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第1章 異世界転移と旅立ち
第27話 ギルドの受付嬢
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受付嬢に時間をくださいと言われて、小部屋に案内されたので大人しくついていく。
ソファに座って向かい側に受付嬢が座ったところで、少しだけ期待しながら話を聞いてみると。
「ヤスト様、改めて自己紹介させていただきますが、私はこのカリーナ村の冒険者ギルドサブマスター、ルイーズと言います。」
「ギルドのサブマスターだったんですか?!」
「はい、ギルド職員が5人しかいませんので日頃は受付も兼務してさせていただいております。」
「なるほど、それでいつも受付で作業もされているんですね。 それで話というのは何でしょう?」
「そうです。話の前に謝らないといけない事があります。 大変失礼いたしました。」
そう言って急にルイーズは頭を下げだした。
「ちょ・ちょっと待ってください、急に謝られても何がなんだか分かりません。 頭を上げてください。」
「そうですね。 私は鑑定スキルレベル5を持っております。 失礼ながらヤスト様に対して鑑定させていただきました。」
「それが申し訳ないという事ですね。 それくらい大丈夫ですよ。」
「来る方を全員鑑定する事は無いのですが、実は冒険者ギルドにいらっしゃる方で気になる様な方や不審な方は鑑定をかけさせて頂いて、ギルドからの依頼を受けていただいたり、事件を未然に防いだり不正を暴くこともあります。」
《アリス、鑑定5ではどこまで見えているんだ?》
(鑑定5では、名前・種族・職業・レベル・HP・MPは見えます。ギフトや称号はもちろんスキルも見えないはずです。)
(分かった。)
「それで何か不審な点はありましたか?」
「いえ、不審な点はございませんでしたがレベルに比べてHPやMPが多いとは感じました。 それで何か特別な事情がおありかと思いましてお伺いさせていただきました。 もちろん何も仰らなくても結構ですよ。」
笑顔で話をされているが、かなり疑っているのだろう。
少し考えてから、
「特に何もありませんよ。 私はHPやMPは元々多くてレベル上昇での上がり幅が人より多いみたいですね。 それだけでしょうか?」
「申し訳ありません。 あまりそういう人もおりませんので気になっただけでございます。 ヤスト様はクエストボードに張られていない、ギルドからの依頼とかは興味ございませんか?」
(ヤスト、ルイーズさんは鑑定レベルがもっと高いかもしれません。 魔眼で善悪を確かめてみてください。)
アリスに言われて魔眼を発動させながらルイーズを見る。
透き通った薄い水色のオーラが見えている。 透き通ってるのは善人のオーラで水色は回復も含めた水の魔法使いの様だ。ステータスも確認してみる。
名前 : ルイーズ
種族 : 人間
年齢 : 27
職業 : カリーナ村冒険者ギルド サブマスター Bランク冒険者
LV : 25
HP : 55/55
MP : 120/120
筋力 : 24
魔力 : 70
耐久力 : 20
敏捷性 : 39
運 : 11
魅力 : 41
ギフト なし
スキル
短剣術 3
鑑定 5
探知 3
気配察知 3
水魔法 5
回復魔法 2
魔道具製作 1
料理 2
称号 なし
《アリス、本当に鑑定スキルはレベル5だし、元Bランク冒険者みたいだ。 善人と出ているから大丈夫だとは思うから話は聴いてみるよ。》
「興味はありますね。 どのような依頼があるのですか?」
「はい。 ヤスト様にお願いしたいクエストは森の奥の調査と、先日捕らえて下さった盗賊仲間の討伐捕獲ですね。」
「盗賊の討伐はまだ経験も少ないですし遠慮させてもらいたいです。 森の奥の調査ならご協力できますよ。」
