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6章 女神祭に行こう
15話 旅路の障害
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ちょっと不愉快な表現があります。ご注意ください。
途中から三人称です。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
シーデの冒険者ギルドで見た僧兵連中よりも汚いというかやや薄汚れた風貌の集団が道を塞いでいた。
前の馬車の人に尋ねてみる。
「ノップから来た僧兵団だとゆうちょるが怪しいもんだで。街道警備で巡礼の旅行きを守っとるに、お布施を出せちゅーとるらしいわ」
「布施は1人1万リムス、それで旅の安全が保障されるのだ、安いものだろう」
「今、カリオソの森の魔物達は例を見ぬほど増え、街道を通る者を襲っている。貴様らが安全にこの街道を通れるよう我らリグリス僧兵団が守護しているのだ」
遠くで僧兵ががなり立てている。
「ウィルさん、アレって正規の皇国神官団じゃあなさそうですよね」
「装備も揃ってないし、どう見ても野盗崩れのような気がしますが」
「ケルムの警備兵とか取り締まりにこないんですかねえ」
「今ケルムの街は祭りの警備でそれでなくとも人手が足りないかも」
「ケルムまで馬車で1日、今日誰かがケルムで警備兵に訴えたとして討伐隊が組織されるまで1~2日かかる、そして到着までもう一日多分1日2日で引き上げれば、警備兵が来る前に逃げられるという算段では」
「私が飛んで行ってケルムの警備兵に報告したら…」
「それでも2日はかかるでしょう」
レスさんが冷静に状況を推測する。
ここからだとイエフの方が遠いしあそこは冒険者ギルドがなかった。
冒険者を呼ぶにはシーデまで戻らないといけない。
シーデから南方面の巡礼者だけでなくイエフから東方面からの巡礼者もこの街道を使うのだ。
うざいな。私達ならレイディとバイコーンでぶっ飛ばせるけど、一般の巡礼者はそうはいかない。
「布施が出せないなら『奉仕』でもいいぞ、おい、そこの娘、俺たちに『奉仕』させてやろう」
街道横に天幕を張って何人かの僧兵が若い娘を無理やり連れ込もうとしている。
「いや、父さん、助けて!」
「金を払います、だから娘を離してください!」
天幕の方からそんなやりとりが聞こえた。
ぷるぷるぷる…あ、手が震えるよ。
ウリュ君が私の震える手を握ってくれた。アレクス君も隣に来る。
「エル姉『奉仕』ってあれだよな、ショーカンで兄様がいつも『ご奉仕させていただきます』って挨拶してたの覚えてる…」
ウリュ君とアレクス君が暗い顔をした。
「ウィルさん、もうあれ、やっちゃっていいですか」
「ものすごく犯罪者臭がしますが証拠がないですよ。しかし10人ほどいそうですが」
「あれくらいどうって事ないですよ。あ、念のためロッテ嬢とトーナさんははるか後ろで待機しててください」
「アレクス君、ウリュ君、魔法で一気に潰すから周りの人達避難させてね。あ、念の為フードで顔隠そうね」
僧兵崩れの溜まってる場所を皆遠巻きに伺っている。街道を避けて行こうにも片側は木が生い茂り、反対側は馬車が通れそうな場所がない。このままでは皆金をむしりとられてしまう。
「お、お待ちなさい。あなた達は本当にノップの僧兵団なのですか、ノップの僧兵団は昨年に不祥事を起こして解体されたと聞いています」
震える声で前に出たのは旅装束の神官の様だ。
「なんだお前は」
「わ、私は大地母神に使える巡回神官です、神祭に祈祷を捧げるためにケルムに向かう途中です」
1人の男が巡回神官の前に出る。
「神官様だろうと、俺たちが魔物を遠ざけてやってるんだ、その対価を示すのが当然だろ」
「しかし、あなた方は…」
「うるせえ、街道を通りたくないならカリオソの森の中でも歩いて行きな」
男は巡回神官の胸ぐらを掴み森の方へ突き飛ばす。
「あっ」
転びかけた巡回神官は優しく受け止められた。
「神官様、ノップの僧兵団は解体されたのですね」
神官を受け止めた主から若い女性の声がしたことに、助けられた本人が驚きつつも頷く。
「は、はい、なんでも素行が悪く、悪辣な方法で無理やり布施集めをしていたとかで」
フードを目深に被っているが若い女性で間違いない。
その後ろで同じ様にフードを目深に被った子供が周りのものに「危ないから下がって、もっと下がって」と声をかけていた。
「では神官様、あれらはノップの僧兵団の成れの果てと言うことですね」
その女性は神官を後ろに下がらせ男達に相対し、居丈高に放つ。
「そこを退いて道を開けよ、邪魔だ」
「な、ここを通りたくば「バサバッサバッサ」へ?」
僧兵崩れが女性に掴みかかろうとした時、横にグリフォンが降り立った。
「な、グリフォン?こんな魔獣がっ」
僧兵崩れがグリフォンと女性を扇状に取り囲む。女性は優しい手付きでグリフォンを撫でた。
するとグリフォンが嬉しそうに「Gyua!」と鳴く。
「グリフォンを連れている冒険者の私が、カリオソの森の魔物如きに遅れをとるとお前達は言いたいのか」
「な、従魔だというのか」
「す、すでにめぼしい魔物は俺たちが倒し終わったんだ、だから…」
「ほう、倒したと抜かすのか、ではこれらはどこから来たのだろうな」
2人の子供が女性の隣にやって来て何かを言われた様で頷いている。
すると2人は鞄の中から何かをとりだした。
ドサッ、ドサッ、ドサドサッ!
