悪役令嬢の次は、召喚獣だなんて聞いていません!

月代 雪花菜

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第二章 外堀はこうして埋められる

ただいま交渉中!

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「聡いお前のことだから、この料理が屋台にもってこいだって理解しているよな?」
「そう思いますかにゃ」
「でなかったら、そんな真剣にルナの手元見てるかよ」

 確かに、ナナトは私の動きをコピーしたいとでも言うようなくらい、真剣に手元を凝視しております。
 リュート様もそれをわかっていたのでしょう。
 まあ、ここまでジックリ見ていば、言い逃れも難しいでしょうが……

「この料理の利点は、コストが比較的安いことだ。ジャガイモは年中どこでも安価に手に入る。メインに使っているライチなどもそんな理由から使ってたよな?」
「そうですにゃ」
「だけど、お前の使う果物の難点は、匂いに欠ける。近くにいけば香る程度で、このフライドポテトみたいに広域じゃない」

 リュート様がそう指摘すると、ナナトはイタイところをつかれたかのように、尻尾と耳がピクリと反応しました。
 フルーツもいい香りがするんですけど、フライドポテトは匂いますものね。

「そして、この匂いは食欲を刺激する。わかるだろ?お前の店にも問い合わせがあったくらい、大抵の人間が『食べたい』と感じてしまう。黒の騎士団の方を見てみろ。アイツらの食いっぷりからもわかるだろ?」

 ナナトが黒の騎士団の方々を見るのと同時に、私もそちらに顔を向けると、彼らは新たに配られたフライドポテトの味比べをしているところでした。
 塩だ、ハーブソルトだと、好みの味の主張をしていて楽しげです。

「そして、油の温度設定を2つした鍋があれば、大量に作ることが可能だ。今みたいに、果物の実をくり抜く手間を考えたら、どっちがいいだろうな」
「イタイところをついてきますにゃ」
「そりゃそうだろ。商品の売り込みは、まずは良いところをアピールしねーとな」

 相手が欲しい、買いたいと思うようなセールストークが出来れば、勝ったも同然とかいいますものね。
 ナナトは『安価』『匂い』『手間』というキーワードに、強く反応していたようです。

「じゃあ、デメリットっていうのはなんですかにゃ」
「まずは、油の温度設定と取り扱いだ。多分だが、ルナの料理の様子を見ててわかったのが、低温でジックリ中まで火を通し、最後に表面をカリッとさせるために、高温で揚げてる。つまり、屋台みたいな場所でそれをやるなら、安全に油の温度が設定できて取り扱える設備が欲しい」

 確かに……鍋でもいいですけど、安全面を考えるなら、フライヤーみたいなものが……あー!さっきそんなこと呟いていましたが、やっぱり作る気なんですねっ!?
 ま、まずいですよ……過労死フラグが乱立しそうです!

「でも、そんな設備なんて聞いたことないですにゃ」
「うちの店でも、今後ああいう揚げ物を導入する予定だ。つまり、業務用のフライヤーが必要になる。勿論、ルナがさっき簡易的に準備したが、蒸し器というものもな」
「……蒸し器ですかにゃ?」
「そう、あれは、水蒸気で調理してんだよ。つまり、水に浸さない分、水っぽくならない」
「お高そうですにゃ……」
「そこで、お前に提案だ。今後、屋台に合いそうなレシピと、それに伴う必要な設備。それと、あの香りの良い方のポテトフライに使うハーブソルトは、俺の店で売り出す予定の調味料だが、全てセットで融通しよう」

 うわぁ……大盤振る舞いです。
 レシピにハーブソルトとフライヤーと蒸し器……それも、リュート様が手がける調理設備って、この聖都ではかなりの額で取引されているのでしょう?
 それで相手に求める対価って、どれくらいのものになるのでしょう。

「怖いくらいの好条件ですにゃ。対価はいかほどですにゃ?」
「売上の4割」
「それは厳しすぎますにゃ!うにゃーん……せめて3割ですにゃ!」

 リュート様がニヤリと笑います。
 その言葉を待っていたというような雰囲気ですね。

「じゃあ、3割にするかわりに、お前の持っている果実の納入ルートをこっちにも融通してくんねーかな」
「にゃんとっ!?」
「この聖都で一番の果実を取り扱ってんのは、間違いなくお前だ。うちにも果実のメニューを増やしたい」
「し、しかし……」
「そのかわり、そちらで必要な野菜は、こちらの契約農家から確保できるようにしよう」
「むむむむっ!」

 うーん、うーんと唸っているナナトのマネをして、春の女神様が唸っています。
 和みますねぇ……
 真剣な取引をしているというのに、緊張感が崩壊です。

「しかし、それでも……うにゃーん」
「悪い話じゃねーだろ?今から、ジャガイモを提供してくれる畑を探すのか?それと、ハーブソルトは、俺の店でしか手に入らねーからな」
「にゃんとっ!?ズルイですにゃ!レシピ欲しいですにゃ!」
「無理。しかも、お前じゃ習得不可能」

