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第一章 厩務員になるまでの手続き
I厩務員を知る
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私の名前は麗奈、
京都の高校に通う高校3年生だ。
ここから就職か、それとも大学に行くのかを、
悩んでいた。
「小さい頃はかなり楽しかった」
それは私が、小学生頃から
馬の世話を、手伝わせてもらっていたからだ。
父の昭英は調教師、
母の真紀子は騎手をしている。私の家族、
そしておじいちゃんや、
おばあちゃんまでもが、馬に関わっている競馬関係者の家族だった。
小さい頃の私は、馬に人参あげ、
「このお馬さんとてもかっこいい将来こういう子と結婚したいな」
馬に次第に、惹かれていったのだった。
そんなある日、
私は高校の山の散策で山を訪れていた、
ここは京都競馬場からは、
とても近い裏山で、
よく競馬場が見えるのだ。
もちろん馬には、
興味ない裕子も来ていて、
こんな事を言ってきた
「麗奈って本当に馬のこと好きだよねーでもお母さん達がその騎手やお父さんで調教師なんでしょう?」
こう言っては私のことを、
かなりいじってくるのだった。
突然向こうの方から、
「ドドド」
足音と
「ヒヒーン」
という鳴き声までもが、
聞こえてきた。
この向こう側は、たしか…
「京都競馬場のはずだ」
そして、
目の前に走っているのは…
牡馬だろうか?
かなりの速度で、
接近してきていた友達は
「キャー」
と叫んでいた。
私は咄嗟の判断で、
馬の静止を呼びかけるよう、
ジェスチャーを掛けた。そして私の目の前で馬が静止し、
私を見下すようにしながらも私の足からは、
血が出ていたが元々体は、
強く小学生頃怪我をしても、
いつもそこまで痛くなることはなかった。だけどその馬は、
血が出ている足を舐め始めたのだ。私はその馬に、
一目惚れになってしまった
黒いしっかりとした馬体に、
カッコいい目、
それに私は、
一目惚れになってしまったのだ。そして追いかけて来た、
男性厩務員の拓哉も
「馬の静止をかけてくれて本当にありがとう君が止めていてくれてなかったら二次被害が起きていたと」
謝罪をかけてくれていたが、
実はこの男性厩務員は雄馬、
私の従兄弟であった。私の従兄弟は、
京都競馬場にて厩務員を、
しているのだが、
いつも小さい頃、私の面倒を、
見てくれていた人物でも、
あった。
それもそのはずこの雄馬は、
お父さんの厩舎に厩務員として働いているのだ。
そんな雄馬に私は…憧れていたのだ。いつかは、
こんなに、
馬を扱えるようになりたい、
そして、大レースに立って出てみたいいつしかそう思えるようになったが…友達が馬が苦手で競馬には本当に興味がない友達だったのだ。それで一旦離れることになったわけだ。
だけど私は、
お願いしたのだった
「この子馬が苦手と言ってるんだけど、触ったら何かしら変わると思うんだだから触らせてくれないかな?」
と頭を下げてお願いをしてみた。すると雄馬は、
それならと言うことで
了承をしてくれ、
友達は馬に触ることができるようになり、
いつしかその昭英の厩舎に何回か顔を出すようになったのだ。そして一人の教官と、
出会いを果たすのだった。
続く
あとがき
今回このようなお話を書かせていただきました筆者のミオです。皆様今回のお話楽しんでいただけましたでしょうか?今回は麗奈が厩務員を知ったそんなお話となります。女性でも実際には厩務員になる方もかなりおられます。
最近ではウマ娘も、流行ってきており、とても競馬界にはブームが起きております実際それで厩務員をしてみたいなと思ってギャップを受ける方も多いようです。
