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11、私とMHFというゲーム
しおりを挟む長らく放置していたPS4のヴァージョンアップをしようと立ち上げてみた。
一年くらい触ってなかった。
ゲームの方も……
え? モンスターハンターフロンティアZ 終わっちゃうんだ……
小説を書き始めてから、全くゲームをしなくなっていたので知らなかった。
もともと私の周囲にはゲームをする友人知人はいない。
ファミコン時代はそれでも良かったが、多人数でするゲームが増えてからちょっと困った。
モンスターハンターポータブルではソロで受注できないクエがあった。
私のとった方法は……
PSPとソフトをもう一台買って1人で二台操作……なんてぼっちなゲーマーか。
そのうち、PS3を使ってアドホックプレイができると知った。
PS3を買いに行った。
わーい、パーティープレイだー!
でもみんなうますぎて足引っ張ってるー!
寄生プレイしてるつもりないんだよー!
許して~~
当時チャットはほぼできず(キー打つの遅いしブラインドタッチもできない)、音声チャットはぼっちには敷居が高かった。
そしてついにオンラインで始まった。当時はFだったが。
出会いがあった。
狩団システム。
慣れない知らないゲーマーとのふれあい。見えないからちょっとハッチャケることもでき……たかな?
いろんなことを教えてもらって、いろんなことを手伝ってもらった。
そのうち〝Skype〟でチャットしながらゲームをすることを教えてもらった。
楽しかった。
付き合う形が広がればトラブルも起きた。
当時の団長ともめた。
私にとって初めてのゲーム仲間だったので、すごく重く受け取ってしまった。
のちに「大人気ないことをした」と猛反省した。初代団長さん、申し訳ない。
でもこの出会いが今の〝琳太〟を作り出したのです。
スカイプでチャット中、ネット小説の話題が出た。
Yさんがおすすめ小説を教えてくれた。
月星 猫子先生の「最強人種」でした。
そこから色々な作品を読み漁りました。エブリスタからなろうへも飛んでいきました。
オーバーロードや無職転生。今や超有名作品になってますね。
そしていつしか自分でも書きたくなってしまいました。
当時は両親が終末治療に入っていたり、仕事で部署替え指示されたりと私生活はちょっとぐちゃぐちゃしておりました。
結局仕事を辞め、日々母の病院でつきそい。毎日長時間ベッドサイドでできると言ったらタブレットで小説を書くことでした。
まあ、物語考えながら現実逃避してたとも言えます。
結局父が亡くなり、翌年後を追うように母が亡くなり、就職する気もおこらずに逃避というかなんというか、続いたのは書くことだけでした。
そして自分の作品が賞をいただき、書籍化となって、ゲームをすることがなくなってしまいました。
CAPCOMさん、素晴らしいゲームをありがとう。
昨今のゲームは難しすぎて手に負えなくなってきております。
バイオハザードも5はクリアできませんでした。あ、6はできたけど。
モンハンをするためだけに、PSPを2台、ネカフェ限定を手に入れるためPSvitaも買いまいた。
ネカフェにPS3持ち込んだこともあります。ネカフェ限定は手に入りませんでしたが……
MHFの中で出会った〝アラフォー猟団〟の皆様には大変感謝をしております。
一部の方たちにはドラゴンズドグマでもお世話になりました。
今もゲームを続けておられる方、辞めてしまった方様々だと思います。
こんなエッセイ読んでる元団員さんはいないだろうけど、お礼を申し上げます。
特に2代目団長さん、フェードアウトで申し訳ございませんでした。
ありがとうございます。
大変おせわになりました。
あなた方のおかげで、なんと書籍化作家になれました。
二作目があるかどうかはわかりませんが、今後も書いていこうと思います。
プレイヤーネーム《リンダ》こと琳太でした。
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