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7章
銃を放て
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マデリーヌの部下達を引き連れて、客室を1つ1つ開けて他に海賊が潜んでいないか、乗船客が隠れていないかを調べつつ、客室に二組ずつ置いてあるバスローブを服代わりに着こむ部下達。
流石に下着姿でうろつかせるのはどうだろう?と、いう話になったものの、バスローブ姿もどうだろう?と、思わないでもないが、贅沢を言っている暇もない。
たまにある当たり部屋は部下達の士気も上がっていた。
偽騎士が居る部屋は当たり部屋で自分の剥ぎ取られた騎士団服を取り返すチャンス。
「オレの騎士服だー!!やったー!」
「くっそー!オレの服着てるの何処のどいつだよ!」
騎士服を取り戻した部下はバスローブからおさらば出来るとあって必死なところがある。
レストランの食糧倉庫に戻り、捕らえた海賊と船員達をマデリーヌの部下達が見張り、レストラン内の乗客への対応も部下達に任せ、残りの部下と共に他の場所も見て回ると、海賊達や偽騎士との戦闘が数回起こった。
「残るは甲板やマストか」
「ありすさん達は大丈夫か連絡を入れないと」
「ああ、そうだな」
ルーファスが腕輪に魔力を込めて通信を開始する。
「こちらは残るところ甲板付近だけになったが、そっちはどうだ?」
『こっちは問題ないっしょ。・・・あっ、かなり速度が出てるから甲板は気を付けてほしいって』
「了解した。何かあれば直ぐに連絡しろ」
『りょーかいっしょ』
通信を切ると、朱里が聞こえた通信の声に笑顔になる。
「ありすさん、つわり収まったのかな?」
「そのようだな。早めに陸地に着いて落ち着かせてやらないとな」
「そうですね。私も早く温泉大陸に帰って何か食べたいです」
「そういえば、食いっぱぐれたんだったな」
くぅ~・・・。
朱里のお腹が小さく鳴るとルーファスが小さく笑いながら「何が食べたい?」と聞けば、朱里は間髪入れずに「お肉かフライドポテト」とニコニコ笑顔で答える。
「なぁ、アカリ・・・生肉が良いとか言わないよな?」
不安そうな目でルーファスが朱里を見れば、朱里が眉間にしわを寄せて「ぉぇっ」と言っている。
「無理。生肉は無理。想像したら気持ち悪くなってくる・・・。よく焼いたお肉が良いです。脂身とかカリカリに焼いてくれたら尚良し!」
「生肉が欲しくないなら、人狼化はしてないのか・・・」
ルーファスの言葉に朱里が「何のことだろう?」とキョトンとした顔でルーファスを見る。
「あ・・・」
「どうした?」
朱里が自分のお腹に手を当てて首を振ると、ルーファスが朱里の顔を覗き込む。
「何でもないよ。大丈夫だから」
「本当に大丈夫か?」
「うん。最近、なんだかお腹がポコポコ音がするなってだけだから」
「よくわからんが、大丈夫ならいいんだが・・・」
ルーファスが甲板の扉に手をかけ開けようと力を入れると、かなりの圧が掛かり力任せに扉を開けた瞬間、内側の空気が外へ一気に吸い出され、ルーファスが足を踏みとどまらせると、ルーファスの背中に朱里がボスっと顔をぶつけ「きゃん!」と悲鳴を上げる。
「アカリ、かなり風力があるみたいだ。アカリは危ないからココに居ろ」
「だい、じょーぶ。・・・あっ!見て、ルーファス!奥の救命船の所に人がいる!」
朱里が指をさす方向を見れば、船尾付近に結びつけられた救命船の縄をサーベルで叩き落している人物の姿が見える。
騎士団の服をだらしなく着こなして赤いバンダナを頭に巻いている男。