 簡潔に言われた言葉だけで意味を理解したのか、驚いた顔をして私の方を見ます。

「まさか……まさかですにゃ……?」
「そのまさかだよ」
「……それは無理ですにゃ。わかりましたにゃ。その契約でお願いしますにゃ!」
「そうこなくっちゃな」

 嬉しそうに笑うリュート様に、ナナトは苦笑を浮かべた。
 もっと上手に交渉するつもりだったのでしょうけど、リュート様が持っているカードが強力すぎましたね。
 だって『調理道具』と『ハーブソルト』は、どちらも他のところでは手に入らない物ですもの。

「まるで、だんにゃさんの商会に吸収合併される気分ですにゃ」
「それでもいいな」
「……それを望む店がどれくらいあるかご存知ですかにゃ」
「お前が相手だから言ってんだろ。できれば入ってほしいが、無理にとは言わねーよ」

 屋台を1人で切り盛りして、そこからバイトを増やして店舗数を増やしている手腕は買ってるんだと言われ、ナナトは嬉しそうに目を細めた。

「しょうがありませんにゃ、このナナト、だんにゃさんの傘下に入りましょうかにゃ」
「それが一番嬉しいな。じゃあ、契約しちまうか」

 そういって、リュート様はアイテムボックスから、クリーム色の用紙を一枚取り出す。
 紙の四隅に細かな模様が浮かんでいる用紙から、不可思議な力を感じました。

「上位契約証まで持ってるなんて……本当に用意周到な方ですにゃ」
「いざって時の為に持ち歩いてんだよ。美味しい話を逃したくねーだろ?」

 契約専用の紙で『上位契約証』というものがあるらしく、この用紙は契約の神が証人となって行われる契約のようで、一方的な破棄は認められず、契約違反を行えば、即罰せられるということである。

 その用紙に二人が触れた瞬間、淡く輝き何もなかったクリーム色の紙に、ビッシリと文字が浮かんだ。
 一瞬、小さな光が弾けたように見えましたが……契約の神様がご覧になっていたのでしょうか。

「商売人にむいてますにゃ」
「バカ言え、俺は聖騎士だから、黒騎士に入るのは確定だ。店はいずれルナに任せる」
「はいっ!?」

 驚きのあまり、出来上がったフライドポテト第二弾を取り上げている私の菜箸から、フライドポテトがポトリと落ちそうになり、慌ててロン兄様がバットで受け止めてくださいました。
 リュート様?……それは初耳です。
 なんですか、いきなりそんなこと言われても困りますよ?
 だいたい、今みたいな交渉が、私に出来るとは思えません!
 驚いている私を見てリュート様は、「安心しろ」と微笑んでくれるのですが、いきなりのことで頭がついてきている気がしないです。

「召喚術科を卒業するまで3年あるから、その間に基盤を作る。サラ姐さんを雇ったのもそのためだ。いずれ、商会をルナに任せるために、良い人材を集めているんだよ。ナナトは商売に関して鼻が利く。ルート確保も上手だ。きっと必要になる」
「だんにゃさん……」
「リュート様……」

 自分が大事に育ててきた商会を、私に……でも、それって……リュート様と離れる準備みたいじゃないですか?
 ど、どうしましょう、嬉しいと思う反面、離れたくなくて寂しい気持ちでいっぱいになってしまいます。
 春の女神様だって、お仕事の為に頑張っているというのに……情けないですね。

「どうした?」
「えっと……そ、それは……遠征など……長期間……おそばにいられないこともあるという……ことでしょうか。召喚獣なのに、リュート様のおそばにいてはいけないのでしょうか。もしかして……お邪魔になっているとかそういう話ですかっ!?」

 小さな声で「にゃるほど、召喚獣だったにゃ、だから魔力香がしたですにゃ」……と、呟かれましたが、それどころではありません。
 言わないでおこうと思ったのにも関わらず、私の口からは、頭の片隅で考えていたことが言葉となって出てきてしまい、リュート様に打ち明けてしまいました。
 いけないと思うのに、止まりません。

「いや、違う、違うから落ち着け」
「しかし、商会を任されたら、離れ離れ……ですものっ」
「あ、いや、そうじゃなくてだな……」
「はなれるのつらいの……やーの……」

 私につられて春の女神様も表情を曇らせてしまいました。
 い、いけません、私がこんなことでは、春の女神様も不安になってしまいます。
 だけど……どうしても離れたくないという気持ちが大きく動いて気持ちがぐちゃぐちゃになってしまったように感じてしまう。

「マテ、二人共。あー、だから、離れるとは言ってない。長期遠征の時は連れて行く。そのための準備もする。ただ、商会を任せるのは、離れたいからではなく、いまみたいにルナだけが作れる『美味しい』を作って欲しいからだ」

