225 / 960
9章
ドラゴン信仰の理由
しおりを挟む
朱里の店のレストランの竜の癒し木の下のテーブルでカレーパンをイルマールとエスタークに出して、1口揚げあんドーナッツをグリムレインの口に入れていく。
「ふふ。ミシリマーフ国のカレーパン人気があるんですよ」
朱里が笑いながら、グリムレインの口の周りを拭きながら2人に勧めて「グリムレインは辛いの苦手だから甘い方が良いんだよね」と、あんドーナッツを1つ自分の口にも入れる。
「女将、グリムレインと話がしたいのだが、良いだろうか?」
「主、このカレーパン美味しいですよ」
「・・・お前、むぐっ・・・ああ、確かに美味いな」
イルマールの口にカレーパンを突っ込んでエスタークが指に着いた油を舐めると、朱里が手拭きを渡す。
イルマールが食べ終わるのを見守りながら、グリムレインが氷抹茶を出して、口に入れながらシャクシャク飲み込むと口を開く。
「それで、お前達は我に何の用だ?あの魔術師といいミシリマーフ国は何なのだ?」
2人はグリムレインがこうも容易く対話をしてくれるとは思って居なかったので少し考える。
対話不成立の時の謝り倒す言葉しか考えていなかったというのが正直なところである。
「南国ミシリマーフでは『冬は神官の祈りが足りなかったからだ』という声もあるぐらいに、グリムレインのもたらす冬は嫌われているのだが、しかし、農作物を駄目にしても、土地を休眠させてより良い実りをもたらしてくれているのも事実で・・・何とか、話し合いでどうにかしてもらえないかと・・・」
「それは無理だな。我が冬に雪をもたらせるのは精霊達が騒ぐからだ」
「精霊・・・ですか?」
「そうだ。そもそも、何故ミシリマーフ国がドラゴンに知恵を借りてドラゴン信仰になったか知っているか?」
イルマールとエスタークはお互いに目線を合わせて首を振る。
生まれた時から『この国はドラゴンの知恵によって栄えてきた国なんだよ』くらいの知識しかない。
「いえ、神官の息子としては恥ずかしい限りですが、ドラゴンの知恵を借りて発展した国だとしか聞き及んでいません」
「やれやれだな。自分の国の生い立ちや信仰する物の根本を知っておけ」
グリムレインは遠い記憶を呼び覚ます。
まだ少し緑が溢れる砂漠の土地ミシリマーフを。
キッカケは白虎族のジス家の人間を”彼女”が気に入った事から始まっただろうか?
「ミシリマーフ国がまだ小国家だった頃、ベルデラ大陸のバステト王国がまだ健在して居た頃に遡る。バステトの支配下にならないミシリマーフへ、バステトが仕掛けた魔法は、死に至る魔法。少し前に【病魔】だったか?あれに似ていたな。人は死に、緑は枯れ果て・・・やがて土地に住む精霊が弱り、死の砂漠地帯になり果てた」
「バステト王国・・・随分と古い時代の王国ですね」
ベルデラ大陸の北東にバステトがあり、南西にあるのがミシリマーフ。
同じ大陸ではあるが、お互いに砂漠地帯の国でしかない。
今は旧バステト王国跡地には遺跡があるぐらいで、遠く離れた同じ大陸と言うだけだ。
グリムレインはイルマールの唯一残った片耳に目を向けて思い出す。
” グリムレイン、わたしは主君ではなく、友を見つけたの! ”
” 真っ白の可愛い虎の子よ ”
” 生贄の子だったの!可愛くて、つい肩入れしちゃったわ! ”
楽しそうに笑う”彼女”の声がグリムレインの中に蘇る。
目の前のジス家の息子を見た後で朱里を見る。
あの頃は解らなかった”彼女”の気持ちが今なら解る。
自分も主君を持って、可愛いと肩入れしてしまいたくなるのだから。
「そこでミシリマーフ国の人間がしたことは、1人の女を生贄に捧げて我らドラゴンに解決法の知恵を借りる事だった。それがミシリマーフが我らドラゴンを信仰という名で感謝しを示した事の始まりだ」
「生贄でドラゴンは知恵を授けて下さったのですか?」
「バカを言うな。生贄なんぞ望んでもいない。勝手に用意してきただけだ。だが、我の同胞が生贄の娘を気に入ってな、その娘の為に知恵を授けた。ジス家の初めの娘だ」
