乙女ゲームか悪役令嬢転生ラノベの世界に転生?したようだが…

琳太

文字の大きさ
101 / 140
6章 女神祭に行こう

13話 珍しく平穏な道のり

しおりを挟む
土日遊んでて全く書けず。片方は3話書き溜めてたのだが
あと地図関係で手こずり(T . T)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 2017.03.14修正!
6章2話、エオカはクロード辺境伯領都ではありませんでした。書き直してます。
6章3話、神殿のある街をリディムからケルムに変更しました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 
 
 ダスパさん達は馬車の修理に一日かかるとのことで宿屋で別れの挨拶をした。

「モヤーユからカリオソの森を突っ切ればケルムまで一日でいけますが、なにやら魔物が増えていると言う話を冒険者ギルドで聞きました」

 レスさんがギルド職員から聞いてきた話を伝える。

「日数的に余裕があるのでカリオソの森を迂回して、バルガス領のテト村経由で国境を越えましょう」
「リュミエール神皇国に入って国境近くの街シーデで宿がとれればいいんですが」

 ウイルさんの指示にトーナさんが懸念を口にする。
 しかしウイルさんとレスさんが私を見た。

「宿が取れなかったらどこかで夜営でもいいでしょう」

 はい、あったかい料理もマットレスもお風呂もございます。
 トーナさんが私を見てにっこり。

「そうですね、そうでした」

 いいですよ、もう。色々やっちゃいましたから。そろそろ出発しましょうよ。





 私とロッテ嬢がレイディに乗り、アレクス君とウリュ君がバイコーンに乗り出発です。
 モヤーユを出てカリオソの森沿の街道を行く。途中テト村には寄らずに進む。
 森から魔獣や魔物が出てきたが問題なくサクッと殲滅し、特にイベントも起こらず昼過ぎにはヨッラの街に到着した。

 ヨッラの街はリュミエール神皇国との国境沿いの街。ここでお金を両替しないといけない。

 オルフェリア王国とウェイシア王国が同じ通貨なのは、ウェイシアの初代国王が当時のオルフェリア王の弟で、ダンジョンや広い土地を開拓するために建国したという歴史がある。
 ウェイシアの国民の多くはオルフェリア王国からの移民でもあったため、貨幣や諸々の単位などが同じなのである。
 ウェイシアの領地持ち貴族は広い領地の中、主要な街に依子の貴族に統治を任せているとか。

 リュミエール神皇国の通貨はリムス。レートは多少変動するが1リムスは0.8~1.3メル。いやもう1:1と思っておこう。

 1リムス鉄貨と100リムス銅貨、1万リムス銀貨と百万リムス金貨となるが、鉄銭以外メルに比べサイズがでかい。
 そして10で一つ上の貨幣1つのメルと違って100で上の貨幣となる。
 でかい上に数が増える、くっ、財布を圧迫するぞ。え?半分に割って半貨幣無理やり作ってる?いいのかそれで。小貨幣作れよ、リュミエール政府、ああここは神殿か。

 ウィルさん達は既にリムスを準備してあるそうで、私たちは休憩時間に商業ギルドで両替をした。あんまり沢山しても無駄かもしれないしなあ。

 アレクス君達は自分のお小遣いから1万リムス分、半銀貨1枚と銅貨50枚をそれぞれ交換した。
 私は念のため銀貨10枚と銅貨100枚、11万リムスを交換して、ついでに財布用の巾着袋をみんなで購入して戻った。

 昼食が済んだら国境をこえてリュミエールに入る。シーデの街で一泊、宿取れるといいな。
 魔物の処理はシーデの冒険者ギルドでまとめてやろうってことになった。



 無事国境を超えたのち、シーデに着くまでに結構な数の魔物が出た。
 ゴブリン、オークの他、ヒュージスライム。

 そう、ゴブリンに続くRPGの雑魚モンスター代表スライムさん初お目見えです。
 プリンプリンした可愛い系じゃなくなくドロドロとしたタイプのくせに伸び上がり獲物を包み込んで窒息させたり、口や鼻から入って内臓を溶かしながら消化するというおぞましいタイプでした。
 最近は転生したりペットににしたりと人気の彼らも此の世界では違ったようだ。

 ウリュ君のファイヤー系の魔法で燃やされて終わりですが。

 あとは猿というかゴリラ系、マウントゴリラ。飛びかかられるとマウントを取られ圧死させられるCランクの凄いやつも登場しましたが、アルトが頭を蹴り抜いたそうです。バイコーンの足技おそるべし!




