天才ゲーマーは異界で召喚師やってます。

リリア

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第14話 ルイ、学園に行く

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アリスと約束し、学園へとやってきたルイ。もちろん、アトラ、ディアロスも一緒だ。
「ルイ、こっちよー!」
「アリス、おはよう。」
アリスがこちらにてをふってくれていたので、すぐにそちらへ向かった。
「今日からよろしくね、アリス。」
「えぇ、よろしく、ルイ。」
そうして、私たちは学園の中へと入った。


「皆さん、今日は転校生がいます。さあ、皆さん、入ってください。」
先生の言葉を合図に、私たちは教室へと入った。
「自己紹介をしてください。」
「大剣使いのアトラ。よろしくー!」
「勇者ディアロスだ。まぁ、よろしく。」
「アリスです。普通に話してくれて、かまわないわ。」
「召喚師のルイです。よろしくお願いします。」
私たちはそれぞれ違った自己紹介をした。当たり前だけどね。
「それでは、四人には、それぞれの得意の魔法を見せてもらいましょう。」
先生の言葉を合図に、みんなは次々と外のグラウンドへ移動した。
「誰からやる?」
「俺からでいいよ!」
アトラがキラキラとした目でこちらを見てくるので、アトラ、ディアロス、アリス、最後に私、という順番となった。
「剣技、『紅花吹雪』」
アトラは刺突を繰り返し、的をぶち壊した。
「やりすぎだ、阿呆。」
ディアロスがたしなめる。
そして、ディアロスが的の前にたつ。
「『聖光』」
シンプルな技で的を浄化した。
「次は、私。『レザーブレード』」
レザーで的をたちきり、焼き去った。
「あれっ??おかしいな・・・。」
アリスは首をかしげる。
「もう、私なの?えっと、じゃあ、
『召喚レイピュキア』」
魔導書が姿を表す。
「『アシタロス・ラグナロフ』」
ふぁっと暖かな風が吹き突如的は破滅した。
皆がルイの技に驚きを隠すことができない。
「・・うそ、でしょ?」
四人の力は強大すぎた。
先生でさえもこのような事態は予測不能。
そして、一つの考えに思い当たり、先生はニヤリと笑う。
「四人には、もうすぐ行われる学園魔法技術試験大会に出場する団体戦メンバーになってもらうことにします!」
話が急転かいすぎるなぁ、と思うルイであった。

翌日からは早速魔法技能トレーニングが始まった。
ルイ、アトラ、ディアロス、アリス以外のメンバーは

アニアロス  通称アニア
サナリア   通称サリー
エナイルナスパス  通称エル
ギガンナリストナー  通称ギル
の計8名のチームである。
「よろしくね。」と、アニア。
「よろしくです。」と、サリー。
「よろしく。」と、エル。
「よろしくな。」と、ギル。
皆がそれぞれの自己紹介をし、私たちは自分達の意思を固めた。
  ぜったいゆうしょうしよう!と。

この大会は学年関係なしなので、優勝は簡単ではない。しかし、目標を持ち、一丸となって頑張る。それが大事なのかなと、ルイは感じた。
「アニア、右に!」
「ギル、一人で突っ込みすぎ!」
「『アルファード』」
ルイは標的へ魔法を放つ。レイピュキアのちからを使って。
「ナイスっ、ルイ!」
みんなが声を出し、アドバイスなどを入れていく。
皆の心は一つにまとまろうとしていた。

そして迎えた、学園魔法技術試験大会。
会場は緊張と不安でピリピリとした雰囲気だ。
もちろん、ルイたちも緊張していた。しかし、今までの練習の成果か堂々としてもいた。
ーさあ、試合の始まりだー



あとがき
 ルイが学園へといきました!
一度書いてみたかった、ルイの学園生活。
 次回はルイたちが大会で大暴れします!是非、お楽しみに。
 久しぶりの更新となってしまい、申し訳ありませんでした。
 それでは、また、次回お会いしましょう!
 
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