シニカル ショート ストーリーズ

直木俊

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老化現象

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最近はアンチエイジングが盛んだが、どんなに頑張っても、最終的には老人になる。(真実)
・しかし、私は、年齢より老けてみられる。(悲)


不思議と、老人になっても若々しいオーラを放っている人もいる。(真実)
・しかし、私は、年中、不機嫌なオーラをだしている。(悲)


逆に若くても、生気がまるで無い人もいる。命の強さ、大きさは、年齢に関係無いどころか、年齢と共に進化するものなのだろう。(真実)
・しかし、私は、毎年、年齢分、確実に退化している。(悲)


人により千差万別の年の重ね方がある。40歳を過ぎたら自分の顔に責任を持てというが、全身から醸し出す、オーラのような物が大切ではないかとも思う。(真実)
・しかし、私の精神年齢は、子供時代から変わっていない、子供のオーラを出している。(悲)
  

年齢を重ねただけで、年下に偉そうにする人もいる。本当は、精神が進化するほど、謙虚になるべきだと思う。(真実)
・しかし、私は、子供にまで偉そうにしていて、大人げないにもほどがある。(悲)


人生をひたすら消化するだけのような人は、全く進化はしないと思うし、妬みや苦しみ等のマイナスの感情が、心を占めているような人は退化さえするかもしれない。(真実)
・しかし、私は常に心で毒づいていて、心は真っ黒なので退化しまくって、今では原始人なみだ。(悲)


どうせ、死んでしまって、灰になったら、見た目など分からない。この灰は年より若く見えるね、とは誰も言わないだろう。(真実)
・しかし、私は、死ぬことを怖くて全く考えられないが、それはせめてもの救いだ。(悲)



老化についての真実と、私の現実でした。 
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