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sweet rulers*甘い支配者達
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「紫乃」
最後のケースを手にして私の名前をゆっくりと呼んだ彼を見上げると…えっ…彼はスーツの体をすっと下ろし片膝を私の足元へついた。
「結婚しよう、紫乃。幸せにするのでも、幸せになるのでもなく…二人で二人の幸せを作り続ける」
「…壱…はい、二人の幸せを…作り続ける…」
パチパチパチパチパチパチ…
スタッフさんたちがもう戻って来ていたようだ。
「助かったな…せっかくのメイクが…紫乃の涙が溢れたら…溢れる前に舐めないと…と思った」
拍手に驚いて涙がひっこんだ私に囁いた壱は
「あ…緊張して握ったままだった」
とジュエリーケースを私に向けて開けた。
「わあ…すごく素敵…ピアスとお揃い?」
「パールは揃えてある」
そう言いさっきのリングに重ねて着けてくれたのは、ピアスとお揃いのパールの両サイドにダイアモンドが埋め込まれたリングだった。
「ありがとう、壱…もらってばかりで…」
「うん?どれも当然のものだろ?似合ってる…紫乃」
頬に軽く口づけた彼は時間を確認すると
「彼女のバッグをお願いします」
スタッフの方に伝えながら私に手を差し出す。その手を取って私が椅子から立ち上がると
「おめでとうございます」
という言葉とともにバッグを渡された。
「…ありがとうございます…友達の結婚式に来たのに、お祝い言ってもらっちゃった」
「お二人、とてもお似合いですね。いってらっしゃいませ」
最後のケースを手にして私の名前をゆっくりと呼んだ彼を見上げると…えっ…彼はスーツの体をすっと下ろし片膝を私の足元へついた。
「結婚しよう、紫乃。幸せにするのでも、幸せになるのでもなく…二人で二人の幸せを作り続ける」
「…壱…はい、二人の幸せを…作り続ける…」
パチパチパチパチパチパチ…
スタッフさんたちがもう戻って来ていたようだ。
「助かったな…せっかくのメイクが…紫乃の涙が溢れたら…溢れる前に舐めないと…と思った」
拍手に驚いて涙がひっこんだ私に囁いた壱は
「あ…緊張して握ったままだった」
とジュエリーケースを私に向けて開けた。
「わあ…すごく素敵…ピアスとお揃い?」
「パールは揃えてある」
そう言いさっきのリングに重ねて着けてくれたのは、ピアスとお揃いのパールの両サイドにダイアモンドが埋め込まれたリングだった。
「ありがとう、壱…もらってばかりで…」
「うん?どれも当然のものだろ?似合ってる…紫乃」
頬に軽く口づけた彼は時間を確認すると
「彼女のバッグをお願いします」
スタッフの方に伝えながら私に手を差し出す。その手を取って私が椅子から立ち上がると
「おめでとうございます」
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