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第1章 異世界転移と旅立ち
第2話 ステータス確認
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黒猫のアリスが少し前を歩きながら、道案内をしてくれている。
「なあアリス、剣と魔法の世界と言う事はモンスターか魔物はいるんだよな?」
(いますよ。こちらでは人間・エルフ・ドワーフ・獣人・精霊・魔物・魔族がいます。今いる王国は人間の国王が修めています。もう1つは獣人の修めるシェダル王国、最後に魔族が修めるゲンマ王国です。魔族は魔物を使役しますが、魔物は世界中にいます。エルフやドワーフは国と言うより集落で暮らしているエルフ達と、各国で暮らしているエルフ達がいます。)
「なるほどな、魔物を倒しながら生活をしていくのがおれにはあってそうだな。剣と魔法の世界なら冒険者ギルドとかもあるのだろう?」
(ありますよ。私も冒険者になるのが自由で一番良いと思っていました。)
話しながら歩いていると、森が見えてきた。
(この森を抜けたところがマハシム村です。この森の魔物はスライム・ホーンラビット・ゴブリン・ボアくらいなので危険は少ないですよ。)
危険と言われてまた思い出したが、おれは会社に出勤する時のスーツに革靴という、草原にも森にも似合わない服装だ。持ち物は腕時計やポケットに入っていた、スマホや財布・ボールペンくらいだ。
「服装はどうにかしないといけないな。スマホはもちろん圏外だろうし、財布は・・・パンパンになってる?」
(あぁ、財布の中のお金は神様がこちらの通貨に換えてくださったみたいです。お金の単位は、
1銅貨=100クローナ
1鉄貨=1,000クローナ
1銀貨=10,000クローナ
1金貨=1,000,000クローナ
1白金貨=100,000,000クローナ
です。価値は日本円とほぼ同じと考えてもらっても大丈夫ですよ。)
財布の中身を確認すると、30金貨と50銀貨ほどが入っており、カード類は無くなっていた。
「多くないか? 1金貨100万なら、3,000万以上の金持ちだよ。」
(いくらかは聞いておりませんでしたが、カードの中身もこちらの通貨に両替してくださったみたいですよ。)
確かにおれは管理職で仕事ばっかりなので、お金は貯まる一方だった。
「それはありがたいな。これだけあれば生活基盤は整えられるし、しばらくは無理にお金を稼ぐ必要も無いな。」
(そうですね。その服装は目立つので村か町で洋服と武器などを買いましょう。)
「それがいいかもな。今魔物が襲ってきたらどうする?おれは魔法が使えるのか?それともチートか?」
さすがにスライムでも素手で戦うのは気持ち悪いし、せっかくの異世界なら魔法も使ってみたい、チートで一撃とかも面白い。ワクワクしているとアリスが立ち止まって話してきた。
(魔物が出た場合は私が魔法で戦おうと思っています。ヤストは魔法を使えますが少し練習が必要なので村に着いてからと考えていました。あと一撃で魔物を倒すようなチートは今のところヤストにはありません・・・)
「今のところなのか?それはチートになるのか?。」
(ギフトはすばらしいものなので十分チートですよ。ギフトの説明をさせていただきますと、1つは【魔眼】です。スキルの鑑定よりも詳細に物事が分かりますし、見ようと思えば人の善悪・言葉の真偽も分かります。もう1つが【経験】です。取得できる経験値が2倍になりますし、スキルの覚えやすさも成長も2倍以上になります。知識も一度見たものは忘れないようになります。最後の1つが【時空魔法】です。これは魔法の中でも特殊でスキルでは覚えられません。アイテムボックスの作成、転移・攻撃・防御にも使え、工夫次第では様々な応用が効くすごい魔法です。)
「3つともすごいな。全部神様からいただいたのか、感謝しないといけないな。」
空に向かって手を合わせていると、アリスも空を見ながら、説明を続けてくれた。
(ギフトと呼ばれるものは、生まれ持ったもので、1000人に1人くらいの割合で神様からいただきます。ギフトも魔法や攻撃技・成長・生産・特殊能力等様々です。ただ2つのギフトを持っているのは勇者や私を含めて5万人に1人くらいで、3つのギフトを持っているのはおそらくアルナイル中でヤスト1人だけでしょうね。)
「それはチートだな。じゃあギフトは出来るだけ隠さないといけないな。」
(そうですね。【魔眼】でもない限りは他人のギフトは見ることが出来ないので、【魔眼】と【経験】は隠しておいたほうがいいですね。【時空魔法】は攻撃にも使わないといけないですし、【時空魔法】は出来るだけ隠していけば問題は無いかと思います。ついでにステータスも確認しておきますか?)
