256 / 558
第七章 外から見た彼女と彼
優しい女神様と渇望する物(キュステ視点)
しおりを挟む「だんさん、なにしてはるん」
従業員通路にいるだんさんに声をかけると、こちらを見てニッと笑う。
フロアからだんさんが見えないような位置取りをするが、彼がいると知ったら煩いお嬢様方もいるだろうし、本当に油断ならない。
「よう。パンと酒の方はどうだ?」
「反応を見てるところやわ。あと、ヨウコの件やけど……」
「反対か?」
「僕からもお願いしたかったところ」
そういうと、だんさんは「やっぱりな」というように目を細めた。
クロとマロのフォローが出来ていることを、だんさんはちゃんと認識しているようである。
彼は商会長になって数年だが、当初から人の上に立って仕事をしたことがあるかのような、貫禄……というのだろうか。
落ち着きと、手慣れた様子を見せていた。
上に立つ者としての責任感だけではなく、部下へ対する配慮は、そんな簡単に身につけられるものではないと思うのだが……天性のものなのだろうか。
「このベリリのジャムとバターがよく合って美味しいわ」
「いいな……バターが溶けて、じゅわぁと……」
老夫婦の会話が聞こえ、そちらへ視線をやると、ヨウコが「そうだろーっ」と嬉しそうに尻尾を振っている。
食欲を刺激される感想を聞いた周囲のお客さんは、すぐさまパンの注文を追加したようで、クロとマロが忙しそうにしはじめたのを確認し、すかさずフォローに入った。
パンだけではなく、グラタンとポテトサラダも好評で、老夫婦と似たようなメニューが次々とテーブルに並んでいく。
若い男たちは、唐揚げが気に入ったのか、唐揚げを食べ、エールを呑み、また唐揚げ……という、唐揚げか酒が無くなるまで終わらない連鎖を続けている。
カウンターでニヤニヤしている爺様の顔を見れば、誰が教えたのか一目瞭然だ。
ヨウコが店に来ていただんさんたちに気づいて駆け寄り、だんさんから「よくやった」というお褒めの言葉と同時に頭を撫でてもらって、ご満悦の様子である。
ヨウコはどうやら、だんさんと奥様に出会った時に振る舞ってもらったロールケーキが気に入っているようで、ちゃっかりおねだりしているようだ。
春の女神様も一緒になって「ベリリのロールケーキなのっ」と言っているから、近いウチに……いや、今からでも作り出しそうな奥様を、だんさんが必死に止めていた。
ホンマに、自分の体のこと考えてくれへんかなっ!
奥様は『魔王召喚の儀式』が得意やから、こっちの心臓に悪いねん……アレを止めるんも一苦労なんよ?
ジトリとした僕の視線に気づいたのか、オロオロとした様子で奥様はだんさんのポケットの中に隠れ、ぴょこんっと頭の先だけ出している。
テオドール様とサラさんにもお小言を貰って、反省をしている様子であった。
「わかればいいが、無理はするなよ?」
「は、はい……すみません」
かすかに聞こえてくる会話に安堵して、僕はすぐにフロアへ戻る。
いつになく活気のある店内には、見慣れたメニューではなく、奥様がカフェたちに教えた料理が並び、これがこれからの日常になるのだろうという考えが頭をよぎり、全種類、一度はちゃんと味わっておこうと心に決めた。
味の説明ができないなんて、シャレにならない。
「もっとメニューがわかりやすくなれば、お客さんたちも困らないのになー」
「そうですね……写真があれば良いのに……」
「シャシン?」
「精巧な絵のようなものです。見たままの映像を写し取る物ですよ」
「へぇ……記憶の水晶に映ったものを転写する湖なら聞いたことあるけど、それが出来たらすげーよなぁ」
注文の品をテーブルに並べている間に聞こえてきたヨウコの言葉で、僕も聞いたことがある噂話のことを思い出す。
確か、この聖都から船で半日程度の距離にある孤島の湖の話で、湖面が青白く染まるときに、近くの洞窟にあった記憶の水晶の映像を湖いっぱいに映し出すのだという話であった。
その島にある記憶の水晶が特別性なのか、それとも、湖そのものに何かあるのか───噂の出どころが船乗りたちの噂話なので、信憑性に欠けるということから誰も調査はしていないだろう。
しかし、だんさんは大いに興味を持ったようであった。
これは、近い内に調査しに行くと言い出しかねない雰囲気だ。
まあ……そんな暇は、今のだんさんに無いので、そこまで心配してはいない。
調査するとしても、魔物討伐遠征訓練と大地母神マーテル様の件があるのだし、それが終わったあと……ということになる。
「黒騎士の鎧を、こんなに近くで初めて見たけど、すげーカッコイイなぁ……うわー……」
