寿命530字

ぜふぃら

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負荷実験

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「寿命が伸ばせたって聞きましたけど、本当なんですか?

それと、全部終わったら本当に帰してくれるんですよね?

まあ言われたことはやりますけど……約束ですからね?




そうですね、真っ白でなにもないというか……本当になにもないですねここ。

空間も時間もないというか……奇妙な感覚です。

前に歩こうとしても……




無理ですね。

そもそも体がないですから当然といえば当然なんですが……




ええと、どうしましょう。

本当に何もないんです。ここ。報告することもなにも……

えっと……いま何文字話しましたっけ?何もなさ過ぎて……



それじゃあ、とりあえず世間話でもしますか。

ん~……唐辛子って面白いですよね。ほかの生物に食べられないようにするために自分を辛くする進化を経たのに、人間によってその辛さを目的に食べられてるんですよ?

人間も、生き残るために脳を発達させましたが、もし脳や情報を食べる生命体がいたとしたら、我々も唐辛子と同じ運命をたどることになるんでしょうかね。

その生命体に、脳を大きくする食べ物を与えられたり、特殊な学習をさせられて……そして大きく育った脳は食べられる。食べられるために育てられる人間が生まれる。

ふふ。こういう考え、面白いですよね。





っと、そろそろ530字ですか。

私はカリフテラ博士1110001110000010100100101110010010111111101000011110001110000001100110001110001110000001101001101110001110000001100001001110001110000001101111101110001110000001100110011110001110000001100010111110001110000010100010010000110100001010


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