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21章
異世界聖女⑤
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温泉大陸の住民区にある青果店通りに、産院があり【聖女】とかつて名をはせていた旧姓、東雲ありすもそこの住民として二十年以上そこで暮らしている。
今現在は、夫のリロノスと夫婦二人で暮らしていて、娘のリリスは嫁入し、息子のシノリアは騎士として騎士団に入隊し、今現在は魔法学園のある魔国で任務にあたっている。
アリスとしては、色々な発明品を【風雷商】と合作で作り続けているので、働かなくても老後も安泰というところで、暇を持て余しているのは確かで、リロノスは『女将亭』でリリスのワッフルショップで手伝いをして過ごしている。
「と、いう訳でして……出来たらお手伝い願えないかと思っているのですが」
製薬部隊から、特殊ポーションの製薬を頼まれアリスは二つ返事で承諾し、【刻狼亭】の料亭へ向かうと、料亭の前で三つ子の子供達とアカリが妙な踊りをしていた。
「アカリっち、何してるし?」
「あっ、ありすさんいらっしゃーい。今ね、ラジオ体操はこうするんだよって教えてたの」
「……アカリっちって、実は運動音痴っしょ?」
「え?」
アカリが首を傾げ、ありすが「こうっしょ?」と鼻歌を歌いながら、ラジオ体操の動きをすると、三つ子も「あー、なるほど」と頷く。
アカリのラジオ体操の動きとリズムがちぐはぐで、子供達も少し難解な動きに「もう一度」とアカリに聞いていた所だったのだが、根本的にアカリの動きが悪かったらしい。
三つ子は手を振りながら今日は海辺で遊ぶのだと出掛けて行った。
アカリとアリスが料亭へ入り、製薬室へ行くとアルビーが製薬室で聖水を作りながら大きな子供サイズのフラスコに流し込んでいた。
「随分、いっぱい聖水作ってるんだね」
「アカリにアリス、いらっしゃい! 私の聖水なら聖属性付与がかなり濃く出るからね。出来るなら濃厚な特殊ポーションを作りたいじゃない?」
「うちも今日は魔力高めな温泉卵と野菜でバリバリっしょ!」
「私も一番大きい魔石を埋めた所のお野菜食べてきたよ!」
製薬部隊も新しく採取してきた薬草をすりつぶしながら、用意は出来ていると親指を立てる。
手順はいつも通りだが、確かに魔力の量が増えているらしく、魔石を砕く前の特殊ポーションに比べると効能基準が高いとマグノリアの製薬鑑定の結果が出た。
「あとはコレをどうやってテンっちに飲ませるかだよねー」
「近付いたら【恐怖】魔法でやられちゃいますからねぇ」
「んー……テンっち何気に察知能力高そうだから、大変そうっしょ」
「テンの【恐怖】も打ち消せたら良いんだけど……」
製薬室から出て、料亭でアカリとアリスとアルビーが魔力補充に、【刻狼亭】のコース料理を食べながら、まさに【刻狼亭】の作戦本部と化している執務室で議論されている事を話す。
「元の世界にあった麻酔銃みたいのでドーンって遠くから打っちゃえば楽かもですね」
「何それ?」
「トカゲちゃんに分りやすく言うと、素早い弓矢の先に特殊ポーションや睡眠ポーションを付けて遠くから打ちこむ武器っしょ!」
「物騒な武器があるんだね」
三人がそんな話をしながら、アリスが「あっ!」と思い付いた事を話す。
「魔石の時みたいにアカリっちや、うちの聖水を作って、その都市にミスト状に漂わせて効果無効を狙うのはどうっしょ?」
「ああ、確かに。アシュッヘルムより温泉大陸の方が魔力は上だから効果は打ち消せるかもしれないですね」
「でも、それにはグリムレインがかなり近くまで行かなきゃいけないんじゃない? 【魅了】されたら危なくない?」
「グリムレインは私の従者だし、多少の耐性はあるんじゃないかな? 何なら私とありすさんが背中に乗って手を繋いで居れば、お互いに能力効果が出るから【魅了】は効かないし……」