「マデリーヌ!見覚えのある人物か?」
「あの風貌からして海賊ですね。リーダー格かもしれません」
男が次々に救命船を海へ落としていく。
何をしているのだろう?と、朱里が思っていると、男は今度は救命船に乗り、縄を切り始める。
「不味い!あいつ逃げる気だ!」
「行くぞ!」
マデリーヌの部下達が風圧をもろともせずに、むしろ追い風とばかりに船尾へ一気に走っていく。
朱里に「ここに居ろ」と言い残し、ルーファスも船尾へ向かえば、マデリーヌの部下達に男は救命船から引きずり降ろされた後だった。
「お前達よくやった!縛り上げて連行だ!」
マデリーヌが声をだし、部下達が気が緩んだ瞬間、ドンッという銃声が甲板に響いた。
「あ・・・」
ゆっくりと崩れる様に甲板の床にルーファスが倒れ込むと、マデリーヌが捕らえた男の手に持っている魔導銃に目を見開き腰のレイピアを抜き取るが、2発の目の銃声が鳴り響き、マデリーヌが肩から血を流しながら後ずさる。
「近付けば撃つ!」
男がマデリーヌと部下達に銃を振り回せば、男から距離を離すしかなかった。
その中で動いたのは朱里だった。
「ルーファス!」
悲鳴に近い声で走ってくる朱里に魔導銃を向けながら男は朱里の恰好から【聖女】だと思い、撃たずにそのまま銃口を向けたまま、朱里を見る。
床に倒れたルーファスの脇腹から流れ出る血に朱里が自分の腰からポーションを取りだそうと、ポージョンホルダーに手を掛けると朱里の頭に魔導銃が押し付けられる。
「【聖女】様は俺と一緒に来てもらおうか」
『万が一には遠慮なくぶっ放せ』ルーファスの言葉が朱里の中でする。
ポーションホルダーに万が一の時の為に持ってきた魔導銃に朱里の手が触れる。
今が万が一の時だ!と、朱里が魔導銃を取り出し魔力を込めてトリガーを引くと、ドンッと音が鳴り響くと朱里が悲鳴を上げる。
「きゃあっ!」
朱里の指先が赤く染まり、手に持っていた魔導銃が床に落ちる。
「このクソ女!」
男が銃を振り上げると、また銃声が甲板に響き渡った。
流石に下着姿でうろつかせるのはどうだろう?と、いう話になったものの、バスローブ姿もどうだろう?と、思わないでもないが、贅沢を言っている暇もない。
たまにある当たり部屋は部下達の士気も上がっていた。
偽騎士が居る部屋は当たり部屋で自分の剥ぎ取られた騎士団服を取り返すチャンス。
「オレの騎士服だー!!やったー!」
「くっそー!オレの服着てるの何処のどいつだよ!」
騎士服を取り戻した部下はバスローブからおさらば出来るとあって必死なところがある。
レストランの食糧倉庫に戻り、捕らえた海賊と船員達をマデリーヌの部下達が見張り、レストラン内の乗客への対応も部下達に任せ、残りの部下と共に他の場所も見て回ると、海賊達や偽騎士との戦闘が数回起こった。
「残るは甲板やマストか」
「ありすさん達は大丈夫か連絡を入れないと」
「ああ、そうだな」
ルーファスが腕輪に魔力を込めて通信を開始する。
「こちらは残るところ甲板付近だけになったが、そっちはどうだ?」
『こっちは問題ないっしょ。・・・あっ、かなり速度が出てるから甲板は気を付けてほしいって』
「了解した。何かあれば直ぐに連絡しろ」
『りょーかいっしょ』
通信を切ると、朱里が聞こえた通信の声に笑顔になる。
「ありすさん、つわり収まったのかな?」
「そのようだな。早めに陸地に着いて落ち着かせてやらないとな」
「そうですね。私も早く温泉大陸に帰って何か食べたいです」
「そういえば、食いっぱぐれたんだったな」
くぅ~・・・。
朱里のお腹が小さく鳴るとルーファスが小さく笑いながら「何が食べたい?」と聞けば、朱里は間髪入れずに「お肉かフライドポテト」とニコニコ笑顔で答える。
