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part 9-2
カフェバーの見学は楽しかった。見たことのない物がズラリと並ぶ空間は、そのカウンター内にいるだけで
「いつも座る場所からは見えない物…こちら側もワクワクですね」
そんな感想を空雅さんと芦田さんに披露するくらいに刺戟的だった。
「人が足りない時に空雅と一緒なら、ここで仕事するのは構わないと思います。若に確認しておきましょう」
あの日、龍之介はいつもと同じように抱きしめて眠った。まだ抱かないと言って。
でもマンションに出入りする彼らに私を自分の女だと言い、彼らは“承知”と声を揃えたんだ。
カフェバーからスーパーへ行くと
「今日はここしか行かないから、ハシゴを考えないで買って」
と空雅さんに先に言われた。
「あの…芦田さん」
少し進むと疑問が湧き、芦田さんに聞く。藤堂で一緒に生活していくのだから分からないことは聞きながら前進するのみだよね。
「はい」
「パッと見たところ…フルーツ、とっても美味しそうだけど全部100円ほど高い…どうするべきですか?」
「紗栄子さん、私に聞けるところがまず進歩です」
「はい…」
「どうすべきかは、値段を見ないで欲しい物と必要な物をカゴに入れる。以上です」
「見えちゃうもの…梨がほら…大きくて美味しそうだけど、これ…4個の値段?」
「ブツブツ言いながら、イチイチ1個あたりを計算しない。紗栄子さんのこれまでの世界と物価が違うと思えばいいですね。梨と、このシャインマスカットもいきますか?」
まだまだ自分で買い物といかずに帰ってから、遅いお昼ごはんを食べて、掃除をしてまたキッチンにいたら、芦田さんが龍之介に朝からの報告をしてしばらくするとここに連行された。
「紗栄子は家政婦じゃねぇ」
チュッ…
「こうして俺が愛したいのが紗栄子。わかるか?」
「いつも座る場所からは見えない物…こちら側もワクワクですね」
そんな感想を空雅さんと芦田さんに披露するくらいに刺戟的だった。
「人が足りない時に空雅と一緒なら、ここで仕事するのは構わないと思います。若に確認しておきましょう」
あの日、龍之介はいつもと同じように抱きしめて眠った。まだ抱かないと言って。
でもマンションに出入りする彼らに私を自分の女だと言い、彼らは“承知”と声を揃えたんだ。
カフェバーからスーパーへ行くと
「今日はここしか行かないから、ハシゴを考えないで買って」
と空雅さんに先に言われた。
「あの…芦田さん」
少し進むと疑問が湧き、芦田さんに聞く。藤堂で一緒に生活していくのだから分からないことは聞きながら前進するのみだよね。
「はい」
「パッと見たところ…フルーツ、とっても美味しそうだけど全部100円ほど高い…どうするべきですか?」
「紗栄子さん、私に聞けるところがまず進歩です」
「はい…」
「どうすべきかは、値段を見ないで欲しい物と必要な物をカゴに入れる。以上です」
「見えちゃうもの…梨がほら…大きくて美味しそうだけど、これ…4個の値段?」
「ブツブツ言いながら、イチイチ1個あたりを計算しない。紗栄子さんのこれまでの世界と物価が違うと思えばいいですね。梨と、このシャインマスカットもいきますか?」
まだまだ自分で買い物といかずに帰ってから、遅いお昼ごはんを食べて、掃除をしてまたキッチンにいたら、芦田さんが龍之介に朝からの報告をしてしばらくするとここに連行された。
「紗栄子は家政婦じゃねぇ」
チュッ…
「こうして俺が愛したいのが紗栄子。わかるか?」
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