「着きましたね、リュミエールの最初の街シーデです」

 女神祭に行く人達で普段より人が多く、国境も街の門でもそれなりに並びました。
 入国税は冒険者でも取られました。オルフェリアやウェイシアはタダなんだけどな。
 ここのトップは王様ではなく教皇様。国を運営しているのは貴族でなく神職の人達。入国税も『お布施』とか『奉納金』と言いました。名前にこだわるのか。

 ウィルさんはシーデに以前に来たことがあるそうです。
 私達、というか私、ロッテ嬢、アレクス君、ウリュ君の4人は物珍しくキョロキョロと見回しております。おのぼり感満載ですいません。

 街の中心は神殿。此の世界にはたくさんの神様がいて有名どころは12柱の神様で
『大地母神』豊穣と誕生を司る神様
『天空神』世界や物事の理りを司る智の神様
『獣神』獣や獣人の祖と言われ力を司る神様
 私やウリュ君のに加護をくれている神様ですね。
あとは『時空神』時間と空間、存在を司る運命の神様
『精霊神』精霊なのか神様なのかどっち?と言いたくなるが地水火風の精霊と四季を司る神様で、四季ダンジョンの最下層には『精霊神』の隠れ神殿があるという噂がある。
『魔神』魔法を司る神様。
 魔国領で崇められている『邪神』
 同じく『破壊神』破壊と再生を司る神様なんだけど魔国領で崇められている所為で人間や獣人には敬遠されている。
『冥神』死と魂、冥界と輪廻転生を司る神様。なぜか私と関係してそうな神様なんだけど加護はないだ。
『戦神』文字通り戦いと勝利の神様
『鍛治神』想像と創作を司る神様。鍛治だけじゃないのに『鍛治神』とはこれいかに?ドワーフあたりが崇めてそう。
最後は『創造神』此の世界の全て、他の神々も含め何もかもを作ったと言われる神様。

 リュミエール神皇国の皇都にはどデカイ創造神の神殿があるそうだ。
 最終目的地のケルムには大地母神の神殿があり、そこから少し(かなり?)登ったところに本神殿と呼ばれるものがある。
 本神殿に行くのが大変だからケルムに神殿を作ったんだね。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

見直したらミスってたので急遽手書きと差し替え地図
申し訳ない。そのうち描き直します
しおりを挟む
感想 222

あなたにおすすめの小説

メインをはれない私は、普通に令嬢やってます

かぜかおる
ファンタジー
ヒロインが引き取られてきたことで、自分がラノベの悪役令嬢だったことに気が付いたシルヴェール けど、メインをはれるだけの実力はないや・・・ だから、この世界での普通の令嬢になります! ↑本文と大分テンションの違う説明になってます・・・

断罪イベント返しなんぞされてたまるか。私は普通に生きたいんだ邪魔するな!!

ファンタジー
「ミレイユ・ギルマン!」 ミレヴン国立宮廷学校卒業記念の夜会にて、突如叫んだのは第一王子であるセルジオ・ライナルディ。 「お前のような性悪な女を王妃には出来ない! よって今日ここで私は公爵令嬢ミレイユ・ギルマンとの婚約を破棄し、男爵令嬢アンナ・ラブレと婚姻する!!」 そう宣言されたミレイユ・ギルマンは冷静に「さようでございますか。ですが、『性悪な』というのはどういうことでしょうか?」と返す。それに反論するセルジオ。彼に肩を抱かれている渦中の男爵令嬢アンナ・ラブレは思った。 (やっべえ。これ前世の投稿サイトで何万回も見た展開だ!)と。 ※pixiv、カクヨム、小説家になろうにも同じものを投稿しています。

乙女ゲームの断罪イベントが終わった世界で転生したモブは何を思う

ひなクラゲ
ファンタジー
 ここは乙女ゲームの世界  悪役令嬢の断罪イベントも終わり、無事にエンディングを迎えたのだろう…  主人公と王子の幸せそうな笑顔で…  でも転生者であるモブは思う  きっとこのまま幸福なまま終わる筈がないと…

【完結】悪役令嬢に転生したけど、王太子妃にならない方が幸せじゃない?