だんさんが思案している間に、興味が違うところへ移ってしまったヨウコは、テオドール様の周囲をウロウロしながら、アイギスを見つめていた。
店内であることから、アイギスの形態も軽装な物になっているが、他の鎧とは違う迫力がある。
特に、テオドール様が核とした雷獣は雷属性なので、力を開放した時は派手なのだ。
それを見たら、ヨウコはまた大騒ぎするかもしれない。
だんさんのアイギスが力を解放する時は、どんな感じになるのか今から楽しみである。
黒竜の炎は、すべてを喰らい尽くす破壊の炎だ。
食いしん坊のだんさんと、相性が良いかもしれない。
これは「アイギス」と呼ばれる鎧なのだと丁寧な説明をしているテオドール様を、恐れもせずにジャレつくヨウコは、人をちゃんと見る目があるのだと安心する。
何せ、わかりやすいくらいサラさんがテオドール様に好意を寄せているのだから、ヨウコが怯えるようであれば、色々と厄介であったかもしれない。
外見で判断せず人懐っこいヨウコと、強面だが面倒見の良いテオドール様は良い組み合わせと言えた。
「ヨウコはグルード校の授業で、武具が必要だと聞いた」
「そうなんだよ! オイラ、そういうの全くわかんなくって……」
「私で良ければ、今度付き合おう」
「ほんとっ! やったーっ! サラ姉ちゃんもそういうのからっきしだったから、助かるよっ、ありがとうな、テオ兄ちゃんっ」
え、ええっ!? と狼狽えているサラさんをよそに、約束を取り付けてしまったテオドール様とヨウコは嬉しそうである。
しかし……だ。
ヨウコ……その方は、一応……だんさんの兄でも、上位称号持ちやから、もうちょっと言葉遣いを考えようかっ!
注意しようと考えたが、だんさんも気にしていないし、サラさんは注意したが、テオドール様は「気にしていない」と笑っていたので、僕が口を出すことでもないと苦笑を浮かべるにとどめた。
本人たちが納得しているなら、問題ないだろう。
「焼酎も売れているな」
「透明度もアルコール度数も高いお酒ですから、好きな人にはたまらないでしょうし……」
「チェリシュは、べぇーなのっ」
「お子様が飲む物じゃありません」
だんさんの言葉を聞いて、春の女神様は「にがにがなの」というところを見ると、エールかなにかを一度は口にしたようだと察することが出来た。
何せ、「辛いのやーの」と言いながらも、ダメだと言われていたタバスコに手を出すくらいの好奇心旺盛な女神様である。
だんさんが旨そうに呑んでいたら、絶対に手を出す。
断言できる。
注意して見て置かなければ……
「追加のパンが焼けましたにゃっ」
カフェに声をかけられ、僕は慌ててセッティングをしてテーブルへと運ぶ。
運んだのは良いが、すぐさま注文が入る。
敬虔な大地母神の信者が居なかったことに深く感謝すると共に、幸先の良いパンの売れ行きにホッと胸をなでおろした。
どうやら、お客さんたちはピザやトルティーヤだけではなく、カルパッチョにも興味を持ったようだが、生魚ということで警戒の色を強めたが、「ロンバウド様が好物みたいやで」と伝えると、女性たちが色めき立ち、次々に注文をしてくれた。
さすがはロンバウド様。
表向きは貴公子のソレやもんね。
裏の顔を知ったら、このお嬢様方はどういう反応を示すのやら……あの方、ホンマに怖い人やから……と伝えたくなるが、売上のためにグッと堪える。
実害はないだろうし、あるというのなら、それはだんさんに対して良からぬことをした結果だから、僕としては全く問題ない。
「さすがはロンバウド様。お上品で、とてもさっぱりとしたお味だわ」
「生魚を今まで食べてこなかったことを悔やんじゃいそう……」
「生臭くないものね。この柑橘系の香りがとても良いわ」
どうやらロンバウド様を思い浮かべながら、カルパッチョを食べているようである。
お嬢様方には、さっぱり系の味が受けている……と、思いきや、意外にもビスクが好評で、トマトスープを頼んだ友人と分け合って食べている様子も見られた。
これからは、シェアして食べるお客さんが増えるかもしれない。
取皿を増やしたほうが良いだろうか……
そんなことを考えながら、新たにパンをカゴに盛り付けていると、少し高揚した様子で僕の奥さんが「褒めてもらえたの」と微笑みながら教えてくれた。
どうやら本日ご予約を入れてくださったカーラー家の当主メロウ様が、奥さんの接客を気に入ってくれたようである。
良かったねぇと微笑み返すと、ちょっぴり頬を染め、耳をへちょりと垂れさせた奥さんは、照れくさそうに踵を返し、文字通り脱兎のごとく逃げ出してしまった。
え……そこまで必死になって逃げんでも……
あ、あれ?