イルマールが驚いた様な顔をするが、グリムレインからしてみれば、自分の始まりの祖先の事を何故知らないのかの方が不思議で仕方がない。
「ジス家・・・おれの家系が代々神官の家系なのもそこに起因しているのでしょうか?」
「そんな事は知らん。だが、同胞はジス家の者にしか知恵を授けないと宣言していたな。まぁ、それがミシリマーフ国のドラゴン信仰の理由だ。あの国の土地は同胞の知恵が無ければ死の砂漠のままだった。今でもあの土地は死に一番近い精霊の悲鳴が酷い場所だ」
「精霊の悲鳴というのはどういうことです?」
「土に水に火に色々な物に精霊が宿っているが、目に見えたり話が出来るものは少ない為に聞こえないのだろうが、あの国は魔力が常に吸い上げられている。だから、我が数年に一度、精霊たちの悲鳴が酷い時だけ我の魔力を宿した雪を降らせていたのだ。それを災害だの何だのと小うるさく言いおって・・・我だって同胞の願いでなければ見捨てておったわ」
グリムレインが少し不貞腐れたようにツンとそっぽを向けるのを見て、朱里が「グリムレインは優しいから見捨てられなかったんだね」と、笑いながらグリムレインの頬をつつく。
「嫁、それはちと違うぞ」
「ふふ。優しいんだから」
グリムレインを朱里が腕に抱き寄せながら頭を撫でて頬スリをしている姿をイルマールが見ながら、大事な事を知らずに過ごしてきた事に軽いめまいを起こしていた。
グリムレインのしてきた事を冬の恵みや土地の休眠ぐらいにしか思って居なかった自分にも、冬の3日間で嘆く人々の物事の知らなさにも、呆れてしまう。
バステト王国が滅びる前から手を貸してもらっているとしたら、このドラゴンは何百年ミシリマーフ国の大地に自分の魔力を降らせていたのだろう?
「なんだジス家の息子。我に何か言いたいのか?」
傍と目が合うと、グリムレインがイルマールに金色の凪いだ目で見つめ返してくるのだった。
「ふふ。ミシリマーフ国のカレーパン人気があるんですよ」
朱里が笑いながら、グリムレインの口の周りを拭きながら2人に勧めて「グリムレインは辛いの苦手だから甘い方が良いんだよね」と、あんドーナッツを1つ自分の口にも入れる。
「女将、グリムレインと話がしたいのだが、良いだろうか?」
「主、このカレーパン美味しいですよ」
「・・・お前、むぐっ・・・ああ、確かに美味いな」
イルマールの口にカレーパンを突っ込んでエスタークが指に着いた油を舐めると、朱里が手拭きを渡す。
イルマールが食べ終わるのを見守りながら、グリムレインが氷抹茶を出して、口に入れながらシャクシャク飲み込むと口を開く。
「それで、お前達は我に何の用だ?あの魔術師といいミシリマーフ国は何なのだ?」
2人はグリムレインがこうも容易く対話をしてくれるとは思って居なかったので少し考える。
対話不成立の時の謝り倒す言葉しか考えていなかったというのが正直なところである。
「南国ミシリマーフでは『冬は神官の祈りが足りなかったからだ』という声もあるぐらいに、グリムレインのもたらす冬は嫌われているのだが、しかし、農作物を駄目にしても、土地を休眠させてより良い実りをもたらしてくれているのも事実で・・・何とか、話し合いでどうにかしてもらえないかと・・・」
「それは無理だな。我が冬に雪をもたらせるのは精霊達が騒ぐからだ」
「精霊・・・ですか?」
「そうだ。そもそも、何故ミシリマーフ国がドラゴンに知恵を借りてドラゴン信仰になったか知っているか?」
イルマールとエスタークはお互いに目線を合わせて首を振る。
生まれた時から『この国はドラゴンの知恵によって栄えてきた国なんだよ』くらいの知識しかない。
「いえ、神官の息子としては恥ずかしい限りですが、ドラゴンの知恵を借りて発展した国だとしか聞き及んでいません」
「やれやれだな。自分の国の生い立ちや信仰する物の根本を知っておけ」
グリムレインは遠い記憶を呼び覚ます。
まだ少し緑が溢れる砂漠の土地ミシリマーフを。
キッカケは白虎族のジス家の人間を”彼女”が気に入った事から始まっただろうか?
