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第1章

第2話 異世界に来て、早々やばい件

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 (う………なんだ?ここは…………異世界?)
目を開くと、そこには、広い森林が広がっていた。
周りを見渡すと、知らない草木や植物が生えていた。
 
よくある、王宮転生パターンじゃないんだな。
いきなり、モンスターに襲われたらどうしよう。
神様いきなり、無理ゲーとか酷いもんだ。
どう、生きていけばいんだろうな…………

てか、ステータスってどうやって見るんだ?
 神様から教えてもらわなかったのを公開しながら、何か方法ないか考える。
 1・ステータスオープンと言って見る。
 結果 ダメ
 2・開けステータス
 結果 ダメ
 3・ステータスお願い出て来て
 結果 うん、ダメ(わかってた。

 結局どうすればいんだよ!?
 そう思って、地面を見ると、手紙が置いてあった。
 これ、灯台下暗しだ。
 とりあえず、手紙を読んで見る。

 佐藤 玄間君へ
 ハーイ!神様でーす!
 元気かな?
 とりあえず、ランダムな所に、飛ばしたよ!(てへぺろ)
 で、ステータスを見る方法がわからないんだと思うんだけど、
 やり方は、ステータスと念じるだけ。
 後は、頑張って!
 神様は、久々のバカンス楽しんでるからね!
 それでは、バイバーイ!

 あれ?あの真面目な神様どこいった?
 しかも、バカンスって。
 意外な神様の一面を知った、玄間だった。

 とりあえず、ステータス
 すると、ステータスが現れる。

 名前 佐藤玄間 18歳
 レベル1
 HP300
MP500
 物攻 10
 魔攻 30
 物防 8
 魔防 10
 速さ 500
 
 スキル 鑑定 レベルMax
             神速 レベル1
             配達 レベル1

結構、チートだな。魔法よりで、速さが一番高い。
異世界に行くと年齢も下がるみたいだ。
スキルは、鑑定と神速と配達。

 
 次に、スキル詳細だ。
 鑑定 レベルMax あらゆる人や物の情報を知ることができる。これで見れないものはない。
 神速 レベル1 狼くらいの速さ
 配達 レベル1 依頼された物を運ぶ。運搬中は、ステータス 1.5倍
 鑑定は、テンプレだな。
 神速は、適当すぎて意味がわからん。
 配達は、元の世界の職が影響されたんだろうか。
 異世界に来て、配達やるのも悪くないか。
 

 スキル一通り見終わったので、街を探そう。
 モンスターなどに警戒しながら、歩いて行く。
 すると、でっかい豚(オーク)に出会う。
 鑑定で見て見た。

 オークキング
 レベル200
  HP100000
 MP0
  物攻30000
  魔攻0
  物防10000
  魔防0
  速さ100

 は!?やばいものが映った気が……
 あのー神様。俺どうなるんだろうか。
 ランダムに転生したのはいいけど、こんな化け物がいる場所なんて。
 無理ゲーだろ!?詰んだろ!?
 ………………
 異世界早々に、死ぬ運命とか……

 オークキングは、俺を見つけ襲いかかって来た。
 俺は、ゆっくり目を閉じた。
 



 あ、逃げればよくね。




 遅かった。気づくのが遅すぎた。




 オークキングは、斧を振り回す。




 終わった……………







 「おい!おーい!小僧大丈夫か?」
 (神様なのか!?………とゆことは、死んだのか。)
 ゆっくり目を開くと、白い空間ではなく、家のような空間があった。


 「お、ようやくお目覚めかあ。あんな、所に子供がいるなんて何年ぶりだろうか。」

 「あなたは誰だ?」

 「うむ、儂は、龍王じゃ。人が決して立ち寄らない死の島に、住んでおる。それは、そうとお主、なぜこんな所にいるのじゃ?」

 龍王!?てことは、助けられたのか。
 ステータスを見て見た。

 龍王
 レベル500
 HP600000
 MP50000
 物攻 80000
 魔攻 70000
 物防 50000
 魔防 50000
 速さ 60000

 スキル 不明(隠蔽レベルMaxにより

 目を疑った。鑑定でも、見れないことがあるんだな。
 
 俺は、今まであったことを、龍王に全部話した。

 「なるほど、ということは、お主は転生者ということか………うむ、いつも暇じゃからの。お前さんを鍛えてやろう。多分、鍛えないとお主は一生ここで暮らすことになるぞ。」

 鍛えてくれるのか………厳しそうだな。
 でも、一生ここで暮らすのは嫌だな。
 素直に、鍛えて貰おう。


 「鍛えてください!」

 「うむ、明日から特訓じゃ!」


 かくして、龍王とともに修行に励むにだった。
 配達業をやることになるのは、もうちょい後になる。

 

 


 


 
 
 


 
 

 
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