悪役令嬢の次は、召喚獣だなんて聞いていません!

月代 雪花菜

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第二章 外堀はこうして埋められる

魔力譲渡のお時間です

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 ゆっくりとした2人だけの時間は、やっぱりドキドキしてしまいますね。
 これほど優しく包み込まれるなんて、数日前まで考えられなかったことですもの。
 チェリシュが「安心」といった意味が、よく理解できます。
 リュート様のそばは、本当に心が落ち着きますものね。

「そろそろ、魔力譲渡を行っておこうか。夕方頃に一時的な譲渡はしたが、まだ足らないだろ?」

 そう問われてもいまいちよくわかりませんが、昨日魔力をたっぷり受け取った時に感じたぬくもりのようなものが薄れている気はします。
 たぶん、これなのかな?と、契約紋のあたりを手で軽く押さえる。

「い、いまいち……わからないのですけど、多分?」
「まあ、一日一回、しっかり渡しておいた方が良さそうだ。ほら、ここに座って」

 ……えっと?この体勢ではダメなのでしょうか。
 どうして足の間に座るという話になるのでしょう。

「密着しているほうが、魔力伝達がいいからな」

 その言葉に納得して一度立ち上がると、リュート様に導かれるまま足の間に座りますが……や、やっぱり……恥ずかしいですよっ!?
 どうしてこの体勢になってしまったのでしょうか。

「リュート様……あ、あの……」
「そのままジッとしていてくれ。いまマナを活性化させて、魔力を練るから」

 そういうと、集中しているのか、リュート様の深い呼吸音が聞こえました。
 背後でいつもとは違う研ぎ澄まされた気配に、違う意味でドキドキしはじめましたが、漂う魔力に体が反応してほんのりあたたかくなります。
 少なくなっているから、求めているような状態なのでしょうか。
 ソッと背後から包み込まれる腕の中で、木漏れ日のあたたかさのようにじんわりと流れ込んでくる熱に、心が満たされるような感覚を覚える。
 形容しがたいその感覚は、私の深いところまで満たしていくようでいて、根本の何かを包み込んで確実に変化させていく。
 本来なら、その変化は嫌なものとして捉えられる類いのものかもしれない。
 でも、リュート様が行うからこそ受け入れることができ、それを心から望むのかしら。
 召喚主と召喚獣の関係は、不可思議で……互いに足りないものを補う存在という言葉が脳裏に浮かんだ。
 満たされない思いや願いを、誰よりも近い形で叶えてくれる相手であると理解しているから、それを受け入れるのかと考えるけど、私とリュート様はそうではないと漠然と感じている。
 アレン様が、前世からのつながりだとおっしゃいました。
 それは……多分、同じ日本から来たと言うことなのでしょう。
 私とリュート様をつなぐものは、日本人としての知識や共感できる思考や感覚であると考えます。
 お互いに、いるはずが無いのに望んでいた理解者が、今はここにいるという奇跡に改めて感謝しました。

 ふわりと契約紋が熱くなり、ほぅっと我知らず吐息が漏れます。
 何かが満たされていく感覚というのは、幸福感すら覚えますが……リュート様はつらくないのかしら。
 私にたくさんの魔力を与えて、疲れてしまわないかと心配になりましたが、肩口に額が乗せられ、低い声でつぶやきが聞こえます。

「やべぇ……マジでもう……」
「やっぱり、体がつらいですか?今日は随分出血されましたし、お料理や薬で回復をさせたといっても、まだまだ足らないと思いますから、無理しないでください」
「あー、いや、そうじゃなくて……まあ、うん、大丈夫。俺は聖騎士だからな」

 そこで何故、聖騎士だからという言葉が出てくるのでしょう?
 聖騎士の方々は、怪我をして出血が激しくてもなんとかしようという訓練でも行っているのでしょうか。
 いえ、そんなもの訓練ではどうにもなりませんよねっ!?
 でも……リュート様はわかりません。
 意外と、魔方陣をいろいろ展開して肉体強化など行ってしまいそうですし、リュート様の魔法はある意味万能ですから、常識の範囲で考えていたら、斜め上な答えが出てきそうです。

「今日は契約紋の上って言わねーのな」
「はい。なんだか、リュート様を全身で感じているようで、満たされます」
「密着しているほうが安定しているという感じか。いや、接触している面積か?でも、それって俺にとっては……」

 後半は、何故か苦悶の色が入り交じった声でした。
 私と接触しているのは嫌なのでしょうか。
 少し不満を覚えていると、「唇をとがらせてどーした」と問われてしまいました。
 ここは、正直に話しておいた方が良さそうですね。

「だって、リュート様が私と接触するのは嫌だとでも言いたげな雰囲気でしたから」
「違う。そうじゃなくてだな。密着して接触する面積を増やすと、俺のいろいろがヤベーってことだよ」
「いろいろ?」
「今は聞かないでくれ。いずれ嫌でもわかる」