「分かった。やはりステータスがあるのか、こういう場合『ステータスオープン』だな。」
と『ステータスオープン』を強調して言ったとたん、半透明のステータスが目の前に現れた。
名前 : ヤスト(城之内 康人)
種族 : 人間
年齢 : 20
職業 : 無職
LV : 1
HP : 100/100
MP : 100/100
筋力 : 50
魔力 : 70
耐久力 : 50
敏捷性 : 40
運 : 100
魅力 : 100
ギフト
【魔眼】【経験】【時空魔法】
スキル
念話 3
探知 1
魔道具製作 1
料理 2
称号
【異世界転移に巻き込まれた者】
異世界言語の通訳読み書きが出来る。能力が平均以上になる。運が高くなる。
【猫に手を差し伸べた者】
動物全般から好かれるようになる。魅力が高くなる。
ギフトがすごいのは分かるが、ステータスは強いのか弱いのかは分からない。スキルの魔道具製作と料理は地球での趣味のおかげかな。称号は通訳・読み書きはありがたい、しかし巻き込まれたのに運が高くなるっていう事はこの異世界ではがんばりなさいという事なんだろうな。猫に手を差し伸べて、動物全般から好かれるようになるって・・・
「年齢が20歳!?」
そこに一番ビックリしながら最近出てきた腹を触ってみると、うっすらと筋肉がついて引き締まっていた。
「まさかの若返り? 本当に神様ありがとう」
ありがたくてうっすら涙を浮かべながらまた空に向かって手を合わせてみた。
(私もこんなに毛並みは良くなかったのですが、神様がキレイにしていただきました。私は美人でヤストは若くなってイケメンですよ。)
アリスに目を向けると、背筋をピンと伸ばした黒猫がドヤ顔でこっちを向いていました・・・
「あぁそうだな・・・、ところでアリス、ステータスの平均はどれくらいなんだ?」
(思っていませんね・・・、まぁいいでしょう一般冒険者と呼ばれる剣士の平均ステータスは
LV : 20
HP : 100/100
MP : 30/30
筋力 : 50
魔力 : 10
耐久力 : 50
敏捷性 : 30
運 : 10
魅力 : 30
くらいですね、魔法使いは
LV : 20
HP : 50/50
MP : 100/100
筋力 : 20
魔力 : 50
耐久力 : 20
敏捷性 : 30
運 : 10
魅力 : 30
くらいです。試しに【魔眼】で私のステータスを見てください。)
「魔眼発動!!」と言ってみる。あの病気が再発したようだ・・・
(・・・魔眼と言わなくても、見ようと思えば見る事が出来ますよ・・・)
アリスの視線に耐え切れなかったので、開いたアリスのステータスに目線を移す。
名前 : アリス
種族 : 猫
年齢 : 15
職業 : なし
LV : 1
HP : 50/50
MP : 100/100
筋力 : 10
魔力 : 80
耐久力 : 20
敏捷性 : 90
運 : 50
魅力 : 50
ギフト
【経験】【世界辞書】
スキル
念話 3
探知 1
気配察知 2
風魔法 2
回復魔法 2
生活魔法 3
称号
【異世界転移猫】
人間並みの知能を得る。異世界言語の通訳読み書きが出来る。能力が平均以上になる。毛並みがキレイになり常にサラサラになる。
魔法使い型だな、魔法スキルも持っているし、称号の毛並みがサラサラになるのは重要か?重要だな・・・
「ステータスも平均して高いな、ギフトの【世界辞書】はどんなギフトなんだ?」
(【世界辞書】は知りたいと思うだけで、世界の様々な事が頭に情報として入ってきます。)
「それはすごい!! ネットでのgoog○e先生みたいで弁理だな!」
(そのようなものですね。分からない部分もありますが、この能力でこの世界のサポートをしていきたいと思っています。なんでも分からない事はなんでも聞いてくださいね。)
ニッコリと笑った様に見えた黒猫は、行きますよとばかりに森に向かって歩き始めた。
「なあアリス、剣と魔法の世界と言う事はモンスターか魔物はいるんだよな?」
