癒しと毒の融合愛◆◆心の逃げ場だけでいいのか?久遠の愛を誓う物語◆◆ 【完結】

まぁ

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part 12-10

「若」
「ん、俺が」

情報からの新たな報告は、白バン所有者の坂戸組準構成員、菅道史すがみちふみと清水母はスナックで接点あり。

「芦田」
“はい”
「今どこだ?」
“カフェバーから3分ほどのところです”
「すぐに戻れ。俺たちの迎えがおそらく18時ちょうどか5分遅れ」
“紗栄子さんはそれ以降に今日は空雅も一緒に上がりです”
「いつも通り5分10分に出てくるだろうが、空雅に情報が入っていないことを考慮」
“承知しました。すぐに戻ります”
「ん」

迎えに行くと紗栄子にも空雅にもメッセージは入れてある。店内に組員が残っていることも分かっているが、組織で動いていない素人ほど読めねぇからな。

「伊坂の女かどうかは分かりません、目撃した者に伊坂自身は否定しているので。しかし繁華街で接触しているのが目撃された相手は水野このみ」
「誰だったっけ、それ…聞き覚えあるな…あ、カフェバーをクビにした女?」
「そうです。水野このみ、さらに調べています」
「ん」
「久しぶりにちょっと急ぐんだけど混んでるね…」
「伊坂と水野が顔見知りなのは以前からカフェバーの勤務で不思議ではありませんが、わざわざあんな形でクビにされた女と会うのが理由あってのことなら精査すべき案件です」
「今日のこのタイミングで電源を入れてない理由もな」
「おっしゃる通りです、若」

憂慮だけで終わればいい。

備えるのは日常だ。

だが、すぐに全てが繋がる情報がもたらされた。
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