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7月SS 3
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「もお…やだ…」
「悪いな、綸…止まらなかった」
そう言う俺を振り返り、俺の腹にポコンとグーパンチを繰り出した後、綸はゆっくりと黒い下着を着け同じく黒いTシャツワンピースを着ると髪にブラシを適当にかけた。洗面台でぷるぷるっと顔を洗い、そのまま手に水を掬い二度うがいをするともう一掬いしてそれを飲んだ。
冷蔵庫に水はいくらでも入っているが、綸はあのアパートにいた時の名残か水道水をそのまま飲むことに抵抗がない。何となくそれを見ているとタオルを持つ綸と目が合った。
「綸のパンチで腹が痛くて動けねぇ」
俺が腹を擦って言うと
「ごめんね、正宗。そんな戯れ言に付き合ってる時間がないのよ。いってくるね」
と俺の頭を一撫でして綸はよたよたと歩いて行ってしまう。チッ…ガキさえ来なければ…そう思いながら、俺もすぐに着替え部屋を出た。綸に追い付くと片手で抱き上げ長い廊下を歩く。
「ちょっと遅刻しちゃうかな…」
「大丈夫だ」
俺は潤に電話をかけ、ガキたちのために黒塗りでなく白いバンを1台出すよう指示する。
「ありがとう、正宗。これでみんな遅刻しないね」
「ん、ここからは歩くんだろ?」
玄関で下ろしてやるとまた、ありがとうと言いながらサンダルを履いた綸は門へ急いだ。
「悪いな、綸…止まらなかった」
そう言う俺を振り返り、俺の腹にポコンとグーパンチを繰り出した後、綸はゆっくりと黒い下着を着け同じく黒いTシャツワンピースを着ると髪にブラシを適当にかけた。洗面台でぷるぷるっと顔を洗い、そのまま手に水を掬い二度うがいをするともう一掬いしてそれを飲んだ。
冷蔵庫に水はいくらでも入っているが、綸はあのアパートにいた時の名残か水道水をそのまま飲むことに抵抗がない。何となくそれを見ているとタオルを持つ綸と目が合った。
「綸のパンチで腹が痛くて動けねぇ」
俺が腹を擦って言うと
「ごめんね、正宗。そんな戯れ言に付き合ってる時間がないのよ。いってくるね」
と俺の頭を一撫でして綸はよたよたと歩いて行ってしまう。チッ…ガキさえ来なければ…そう思いながら、俺もすぐに着替え部屋を出た。綸に追い付くと片手で抱き上げ長い廊下を歩く。
「ちょっと遅刻しちゃうかな…」
「大丈夫だ」
俺は潤に電話をかけ、ガキたちのために黒塗りでなく白いバンを1台出すよう指示する。
「ありがとう、正宗。これでみんな遅刻しないね」
「ん、ここからは歩くんだろ?」
玄関で下ろしてやるとまた、ありがとうと言いながらサンダルを履いた綸は門へ急いだ。
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