黒狼の可愛いおヨメさま

ろいず

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12章

試験官3日目 前編 ※R-18 獣姦表現があります

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 目を覚ますとほこほこと温かい毛皮に包まれていて、気持ち良さに思わず二度寝をしようとして顔をペロペロと生暖かい舌で舐められて目を開けると、獣化したルーファスの顔が目の前にある。

「アカリ、身支度をしないと遅刻をするぞ」
「んー・・・はぁい。んっ、おはようござい・・・ます」
「ん。おはようアカリ」
 体を起こして目をこすりながら、まだ寝ぼけている頭で「うーん」と気怠いと思いつつもベッドから降りると小さく伸びをして、のろのろと洗面台に向かい顔を洗って頭を覚醒させると部屋のドアをノックする音が聞こえる。

 コンコンッ コンコン

 誰だろう?と、小さなハンドタオルで顔を拭きながらドアを開けようとしたら、足元をスルリとルーファスが滑り込み、口に咥えた服を手渡される。

「ありがとー・・・って、私、寝る前に服着たと思ったんだけど・・・」
 自分の姿を見ればパンツ1枚の状態だった。ルーファスを見ればフイッと顔を横に向けている。
「もぅ、悪い子なんだから」
 クスッと笑いながら手渡されたロングシャツを着てドアを開けると、そこにはギルドの職員が立っていた。

「ミヤ試験官ご無事でしたか・・・良かった」
「あの、何かあったんですか?」
 ホッとした様子の職員に首を傾げると、ギルド職員が少し困った顔をして説明を始めた。

「昨夜、試験官が何人か襲われたらしく、今試験官の宿を1軒ずつ安否確認に走り回っているんです」
「ああ、それなら私達も昨日の夜襲われそうになりました」
「ミヤ試験官、犯人は見ましたか?!」
「いえ、見てはいませんが、不合格になった受講生みたいです」
「見ていないのに受講生だと・・・?何か特徴でもありましたか?」
「あ、ルーが匂いで分かるので」
 朱里のルーファスの頭を撫でながら、ふわっと笑うとルーファスが目を閉じて朱里の太腿に頭を擦り付ける。

「・・・でしたら、ルーに昨日の受講生を匂ってもらえば犯人の目星がつきますか?」
「どうかな?ルー」
「ウォン」
 朱里にスリっとスリつき大丈夫だと告げると、朱里が職員に「大丈夫みたいです」と微笑む。
職員が少したじろぐとルーファスが小さく唸る。

「えと、それでは直ぐに一緒にギルドの方へ来てもらう事は可能ですか?」
「あ、はい。直ぐに着替えますので少しお待ちいただけるとありがたいです」
 ギルド職員が朱里を見下ろした後で顔を赤くすると、ルーファスが頭で職員をドアの外へ追い出す。

「まったく、人の番に・・・」
 ぶつぶつとルーファスが文句を言いながら振り返ると、朱里が前かがみになりながらブラジャーを付けていた。
もふっとルーファスが胸の谷間に吸い込まれるように鼻先を突っ込むと、朱里に指でぺちっと鼻を押される。

「メッ。早く着替えないといけないんだから」
「誘惑したのはアカリの方なのにか?」
「してません。胸のお肉を屈んでカップに入れてるだけ。こうすると胸の形が変にならないの」
「ふむ。・・・ムラッときた」
「っ!何を言ってるんですか・・・もぅ、急がないといけないんですってば」
「待たせておけばいい」
 グイグイとブラジャーの肩紐を口で引っ張るルーファスに慌てて「駄目だったら!」と声を上げると、ドアがノックされ職員が「大丈夫ですか?」と声を掛けてくる。

「あ、大丈夫です!・・・すいません」
 ルーファスを困った顔で睨みつければ、尻尾を振りながらルーファスが頭で朱里を押してベッドに座らせる。
足の間にルーファスが入ると朱里に甘える様に顔を胸や鎖骨に押し付けてくる。
「駄目ですってば・・・もぅ!獣化してると人を襲いたくなるの?」
 ひそひそと小声でルーファスに文句を言えば、ルーファスは腰を押し付けて、下着越しに棒状の物が押し付けられているのが判る。

「ルーファス・・・朝、ですよ?あの、人も居るんですよ?」
 顔を赤くしながら朱里がルーファスの顔の毛を小さく引っ張ると首筋を舐められ小さく囁かれる。
「アカリとしたい。今」
「ううっ・・・でも、時間が・・・」
「獣化していれば挿入れやすいだろう?」
「・・・1回・・・1回だけですから・・・ね」
 朱里が少し顔を逸らしながら、自分の下着を指でズラしながら秘部を指で開き顔を真っ赤にする。

「ありがとうアカリ。無理を言って悪いな」
「ん、ん。ど・・・どうぞ」
 ルーファスが朱里が受け入れやすい様に指で開いた蜜孔に肉棒を押し当てると、指にもあたり朱里が「あっ」と声を漏らす。
人型の時とは違い、ぬるっとして入りやすく朱里の愛液がなくともずぶずぶと入っていく。

「あっくっ、熱いぃ・・・んっくぅん」
「アカリ、少し声を我慢しろ」
「・・・っ、ひぅっ・・・っ、くぅ・・・っ」
 声を漏らさない様にルーファスを抱きしめながら受け入れてモフモフとした毛皮に顔を埋める。

「んっ、ふぅ、はぅ、奥熱い・・・んっ」
「アカリ、アカリ、オレの可愛い唯一」
「あっ、あっ、あっ、激しくしちゃ、やぁっ・・・んっあっあっ」
 速度を上げた腰の動きにキュウッと朱里の蜜肉が奥へと奥へと包み込んで誘う様に肉棒を締め上げていく。
「あっんっ、あっ、ルー・・・っ好きぃっ」
「オレも世界で唯一アカリが好きだ」
 ルーファスの動きが止まるとブルッと身震いして朱里の胎内に吐精して、溢れ出した白濁がじゅぷと音を立てながら蜜口からゆっくりと滴り落ちていく。
「あっはぁんっ、あぅ・・・熱っ・・・中に熱いのが・・・あんっ」
 はふはふと息をしながら朱里がルーファスの毛皮から顔を上げると、少し汗ばんだ朱里の額をルーファスの舌が舐め上げる。

コンコンと、またドアがノックされ、朱里が「あ・・・急がなきゃ」と、ルーファスに困った顔で笑うと、まだ挿入して繋がったままだった物がまた張り詰めて、子宮口を押し上げる。

「あうっ・・・あっ、駄目、んんっ」
 
「ミヤ試験官、まだお時間かかりますか?」

 ルーファスがグイッと腰を上げるとビクビクと下腹部が反応し、声を上げそうになるのを手で口を押えて声を押し殺す。

「あの、もう少し、掛かるので・・・先にギルドに行ってくださいっ、直ぐ追いますので」
「わかりました。十分お気をつけて来てくださいね」
「はいっ・・・すいません・・っ」
 職員の足音が立ち去る音にホッとしながら、突き上げを繰り返えされて限界を超えていた体も心も理性を手放す。

「あっ、もぅ、駄目ぇ、もっとぉ・・・んっあっああ___っ」
 
 結局、抜かずの3発目までやってしまい、疲労ポーションと体力回復ポーションを飲んで時間が掛かった分、化粧や髪型をいつもより念入りにしてギルドに出向いたのは1時間以上経ってからだった。
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