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7章
6話 ステータスの鑑定しましょ
しおりを挟む「ねえ、鑑定士レベルが上がったみたいでステータス鑑定できるようになったみたい。2人とも調べていい?」
「「うん」」
私の言葉にすぐ頷く2人。
「ギルド登録した時の鑑定神持ってる?比べればどれだけ上がったかわかると思う」
2人は自分のバックから鑑定用紙を取り出す。私も紙とペンを取り出しテーブルの上に準備した。
まずはアレクス君から。
テーブルの上で両手を繋ぐ。
HP:★★★★★★★★★★★★★★★
MP:★★★★★★★★
SP:★★★★★★★★★★★★★
筋力:★★★★★★★★★★
魔力:★★★★★★
体力:★★★★★★★★★★★★★★
知力:★★★★★★★★★
敏捷:★★★★★★★★★★★
抵抗:★★★★★★
幸運:★★★★★★
ステータス爆上がりしてませんか?アレクス君ってば。
職業
剣士 Lv.★★★★★
騎士 Lv.★★
戦士 Lv.★
鞭使い Lv.★★★
拳士 Lv.★★
弓士 Lv.★
狩人 Lv.★★★★★
シーフ Lv.★★★
レンジャーLv.★★★
獣使い Lv.★★
魔術師 Lv.★★
召喚師 Lv.★★
農夫 Lv.★★
掃除夫 Lv.★★
娼妓(仮) Lv.★
薬師 Lv.★
料理人 Lv.★
行商人 Lv.★
職業も増えてる。盾を使うようになって《騎士》と《戦士》が、蛇腹剣使い出して《鞭使い》が、ミニアを従魔にして《獣使い》が、最近訓練始めたとこだけど《召喚師》が増えてるからできるようになってるんだろうな、後で試そう。
後レベルは低いけど薬の調合で《薬師》調理の手伝いもするから《料理人》もかな。
それと《行商人》、商業ギルドに登録してるもんね。
魔法属性:全属性
光:Lv.★
闇:Lv.★
風:Lv.★★★
火:Lv.★★★
水:Lv.★★ (氷:Lv.★)
土:Lv.★
雷:Lv.★★★★
加護
$#?`@*<
いつの間にか魔法も全属性……あれ、なんで上位の氷属性が?上位は下位が中位以上に上がらなければ習得できなかったような?そう言えば起こった時冷気オーラが……ハッ、もしかしてママンの影響?あり得る。
そして加護も増えてる。バグってるけど多分大地母神様だよね。
書き出した紙をアレクス君に渡す。
「わっ、すげー増えてる、職業も増えてる。オレつよくなってるよ、ウリュ」
2枚の紙を見比べて興奮気味に椅子から立ち上がるアレクス君。
待ちきれずウリュ君がテーブルのうえの私の手を握りしめて見た。
「オネーちゃん、僕も見てくだちゃい」
というわけで次はウリュ君鑑定。
HP:★★★★★★★★★
MP:★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
SP:★★★★★★★★★★★
筋力:★★★★★★
魔力:★★★★★★★★★★★★★★★★★
体力:★★★★★★★★★
知力:★★★★★★★★★★★★★
敏捷:★★★★★★★★★★
抵抗:★★★★★★
幸運:★★★★★★★★★★
それぞれ上がってるけどMPがかなり上がったよう。
%$令息 Lv.★
剣士 Lv.★★
杖使い Lv.★★★
弓士 Lv.★★★★★★
狩人 Lv.★★★
シーフ Lv.★★★
レンジャーLv.★★★
魔術師 Lv.★★★★★★★
掃除夫 Lv.★★
娼妓(仮) Lv.★
薬師 Lv.★★★★★
料理人 Lv.★
行商人 Lv.★
《弓士》《魔術師》《薬師》のレベルが上がってる。新しく増えたのは《杖使い》《料理人》《行商人》
魔法属性:全属性
光:Lv.★★★★
闇:Lv.★★★
風:Lv.★★★★★★
火:Lv.★★★★
水:Lv.★★★★★★★ ( 氷 :Lv.★)
土:Lv.★★★★
雷:Lv.★★★★★★ (重力:Lv.★)
加護加護
$#?`@*<
!=¥*>
魔法も上位属性が増えてる、これは早めに教えてあげないと。
書き出した紙をウリュ君に渡す。ウリュ君も紙を見てびっくりお目々になってる。
「ちゅごくふえてまちゅ、魔法も……」
2人とも職業も上位属性魔法も増えてるから明日から練習だね。
「うん、がんばる」
「がんばりまちゅ」
やる気みなぎっております、2人とも。
室内で使える上位属性の魔法は……うん、危ないからやめよう。《氷魔法》は冷やすこともできるけど失敗した時がねえ。部屋中氷ついたりしたらやばいもの。
あ、アレクス君のこれなら…
「ウリュ君、ちょっとミニアと一緒にここでお留守番しててくれる?、アレクス君とレイディの厩舎まで行って来るから」
頭に?を浮かべるウリュ君とアレクス君。ミニアは理解したのかお座りして見上げている。
「アレクス君に召喚師の職業が付いていたから、厩舎の距離なら召喚出来るかもって思って」
「召喚!」
アレクス君の瞳がキラーンと輝く。
「ミニア1人で外に出て他の人と遭遇しても良くないので、私達が向うに行ってミニアを召喚してみるから」
「わかりまちた、おるちゅばんちてまちゅ」
「みにあ、待っててな、すぐ呼ぶから、エル姉行こう」
待ちきれずグイグイと手を引っ張るアレクスくん。
筋力は完全に負けているので引きずられてます。
宿舎内は商業ギルドの職員がいるのであちこちで人の気配はするものの特に誰にも会うことなく玄関までやって来た。
だがカウンターには受付の職員がいた。時間は夜の8時だが夜勤ってあるのかな?