「ありがとうございます。 それでは森の奥の調査について説明させていただきます。 調査は前回よりまだ奥に沼がありますのでその周辺までお願いしたいと思います。 日数は10日前後、報酬は400,000クローナが基本で、詳細まで分かればまた上乗せさせていただきます。 この依頼でよろしかったでしょうか?」
「それで大丈夫です。 しかしEランクなりたての私が受けても大丈夫なのですか?」
「はい、私のサブギルドマスターの勘が大丈夫と言っておりますし、地図スキルもあられるようなので正確な情報が得られると思っております。 池までは今のところ最高Dランクの魔物しか報告がされておりませんので、ヤスト様なら大丈夫と信じております。」
目を真っ直ぐ見られながら、ルイーズは真剣な顔で話してくれている。
《アリス、危険があれば逃げればいいし、ルイーズは信じれると思う。 クエストを受けてもいいか?》
(確かに害意はなさそうですね、受けても大丈夫と思いますよ。)
「分かりました。森の奥の調査を引き受けさせていただきます。 明日からでよろしいですか?」
「もちろんです。明日の朝までに依頼と資料を用意させていただきます。 引き受けていただきありがとうございます。
ルイーズに頭をしっかり下げられたあと、10日程の調査になるので日用品や食料品を購入しながら宿に戻る。
《今日は何か疲れたな。テストを受けるような気分だよ。》
(なるほどですね。)
《ん?? なにがなるほどなんだ?》
(今回のクエストは、本当に冒険者ギルドからのテストかも知れないですよ。 まぁ罠とかではなさそうなので、キッチリとがんばりましょう。)
《テストでも普通のクエストでもキッチリすればいいよな。 そういえばレベルも上がってると思うから確認しないとな。》
そう言いながらステータスを確認する。
名前 : ヤスト(城之内 康人)
種族 : 人間
年齢 : 20
職業 : 冒険者(Eランク)
LV : 16
HP : 169/175
MP : 175/175
筋力 : 95(+60:鉄のサーベル)
魔力 : 115
耐久力 : 95(+15:皮の鎧、+25:鉄の胸当て)
敏捷性 : 85
運 : 100
魅力 : 100
ギフト
【魔眼】最上位鑑定・生物の善悪の把握・言葉の真偽判定
【経験】取得経験値2倍・スキル取得率成長率2倍・知識記憶固定
【時空魔法】時間魔法・空間魔法・時空魔法・アイテムボックス(イベントリ付き・時間停止)
スキル
念話 4 (思考での会話、相互会話には相手にも念話が必要)
剣術 2 (剣の扱いに補正)
地図 1 (地図の表示)
探知 2 (植物・無機物の探知)
気配察知 2 (生物の気配察知)
鍛冶 2 (鍛冶作業に補正)
魔道具製作 3 (魔道具製作・付与が可能)
料理 2 (料理上手)
生活魔法 2 (生活魔法を利用可能)
称号
【異世界転移に巻き込まれた者】
異世界言語の通訳読み書きが出来る。能力が平均以上になる。運が高くなる。
【猫に手を差し伸べた者】
動物全般から好かれるようになる。魅力が高くなる。
【アトゥム神の加護】
スキルが覚えやすくなる。スキル成長が早くなる。アトゥム神と対話が出来る。
アリスにステータスを読んで聞かせると、遠い目をされながら(Aランク冒険者以上ですよ・・・ そのHPなら警戒されますね・・・)と聞こえたような気がした・・・
《さ・さて、明日に向けてしっかり食べて、ゆっくり休もう!》
下手な誤魔化し方にはじと目で見られたが、1人と1匹で明日があるのでしっかり食べてしっかりと休んだ。
ムフフな展開は全く無かった事を少しだけ悔やみながら・・・
ーーーーーーーーーー
重なる私事で更新が止まっておりました。
その間もお気に入りを外さないでいてくださった方々、また新たにお気に入りにしていただいた方々、お読みになっていただいた方々、待っていて下さった方々、コメントにて応援・激励していただいた方々には本当に感謝です。
ありがとうございます。m( )m