私はそういった人の助けになればいいなと思っております。
ここからは裏側のお話がどんどん出てきます。
ぜひお楽しみに
ここまで読んでくださった皆様に感謝の意を添えてあとがきと致します。
2月19日
ミオ
次のⅡをお楽しみに
登場人物
麗奈・・・高校3年生の女の子、進路に迷っており、今回の出来事で完全に馬に惚れ、厩務員を目指すことになる
裕子・・・馬には興味がないが、ある出来事がきっかけに馬に触れるようになり、そこから興味を持ち出すようになった。
悠・・・競馬学校の先生で、
厩務員コースの担当である教官の一人、昭英の厩舎によく顔を出しているが実は幼馴染。そして教官の中でもかなりのイケメンである。
雄馬・・・麗奈の従兄弟で、
昭英の厩舎で厩務員として働いている。いつも麗奈のことについては考えていて、小さい頃から彼女のことを好きだった事から、ずっと面倒を見てきた今回、馬を見放すという事件を起こすことになる。
真紀子・・・麗奈の母親で、騎手をしており、現在でも現役で走り続けるG18勝もしているレジェンド騎手だが…裏では麗奈の世話をしている。
昭英・・・麗奈の父で、京都競馬場にて調教師をしている。調教師の中でもかなりのベテランで若手の調教師からはかなり慕われているようだ。悠とは幼馴染でよく厩舎では話し合っている。
後々登場予定の登場人物
亜紀・・・競馬学校の厩務員コースの一人で同級生となる一人、競馬学校の中でも競馬学校トップクラスの脳を持つ一人である。彼女の趣味は馬を育てることと男装をすることである。普段はよく男装をしている。
達也・・・競馬学校の厩務員コースの同級生の一人、熱い心を持つ男の子だが、いつも麗奈には気にかけている。競馬学校に入る麗奈のことを気にかけているようだ。
菜月・・・競馬学校厩務員コースの同級生の一人、生徒をまとめる生徒会タイプの女性だが、かなりみんなには優しい性格の持ち主、麗奈には校内を案内したり、ルールを教えることにもなる人物。実は麗奈のことはライバル視している。
晶子・・・競馬学校厩務員コースの女性教官。元々、厩務員としてトップクラスの成績を誇っており、その支持も熱く教官としてオファーされた一人、麗奈にとっては助けとなる女性教官の一人だ。
陽翔・・・競馬学校厩務員コースの同級生の一人で、
東京からやってきた状に明るい人物の一人。
元々その高校では、
イケメンが集まるイベントに、
優勝をしているのだが、
とある事から、
馬に興味を持ち、
競馬学校に入学する。
麗奈のことを、
とても気にしている一人でもある。
京都の高校に通う高校3年生だ。
ここから就職か、それとも大学に行くのかを、
悩んでいた。
「小さい頃はかなり楽しかった」
それは私が、小学生頃から
馬の世話を、手伝わせてもらっていたからだ。
父の昭英は調教師、
母の真紀子は騎手をしている。私の家族、
そしておじいちゃんや、
おばあちゃんまでもが、馬に関わっている競馬関係者の家族だった。
小さい頃の私は、馬に人参あげ、
「このお馬さんとてもかっこいい将来こういう子と結婚したいな」
馬に次第に、惹かれていったのだった。
そんなある日、
私は高校の山の散策で山を訪れていた、
ここは京都競馬場からは、
とても近い裏山で、
よく競馬場が見えるのだ。
もちろん馬には、
興味ない裕子も来ていて、
こんな事を言ってきた
「麗奈って本当に馬のこと好きだよねーでもお母さん達がその騎手やお父さんで調教師なんでしょう?」
こう言っては私のことを、
かなりいじってくるのだった。
突然向こうの方から、
「ドドド」
足音と
「ヒヒーン」
という鳴き声までもが、
聞こえてきた。
この向こう側は、たしか…
「京都競馬場のはずだ」
そして、
目の前に走っているのは…
牡馬だろうか?