「何処かへお出かけですか」
「あ、いえ、厩舎に従魔の様子を見に、初めての場所で興奮してないかなって」
とりあえず厩舎に行くのは本当だし。
「そうですか。厩舎までは灯りがないのでお気をつけください」
「はい、ありがとうございます」
礼を行って商業ギルドの建物を出る。ギルド長屋前は魔道具の灯りがあってまだ明るい。ギルドの入り口と看板をそれぞれ照らす魔道具のライトが付いている。
けれど建物を周り、裏の厩舎に行くと真っ暗なので《ライト》の魔法をアレクス君に唱えるように言う。
アレクス君は空中に浮かばせることはまだできないのでインベントリからトレントの枝を取り出して渡す。トレントの枝の先に《ライト》を灯せるように。
「オレの周りを照らして《ライト》」
枝の先に直径10センチほどの光の玉が現れ距離2メートルほどの場所を照らす。
うん、これもずいぶん上達した。最初はめっちゃ明るいか薄暗いかどっちかだったもの。詠唱通りの明かりになってるよ。
そして早足でどんどんレイディの厩舎に進んで行くアレクス君だった。
「Gyua!」
「レイディ、静かにね。あら、もしかしてブラッシングしてもらったの?」
『コシコシ、気持ちよかったなのヨ』
寝そべっていたレイディが私達に気付いて立ち上がり擦り寄って来たので、撫でてやるとなんだか手触りが良かった。あの少年、ご飯やりだけじゃなくブラッシングもしてくれたんだ。
「エル姉、早く教えて。なんて詠唱すればいい?」
アレクス君が焦れて急かしてきた。今この厩舎にはレイディしかいない。2つ隣にはマウンテンバッファローが2匹寝てたけど。辺りに誰もいないことを確認する。
「前にも言ったけど、詠唱はあくまでも自分の使おうとする魔法をよりイメージしやすくするためのものだから。さっきの《ライト》も辺りを明るくする為じゃなく、自分の周りだけ照らしたかったんでしょう。ちゃんとその通りに《ライト》が発動してた。《従魔召喚》も同じ。“ミニアをここに呼ぶ”イメージが大事なの」
真剣な顔で聴いていたアレクス君は深く頷く。そして何度か深呼吸をし、魔力を練る。
「ミニア、オレのところに来て!《従魔召喚》」
アレクス君の足元に直径1メートルほどの魔法陣が現れ青い光を放つ。
『アレクスっ』
「ミニアッ」
魔法陣が青い粒子を振りまき消えた後にミニミニアが現れ、アレクス君に飛びついた。アレクス君もミニアを抱きとめるが、勢いに負け仰向けに転ぶ。厩舎の中藁が敷かれていたのでクッションとなり、ボフンと音をたて舞い上がる。
召喚ができるようになると従魔と主の絆がより強くなる。ミニアは嬉しそうにアレクス君の顔を舐めまくり、アレクス君も嬉しそうにミニアの頭をワシャワシャする。
1回目で成功するとは、いつの間にこんなに強くなったんだろう。
出会った頃の、ガリガリでボロボロの少年はもうどこにもいないんだ。
なんだか嬉しいような、寂しいような。
「さあ、まぐれじゃ困るから、今度はミニアにここで待っててもらって、部屋に戻ってもう一度よ」
立ち上がって服に付いた藁を払うアレクス君。
「うん、じゃあミニア、今度はここで待ってて」
『わかった、待ってる』
振り返りレイディを撫でる。
「レイディ、また明日ね」
『おやすみなのヨ、ご主人』
ご主人……正しくはエレーニア姉様がレイディの主人であって私じゃあないんだよね。
ものすごく淋しさにとらわれる。ううん、私だって身体を取り戻したら……
暗い気持ちを振り払い、早足で商業ギルドに戻るアレクス君の後を追いかけた。
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