【R18】異世界リゾートライフ~女運が最悪だったオレがチートスキルで理想のハーレムを作りあげる~

永遠光(とわのひかり)

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第1章 異世界リゾートへの転生

第2話 異世界リゾートライフ

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 オレがメイド達に見惚みとれて、ニヤけているのを見て、ローレンがこう言った。
「メイドたちは全部で36名、それぞれに個性があり、ご主人様の好みに合わせて造られております」
 そう言われると、確かにオレ好みの娘ばかりだ。
「もしお好みのメイドがおりましたら、後で寝室へ伺わせますが…」
 な、何ですと~!
 もしかしてメイドロイドは夜の相手もしてくれるというのか?
 ローレンの言葉にオレは動揺を隠せなかった。

「あ、あぁ、もしかしたら、お、お願いするかも…」

「ご主人様、お腹が空いておられましょう。
 お食事のご用意ができておりますので、ダイニングへご案内いたします」
 ソニアはオレを手招きした。

 オレが歩き出すとメイドたちが全員ぞろぞろと後に付いて来る。
 まるで王侯貴族のようだと、自然に笑みが浮かんできた。
 ロビーを抜けると天井が高い吹き抜けのホールで、その先がメインダイニングとなっていた。
 建物の内装は、白を基調とした洗練されたデザインだった。

「こちらがご主人さまの席でございます。
 本日の昼食はイタリアンをご用意致しました」

 テーブルにはパスタとピザが3種類ずつ、サラダとスープ、コーヒーもあった。
 どれも良い匂いがして美味しそうだ。
 昨日から何も食べていないオレは、メイドたちが取り分けてくれた料理を次々と平らげた。
 美味い、美味すぎる、なんだこの旨さは。
 空腹は最高のスパイスというが、どの料理もオレ好みの味付けだ。

「このパスタ、最高に美味いよ」

「カイト様の好みに合わせた味付けとなっております」

「えっ、オレの好みが分かるの?」

「はい、フィリア様から、カイト様のあらゆる情報をいただいております」

「そ、そうなんだ…」
 思う存分食べて満腹になると、今度は猛烈に睡魔が襲ってきた。

「ご主人様、お疲れでしょうから、今日はお休みになられては如何でしょう」

「ああ、そうするよ、眠くて堪らん」

「それでは、お部屋へご案内致します」

 ソニアは、オレをエレベーターへ案内した。
 エレベーターは湖側が透明で、外の素晴らしい景色が見えた。

 景色に見とれていると、あっという間に8階に到着し、扉が開いた。

「最上階は、カイト様の専用居住スペースとなっております」
 エレベーターを降りると、広いリビングで、天井から床まで全面ガラス張りの窓からは湖の素晴らしい景色が一望できた。
 景色は素晴らしいが、今はとにかく眠い、早くベッドに潜って眠りたい。

 ソニアがオレをベッドルームへ案内した。
 壁側が長円形ラウンドフォルムの室内は、広さ20畳ほど。
内装は白を基調とした落ち着いた雰囲気で、キングサイズベッドが2台置かれていた。

「どうか、ごゆっくりとお休み下さい」
 ソニアは一礼すると部屋を出て行った。
 オレは倒れ込むようにベッドに入ると、そのまま夢の世界の住人となった。

 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 目覚めると、そこは20畳ほどもある、広い部屋のベッドの上だった。
 そうか、ここは異世界なんだ。

 ベッドから起き上がるとドアがノックされ、メイド長のソニアが入ってきた。
 ん?、どこかで見てたのか?

「ご主人さま、おはようございます。
 今日は、とても良い天気ですよ」

 ソニアはカーテンを全て開けた。
 外は快晴で、朝のまぶしい光が差し込んで来た。
 ソニアに促され、窓際まで行ってみると、眼下には素晴らしい湖の眺めが広がっていた。
 エメラルドグリーンの湖面に、朝日が反射してキラキラと光っていた。
 昨日は気付かなかったが、この館は湖畔に突き出した半島に建っていたのだ。

「凄い!、絶景だ」

「昨夜は熟睡されておられましたので、夕食はお声掛けしませんでした」

「そうか、オレはそんなに寝ていたのか…」
 この世界では、会社に行かなくていいし、何時間寝ようと誰からも何も言われないのだから実に気楽である。

「ご主人様、隣の部屋に朝食をご用意致しました。
 その前に、まずはお着替え下さい」

 ソニアはクローゼットから、衣服を取り出した。
 洒落たデザインで、サイズはオレにぴったりだ。
 軽くて着心地も抜群だが、素材は何だろう。

 着替え終わってから、鏡に映る自分の姿を見て驚いた。
 そこには、前世より一回り若いオレがいたからだ。
 ソニアによると、今のオレの年齢は18歳、身長は180cmだそうだ。
 前世よりも、やや整った目鼻立ちで髪の色と目の色は黒だ。

 確かに女神に若返りをリクエストしたが、その通りにしてくれるとは…。
 寝室の隣がダイニングで、白いテーブルクロスが掛かったテーブルに着いた。
 眼前に湖の絶景が広がり、食事をしながら風景が楽しめるという趣向だ。