「「「「ヒッ」」」」
「「「「ゲッ」」」」
目の前に、マウントコングやグリーンウルフ、キラーベアの死骸が積み上げられていく。
「お前達が倒したはずの魔物がなぜ我らを襲ったのか聞きたいものだ」
「チ、チクショウ、なまいってんじゃねえ、やっちまえ!」
真ん中の男、リーダー格だろう、叫んだ途端、僧兵崩れは女性に斬りかかろうとした。
「《グラビティプレス》」
詠唱も無く、涼やかな声で高位属性の重力魔法を唱える。
「「「「「「「「「「ぐぇ」」」」」」」」」」
僧兵崩れは全員地面に見えない力で押し付けられた様に変なポーズで寝そべった。
見えない力、そう彼女の重力魔法だ。たった一度の呪文で10人もいる男達をねじ伏せている。
「くっ、くそう」
リーダー格の男が立ち上がろうともがく。
「ほう、動けるのか、ならば《ストーンプレス》」
「ぎゃあっ」
男の上に大きな石板が現れ落ちた。
そのまま数分、いや時間としては1分ほどだったかもしれない。
魔法で潰された男達は次々に意識を刈り取られて行った。
その後2人の子供と女性の手により、僧兵崩れは次々と縛りあげられていく。
「これでもう通れますわ。
皆様も先を急ぎましょう。
すでに旅程は遅れているのでしょう?」
後ろから1人の少女が声をかけて来た。
我に帰った面々は通り過ぎる際に女性に礼を言いつつ旅路を急ぐのだった。
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身バレがしない様に喋り方を変えたエルですが、レイディ出した時点でバレますね。
途中から三人称です。
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シーデの冒険者ギルドで見た僧兵連中よりも汚いというかやや薄汚れた風貌の集団が道を塞いでいた。
前の馬車の人に尋ねてみる。
「ノップから来た僧兵団だとゆうちょるが怪しいもんだで。街道警備で巡礼の旅行きを守っとるに、お布施を出せちゅーとるらしいわ」
「布施は1人1万リムス、それで旅の安全が保障されるのだ、安いものだろう」
「今、カリオソの森の魔物達は例を見ぬほど増え、街道を通る者を襲っている。貴様らが安全にこの街道を通れるよう我らリグリス僧兵団が守護しているのだ」
遠くで僧兵ががなり立てている。
「ウィルさん、アレって正規の皇国神官団じゃあなさそうですよね」
「装備も揃ってないし、どう見ても野盗崩れのような気がしますが」
「ケルムの警備兵とか取り締まりにこないんですかねえ」
「今ケルムの街は祭りの警備でそれでなくとも人手が足りないかも」
「ケルムまで馬車で1日、今日誰かがケルムで警備兵に訴えたとして討伐隊が組織されるまで1~2日かかる、そして到着までもう一日多分1日2日で引き上げれば、警備兵が来る前に逃げられるという算段では」
「私が飛んで行ってケルムの警備兵に報告したら…」
「それでも2日はかかるでしょう」
レスさんが冷静に状況を推測する。
ここからだとイエフの方が遠いしあそこは冒険者ギルドがなかった。
冒険者を呼ぶにはシーデまで戻らないといけない。
シーデから南方面の巡礼者だけでなくイエフから東方面からの巡礼者もこの街道を使うのだ。
うざいな。私達ならレイディとバイコーンでぶっ飛ばせるけど、一般の巡礼者はそうはいかない。
「布施が出せないなら『奉仕』でもいいぞ、おい、そこの娘、俺たちに『奉仕』させてやろう」
街道横に天幕を張って何人かの僧兵が若い娘を無理やり連れ込もうとしている。
「いや、父さん、助けて!」
「金を払います、だから娘を離してください!」
天幕の方からそんなやりとりが聞こえた。
ぷるぷるぷる…あ、手が震えるよ。
ウリュ君が私の震える手を握ってくれた。アレクス君も隣に来る。
「エル姉『奉仕』ってあれだよな、ショーカンで兄様がいつも『ご奉仕させていただきます』って挨拶してたの覚えてる…」
ウリュ君とアレクス君が暗い顔をした。
「ウィルさん、もうあれ、やっちゃっていいですか」
「ものすごく犯罪者臭がしますが証拠がないですよ。しかし10人ほどいそうですが」
