琳太の独り言

6、確定申告やった。

　なろうではよく「書籍化したら開業届けを」という言葉を見かける。
　私もそうなんだと去年開業届け出しました。でも１０月だよ、届けを出したの。
　まあ「開業届け」自体は全然簡単、大変なのは青色申告です。

　琳太の最終学歴は看護学校なので、経理とか事務系とかは一切学んでおりません。
　青色申告に必要なのは各種帳簿なんですが、「複式簿記」とか、なにそれおいしいの？状態です。
　青色申告には帳簿の少ない「１０万円控除」とたくさん必要な「65万円控除」の二種類があります。
「65万円控除」をするんじゃなかったら、青色申告する意味ないと(全然ないわけじゃないけど）思う。
それに色々経費と認められると、印税100万とするとそこから経費分と控除分を引いた金額を純利益となるのだそうな。
　帳簿のつけかた知っていれば、書籍化作家さんは是非「開業届け」をするべきですが、専業作家でなければ問題があるかも。
　正社員、お勤めされてる場合、職場によっては副業禁止な職場があるそうな。

　この副業禁止って違法だっていう場合もあるんだけど。
　昔私が勤めていた病院は職員には「副業禁止」を盛り込んだ契約書に署名させたんだけど、「友人の看護師でバイトしてくれる人紹介して」と他病院の職員の副業を進めてきた。
　オイオイ……
　従業員が「夜勤のおいしいバイトないかなあ」なんて言ってると「うちは副業禁止」と言ってくる。
　なんだかなぁ。「副業禁止」ていうんなら徹底しろよなって感じです。

　話がズレた。

　一万部売れたら……まあ印税は一気に入るわけじゃないから時期によっては年をまたぐので問題にならなかったりするけど、続刊(２巻)が出たらもう扶養家族では要られません。
　扶養家族に入っている人は扶養から外れるし、学生さんは親に内緒なんてすると後でたいへんです。

　帳簿付け、ネットで検索すると殆どが有名サイトに飛ばされます。
　経理士さんに頼むと五～十万円ほどかかります。
　源泉徴収税の還付が十万円ちょっとだったとしたら頼む利点はありません。
　差額考えたら青色じゃなくて白色で十分かもしれません。

　長年医療系の『勤め人』だった琳太は、今更ながら経理関係に四苦八苦しております。