 椅子に座り、湖の美しさに目を奪われているとソニアが朝食を運んできた。
 朝食は、パスタにベーコンエッグ、サラダ、スープ、そして淹れたてのコーヒーだ。
 素材、味、温度、どれを取っても申し分ないハイレベルで美味い朝食だった。

 昨日の昼食も美味しかったが、朝食でこのレベルなら夕食も期待できそうだ。
 湖を眺めながら、食後のコーヒーを楽しんでいると、ローレンと3人のメイドが現れテーブルの横に整列した。
「お早うございます。

 本日から、ご主人様のお世話を致します専属メイドをご紹介致します」
「ご主人さま、リナと申します、どうぞ宜しくお願い致します」
 細身で背中までのポニーテールが可愛いリナは、妹タイプの美少女だ。

「ルナと申します、ご主人様どうぞ宜しくお願いします」
 ルナは微笑みながら、ウィンクしてきた。
 肩までの金髪で見事なプロポーションのルナは、明るい性格と爽やかな色気でオレを惑わすセクシー系美少女だ。

「レナと申します、ご主人様どうぞ宜しくお願い致します」と深々と頭を下げた。
 レナは優等生タイプで真面目な性格で、顔立ちもオレ好みの美少女だ。

 専属メイドは16歳から18歳で、アイドル顔負けの可愛さ、しかもスタイルも申し分なしだ。
 更にメイド服効果で可愛さアップ、オレはメイドフェチじゃ無いけど、これは萌えるわ~。
 妄想が膨らんで思わずニヤついてしまった。

 ソニアを含め、これまで間近で見たメイドロイドは4人だが、確かに容姿や性格は1人1人違うようだ。
 メイドロイドは36名だというが、この他に33名もいる訳だから、しばらくは目の保養が出来そうだ。

 3人のメイドは朝から晩まで、付きっきりでオレの世話をしてくれる、まさに専属メイドなのである。
「カイト様、もし宜しければ、これから館内をご案内致します」
 ローレンは先に立って、館の中を案内してくれた。

 オレの後ろには、ソニアと3人の専属メイドが続いた。
「8階は、この館の最上階で、ご主人さまの寝室とリビング、ダイニング、書斎、バスルームがございます」
「屋上にはドーム型のペントハウスとジャグジーバス、空中庭園がございます」

「ペントハウス?」
 オレは、ローレンの後について屋上のペントハウスの階段を上がった。

「ペントハウスのドームは、透過率を変えることで透明にも半透明にも変えられます。
 晴れている日は透明にして、室内から星を眺めることができます。
 ご主人さま専用のベッドもございますので、ここでお休みいただくことも可能です」

「へ~、それは楽しみだ」

「ドームは開閉できますし、ジャグジーバスも付いておりますので、お風呂に入りながらお酒を楽しめます」

「因みに、この館にはご主人さまの専用スペースの他、客室が27室ございます。
 他に3つの離れがあり、それぞれ趣向を凝らした作りになっております」

「1人で住むには広すぎるな」

「仰る通りでございます」
 オレはローレンと各階を見て歩いた。

 館内には、100人規模の宴会にも対応できそうなメインホールのほか、ジム、大浴場、図書室、娯楽室、売店、そして豪華なシャンデリアが輝くフロントまであった。

 その他にバックヤードとメイド達の部屋があるそうだ。
 1階のエントランスを出ると館を中心として周囲に庭園が広がり、色鮮やかな花が咲き乱れ、ガラス貼りの立派な温室まであった。

 後ろを振り向くと畑が広がり、その奥には豊かな森が、更にその先には標高1888mのミラバス山が聳えていた。
  庭園は湖側にもあり、その先にはインフィニティプールとプールサイドバーがある。
 湖までは、なだらかな傾斜が続き、湖畔は白い砂浜になっている。

「あの湖で、魚は釣れるのかな?」

「はい、虹鱒や姫鱒などの魚が釣れます。
 釣具の他、カヌーもご用意してますので、いつでもお申し付け下さい」

「毎日釣りして暮らせるとは、なんと贅沢だ」
 湖の真ん中辺りには、島があった。
 頑張れば、カヌーで行けそうな距離だ。

 一通り見て館に戻ると、また疑問が湧いた。
 食料確保や電力・上下水道はどうなっているのだろう。

「領内には牧場があり、乳牛と食肉牛を飼育しています。
 他に豚と羊、鶏も飼っておりますので、食肉や乳製品は領内で全てまかなえます。
 野菜も無農薬栽培しておりますし、小麦や米も領地内で生産しております」

「なるほど、完全に自給自足なんだ」

「領内の電力は、上流にある滝を利用した水力発電と風力発電の併用による完全自家発電でございます。
 水は山麓から湧き出る伏流水を濾過して使用しております。
 汚水は浄化槽で処理しており、環境に配慮したシステムとなっております」

「ほ~、エコなんだね」

「この一帯は火山帯に属しておりますので、掘れば温泉が出てくる可能性が高いと思われます」

「温泉か~、それは楽しみだ、いつか掘ってみたいなぁ」
 オレは露天風呂に浸かりながら寛いでいる自分の姿を想像すると、自然と笑みがこぼれた。
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