「ミシリマーフ国がまだ小国家だった頃、ベルデラ大陸のバステト王国がまだ健在して居た頃に遡る。バステトの支配下にならないミシリマーフへ、バステトが仕掛けた魔法は、死に至る魔法。少し前に【病魔】だったか?あれに似ていたな。人は死に、緑は枯れ果て・・・やがて土地に住む精霊が弱り、死の砂漠地帯になり果てた」
「バステト王国・・・随分と古い時代の王国ですね」
ベルデラ大陸の北東にバステトがあり、南西にあるのがミシリマーフ。
同じ大陸ではあるが、お互いに砂漠地帯の国でしかない。
今は旧バステト王国跡地には遺跡があるぐらいで、遠く離れた同じ大陸と言うだけだ。
グリムレインはイルマールの唯一残った片耳に目を向けて思い出す。
” グリムレイン、わたしは主君ではなく、友を見つけたの! ”
” 真っ白の可愛い虎の子よ ”
” 生贄の子だったの!可愛くて、つい肩入れしちゃったわ! ”
楽しそうに笑う”彼女”の声がグリムレインの中に蘇る。
目の前のジス家の息子を見た後で朱里を見る。
あの頃は解らなかった”彼女”の気持ちが今なら解る。
自分も主君を持って、可愛いと肩入れしてしまいたくなるのだから。
「そこでミシリマーフ国の人間がしたことは、1人の女を生贄に捧げて我らドラゴンに解決法の知恵を借りる事だった。それがミシリマーフが我らドラゴンを信仰という名で感謝しを示した事の始まりだ」
「生贄でドラゴンは知恵を授けて下さったのですか?」
「バカを言うな。生贄なんぞ望んでもいない。勝手に用意してきただけだ。だが、我の同胞が生贄の娘を気に入ってな、その娘の為に知恵を授けた。ジス家の初めの娘だ」
イルマールが驚いた様な顔をするが、グリムレインからしてみれば、自分の始まりの祖先の事を何故知らないのかの方が不思議で仕方がない。
「ジス家・・・おれの家系が代々神官の家系なのもそこに起因しているのでしょうか?」
「そんな事は知らん。だが、同胞はジス家の者にしか知恵を授けないと宣言していたな。まぁ、それがミシリマーフ国のドラゴン信仰の理由だ。あの国の土地は同胞の知恵が無ければ死の砂漠のままだった。今でもあの土地は死に一番近い精霊の悲鳴が酷い場所だ」
「精霊の悲鳴というのはどういうことです?」
「土に水に火に色々な物に精霊が宿っているが、目に見えたり話が出来るものは少ない為に聞こえないのだろうが、あの国は魔力が常に吸い上げられている。だから、我が数年に一度、精霊たちの悲鳴が酷い時だけ我の魔力を宿した雪を降らせていたのだ。それを災害だの何だのと小うるさく言いおって・・・我だって同胞の願いでなければ見捨てておったわ」
グリムレインが少し不貞腐れたようにツンとそっぽを向けるのを見て、朱里が「グリムレインは優しいから見捨てられなかったんだね」と、笑いながらグリムレインの頬をつつく。
「嫁、それはちと違うぞ」
「ふふ。優しいんだから」
グリムレインを朱里が腕に抱き寄せながら頭を撫でて頬スリをしている姿をイルマールが見ながら、大事な事を知らずに過ごしてきた事に軽いめまいを起こしていた。
グリムレインのしてきた事を冬の恵みや土地の休眠ぐらいにしか思って居なかった自分にも、冬の3日間で嘆く人々の物事の知らなさにも、呆れてしまう。
バステト王国が滅びる前から手を貸してもらっているとしたら、このドラゴンは何百年ミシリマーフ国の大地に自分の魔力を降らせていたのだろう?