(いますよ。こちらでは人間・エルフ・ドワーフ・獣人・精霊・魔物・魔族がいます。今いる王国は人間の国王が修めています。もう1つは獣人の修めるシェダル王国、最後に魔族が修めるゲンマ王国です。魔族は魔物を使役しますが、魔物は世界中にいます。エルフやドワーフは国と言うより集落で暮らしているエルフ達と、各国で暮らしているエルフ達がいます。)
「なるほどな、魔物を倒しながら生活をしていくのがおれにはあってそうだな。剣と魔法の世界なら冒険者ギルドとかもあるのだろう?」
(ありますよ。私も冒険者になるのが自由で一番良いと思っていました。)
話しながら歩いていると、森が見えてきた。
(この森を抜けたところがマハシム村です。この森の魔物はスライム・ホーンラビット・ゴブリン・ボアくらいなので危険は少ないですよ。)
危険と言われてまた思い出したが、おれは会社に出勤する時のスーツに革靴という、草原にも森にも似合わない服装だ。持ち物は腕時計やポケットに入っていた、スマホや財布・ボールペンくらいだ。
「服装はどうにかしないといけないな。スマホはもちろん圏外だろうし、財布は・・・パンパンになってる?」
(あぁ、財布の中のお金は神様がこちらの通貨に換えてくださったみたいです。お金の単位は、
1銅貨=100クローナ
1鉄貨=1,000クローナ
1銀貨=10,000クローナ
1金貨=1,000,000クローナ
1白金貨=100,000,000クローナ
です。価値は日本円とほぼ同じと考えてもらっても大丈夫ですよ。)
財布の中身を確認すると、30金貨と50銀貨ほどが入っており、カード類は無くなっていた。
「多くないか? 1金貨100万なら、3,000万以上の金持ちだよ。」
(いくらかは聞いておりませんでしたが、カードの中身もこちらの通貨に両替してくださったみたいですよ。)
確かにおれは管理職で仕事ばっかりなので、お金は貯まる一方だった。
「それはありがたいな。これだけあれば生活基盤は整えられるし、しばらくは無理にお金を稼ぐ必要も無いな。」
(そうですね。その服装は目立つので村か町で洋服と武器などを買いましょう。)
「それがいいかもな。今魔物が襲ってきたらどうする?おれは魔法が使えるのか?それともチートか?」
さすがにスライムでも素手で戦うのは気持ち悪いし、せっかくの異世界なら魔法も使ってみたい、チートで一撃とかも面白い。ワクワクしているとアリスが立ち止まって話してきた。
(魔物が出た場合は私が魔法で戦おうと思っています。ヤストは魔法を使えますが少し練習が必要なので村に着いてからと考えていました。あと一撃で魔物を倒すようなチートは今のところヤストにはありません・・・)
「今のところなのか?それはチートになるのか?。」
(ギフトはすばらしいものなので十分チートですよ。ギフトの説明をさせていただきますと、1つは【魔眼】です。スキルの鑑定よりも詳細に物事が分かりますし、見ようと思えば人の善悪・言葉の真偽も分かります。もう1つが【経験】です。取得できる経験値が2倍になりますし、スキルの覚えやすさも成長も2倍以上になります。知識も一度見たものは忘れないようになります。最後の1つが【時空魔法】です。これは魔法の中でも特殊でスキルでは覚えられません。アイテムボックスの作成、転移・攻撃・防御にも使え、工夫次第では様々な応用が効くすごい魔法です。)
「3つともすごいな。全部神様からいただいたのか、感謝しないといけないな。」
空に向かって手を合わせていると、アリスも空を見ながら、説明を続けてくれた。
(ギフトと呼ばれるものは、生まれ持ったもので、1000人に1人くらいの割合で神様からいただきます。ギフトも魔法や攻撃技・成長・生産・特殊能力等様々です。ただ2つのギフトを持っているのは勇者や私を含めて5万人に1人くらいで、3つのギフトを持っているのはおそらくアルナイル中でヤスト1人だけでしょうね。)
「それはチートだな。じゃあギフトは出来るだけ隠さないといけないな。」
(そうですね。【魔眼】でもない限りは他人のギフトは見ることが出来ないので、【魔眼】と【経験】は隠しておいたほうがいいですね。【時空魔法】は攻撃にも使わないといけないですし、【時空魔法】は出来るだけ隠していけば問題は無いかと思います。ついでにステータスも確認しておきますか?)
