異世界転生で最強になった俺は、幻の魔法でやつを倒す

マイきぃ

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転生編

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 俺は、親友との喧嘩の真っ最中だった。

 喧嘩の原因は、魔法使いアニメのヒロイン、スーパーロリロリピクピクちゃんのパンツの色だった。
俺は、その第一話のラストで幼馴染がスカートをめくるシーンを見ている。
 その時のパンツの色は、白だった。だが、そうじゃない、その白は見せパンなのだ。その見せパンのすきまにピンクの柄が見えたのを俺は見逃してはいない。
 もちろん、それはやつも知っている。だが、親友には親友の言い分があった。もう後には引けないところまできている。

「おい……お前……! ふざけるな! 今日はスーパーロリロリピクピクちゃん、第二話の日だ。長引けば、見れなくなるぞ」
「馬鹿め! 俺はお前とは違う! そんなこともあろうかと、俺はちゃんと録画予約を設定してきた! だから、いつでも見れるってわけだ」

「くっ……まさか、俺がいつも予約をしていないのを知ったうえで、俺に喧嘩を吹っ掛けたのか!」
「知るか! 何度も言うが、あれは見せパンなんかじゃない! あのアニメの元となった原作ゲームでは、ほとんどのシーンが白だったんだ! 純白のスーパーロリロリピクピクちゃんは、アニメでも健在なんだ!」

「いいや、今回のアニメ版の設定では、あの白は見せパンだ! スーパーロリアニメファンという雑誌の第二話の見どころのシーン画像。悪魔デロデロニュルーンに服をズタズタに引き裂かれるシーンにピンクの柄がはっきりと写っている」
「ふん……どうせやばいシーンだから、着色されたんだろう」

 結局、言葉では、決着はつかない。俺と親友は、拳を交えて戦うしかなかった。
 そんな時だ。あと一撃で決着がつくと思ったその瞬間、轟音とクラクションの音が聞こえた。

 ────それは、大型トラックだった

 俺たち二人の喧嘩に水を差すかのように、トラックは突っ込み、俺たち二人を死に至らしめた。


 気が付くと、俺は綺麗な女性の目の前にいた。

「あれ、ここは……ああ! あなたは!」

 すると、その綺麗な女性は言った。
「わたしは女神……」

「スーパーロリロリピクピクちゃんですね!」
 何を勘違いしたのか、俺は興奮してそう叫んでいた。末期症状な俺は、女を見ると、一瞬だけスーパーロリロリピクピクちゃんに見えるらしい。

「いいえ、違います……わたしは……」
「もちろん、スーパーロリロリピクピクちゃんのパンツはピンクですよね、見せてもらえますか!」

「……その……スーパーロリロリなんとかっていうのは、何なんですか?」
「ええ、あなたは……スーパーロリロリピクピクちゃんじゃ……ないんですか……」

 俺は、その瞬間我に返り、目の前にいた女性に興味を失った。
 その瞬間、自分がトラックにひかれたことを思い出した。

(ちがう……俺は……死んでいるんだ……じゃあ、この目の前にいる女性は……)
「女神いっ!!」

「やっとわたしを認識してくれましたね。安心しました」

 ばかな、そんなはずはない。たしかに俺はトラックにひかれた。
 それに、トラック転生なんて、ただのラノベの話だと思ってた。

 でも……

 俺は……

 その現実を……

 目の前にしている……

「あ、あの……女神様」
「なんでしょう」

「俺……転生できるんですか?」
「ええ、もちろん転生させるつもりです」

「じゃあ、一つお願いがあります。多分、俺と一緒に死んだやつがいます。そいつが転生するなら、俺もそいつのところに転生させてください」
「それだけでいいのですか?」

「ええ、それだけで……決着をつけたいんです」
「わかりました。では転生です「わたしもピクピクしてみたーい!」」

 女神の放った呪文は、スーパーロリロリピクピクちゃんが変身する時の呪文そのものだった。
 そして俺は、その呪文で転生してしまった。
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