「なんだジス家の息子。我に何か言いたいのか?」
傍と目が合うと、グリムレインがイルマールに金色の凪いだ目で見つめ返してくるのだった。
54
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です
朝陽七彩
恋愛
私は。
「夕鶴、こっちにおいで」
現役の高校生だけど。
「ずっと夕鶴とこうしていたい」
担任の先生と。
「夕鶴を誰にも渡したくない」
付き合っています。
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
神城夕鶴(かみしろ ゆづる)
軽音楽部の絶対的エース
飛鷹隼理(ひだか しゅんり)
アイドル的存在の超イケメン先生
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
彼の名前は飛鷹隼理くん。
隼理くんは。
「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」
そう言って……。
「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」
そして隼理くんは……。
……‼
しゅっ……隼理くん……っ。
そんなことをされたら……。
隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。
……だけど……。
え……。
誰……?
誰なの……?
その人はいったい誰なの、隼理くん。
ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。
その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。
でも。
でも訊けない。
隼理くんに直接訊くことなんて。
私にはできない。
私は。
私は、これから先、一体どうすればいいの……?
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
婚約解消されたら隣にいた男に攫われて、強請るまで抱かれたんですけど?〜暴君の暴君が暴君過ぎた話〜
紬あおい
恋愛
婚約解消された瞬間「俺が貰う」と連れ去られ、もっとしてと強請るまで抱き潰されたお話。
連れ去った強引な男は、実は一途で高貴な人だった。
淫らな蜜に狂わされ
歌龍吟伶
恋愛
普段と変わらない日々は思わぬ形で終わりを迎える…突然の出会い、そして体も心も開かれた少女の人生録。
全体的に性的表現・性行為あり。
他所で知人限定公開していましたが、こちらに移しました。
全3話完結済みです。
【完結】異世界に転移しましたら、四人の夫に溺愛されることになりました(笑)
かのん
恋愛
気が付けば、喧騒など全く聞こえない、鳥のさえずりが穏やかに聞こえる森にいました。
わぁ、こんな静かなところ初めて~なんて、のんびりしていたら、目の前に麗しの美形達が現れて・・・
これは、女性が少ない世界に転移した二十九歳独身女性が、あれよあれよという間に精霊の愛し子として囲われ、いつのまにか四人の男性と結婚し、あれよあれよという間に溺愛される物語。
あっさりめのお話です。それでもよろしければどうぞ!
本日だけ、二話更新。毎日朝10時に更新します。
完結しておりますので、安心してお読みください。
【R18】純粋無垢なプリンセスは、婚礼した冷徹と噂される美麗国王に三日三晩の初夜で蕩かされるほど溺愛される
奏音 美都
恋愛
数々の困難を乗り越えて、ようやく誓約の儀を交わしたグレートブルタン国のプリンセスであるルチアとシュタート王国、国王のクロード。
けれど、それぞれの執務に追われ、誓約の儀から二ヶ月経っても夫婦の時間を過ごせずにいた。
そんなある日、ルチアの元にクロードから別邸への招待状が届けられる。そこで三日三晩の甘い蕩かされるような初夜を過ごしながら、クロードの過去を知ることになる。
2人の出会いを描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスを野盗から助け出したのは、冷徹と噂される美麗国王でした」https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/443443630
2人の誓約の儀を描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスは、冷徹と噂される美麗国王と誓約の儀を結ぶ」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/183445041
過去1ヶ月以内にノーチェの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、ノーチェのすべての番外編を読むことができます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にノーチェの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、ノーチェのすべての番外編を読むことができます。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。