 何故か遠い目をされてしまいましたが、いずれわかることでしたら我慢して待ちましょう。
 あまり聞いてほしくない内容だったようですものね。

「本当はわかってるのにな……邪魔している奴が面倒すぎる。かといって、いま理解されたら、俺がヤベーし困ったもんだ」

 わかっているって……何がです?
 きょとんとしてリュート様を見るのですが、答えてくれる気はないようで、肩口にぐりぐり額をこすりつけています。
 小さくうめくような声が聞こえますが、言葉はくぐもってわかりません。
 何を言っているのか気になります。
 しかし、それよりも……
 深い吐息が漏れ、困ったようにこちらに顔を向けて微笑む笑顔はとても素敵なのですが、そこはかとなく漂う色気を、どうにかしてくださいませんかっ!?
 顔が赤くなって心臓が騒ぎ出しましたが、リュート様は苦笑しただけで何も言いませんでした。
 ただ、後ろから抱きしめてくれる力が強くなり、少しだけ体温が高くなったような気がします。

「ほんと、ルナは……俺を煽るのが得意だよな」

 言われた意味がわからず、小首をかしげていると、苦笑した彼は耳元で甘く囁きました。

「これはわかんねーかも。でも、嫌じゃ無くて、困っているけど、嬉しい部類だって覚えておいてくれ」

 そ、そんな色気たっぷりに言われる内容ですかっ!?
 甘く低くぞくりとするほど色気を含ませた声が、耳朶に吐息とともに流し込まれ、思わず体が震えます。
 体の芯が熱くなるような感覚に戸惑い、リュート様から流れてくる魔力が甘く感じてしょうがない。
 とても……甘いです。
 砂糖菓子よりも甘く、中毒性のある蜜のような魔力は、私のすべてを包み込んで離さない。
 安堵を与えてくれる人、でも、誰よりもドキドキさせてくれる人、そして……私のすべてを包み込み、決して逃さない人。

 まあ、逃げる気など全くありませんが?
 むしろ、自ら望んでとらわれてしまうほど、リュート様のおそばにいたいのですもの。
 ですから、離さないでくださいね。
 そんな思いをこめて、リュート様が抱きしめてくれる手に手を重ねます。
 お互いがお互いを大事に想い、魔力を満たし満たされていく。
 私たちは他の召喚主や召喚獣と、少しばかり違いがあるかもしれませんが、強い絆で結ばれていることに間違いはありません。
 それが、嬉しいです。

「今日は桜色の粒子が散らないな」
「……祈りの力を使ったからかもしれません」
「じゃあ、あの粒子はルナの心が、いっぱいいっぱいに満たされている状況だという証なのか?ということは、足りない……?」
「いいえ!十分満たされておりますから、違いますから、大丈夫ですっ」

 なんてことだ、俺の愛情が足りないのか……と、思い詰めた顔をして呟くリュート様の言葉を慌てて否定しました。
 足りてます、十分感じてます!
 ただ、『慈愛の祈り』を発動させるには、もっとたくさんの想いが必要なのではないでしょうか。
 召喚獣への愛情たっぷりのリュート様の想いだけではなく、他の方々の想いだったり願いだったり、そういう強い何かが作用するのかもしれません。

 私だけでは、発動させることが難しいスキルなのでしょう。
 多分ですが、この予測は外れていない気がします。

「時間をかけて満たしていく類いのものと考えたらいいのか」
「そうだと思います」
「なんかさ、ルナの幸福度を一瞬にして上げる方法ねーかな。俺の想いが足りねーみたいで……」

 拗ねたような響きを宿す声が響くのですが、こればかりはどうにもならないような?
 だって、私は幸せなのです。
 これ以上の幸福など思い浮かばないほどに……

「リュート様のおそばにいることができて、チェリシュがいて、たくさんの方々が受け入れてくださって……今日もたくさんの人に会いました。まあ、恋の女神様みたいな方もいらっしゃいましたが、みなさん良い方ばかりでしたし、リュート様のご家族にもお会いできました」
「兄貴たちは想定外だったが、ルナを気に入ったようで良かった」
「リュート様のお兄様たちは、とてもお優しいですから」
「自慢の兄だ」

 その言葉の通りなのだろうということは、声のトーンから伝わってきます。
 本当に尊敬していらっしゃるのでしょう。
 表情を見なくても、笑顔なのだとわかりますもの。

「お父様にもお会いしました」
「あー……」
「歩み寄りは大事ですよね」
「……そこは、今後改善するつもりだ。当時の父は見えていないものが多かったけど、今ならわかるだろう」

 リュート様がジュストの再来と言われることに対して、どういう立場に追い込まれるのか……お父様に見えていない部分が多かったから、安易に頼れなかったのですね。
 息子の変化と周囲の変化、それに対応できるだけのものが足りなかった。