個人的にもまだ色々ありますが、出来る限り更新を続けていけたら良いと思っておりますので、これからもよろしくお願いいたします。
ソファに座って向かい側に受付嬢が座ったところで、少しだけ期待しながら話を聞いてみると。
「ヤスト様、改めて自己紹介させていただきますが、私はこのカリーナ村の冒険者ギルドサブマスター、ルイーズと言います。」
「ギルドのサブマスターだったんですか?!」
「はい、ギルド職員が5人しかいませんので日頃は受付も兼務してさせていただいております。」
「なるほど、それでいつも受付で作業もされているんですね。 それで話というのは何でしょう?」
「そうです。話の前に謝らないといけない事があります。 大変失礼いたしました。」
そう言って急にルイーズは頭を下げだした。
「ちょ・ちょっと待ってください、急に謝られても何がなんだか分かりません。 頭を上げてください。」
「そうですね。 私は鑑定スキルレベル5を持っております。 失礼ながらヤスト様に対して鑑定させていただきました。」
「それが申し訳ないという事ですね。 それくらい大丈夫ですよ。」
「来る方を全員鑑定する事は無いのですが、実は冒険者ギルドにいらっしゃる方で気になる様な方や不審な方は鑑定をかけさせて頂いて、ギルドからの依頼を受けていただいたり、事件を未然に防いだり不正を暴くこともあります。」
《アリス、鑑定5ではどこまで見えているんだ?》
(鑑定5では、名前・種族・職業・レベル・HP・MPは見えます。ギフトや称号はもちろんスキルも見えないはずです。)
(分かった。)
「それで何か不審な点はありましたか?」
「いえ、不審な点はございませんでしたがレベルに比べてHPやMPが多いとは感じました。 それで何か特別な事情がおありかと思いましてお伺いさせていただきました。 もちろん何も仰らなくても結構ですよ。」
笑顔で話をされているが、かなり疑っているのだろう。
少し考えてから、
「特に何もありませんよ。 私はHPやMPは元々多くてレベル上昇での上がり幅が人より多いみたいですね。 それだけでしょうか?」
「申し訳ありません。 あまりそういう人もおりませんので気になっただけでございます。 ヤスト様はクエストボードに張られていない、ギルドからの依頼とかは興味ございませんか?」
(ヤスト、ルイーズさんは鑑定レベルがもっと高いかもしれません。 魔眼で善悪を確かめてみてください。)
アリスに言われて魔眼を発動させながらルイーズを見る。
透き通った薄い水色のオーラが見えている。 透き通ってるのは善人のオーラで水色は回復も含めた水の魔法使いの様だ。ステータスも確認してみる。
名前 : ルイーズ
種族 : 人間
年齢 : 27
職業 : カリーナ村冒険者ギルド サブマスター Bランク冒険者
LV : 25
HP : 55/55
MP : 120/120
筋力 : 24
魔力 : 70
耐久力 : 20
敏捷性 : 39
運 : 11
魅力 : 41
ギフト なし
スキル
短剣術 3
鑑定 5
探知 3
気配察知 3
水魔法 5
回復魔法 2
魔道具製作 1
料理 2
称号 なし
《アリス、本当に鑑定スキルはレベル5だし、元Bランク冒険者みたいだ。 善人と出ているから大丈夫だとは思うから話は聴いてみるよ。》
「興味はありますね。 どのような依頼があるのですか?」
「はい。 ヤスト様にお願いしたいクエストは森の奥の調査と、先日捕らえて下さった盗賊仲間の討伐捕獲ですね。」
「盗賊の討伐はまだ経験も少ないですし遠慮させてもらいたいです。 森の奥の調査ならご協力できますよ。」
「ありがとうございます。 それでは森の奥の調査について説明させていただきます。 調査は前回よりまだ奥に沼がありますのでその周辺までお願いしたいと思います。 日数は10日前後、報酬は400,000クローナが基本で、詳細まで分かればまた上乗せさせていただきます。 この依頼でよろしかったでしょうか?」