「なぁ、アカリ・・・生肉が良いとか言わないよな?」
不安そうな目でルーファスが朱里を見れば、朱里が眉間にしわを寄せて「ぉぇっ」と言っている。
「無理。生肉は無理。想像したら気持ち悪くなってくる・・・。よく焼いたお肉が良いです。脂身とかカリカリに焼いてくれたら尚良し!」
「生肉が欲しくないなら、人狼化はしてないのか・・・」
ルーファスの言葉に朱里が「何のことだろう?」とキョトンとした顔でルーファスを見る。
「あ・・・」
「どうした?」
朱里が自分のお腹に手を当てて首を振ると、ルーファスが朱里の顔を覗き込む。
「何でもないよ。大丈夫だから」
「本当に大丈夫か?」
「うん。最近、なんだかお腹がポコポコ音がするなってだけだから」
「よくわからんが、大丈夫ならいいんだが・・・」
ルーファスが甲板の扉に手をかけ開けようと力を入れると、かなりの圧が掛かり力任せに扉を開けた瞬間、内側の空気が外へ一気に吸い出され、ルーファスが足を踏みとどまらせると、ルーファスの背中に朱里がボスっと顔をぶつけ「きゃん!」と悲鳴を上げる。
「アカリ、かなり風力があるみたいだ。アカリは危ないからココに居ろ」
「だい、じょーぶ。・・・あっ!見て、ルーファス!奥の救命船の所に人がいる!」
朱里が指をさす方向を見れば、船尾付近に結びつけられた救命船の縄をサーベルで叩き落している人物の姿が見える。
騎士団の服をだらしなく着こなして赤いバンダナを頭に巻いている男。
「マデリーヌ!見覚えのある人物か?」
「あの風貌からして海賊ですね。リーダー格かもしれません」
男が次々に救命船を海へ落としていく。
何をしているのだろう?と、朱里が思っていると、男は今度は救命船に乗り、縄を切り始める。
「不味い!あいつ逃げる気だ!」
「行くぞ!」
マデリーヌの部下達が風圧をもろともせずに、むしろ追い風とばかりに船尾へ一気に走っていく。
朱里に「ここに居ろ」と言い残し、ルーファスも船尾へ向かえば、マデリーヌの部下達に男は救命船から引きずり降ろされた後だった。
「お前達よくやった!縛り上げて連行だ!」
マデリーヌが声をだし、部下達が気が緩んだ瞬間、ドンッという銃声が甲板に響いた。
「あ・・・」
ゆっくりと崩れる様に甲板の床にルーファスが倒れ込むと、マデリーヌが捕らえた男の手に持っている魔導銃に目を見開き腰のレイピアを抜き取るが、2発の目の銃声が鳴り響き、マデリーヌが肩から血を流しながら後ずさる。
「近付けば撃つ!」
男がマデリーヌと部下達に銃を振り回せば、男から距離を離すしかなかった。
その中で動いたのは朱里だった。
「ルーファス!」
悲鳴に近い声で走ってくる朱里に魔導銃を向けながら男は朱里の恰好から【聖女】だと思い、撃たずにそのまま銃口を向けたまま、朱里を見る。
床に倒れたルーファスの脇腹から流れ出る血に朱里が自分の腰からポーションを取りだそうと、ポージョンホルダーに手を掛けると朱里の頭に魔導銃が押し付けられる。
「【聖女】様は俺と一緒に来てもらおうか」
『万が一には遠慮なくぶっ放せ』ルーファスの言葉が朱里の中でする。
ポーションホルダーに万が一の時の為に持ってきた魔導銃に朱里の手が触れる。
今が万が一の時だ!と、朱里が魔導銃を取り出し魔力を込めてトリガーを引くと、ドンッと音が鳴り響くと朱里が悲鳴を上げる。
「きゃあっ!」
朱里の指先が赤く染まり、手に持っていた魔導銃が床に落ちる。
「このクソ女!」
男が銃を振り上げると、また銃声が甲板に響き渡った。
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