「あの人は、悪意にさらされることが少なかったんだろうな。人の気持ちの機微に疎いところがあるから、心配だったんだ。俺はさ、家庭環境が複雑だったから、小さい頃はいろいろ言われた。だからかな……そういうことに敏感になった」

 前世の周囲の環境が育てたリュート様の感覚は、お母様や妹を守るために必要だったのでしょう。
 人が持つ負の感情に敏感になったリュート様は、誰よりもこの先のことが見えていたでしょうし、さらされる悪意に覚えがあったのかもしれません。

「見えなかったものが見えてしまって、つらく感じることを嘆くより、それを逆手にとって家族を守ろうと考えたんだが、かえって親父を傷つけちまったかもな」
「確かに、お父様は傷ついていらっしゃるかもしれませんが、リュート様の考えや行動が間違いだったと誰にも言えません。ただ、いまは歩み寄る段階に入ったのだと思います」
「歩み寄る段階……」
「もう、独りで頑張らなくてもいいということです」
「……そっか。もう、大丈夫か」
「はい」

 ふぅ……と、深いため息をともに吐き出された想いがなんであったか、正確に把握はできませんが、少し心が軽くなったのではないでしょうか。
 たった1人で、孤立無援で戦うことがなくなったのですもの。
 無自覚でも、ずっと矢面に立っていたら傷つき疲れていたはずです。
 こうやって、少しずつ……いろいろ変われたらいいですね。

「アレン様に、前世を受け入れてもらえましたね」
「そうだな。いままでも見透かされている感覚はあったんだ。だけど、アレンの爺さんは俺に聞いてこなかった。一言たずねるだけで、真偽がわかるからか、明確な言葉を口にはしなかったんだ」

 聞いていいのかアレン様も思案していたのかもしれません。
 疑問の答えを得るのはスキルのおかげで簡単にできるでしょうが、だからこそ慎重にならざるを得ない。
 あの思慮深さは、その積み重ねから生じたものなのでしょう。

「いつか聞かれるって、どこかでわかっていた。それは、今日で良かったんだって思う」
「何事もタイミングですね」
「大事だよな、そういうのってさ……一つ間違うと、とんでもねーことになるのに、こうやって全部がうまくはまっちまう時もある」

 すげーよなと笑うリュート様の声は、先ほどよりも軽く感じました。
 大丈夫、もう独りではありません。
 そんな悪意は、みんなで打ち砕いちゃいましょう。
 リュート様が素晴らしい人だって、誰よりも私が知ってますもの。

 背後のリュート様に甘えたくて、体勢を変えて彼の広い胸の中に飛び込みます。

「おっと!……びっくりした、どうしたんだ?」
「ちょっぴり、甘えたいのです」
「うぐっ……お、おま……やべ……そ、そういう……くそっ!なんでそう俺のツボをついてくるんだろうなっ」

 ツボ?私、ツボ押しなんてしましたか?
 でも、リュート様って肩こりなどがひどかったりするのでしょうか。
 首筋に手を這わせて筋肉の張りや筋のこりをみますが、鍛え上げられた筋肉の感触のみで、こりなど見つかりませんでした。
 残念です。
 父の肩こりを癒やしたマッサージを、リュート様に施せないなんて!

「なに、肩をそんなに触って……」
「肩こりするのかなって思いまして」
「何故そういう考えに至ったのかわからねーが、肩こりは無縁だ。前世は頭痛がするほど酷かったけどな」
「前世のリュート様にマッサージしたかったです!」
「いや、そう言われても……いらねーこと考えてないで、素直に甘えろ」

 後頭部を大きな手で包み込むように押され、彼の首元に額をすり寄せます。
 ソファーの上のリュート様の足の間で横抱きの体勢は照れますが、この密着度も好きだな……と、感じました。
 しっかり支えられている感覚にドキドキしますし、なによりリュート様のお顔が近いですもの。
 表情が見えると、やっぱり安心です。
 ごろごろと甘える猫のように、リュート様の首筋に額をすり寄せ、全身を巡るあたたかいものに満たされ、幸せいっぱい!

「幸せです、チェリシュが言っていたように、『安心安心』です」
「まあ、そういっていられるのも今のうちだろうがな……」
「どうしてです?」
「一ヶ月後に同じことが言えるか楽しみだ」

 ニヤリと何かを含んだ物言いをしたリュート様がカッコイイなんて考えていたのですが、一ヶ月後にはそう考えられなくなっているのでしょうか。
 うん、あり得ません。
 リュート様がカッコイイのも、幸せいっぱいなのも、安心なのも、絶対に変わりませんもの。
 だから、大丈夫ですよ。
 体の芯がいっぱいに満たされている感覚に、ほぅと吐息をつきながら、私は彼にぎゅーっとしがみつきました。
 一ヶ月後も、こうして当たり前のように一緒にいて、低く笑うリュート様の声を聞きながら幸せに浸れたらいいな……

 なんて、考えながら─── 

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