みちこ
ファンタジー
12歳の時に前世の記憶を思い出し、自分が悪役令嬢なのに気が付いた主人公。 ずっと王太子に片思いしていて、将来は王太子妃になることしか頭になかった主人公だけど、前世の記憶を思い出したことで、王太子の何が良かったのか疑問に思うようになる 色々としがらみがある王太子妃になるより、このまま公爵家の娘として暮らす方が幸せだと気が付く

乙女ゲームの悪役令嬢に転生したけど何もしなかったらヒロインがイジメを自演し始めたのでお望み通りにしてあげました。魔法で(°∀°)

ラララキヲ
ファンタジー
 乙女ゲームのラスボスになって死ぬ悪役令嬢に転生したけれど、中身が転生者な時点で既に乙女ゲームは破綻していると思うの。だからわたくしはわたくしのままに生きるわ。  ……それなのにヒロインさんがイジメを自演し始めた。ゲームのストーリーを展開したいと言う事はヒロインさんはわたくしが死ぬ事をお望みね?なら、わたくしも戦いますわ。  でも、わたくしも暇じゃないので魔法でね。 ヒロイン「私はホラー映画の主人公か?!」  『見えない何か』に襲われるヒロインは──── ※作中『イジメ』という表現が出てきますがこの作品はイジメを肯定するものではありません※ ※作中、『イジメ』は、していません。生死をかけた戦いです※ ◇テンプレ乙女ゲーム舞台転生。 ◇ふんわり世界観。ゆるふわ設定。 ◇なろうにも上げてます。

三歳で婚約破棄された貧乏伯爵家の三男坊そのショックで現世の記憶が蘇る

マメシバ
ファンタジー
貧乏伯爵家の三男坊のアラン令息 三歳で婚約破棄され そのショックで前世の記憶が蘇る 前世でも貧乏だったのなんの問題なし なによりも魔法の世界 ワクワクが止まらない三歳児の 波瀾万丈

不倫されて離婚した社畜OLが幼女転生して聖女になりましたが、王国が揉めてて大事にしてもらえないので好きに生きます

天田れおぽん
ファンタジー
 ブラック企業に勤める社畜OL沙羅(サラ)は、結婚したものの不倫されて離婚した。スッキリした気分で明るい未来に期待を馳せるも、公園から飛び出てきた子どもを助けたことで、弱っていた心臓が止まってしまい死亡。同情した女神が、黒髪黒目中肉中背バツイチの沙羅を、銀髪碧眼3歳児の聖女として異世界へと転生させてくれた。  ところが王国内で聖女の処遇で揉めていて、転生先は草原だった。  サラは女神がくれた山盛りてんこ盛りのスキルを使い、異世界で知り合ったモフモフたちと暮らし始める―――― ※第16話 あつまれ聖獣の森 6 が抜けていましたので2025/07/30に追加しました。

悪役令息の継母に転生したからには、息子を悪役になんてさせません!

水都(みなと)
ファンタジー
伯爵夫人であるロゼッタ・シルヴァリーは夫の死後、ここが前世で読んでいたラノベの世界だと気づく。 ロゼッタはラノベで悪役令息だったリゼルの継母だ。金と地位が目当てで結婚したロゼッタは、夫の連れ子であるリゼルに無関心だった。 しかし、前世ではリゼルは推しキャラ。リゼルが断罪されると思い出したロゼッタは、リゼルが悪役令息にならないよう母として奮闘していく。 ★ファンタジー小説大賞エントリー中です。 ※完結しました!

処理中です...