黒狼の可愛いおヨメさま

ろいず

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25章

おヨメさまの選ぶ方は? ※R18

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 欄間らんまの隙間から通された鎖をジャラジャラと鳴らし、私はとりあえず不満を述べてみる。

「うーっ、ルーファスの変態ぃぃ~」
「アカリが夜中にコソコソと物を隠したりするからだ。お仕置きは必要だろ?」
「それは、ごめんなさい? でもね、楽しい旅行にこういう無粋ぶすいな物は駄目だと思うの」
「成程、なら製薬部隊が作ったコレと、手錠のどっちがいいか決めて良いぞ」

 ルーファスが箱から缶ジュース程の瓶を取り出し、私の前に見せる。
中身は薄ぼんやりと光っていて蛍光スライムのピンク色のような?

「それ、なに……?」
「まぁ、使ってみて、決めるといい」
「やだ、それ、嫌な感じしかしないよ? 止めよ?」

 自分に使われるのかと思って、飲まないぞ! と、口を閉じて内股気味になったものの、ルーファスは瓶の蓋を開けて、自分の男性器を瓶の中に入れ、暫くして出していた。
そして……瓶の中にはルーファスの形と同じ物が出来上がっていた。
ふるんふるんと揺れるソレは……なんだか大人な玩具オモチャにしか見えなくて、卑猥ひわいな物そのものである。

 ルーファスがそれを手に取って、私の足に手をかけて内腿を開かせると、ショーツをズラしてピンクの怪しい物を秘所へ挿しこんできた。

「やだやだぁー!」
「大丈夫だ。痛くはないはずだ」

 ルーファスの言葉通り、入れられたのは分かるけど、圧迫感も異物感もそんなにしないで奥へと入れ込まれていく。
けれど、根元まで入れられた時に、徐々に圧迫感が中からじわじわとしてきて、下腹部がポコッとルーファスにいつも入れられている時みたいに、膨らんできた。

「あ、やだぁ。んくぅ、抜いてぇ……」
「それは貞操帯だ。それをして旅行中過ごすか、手錠にするか、選んでいいぞ」
「はうっ、てーそーたい? なに、それ……?」

 残念ながら私の人生に、こんな大人な玩具の名前は無い。
ルーファスが私の頬に手を当てて、「無知で可愛い番め」と嬉しそうに尻尾を振っているけど、私はお腹がキツいし、なんだかじわじわと奥の方が熱くて、息が上がりかけそうである。

「アカリのココにオレ以外を入れないように守る物だ。オレの魔力を入れているから、オレ以外に取り出せない。しかも入れる時はすんなり入るのに、中で形が元に戻るから、解さなくても直ぐに挿入れられる製薬部隊の改良品だ」

 あの人達、本当に余計なものしか作らない……。
奥がムズムズして、体、熱い……製薬部隊、なにか別の物も混ぜ込んでないかなコレ?

「はひっ、コレ、とってぇ……はふっ、んあっ」
「コレと手錠、どっちがいい?」
「やだぁ……くぅ、ん、あっ、どっちもいやぁ……」

 首をフルフル横に振ると、ルーファスが手で首筋を撫でて、そのまま耳を触って笑う。
触られただけなのに、力が抜けそうになる。ゴクリと喉が鳴って口を開いて、ハクハクと口を動かすと、唇に軽く唇を当てて直ぐに顔を離す。

「あ……、ルーファス、なん……」

 なんで? そう言おうとして、これじゃ自分からエッチを待っているような気がする。
でも、お腹の奥がムズムズする……頭が気持ちイイことだけ求めてしまいそう。

「どっちか片方だ。どっちがいい?」

 首を横に振ると、ナイトガウンの紐が解かれて、胸の上をルーファスの指先がなぞる。指先でなぞられると電流が走ったみたいにビリビリして、胸の突起がツンと上を向く。

「はぁ、んぅ、ぅぅ……んっ、はぁ、ふぅ、ひぅ……」
「意外と強情だな?」

 目を細めるルーファスが胸をぱくりと口に咥えて、もう片方の胸は手でやわやわと揉みながら、指先でツンと尖った先っぽをこねくり回し、口に含まれた胸も舌で、乳輪を丸く舐めては先っぽを舌で押したり吸ったりして、唾液と舌で熱くなる。

「あっ、は、んぁっ、あぁ、だめ、それ、だめ、んっ、んぁぁーっ!」

 チュウッと強くおっぱいの先が吸われ、目を閉じると嬌声を上げて体の奥で快感が溢れて絶頂していた。
はぁはぁと息をする私の口を唇で塞いで、ルーファスが手で貞操帯という玩具のような物を指で押すと、ビクビクと勝手に腰が揺れて、蜜口の隙間から溢れるように愛液がショーツと太腿を濡らしていく。
唇が離れると、ルーファスは私の目からいつの間にか溢れた涙を手で拭いて舌で舐めとる。

「アカリ、もう一度聞くぞ? どっちを付けて旅行したい?」
「やだぁ、もぉ、やぁ」
「そんな風に泣いても、オレを煽るだけだからな? ククッ、本当に強情な番だ」

 ルーファスの手が恥丘を弄り、指で左右に割ると花芯を指の腹で撫で上げる。

「きゃぅうぅぅっ!」

 ひと撫でされただけで頭が真っ白になって、足から力が抜けて、鎖で吊るされた手錠が手に食い込んだ。
もう、なんでもいいから、楽にして___。

「手錠で、いい、もっ、抜いてぇ……」

 必死にそれだけ言うと、ズルりと発光ピンクの怪しげなものが抜き取られて、瓶の中に戻されて蓋が締められる。
これで、終わったー……と、ホッとしたら、発光した怪しげなものの代わりに、ルーファスの剛直がヒクつく蜜口に押し当てられ、挿入れられる。

「はひゅ___っ、あっ、きゃぁぅぅ、おっ、きい」

 なんで? さっきの怪しげな物より大きいし、硬い、無理ぃぃ~っ!! 
太腿を両脇で持ち上げられて、ルーファスに穿たれる都度、足がルーファスの背中と空を虚しく蹴っていた。
 ジャラジャラと鎖が音を鳴らしながら、ルーファスが言う約束ごとを復唱させられ、半分は覚えていないけど、とりあえずはウロチョロしたり、変な人に関わったり、変な物に勝手に触らない。を、約束させられたと思う。

 朝起きて絶対、あの発光ピンクだけでも捨ててやる! と、思ったけど……どこに置いたのか見つけられず、家探ししていたら、ルーファスに「懲りて無いようだな」と再び怒られたわけで……でもね、あれは要らない物だと思うの。本当に!!
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