「いやいや、アカリっちはお腹に赤ちゃん居るんだから、駄目っしょ!」
「そうだよ! アカリは大人しくこの大陸に居なよ!」
アカリが少しつまらなさそうに口を尖らせて、青じそを巻いた肉巻き手毬寿司を口に入れる。
そんな顔をされてもね? と、アリスとアルビーが小さく首を振る。
「そういえば、異世界から来た子らしくて、この世界をゲームに見ているんですって」
「へぇー……でも、うち、それ解るー」
「そうなんですか? 私は普通に異世界だーとしか思わなかったけど……」
「乙女ゲームの中にでも入ったのかな? って思ったっしょ。だって、リロっちは【魔王】で、うちは【聖女】だし……しかも美形ときたら、乙女ゲームの世界って、思うし」
アリスが初めてこの世界に来た時の事を思い出して、あれは普通に小説やゲームや漫画の中で一番思い当たったのは乙女ゲームの世界だったなと思う。
まぁ、直ぐに異世界に転がり落ちたのだろうとリロノスに言われて、納得はした。
思い描いていた乙女ゲームの世界のシナリオなんて用意はされていないし、【聖女】の能力で危うく死にかけたし、ヒーローは一人しか用意されていない乙女ゲームは先ずない。
「その子、早めにこの世界がゲームじゃないって気付いてくれると良いのですけど……」
「でも、ゲームって思ってた方が、案外幸せって事もあるかもしれないっしょ」
「そうでしょうか?」
「もう元の世界に戻れないし、ワザとかどうかは分からないけど、都市の人々を【魅了】した以上は、罪に問われるっしょ」
「少し、可哀想な気もしますね……」
同じ異世界から来てしまった人間だから、もう元の世界に戻れないというのは少しだけ可哀想な気もする。
アカリもアリスも元の世界に未練はさほどないが、それでもあの便利な世界を懐かしくも思う。
若い子ならば余計に便利な道具には慣れているだろうから、この世界は少々生き辛いだろうと、老婆心ながら思う二人でもある。
流石に20年以上この世界で生きていると、苦労はないし、ゆっくりと流れる生活の中で、この世界が自分達の居場所になっているので、今更、元の世界へは戻る気もしないが……。
今現在は、夫のリロノスと夫婦二人で暮らしていて、娘のリリスは嫁入し、息子のシノリアは騎士として騎士団に入隊し、今現在は魔法学園のある魔国で任務にあたっている。
アリスとしては、色々な発明品を【風雷商】と合作で作り続けているので、働かなくても老後も安泰というところで、暇を持て余しているのは確かで、リロノスは『女将亭』でリリスのワッフルショップで手伝いをして過ごしている。
「と、いう訳でして……出来たらお手伝い願えないかと思っているのですが」
製薬部隊から、特殊ポーションの製薬を頼まれアリスは二つ返事で承諾し、【刻狼亭】の料亭へ向かうと、料亭の前で三つ子の子供達とアカリが妙な踊りをしていた。
「アカリっち、何してるし?」
「あっ、ありすさんいらっしゃーい。今ね、ラジオ体操はこうするんだよって教えてたの」
「……アカリっちって、実は運動音痴っしょ?」
「え?」
アカリが首を傾げ、ありすが「こうっしょ?」と鼻歌を歌いながら、ラジオ体操の動きをすると、三つ子も「あー、なるほど」と頷く。
アカリのラジオ体操の動きとリズムがちぐはぐで、子供達も少し難解な動きに「もう一度」とアカリに聞いていた所だったのだが、根本的にアカリの動きが悪かったらしい。
三つ子は手を振りながら今日は海辺で遊ぶのだと出掛けて行った。
アカリとアリスが料亭へ入り、製薬室へ行くとアルビーが製薬室で聖水を作りながら大きな子供サイズのフラスコに流し込んでいた。
「随分、いっぱい聖水作ってるんだね」
「アカリにアリス、いらっしゃい! 私の聖水なら聖属性付与がかなり濃く出るからね。出来るなら濃厚な特殊ポーションを作りたいじゃない?」
「うちも今日は魔力高めな温泉卵と野菜でバリバリっしょ!」
「私も一番大きい魔石を埋めた所のお野菜食べてきたよ!」
製薬部隊も新しく採取してきた薬草をすりつぶしながら、用意は出来ていると親指を立てる。
手順はいつも通りだが、確かに魔力の量が増えているらしく、魔石を砕く前の特殊ポーションに比べると効能基準が高いとマグノリアの製薬鑑定の結果が出た。
「あとはコレをどうやってテンっちに飲ませるかだよねー」
「近付いたら【恐怖】魔法でやられちゃいますからねぇ」
「んー……テンっち何気に察知能力高そうだから、大変そうっしょ」
「テンの【恐怖】も打ち消せたら良いんだけど……」
製薬室から出て、料亭でアカリとアリスとアルビーが魔力補充に、【刻狼亭】のコース料理を食べながら、まさに【刻狼亭】の作戦本部と化している執務室で議論されている事を話す。
「元の世界にあった麻酔銃みたいのでドーンって遠くから打っちゃえば楽かもですね」
「何それ?」
「トカゲちゃんに分りやすく言うと、素早い弓矢の先に特殊ポーションや睡眠ポーションを付けて遠くから打ちこむ武器っしょ!」
「物騒な武器があるんだね」
三人がそんな話をしながら、アリスが「あっ!」と思い付いた事を話す。
「魔石の時みたいにアカリっちや、うちの聖水を作って、その都市にミスト状に漂わせて効果無効を狙うのはどうっしょ?」
「ああ、確かに。アシュッヘルムより温泉大陸の方が魔力は上だから効果は打ち消せるかもしれないですね」
「でも、それにはグリムレインがかなり近くまで行かなきゃいけないんじゃない? 【魅了】されたら危なくない?」
「グリムレインは私の従者だし、多少の耐性はあるんじゃないかな? 何なら私とありすさんが背中に乗って手を繋いで居れば、お互いに能力効果が出るから【魅了】は効かないし……」
「いやいや、アカリっちはお腹に赤ちゃん居るんだから、駄目っしょ!」
「そうだよ! アカリは大人しくこの大陸に居なよ!」
アカリが少しつまらなさそうに口を尖らせて、青じそを巻いた肉巻き手毬寿司を口に入れる。
そんな顔をされてもね? と、アリスとアルビーが小さく首を振る。
「そういえば、異世界から来た子らしくて、この世界をゲームに見ているんですって」
「へぇー……でも、うち、それ解るー」
「そうなんですか? 私は普通に異世界だーとしか思わなかったけど……」
「乙女ゲームの中にでも入ったのかな? って思ったっしょ。だって、リロっちは【魔王】で、うちは【聖女】だし……しかも美形ときたら、乙女ゲームの世界って、思うし」
アリスが初めてこの世界に来た時の事を思い出して、あれは普通に小説やゲームや漫画の中で一番思い当たったのは乙女ゲームの世界だったなと思う。
まぁ、直ぐに異世界に転がり落ちたのだろうとリロノスに言われて、納得はした。
思い描いていた乙女ゲームの世界のシナリオなんて用意はされていないし、【聖女】の能力で危うく死にかけたし、ヒーローは一人しか用意されていない乙女ゲームは先ずない。
「その子、早めにこの世界がゲームじゃないって気付いてくれると良いのですけど……」
「でも、ゲームって思ってた方が、案外幸せって事もあるかもしれないっしょ」
「そうでしょうか?」
「もう元の世界に戻れないし、ワザとかどうかは分からないけど、都市の人々を【魅了】した以上は、罪に問われるっしょ」
「少し、可哀想な気もしますね……」
同じ異世界から来てしまった人間だから、もう元の世界に戻れないというのは少しだけ可哀想な気もする。
アカリもアリスも元の世界に未練はさほどないが、それでもあの便利な世界を懐かしくも思う。
若い子ならば余計に便利な道具には慣れているだろうから、この世界は少々生き辛いだろうと、老婆心ながら思う二人でもある。
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