異世界で、配達業しちゃダメと誰が言った？

第1章

第3話 修行始めまーす！

 神龍との修行が始まった。
 日課は下記の通りである。
 

 3:00 起床
 3:10 剣の素振り 1000回
 8:00 休憩
 8:10 神龍の魔法講座
 15:00 休憩
 15:10 筋力トレーニング
 20:00 山登り
 23:00 飯
 24:00 就寝


 ブラック企業並みに、キツイスケジュールだと思う。(いや、それ以上かもしれない。)
 剣の素振り1000回は、普通の素振りと比べると相当やばいのだが。なかでも、魔法講座と山登りは、やばかった。魔法講座は、教えられるのはいいが、魔力量を全部使い果たすまで、魔法を打たされるので、魔力が無くなった時の疲労感はすごかった。また、筋力トレーニングに続けて行われる山登りは、ただの山登りではない。あの化け物たちを倒しながら登るという地獄の山登りだ。


 最初頃の自分は、一瞬死にかけるくらい疲労してた。
 しかし、1,2,3,……………………………と回数を重ねるごとに化け物の体へと変貌した。

そして、6ヶ月後
 
 今では、こんな感じだ。
 一発で、化け物を倒せるくらいまでも成長してしまった。
 
 佐藤 玄間
 レベル320
 HP1583727
 MP1293844
 物攻654323
 魔攻567432
 物防234343
 魔防322323
 速さ&\@・3\/&@

 スキル 鑑定レベルMax
             神速レベルMax
             配達レベル1
             属性魔法レベルMax
             闇魔法レベルMax
             光魔法レベルMax
             神龍の加護


  この通り、化け物になってしまった。
  速さが異常すぎて変な数字になってる。
  ちなみに、師匠も超えてしまった……………
  ついに旅立ちかあ………悲しくなってきたな
 「ほほう、悲しくなるんじゃない。儂のところにいつでもこればいい。」
 そうですね………！？心読まれた？
 「儂は、読めるんじゃよ！ははは！」
 笑い事じゃねえ！あんなことやそんなことも読まれてたのか？
 「あんなことやそんなこと？なんのことじゃ。いってみろ。」
 あ、なんでもないでーす。
 「まあ、修行は済んだのだ。気にせず行くといい。」
 「いってきます！」
 こうして、佐藤玄間は、旅立つ。