18 / 28
第十八話 それぞれの武器
しおりを挟む
買い物を終えた僕たちは、宿に入る前に装備を確認する。
まずは僕の装備。
【ライト】
・ライトソード
・ライトアーマー
・ライトシールド
始めに、名前がライトだから、ライト装備にしたわけではないということを言っておこう。
ライト装備は、通常の装備と強度は同じ、それでいて軽いのがメリットだ。
装備は、一度ストレージへ登録すれば、強化が可能(もちろん課金)──なのだが、それは今回必要ない。僕の場合、スマホの操作ができればいいので、ないよりはマシの見た目装備だ。
仲間の三人には、ちょっとだけ強い装備を与えた。作戦の要になるので、そう簡単に死んでもらっては困るからだ。
【ファースト】
・ミスリルソード
・ミスリルアーマー
・ミスリルシールド
ファーストは、前線に立ってもらうつもりなので、特に守備力を強化した。重さは僕の装備と同じぐらいだが、強度は段違いの上、セット効果で魔法耐性と体力上昇も備えている。しかも、メイド服の上に着ていても、あまり気にならないデザインだ。
【セカンド】
・マジカルロッド
・アクアローブ
セカンドは、魔法スキルの力を増大させるロッド。それと、水の反射で目視を遮る効果を発動することのできるローブだ。他にもいろいろな効果がありそうだが、それは使用者次第。とにかく、工作活動をするのに都合のいい特殊装備といっていいだろう。装飾も程よい感じだ。
【サード】
・ドラゴンナックル
・シシオウアーマー
サードは、近接戦闘用装備だ。ドラゴンナックルは、攻撃を当てるたびに、攻撃力を増していく特殊武器。さらに、シシオウアーマーは獣の装いをしているが(しかも耳付き)防御は万全。致命的ダメージを受けた場合、パーツ単位をパージしてそれを身代わりとする機能を備えている(クールタイムで復元可能)ので、幹部クラスとの戦闘を任せようと思う。
──と、色々と偉そうに建前を語ったのだが、実はメイドの装備に関してはほとんど趣味だ。
装備を買ってから、「やっちまった……」と気づいた時には、僕の懐から金貨が70枚ほど消えてしまった。残りの軍資金は金貨31枚程度、レベル4スキルの単体魔法スキルを連発するのでギリギリだ。あとは、スマホ爆弾で回収できる軍資金に期待するしかない。
あともう一つ、これだけは外せない重要な見た目装備がある。
それは──バストアップパッドだ!
「皆、これをつけてくれないか」
僕は、バストアップパッドを空間ストレージから引っ張り出し、それを三人に手渡した。
これが10セットで金貨1枚とか──かなりぼったくられた気はするが、今は、これがあることに感謝する。
「これは……」
「必須アイテムですね……わかります」
「食べられるの?」
セカンドは、事情を知っているのでわかっているのだが、他の二人は、強度を試そうとしたり、味を確かめようとしたりしている。これはさすがにまずいので「……セカンド……後は頼むっ!」と、厄介ごとをセカンドに押し付け、僕は後ろを向いて待つ。
────
しばらくして、「いいですよ、ライト様」と、セカンドの合図。それを聞いた僕は、ゆっくりと三人に視線を向ける。その瞬間、僕は素晴らしい光景を目にした。
視界に入ったメイドたちは、見違えるほどバランスの整った美しい姿へと変貌していた。
たかがパッドだと思っていたが──その変貌ぶりはキラキラエフェクトが幻覚で見えてしまう程に美しい。
僕は思わず唾を飲み込み、「これだよ、これ!」と、叫んでしまった。
「ど、どうかなさいましたか! ライト様!」
「きっと、私たちの姿が美しすぎて、興奮しているのですよ」
「ふーん……あまり変わらない気もするけど……でも……なんだかとってもいい感じ」
三人は、どことなく自信に満ち溢れている表情を見せる。どうやら気に入ってくれたらしい。僕としても大満足だ。
これで明日の準備は整った。名残惜しいが、宿に4人で宿泊するわけにはいかないので(あくまで資金的にだっ!)メイドたちを仲間ストレージに戻し、宿へ一泊することにした。
まずは僕の装備。
【ライト】
・ライトソード
・ライトアーマー
・ライトシールド
始めに、名前がライトだから、ライト装備にしたわけではないということを言っておこう。
ライト装備は、通常の装備と強度は同じ、それでいて軽いのがメリットだ。
装備は、一度ストレージへ登録すれば、強化が可能(もちろん課金)──なのだが、それは今回必要ない。僕の場合、スマホの操作ができればいいので、ないよりはマシの見た目装備だ。
仲間の三人には、ちょっとだけ強い装備を与えた。作戦の要になるので、そう簡単に死んでもらっては困るからだ。
【ファースト】
・ミスリルソード
・ミスリルアーマー
・ミスリルシールド
ファーストは、前線に立ってもらうつもりなので、特に守備力を強化した。重さは僕の装備と同じぐらいだが、強度は段違いの上、セット効果で魔法耐性と体力上昇も備えている。しかも、メイド服の上に着ていても、あまり気にならないデザインだ。
【セカンド】
・マジカルロッド
・アクアローブ
セカンドは、魔法スキルの力を増大させるロッド。それと、水の反射で目視を遮る効果を発動することのできるローブだ。他にもいろいろな効果がありそうだが、それは使用者次第。とにかく、工作活動をするのに都合のいい特殊装備といっていいだろう。装飾も程よい感じだ。
【サード】
・ドラゴンナックル
・シシオウアーマー
サードは、近接戦闘用装備だ。ドラゴンナックルは、攻撃を当てるたびに、攻撃力を増していく特殊武器。さらに、シシオウアーマーは獣の装いをしているが(しかも耳付き)防御は万全。致命的ダメージを受けた場合、パーツ単位をパージしてそれを身代わりとする機能を備えている(クールタイムで復元可能)ので、幹部クラスとの戦闘を任せようと思う。
──と、色々と偉そうに建前を語ったのだが、実はメイドの装備に関してはほとんど趣味だ。
装備を買ってから、「やっちまった……」と気づいた時には、僕の懐から金貨が70枚ほど消えてしまった。残りの軍資金は金貨31枚程度、レベル4スキルの単体魔法スキルを連発するのでギリギリだ。あとは、スマホ爆弾で回収できる軍資金に期待するしかない。
あともう一つ、これだけは外せない重要な見た目装備がある。
それは──バストアップパッドだ!