「分かった。やはりステータスがあるのか、こういう場合『ステータスオープン』だな。」
と『ステータスオープン』を強調して言ったとたん、半透明のステータスが目の前に現れた。
名前 : ヤスト(城之内 康人)
種族 : 人間
年齢 : 20
職業 : 無職
LV : 1
HP : 100/100
MP : 100/100
筋力 : 50
魔力 : 70
耐久力 : 50
敏捷性 : 40
運 : 100
魅力 : 100
ギフト
【魔眼】【経験】【時空魔法】
スキル
念話 3
探知 1
魔道具製作 1
料理 2
称号
【異世界転移に巻き込まれた者】
異世界言語の通訳読み書きが出来る。能力が平均以上になる。運が高くなる。
【猫に手を差し伸べた者】
動物全般から好かれるようになる。魅力が高くなる。
ギフトがすごいのは分かるが、ステータスは強いのか弱いのかは分からない。スキルの魔道具製作と料理は地球での趣味のおかげかな。称号は通訳・読み書きはありがたい、しかし巻き込まれたのに運が高くなるっていう事はこの異世界ではがんばりなさいという事なんだろうな。猫に手を差し伸べて、動物全般から好かれるようになるって・・・
「年齢が20歳!?」
そこに一番ビックリしながら最近出てきた腹を触ってみると、うっすらと筋肉がついて引き締まっていた。
「まさかの若返り? 本当に神様ありがとう」
ありがたくてうっすら涙を浮かべながらまた空に向かって手を合わせてみた。
(私もこんなに毛並みは良くなかったのですが、神様がキレイにしていただきました。私は美人でヤストは若くなってイケメンですよ。)
アリスに目を向けると、背筋をピンと伸ばした黒猫がドヤ顔でこっちを向いていました・・・
「あぁそうだな・・・、ところでアリス、ステータスの平均はどれくらいなんだ?」
(思っていませんね・・・、まぁいいでしょう一般冒険者と呼ばれる剣士の平均ステータスは
LV : 20
HP : 100/100
MP : 30/30
筋力 : 50
魔力 : 10
耐久力 : 50
敏捷性 : 30
運 : 10
魅力 : 30
くらいですね、魔法使いは
LV : 20
HP : 50/50
MP : 100/100
筋力 : 20
魔力 : 50
耐久力 : 20
敏捷性 : 30
運 : 10
魅力 : 30
くらいです。試しに【魔眼】で私のステータスを見てください。)
「魔眼発動!!」と言ってみる。あの病気が再発したようだ・・・
(・・・魔眼と言わなくても、見ようと思えば見る事が出来ますよ・・・)
アリスの視線に耐え切れなかったので、開いたアリスのステータスに目線を移す。
名前 : アリス
種族 : 猫
年齢 : 15
職業 : なし
LV : 1
HP : 50/50
MP : 100/100
筋力 : 10
魔力 : 80
耐久力 : 20
敏捷性 : 90
運 : 50
魅力 : 50
ギフト
【経験】【世界辞書】
スキル
念話 3
探知 1
気配察知 2
風魔法 2
回復魔法 2
生活魔法 3
称号
【異世界転移猫】
人間並みの知能を得る。異世界言語の通訳読み書きが出来る。能力が平均以上になる。毛並みがキレイになり常にサラサラになる。
魔法使い型だな、魔法スキルも持っているし、称号の毛並みがサラサラになるのは重要か?重要だな・・・
「ステータスも平均して高いな、ギフトの【世界辞書】はどんなギフトなんだ?」
(【世界辞書】は知りたいと思うだけで、世界の様々な事が頭に情報として入ってきます。)
「それはすごい!! ネットでのgoog○e先生みたいで弁理だな!」
(そのようなものですね。分からない部分もありますが、この能力でこの世界のサポートをしていきたいと思っています。なんでも分からない事はなんでも聞いてくださいね。)
ニッコリと笑った様に見えた黒猫は、行きますよとばかりに森に向かって歩き始めた。
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