「それで大丈夫です。 しかしEランクなりたての私が受けても大丈夫なのですか?」
「はい、私のサブギルドマスターの勘が大丈夫と言っておりますし、地図スキルもあられるようなので正確な情報が得られると思っております。 池までは今のところ最高Dランクの魔物しか報告がされておりませんので、ヤスト様なら大丈夫と信じております。」
目を真っ直ぐ見られながら、ルイーズは真剣な顔で話してくれている。
《アリス、危険があれば逃げればいいし、ルイーズは信じれると思う。 クエストを受けてもいいか?》
(確かに害意はなさそうですね、受けても大丈夫と思いますよ。)
「分かりました。森の奥の調査を引き受けさせていただきます。 明日からでよろしいですか?」
「もちろんです。明日の朝までに依頼と資料を用意させていただきます。 引き受けていただきありがとうございます。
ルイーズに頭をしっかり下げられたあと、10日程の調査になるので日用品や食料品を購入しながら宿に戻る。
《今日は何か疲れたな。テストを受けるような気分だよ。》
(なるほどですね。)
《ん?? なにがなるほどなんだ?》
(今回のクエストは、本当に冒険者ギルドからのテストかも知れないですよ。 まぁ罠とかではなさそうなので、キッチリとがんばりましょう。)
《テストでも普通のクエストでもキッチリすればいいよな。 そういえばレベルも上がってると思うから確認しないとな。》
そう言いながらステータスを確認する。
名前 : ヤスト(城之内 康人)
種族 : 人間
年齢 : 20
職業 : 冒険者(Eランク)
LV : 16
HP : 169/175
MP : 175/175
筋力 : 95(+60:鉄のサーベル)
魔力 : 115
耐久力 : 95(+15:皮の鎧、+25:鉄の胸当て)
敏捷性 : 85
運 : 100
魅力 : 100
ギフト
【魔眼】最上位鑑定・生物の善悪の把握・言葉の真偽判定
【経験】取得経験値2倍・スキル取得率成長率2倍・知識記憶固定
【時空魔法】時間魔法・空間魔法・時空魔法・アイテムボックス(イベントリ付き・時間停止)
スキル
念話 4 (思考での会話、相互会話には相手にも念話が必要)
剣術 2 (剣の扱いに補正)
地図 1 (地図の表示)
探知 2 (植物・無機物の探知)
気配察知 2 (生物の気配察知)
鍛冶 2 (鍛冶作業に補正)
魔道具製作 3 (魔道具製作・付与が可能)
料理 2 (料理上手)
生活魔法 2 (生活魔法を利用可能)
称号
【異世界転移に巻き込まれた者】
異世界言語の通訳読み書きが出来る。能力が平均以上になる。運が高くなる。
【猫に手を差し伸べた者】
動物全般から好かれるようになる。魅力が高くなる。
【アトゥム神の加護】
スキルが覚えやすくなる。スキル成長が早くなる。アトゥム神と対話が出来る。
アリスにステータスを読んで聞かせると、遠い目をされながら(Aランク冒険者以上ですよ・・・ そのHPなら警戒されますね・・・)と聞こえたような気がした・・・
《さ・さて、明日に向けてしっかり食べて、ゆっくり休もう!》
下手な誤魔化し方にはじと目で見られたが、1人と1匹で明日があるのでしっかり食べてしっかりと休んだ。
ムフフな展開は全く無かった事を少しだけ悔やみながら・・・
ーーーーーーーーーー
重なる私事で更新が止まっておりました。
その間もお気に入りを外さないでいてくださった方々、また新たにお気に入りにしていただいた方々、お読みになっていただいた方々、待っていて下さった方々、コメントにて応援・激励していただいた方々には本当に感謝です。
ありがとうございます。m( )m
個人的にもまだ色々ありますが、出来る限り更新を続けていけたら良いと思っておりますので、これからもよろしくお願いいたします。
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