「皆、これをつけてくれないか」
僕は、バストアップパッドを空間ストレージから引っ張り出し、それを三人に手渡した。
これが10セットで金貨1枚とか──かなりぼったくられた気はするが、今は、これがあることに感謝する。
「これは……」
「必須アイテムですね……わかります」
「食べられるの?」
セカンドは、事情を知っているのでわかっているのだが、他の二人は、強度を試そうとしたり、味を確かめようとしたりしている。これはさすがにまずいので「……セカンド……後は頼むっ!」と、厄介ごとをセカンドに押し付け、僕は後ろを向いて待つ。
────
しばらくして、「いいですよ、ライト様」と、セカンドの合図。それを聞いた僕は、ゆっくりと三人に視線を向ける。その瞬間、僕は素晴らしい光景を目にした。
視界に入ったメイドたちは、見違えるほどバランスの整った美しい姿へと変貌していた。
たかがパッドだと思っていたが──その変貌ぶりはキラキラエフェクトが幻覚で見えてしまう程に美しい。
僕は思わず唾を飲み込み、「これだよ、これ!」と、叫んでしまった。
「ど、どうかなさいましたか! ライト様!」
「きっと、私たちの姿が美しすぎて、興奮しているのですよ」
「ふーん……あまり変わらない気もするけど……でも……なんだかとってもいい感じ」
三人は、どことなく自信に満ち溢れている表情を見せる。どうやら気に入ってくれたらしい。僕としても大満足だ。
これで明日の準備は整った。名残惜しいが、宿に4人で宿泊するわけにはいかないので(あくまで資金的にだっ!)メイドたちを仲間ストレージに戻し、宿へ一泊することにした。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
異世界転生おじさんは最強とハーレムを極める
自ら
ファンタジー
定年を半年後に控えた凡庸なサラリーマン、佐藤健一(50歳)は、不慮の交通事故で人生を終える。目覚めた先で出会ったのは、自分の魂をトラックの前に落としたというミスをした女神リナリア。
その「お詫び」として、健一は剣と魔法の異世界へと30代後半の肉体で転生することになる。チート能力の選択を迫られ、彼はあらゆる経験から無限に成長できる**【無限成長(アンリミテッド・グロース)】**を選び取る。
異世界で早速遭遇したゴブリンを一撃で倒し、チート能力を実感した健一は、くたびれた人生を捨て、最強のセカンドライフを謳歌することを決意する。
定年間際のおじさんが、女神の気まぐれチートで異世界最強への道を歩み始める、転生ファンタジーの開幕。
異世界ビルメン~清掃スキルで召喚された俺、役立たずと蔑まれ投獄されたが、実は光の女神の使徒でした~
松永 恭
ファンタジー
三十三歳のビルメン、白石恭真(しらいし きょうま)。
異世界に召喚されたが、与えられたスキルは「清掃」。
「役立たず」と蔑まれ、牢獄に放り込まれる。
だがモップひと振りで汚れも瘴気も消す“浄化スキル”は規格外。
牢獄を光で満たした結果、強制釈放されることに。
やがて彼は知らされる。
その力は偶然ではなく、光の女神に選ばれし“使徒”の証だと――。
金髪エルフやクセ者たちと繰り広げる、
戦闘より掃除が多い異世界ライフ。
──これは、汚れと戦いながら世界を救う、
笑えて、ときにシリアスなおじさん清掃員の奮闘記である。
この度異世界に転生して貴族に生まれ変わりました
okiraku
ファンタジー
地球世界の日本の一般国民の息子に生まれた藤堂晴馬は、生まれつきのエスパーで透視能力者だった。彼は親から独立してアパートを借りて住みながら某有名国立大学にかよっていた。4年生の時、酔っ払いの無免許運転の車にはねられこの世を去り、異世界アールディアのバリアス王国貴族の子として転生した。幸せで平和な人生を今世で歩むかに見えたが、国内は王族派と貴族派、中立派に分かれそれに国王が王位継承者を定めぬまま重い病に倒れ王子たちによる王位継承争いが起こり国内は不安定な状態となった。そのため貴族間で領地争いが起こり転生した晴馬の家もまきこまれ領地を失うこととなるが、もともと転生者である晴馬は逞しく生き家族を支えて生き抜くのであった。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
初期スキルが便利すぎて異世界生活が楽しすぎる!
霜月雹花
ファンタジー
神の悪戯により死んでしまった主人公は、別の神の手により3つの便利なスキルを貰い異世界に転生する事になった。転生し、普通の人生を歩む筈が、又しても神の悪戯によってトラブルが起こり目が覚めると異世界で10歳の〝家無し名無し〟の状態になっていた。転生を勧めてくれた神からの手紙に代償として、希少な力を受け取った。
神によって人生を狂わされた主人公は、異世界で便利なスキルを使って生きて行くそんな物語。
書籍8巻11月24日発売します。
漫画版2巻まで発売中。
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる