それは余計な効能多かったじゃない?オーソドックスに私は夜遅くまで働いてるルーファスに寝不足特化のポーションをおススメ」
「アルビー、でもそれ、眠れなくなる効能も入ってなかった?」
「24時間働けるよ?眠気しらずだよ」
2人は「ならばこっち!」と新たに別のポーションを指さし、ルーファスは収拾がつかない。と、適当に1本飲み干す。
「んっ、意外とこれは甘いな」
ルーファスの言葉に2人はうんうんと頷く。
「だって私のだし汁だから、ルーファスには甘く感じるの間違いなしだしね」
「他の人が飲んだら無味なんだけどね。私は甘いと感じるから聖属性同士って便利だよね」
のん気に2人が喋っているのを聞いて飲み干したポーションの効能を瓶に残った液体で黒メガネを使い鑑定する。
【聖竜の回復ポーション】
効能:食欲不振・熱さまし・頭痛・喉の痛み・動機息切れ・体力・魔力・回復ポーション1日継続
「風邪薬だな・・・」
小さく言ってルーファスは苦笑いをした。
朱里とアルビーは褒めてと言わんばかりの顔をしているので流石に体力以外は回復しないとは言えないので、2人を撫でて「ありがとう二人共」と口にした。
目頭を押さえながらルーファスが1ヵ月分の留守にしていた間の収支書を机に置き、ため息をつく。
「どうも暇を持て余していただけみたいなので、従業員が買い出しに連れ出しましたから今頃大荷物抱えて部屋に居れば良かったと喚いているころじゃないですか?」
シュテンが収支書を手に取り、ざっと見しながら答える。
「まったく、あの2人は日に日に仲良くなるのは良いが、困ったものだ」
忙しくて構ってやれないのはルーファスだが、朱里とアルビーはお互いに感化されあって子供の様な言動が多くなっている。
年齢的にも2人は大差なく同年代の友達の居ない2人だからこそなのかもしれないが・・・。
「まぁ、若もたまには早めに仕事を切り上げて2人と食事でも一緒にしたらどうです?」
「そうだな。たまには早めに帰って2人を構ってやるか」
「ええ、そうしてください。若も仕事疲れでピリピリしてますから、2人に癒されて来てください」
シュテンは薄く笑って事務室から出ていく。
ルーファスは伸びをしてから着物の襟を直して事務室を後にする。
夕焼けに染まる温泉街を眺めながら【刻狼亭】の別館・宿から料亭に戻り、久々の早い時間の自室に戻ると、ドラゴンの姿のアルビーに朱里がもたれかかり、その横にアナグマとクロが寝ていた。
「これは、ハガネか・・・」
アナグマの匂いからハガネと解り、寝ているハガネを摘まみ上げる。
「ハガネ、起きろ」
「・・・俺は寝てないぜ?」
「いや、寝てただろ?」
アナグマ姿でハガネが白い歯を見せて笑いながら目線を反らす。
獣化してもハガネのふてぶてしさは隠しきれていない。
「まぁ別に怒りはしないが、2人は昼寝でもしてこのままなのか?」
「こいつ等は魔法の練習のし過ぎで魔力切れ起こしてるだけですよ。まぁ俺も魔力切れで人型とれないんですけどね。散々実験台に【幻惑】魔法とか色々使わされましたよ」
ハガネは頭をガシガシ掻きながら「参ったね、こりゃ」とプランと尻尾を揺らす。
ハガネを下ろし、氷室から魔力ポーションを取り出そうと扉を開けると、氷室の中は様々な大きさの空き瓶が詰まっていた。
「なんだこれは?」
トコトコとハガネが歩いてきてルーファスに白い歯を見せて笑う。
「あいつ等の魔力切れの原因。2人の合作回復ポーションです。まぁまだ効能が安定しないんですけどね」
ルーファスは1つ瓶を取り出して、仕事用の黒メガネを掛ける。
【聖竜の回復ポーション】
効能:眠気・疲労・肩こり・眼精疲労・腰痛・頭痛・歯痛・解毒・呪い・腹痛・耳鳴り・幻惑・幻聴・痺れ・体力・回復2日間継続
「・・・なんだこのエゲツない効能は・・・」
「んーっ、若旦那への2人の愛?」
ハガネが短い手を肩をすくめながら上げる。