「あれくらいどうって事ないですよ。あ、念のためロッテ嬢とトーナさんははるか後ろで待機しててください」
「アレクス君、ウリュ君、魔法で一気に潰すから周りの人達避難させてね。あ、念の為フードで顔隠そうね」
僧兵崩れの溜まってる場所を皆遠巻きに伺っている。街道を避けて行こうにも片側は木が生い茂り、反対側は馬車が通れそうな場所がない。このままでは皆金をむしりとられてしまう。
「お、お待ちなさい。あなた達は本当にノップの僧兵団なのですか、ノップの僧兵団は昨年に不祥事を起こして解体されたと聞いています」
震える声で前に出たのは旅装束の神官の様だ。
「なんだお前は」
「わ、私は大地母神に使える巡回神官です、神祭に祈祷を捧げるためにケルムに向かう途中です」
1人の男が巡回神官の前に出る。
「神官様だろうと、俺たちが魔物を遠ざけてやってるんだ、その対価を示すのが当然だろ」
「しかし、あなた方は…」
「うるせえ、街道を通りたくないならカリオソの森の中でも歩いて行きな」
男は巡回神官の胸ぐらを掴み森の方へ突き飛ばす。
「あっ」
転びかけた巡回神官は優しく受け止められた。
「神官様、ノップの僧兵団は解体されたのですね」
神官を受け止めた主から若い女性の声がしたことに、助けられた本人が驚きつつも頷く。
「は、はい、なんでも素行が悪く、悪辣な方法で無理やり布施集めをしていたとかで」
フードを目深に被っているが若い女性で間違いない。
その後ろで同じ様にフードを目深に被った子供が周りのものに「危ないから下がって、もっと下がって」と声をかけていた。
「では神官様、あれらはノップの僧兵団の成れの果てと言うことですね」
その女性は神官を後ろに下がらせ男達に相対し、居丈高に放つ。
「そこを退いて道を開けよ、邪魔だ」
「な、ここを通りたくば「バサバッサバッサ」へ?」
僧兵崩れが女性に掴みかかろうとした時、横にグリフォンが降り立った。
「な、グリフォン?こんな魔獣がっ」
僧兵崩れがグリフォンと女性を扇状に取り囲む。女性は優しい手付きでグリフォンを撫でた。
するとグリフォンが嬉しそうに「Gyua!」と鳴く。
「グリフォンを連れている冒険者の私が、カリオソの森の魔物如きに遅れをとるとお前達は言いたいのか」
「な、従魔だというのか」
「す、すでにめぼしい魔物は俺たちが倒し終わったんだ、だから…」
「ほう、倒したと抜かすのか、ではこれらはどこから来たのだろうな」
2人の子供が女性の隣にやって来て何かを言われた様で頷いている。
すると2人は鞄の中から何かをとりだした。
ドサッ、ドサッ、ドサドサッ!
「「「「ヒッ」」」」
「「「「ゲッ」」」」
目の前に、マウントコングやグリーンウルフ、キラーベアの死骸が積み上げられていく。
「お前達が倒したはずの魔物がなぜ我らを襲ったのか聞きたいものだ」
「チ、チクショウ、なまいってんじゃねえ、やっちまえ!」
真ん中の男、リーダー格だろう、叫んだ途端、僧兵崩れは女性に斬りかかろうとした。
「《グラビティプレス》」
詠唱も無く、涼やかな声で高位属性の重力魔法を唱える。
「「「「「「「「「「ぐぇ」」」」」」」」」」
僧兵崩れは全員地面に見えない力で押し付けられた様に変なポーズで寝そべった。
見えない力、そう彼女の重力魔法だ。たった一度の呪文で10人もいる男達をねじ伏せている。
「くっ、くそう」
リーダー格の男が立ち上がろうともがく。
「ほう、動けるのか、ならば《ストーンプレス》」
「ぎゃあっ」
男の上に大きな石板が現れ落ちた。
そのまま数分、いや時間としては1分ほどだったかもしれない。
魔法で潰された男達は次々に意識を刈り取られて行った。
その後2人の子供と女性の手により、僧兵崩れは次々と縛りあげられていく。
「これでもう通れますわ。
皆様も先を急ぎましょう。
すでに旅程は遅れているのでしょう?」
後ろから1人の少女が声をかけて来た。
我に帰った面々は通り過ぎる際に女性に礼を言いつつ旅路を急ぐのだった。
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