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part 15-2
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そこでグッと奥歯を噛みしめ僅かに腰を引いて何とか耐えると、紗栄子の背中に覆い被さり
「俺…まだ…もっと突いていいか?」
ヒクつく中をゆっくりと進みながら耳を食む。
「…無…理…」
「腕キツいよな…大丈夫だ」
俺は腰を落として紗栄子ごと後ろに下がると、紗栄子の両膝を後ろから抱え上げる。大きく目を見開き、オレを咥え込んだ自分の姿を鏡の中に見た紗栄子を突き上げる間もなく…っあ…
「ん?またイッたか?」
紗栄子が両手で口を押さえ軽く痙攣した。それがオレをまた絞り、俺は鏡に二人の交わりを映しながら突き上げる度に紗栄子の膝を抱える両腕を外に開き
「ああぁぁあ…っあぁ…ぅぅふぅうん…」
口を押さえた手が意味をなさないような紗栄子の甘い狂声を聞きながら熱を放った。
「っ…紗栄子っ…」
どくどくと熱を放ちながら愛しい名前を口にする。今日より明日、もっと幸せにすると誓いながら。
「紗栄子、体調は?」
キスをしてからゆっくりと体を起こしてやると、紗栄子はぼーっとしたまま座るベッドの上でのっそりと体を動かしたが、退かしたばかりの布団の上にふわっと倒れる。
「ねむ…あと…10分…」
「ん」
すぐに彼女をシーツに戻し、紗栄子の形に凹む布団を一緒に被る。5時間以下の睡眠だとこうなることがほとんどで、昼寝をするのもこういう日だ。
「どこが痛い?」
「……まったり全身…ほのかな痛み…っぽい…」
「ん」
「…犯人は…龍之介…」
「悪い」
うとうと微睡みながら話をするのは紗栄子の好きな時間だ。だから今日も髪や肩、背中を撫でながらポツポツと言葉を交わす。
「今日は何時間だ?」
「…さん」
「3時間が増えたな」
「ぅ…ん…」
昨日は元々、カフェバーのシフトに入っていなかったから、今日出勤するなら一度の欠勤もなし。店に出入りする者たちへは、紗栄子に手出しをすると即、臓器売買か海外マフィアへ送られるという話が昨日のうちに広がっているので下手に手出しをする者はいないだろう。話は事実で、今日には尾ヒレをつけて繁華街に行き渡り、さらに広範囲で噂になる。
「俺…まだ…もっと突いていいか?」
ヒクつく中をゆっくりと進みながら耳を食む。
「…無…理…」
「腕キツいよな…大丈夫だ」
俺は腰を落として紗栄子ごと後ろに下がると、紗栄子の両膝を後ろから抱え上げる。大きく目を見開き、オレを咥え込んだ自分の姿を鏡の中に見た紗栄子を突き上げる間もなく…っあ…
「ん?またイッたか?」
紗栄子が両手で口を押さえ軽く痙攣した。それがオレをまた絞り、俺は鏡に二人の交わりを映しながら突き上げる度に紗栄子の膝を抱える両腕を外に開き
「ああぁぁあ…っあぁ…ぅぅふぅうん…」
口を押さえた手が意味をなさないような紗栄子の甘い狂声を聞きながら熱を放った。
「っ…紗栄子っ…」
どくどくと熱を放ちながら愛しい名前を口にする。今日より明日、もっと幸せにすると誓いながら。
「紗栄子、体調は?」
キスをしてからゆっくりと体を起こしてやると、紗栄子はぼーっとしたまま座るベッドの上でのっそりと体を動かしたが、退かしたばかりの布団の上にふわっと倒れる。
「ねむ…あと…10分…」
「ん」
すぐに彼女をシーツに戻し、紗栄子の形に凹む布団を一緒に被る。5時間以下の睡眠だとこうなることがほとんどで、昼寝をするのもこういう日だ。
「どこが痛い?」
「……まったり全身…ほのかな痛み…っぽい…」
「ん」
「…犯人は…龍之介…」
「悪い」
うとうと微睡みながら話をするのは紗栄子の好きな時間だ。だから今日も髪や肩、背中を撫でながらポツポツと言葉を交わす。
「今日は何時間だ?」
「…さん」
「3時間が増えたな」
「ぅ…ん…」
昨日は元々、カフェバーのシフトに入っていなかったから、今日出勤するなら一度の欠勤もなし。店に出入りする者たちへは、紗栄子に手出しをすると即、臓器売買か海外マフィアへ送られるという話が昨日のうちに広がっているので下手に手出しをする者はいないだろう。話は事実で、今日には尾ヒレをつけて繁華街に行き渡り、さらに広範囲で噂になる。
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