ルーファスは瓶を氷室に戻し、氷室の奥に追いやられた魔力回復ポーションを3本取り出す。
1本をハガネに渡す。
「若旦那、あいつ等怒らないでやってくれよ?自分達にここで出来る事を考えた末に行きついたのがアレなんだ。【聖域の雫】並みにヤバいヤツだけど、若旦那の仕事の疲れを取る効能を考えて悩みまくって何個も作りまわってたから」
腰に手をおいてグイっと魔力回復ポーションをハガネが一気飲みするといつもの人型に戻り、プハァーっと息を吐く。
「まったく、無茶ばかりして仕方がない奴等だ。しかし薬草はどうしたんだ?ここにポーションを作る材料は無いと思うが」
「ああ、アルビーが1人で薬草を採ってきて、アカリはココで水をアカリのだし汁にしながら魔力入れてたんですよ。アルビーが居ないおかげで効能が安定してないのが大半ですけど」
ルーファスが苦笑いしながら可愛い弟分と番を起こしに行く。
「アルビー、魔力ポーション飲めるか?」
うすぼんやりと目を開けたアルビーに、ポンッと蓋を開けて、口に差し込むとアルビーが目を白黒させながらポーションを飲み干す。
「っ・・・不味っ!!!」
ペッペッと舌を出してアルビーが涙目でルーファスを恨みがましそうに見る。
「アルビー、アカリを起こすから人型に戻れるか?」
「あんまりその魔力ポーションじゃ長い時間人型に戻れないよ?それにもうアカリとはこの姿で遊んでもらってるから平気だと思う」
「そうか。ならそのままでいいな」
朱里の口に魔力回復ポーションを入れると眉間にしわを寄せて朱里が目を覚ます。
「アカリ、飲めるか?」
「不味っ!!・・・なにそれ????」
口を閉じて一の字に閉じると朱里は顔を背ける。
毒蛇の時もそうだが、朱里は自分が食べたり飲んだりする物で不味い物は一口で拒否する癖があるのをルーファスは改めて思い起こした。
「アカリ、魔力回復ポーションだから飲んでおけ。そのままだとフラフラで頭痛がしてくるぞ?」
ルーファスにポーションを口に近づけられて朱里は眉間にしわを寄せて嫌がる。
「アカリ、私は飲んだよ!不味かったけど!」
アルビーの一言に、朱里はルーファスからポーションを受け取る。
朱里の『お姉ちゃん』としてのプライドで『弟には負けられない』と一気に飲み干した。
「~っ不味いっっ!!!」
朱里が涙目でルーファスに恨みがましい顔をするとハガネがカラカラと笑い声をあげる。
「アルビーと同じとかっ!本当に姉弟だな」
朱里がフフーンと胸を張るとアルビーは首をひねる。
ルーファスはそんな朱里とアルビーを撫でる。
「二人共、色々していたようだがあまり無茶はするな?」
2人は顔を見合わせてから、急いで氷室から瓶を抱えて持ってくる。
テーブルに並べて2人はおススメをルーファスに指さす。
「私の一押しはコレ。疲労回復特化ポーション!」
「アカリ、それは余計な効能多かったじゃない?オーソドックスに私は夜遅くまで働いてるルーファスに寝不足特化のポーションをおススメ」
「アルビー、でもそれ、眠れなくなる効能も入ってなかった?」
「24時間働けるよ?眠気しらずだよ」
2人は「ならばこっち!」と新たに別のポーションを指さし、ルーファスは収拾がつかない。と、適当に1本飲み干す。
「んっ、意外とこれは甘いな」
ルーファスの言葉に2人はうんうんと頷く。
「だって私のだし汁だから、ルーファスには甘く感じるの間違いなしだしね」
「他の人が飲んだら無味なんだけどね。私は甘いと感じるから聖属性同士って便利だよね」
のん気に2人が喋っているのを聞いて飲み干したポーションの効能を瓶に残った液体で黒メガネを使い鑑定する。
【聖竜の回復ポーション】
効能:食欲不振・熱さまし・頭痛・喉の痛み・動機息切れ・体力・魔力・回復ポーション1日継続
「風邪薬だな・・・」
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