 どういう……意味でしょう?
 ジッと見つめると、彼はしまったなという顔をして苦笑した。

「少し話すのが早すぎたな……商会を誰かに任せなくちゃならないのは確定事項だった。その為に、それに相応しい相手を探していたのも事実だ。俺が一番信頼できて、全部任せても安心して要られる相手。それって、現状ルナしかいない」

 キュステさんがキルシュブリューテ。
 ギムレットさんが生産工房。
 調味料などの生産工場には、これから誰か適任者を探すということでしたし、その3つの統括をサラ様が行う。
 そして、様々なルート開拓や屋台管理は、ナナトに任せるとのことです。

「ルナが好きな時に、好きな料理が作れるように、下準備しているだけだ。遠ざけるつもりじゃない」
「じゃあ、いっしょー?」
「勿論だ」
「ルー、よかったの!」

 にぱっ!と笑う春の女神様に笑いかえし、小さな彼女に気を遣わせてしまうなんて情けないと己を叱咤する。
 離れることに一番寂しい思いをしている春の女神様だから、私の痛みを感じ取って「やーの」といってくださったのでしょう。
 でも、いま一番寂しいのは春の女神様なのに!

「ありがとうございます……春の女神様」
「んぅー……ルー……ひとつおねがいなの」
「はい、なんでしょう」
「チェリシュ、なの」
「はい?」
「春の女神様じゃないの、チェリシュはチェリシュなの」

 リュート様に片腕抱っこされている春の女神様が唇を尖らせて私に抗議します。
 しかし……女神様に対して……良いのでしょうか。

「ルーにも、チェリシュって……よんでほしいの……ダメ?」
「ダメじゃないです!」

 あ、反射的に叫んじゃいました。
 だって、あまりにも寂しそうに瞳を潤ませて言われてしまったのですもの、こういう反応になってもおかしくありません。
 可愛らしい春の女神様が望むのに、『女神様だから』という理由で名前を呼ばないのは……どこか他人行儀すぎますね。

「チェリシュ様」
「さまいらないの、チェリシュ」
「えっと……」
「チェリシュ、なの!」
「は、はい、チェリシュ……ですね?」
「あいっ!」

 ぱああぁぁっ!とわかりやすいくらい顔を明るくしたチェリシュに対し、リュート様は「ズルイ……俺もリュートって呼ばれたい」とかおっしゃってます。
 ですが、それは無理ですよ?
 絶対にダメです、そこだけは譲れません。

「主様とか言われたくなければ、譲歩したほうがいいにゃ」
「……そうだな、ねだり過ぎはよくねーな」

 はぁ……と、深いため息をつくリュート様の頭を、チェリシュがナデナデしてあげてます。
 なんでしょう、この可愛い親子の雰囲気は!
 本当に、この映像を保存できないのが辛いです……誰か、リュート様以外で発明してくださいませんかっ!?
 リュート様はダメです。
 仕事を詰め込み過ぎてる感がすごいので、コレ以上はいけません。
 しばらく、要監視です。

「そうだ、あと、いまお前の持ってるライチの外皮で作った器と串の提供をお願いしようかな。そろそろ蒸してるジャガイモが出来るだろうし」
「損してますにゃ!」
「器のアイデア料、請求してもいいんだぞ?」
「いくらでも持っていってくださいにゃ!」

 手のひらをくるりと返したナナトが、慌てて腰のアイテムバックから器になりそうなライチをゴロゴロ取り出し、串はどこだったかと探している様子です。
 あれでもない、これでもないにゃ……なんて言ってますが、整理してないのでしょうか。
 そのバックから、ボトリと何かが落ちました。

「あ、夕飯が飛び出しちゃいましたにゃ」
「何だそりゃ!」

 リュート様も初めて見るソレは、私も見て驚きすぎて声が出ません。
 バレーボールを2つ並べたほどの大きさがある、真っ青な物体。
 大きな爪と甲殻類特有の硬そうな殻に覆われた、イセエビをデフォルメしたよう丸っこさ……しかし、それが生き物だということはわかります。
 動いてますもの!

「あれ?マールじゃないか。キャットシーは好きだねぇ」

 おかわりのポテトフライを袋に詰めていたロン兄様が、久しぶりに見たとでもいうような口調で言いますが、こ、こんな大きな生物……この世界には沢山いるのですか?

「マールは焼いて塩ふって、頭からバリバリですにゃ」
「うん……人間には、ちょっと硬すぎて無理かな……あと、色がねぇ」

 ロン兄様のおっしゃる通り食欲を失わせる、鮮やかな青。
 確かに、この色はちょっと厳しいですが……これって、イセエビ?エビ?シャコみたいに平べったくはないですし……かといって、イセエビみたいにトゲトゲしい感じでもありません。
 丸っこいんです。
 この子、海洋生物ですよね?
 海の中で、どうやって動いているのでしょう……不思議です。

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