かなりの速度で、
接近してきていた友達は
「キャー」
と叫んでいた。
私は咄嗟の判断で、
馬の静止を呼びかけるよう、
ジェスチャーを掛けた。そして私の目の前で馬が静止し、
私を見下すようにしながらも私の足からは、
血が出ていたが元々体は、
強く小学生頃怪我をしても、
いつもそこまで痛くなることはなかった。だけどその馬は、
血が出ている足を舐め始めたのだ。私はその馬に、
一目惚れになってしまった
黒いしっかりとした馬体に、
カッコいい目、
それに私は、
一目惚れになってしまったのだ。そして追いかけて来た、
男性厩務員の拓哉も
「馬の静止をかけてくれて本当にありがとう君が止めていてくれてなかったら二次被害が起きていたと」
謝罪をかけてくれていたが、
実はこの男性厩務員は雄馬、
私の従兄弟であった。私の従兄弟は、
京都競馬場にて厩務員を、
しているのだが、
いつも小さい頃、私の面倒を、
見てくれていた人物でも、
あった。
それもそのはずこの雄馬は、
お父さんの厩舎に厩務員として働いているのだ。
そんな雄馬に私は…憧れていたのだ。いつかは、
こんなに、
馬を扱えるようになりたい、
そして、大レースに立って出てみたいいつしかそう思えるようになったが…友達が馬が苦手で競馬には本当に興味がない友達だったのだ。それで一旦離れることになったわけだ。
だけど私は、
お願いしたのだった
「この子馬が苦手と言ってるんだけど、触ったら何かしら変わると思うんだだから触らせてくれないかな?」
と頭を下げてお願いをしてみた。すると雄馬は、
それならと言うことで
了承をしてくれ、
友達は馬に触ることができるようになり、
いつしかその昭英の厩舎に何回か顔を出すようになったのだ。そして一人の教官と、
出会いを果たすのだった。
続く
あとがき
今回このようなお話を書かせていただきました筆者のミオです。皆様今回のお話楽しんでいただけましたでしょうか?今回は麗奈が厩務員を知ったそんなお話となります。女性でも実際には厩務員になる方もかなりおられます。
最近ではウマ娘も、流行ってきており、とても競馬界にはブームが起きております実際それで厩務員をしてみたいなと思ってギャップを受ける方も多いようです。
私はそういった人の助けになればいいなと思っております。
ここからは裏側のお話がどんどん出てきます。
ぜひお楽しみに
ここまで読んでくださった皆様に感謝の意を添えてあとがきと致します。
2月19日
ミオ
次のⅡをお楽しみに
登場人物
麗奈・・・高校3年生の女の子、進路に迷っており、今回の出来事で完全に馬に惚れ、厩務員を目指すことになる
裕子・・・馬には興味がないが、ある出来事がきっかけに馬に触れるようになり、そこから興味を持ち出すようになった。
悠・・・競馬学校の先生で、
厩務員コースの担当である教官の一人、昭英の厩舎によく顔を出しているが実は幼馴染。そして教官の中でもかなりのイケメンである。
雄馬・・・麗奈の従兄弟で、
昭英の厩舎で厩務員として働いている。いつも麗奈のことについては考えていて、小さい頃から彼女のことを好きだった事から、ずっと面倒を見てきた今回、馬を見放すという事件を起こすことになる。
真紀子・・・麗奈の母親で、騎手をしており、現在でも現役で走り続けるG18勝もしているレジェンド騎手だが…裏では麗奈の世話をしている。
昭英・・・麗奈の父で、京都競馬場にて調教師をしている。調教師の中でもかなりのベテランで若手の調教師からはかなり慕われているようだ。悠とは幼馴染でよく厩舎では話し合っている。
後々登場予定の登場人物
亜紀・・・競馬学校の厩務員コースの一人で同級生となる一人、競馬学校の中でも競馬学校トップクラスの脳を持つ一人である。彼女の趣味は馬を育てることと男装をすることである。普段はよく男装をしている。
達也・・・競馬学校の厩務員コースの同級生の一人、熱い心を持つ男の子だが、いつも麗奈には気にかけている。競馬学校に入る麗奈のことを気にかけているようだ。
菜月・・・競馬学校厩務員コースの同級生の一人、生徒をまとめる生徒会タイプの女性だが、かなりみんなには優しい性格の持ち主、麗奈には校内を案内したり、ルールを教えることにもなる人物。実は麗奈のことはライバル視している。
晶子・・・競馬学校厩務員コースの女性教官。元々、厩務員としてトップクラスの成績を誇っており、その支持も熱く教官としてオファーされた一人、麗奈にとっては助けとなる女性教官の一人だ。
陽翔・・・競馬学校厩務員コースの同級生の一人で、
東京からやってきた状に明るい人物の一人。
元々その高校では、
イケメンが集まるイベントに、
優勝をしているのだが、
とある事から、
馬に興味を持ち、
競馬学校に入学する。
麗奈のことを、
とても気にしている一人でもある。
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