僕って……シロの旦那さんやんね?
もっと可愛らしい奥さんの様子を見ていたかったと、少しだけションボリしつつもパンをテーブルへと運び、カフェたちが足りないという食材を取りに食料庫へ向かう途中、椅子に座ってもぐもぐと何かを食べている春の女神様を発見した。
なんでこんなところに、1人でいはるん?
保護者はどこだと探してみるが、姿は見えない。
珍しいこともあるものだ。
「春の女神様、何してはりますん?」
「もぐもぐちゅうなの」
「それは見たらわかるけど……」
それだけやあらへんでしょ?と視線で問いかけるのだが、微妙にはぐらかされてしまう。
見た目は幼女だが、侮ることなかれ、中身はシッカリとした女神様。
何か他の目的があって、ここにいることは明白である。
「つまみ食いはアカンよ?」
「大丈夫なの。これはルーと一緒に作ったの! 他にもうさぎパンと、ルーが作ったわんちゃんがあるのっ」
どうやら、春の女神様の小腹が空いたときに食べるために用意された、おやつのようだ。
良い焼色がついたパンとは違い、薄ピンク色のパンにクリームとベリリがたっぷり挟んであるパンをもぐもぐ食べている春の女神様は、手と口元をクリームでベタベタにしているのだが、今回は拭う両親が居ない。
仕方ないなぁと口の周りと手をキレイにした僕は、春の女神様を抱き上げ、だんさんと奥様を探そうと一歩踏み出す前に立ち止まる。
話し声?
耳をすませば、かろうじて会話が聞こえてくる。
だんさんと……奥様の声?
「マジ……か……」
「はい。時空神様がそうおっしゃっておりましたので、間違いはないかと……」
「じゃあ……あるんだな……この世界にも……米と……大豆が……」
だんさんの狼狽したように震える声を聞き、彼にとってそれがとても重要なことなのだと理解した。
ずっと何かを探していたのは知っている。
だが、その答えを、奥様と時空神様が持っていたらしい。
衣擦れの音とともに、奥様の小さな悲鳴───大丈夫なのかと耳を澄ましていると、小さな声で「ありがとう」という言葉が聞こえてきた。
その声は、少しだけくぐもっており、聞いたことがないくらい弱々しく……涙が混じっているようにも感じられる。
「ルナが来てから、俺は……本当に……全部うまくいってさ……怖いくらいに、うまく行き過ぎていて……反対に不安になる……」
「何をおっしゃっているのですか。問題は山積みですし、これから大変なこともあると思いますよ? それに、私のおかげというのは違います。みんなの努力の賜物ですもの」
奥様が明るい声でそう言った。
ホンマに……この方は───
自分だけではない、みんながいたから成し得たのだと、心からそう思っているのだ。
かなわんなぁ……
「……ホント……マジで、ルナのそういうところが好きだ」
「えっ、あ、そ、その……あ、ありがとう……ございますぅ……」
見なくてもわかるくらい照れを含んだ言葉が奥様からこぼれ落ち、思わず苦笑していると、真剣な顔をした春の女神様が僕の耳を小さな手で塞いだ。
「聞いちゃ、メッ、なの」
そうか……二人を守るために、ここで見張りをしてはったんか。
ホンマに優しい女神様やねぇ……
そんな優しい女神様には、ちゃんと僕の考えを伝えておこう。
「大丈夫。僕は、どんなことを聞いても、何があっても変わらへんよ」
「変わらない……なの?」
「だって、僕。だんさんの親友やもん。僕は、尊敬するだんさんと奥様を守りたい。二人が間違ったことを……非人道的なことをしはるなら止めるけど、基本的に応援するつもりなんよ?」
「リューとルーはしないの」
「うん、僕もそう思う」
じーっと僕を見つめていた春の女神様は、ゆっくりと耳をふさいでいた手を退けて、にっこりと可愛らしい笑みを浮かべる。
「だったら良いの」
「おおきに、感謝します」
「チェリシュなの」
それは知っているけど……と、問いかけるように見つめていたら、再度「チェリシュなの」と言われ、そう呼ぶことを許されたのだと理解した。
「わかりました……チェリシュ様」
「むぅ……」
「いや、さすがに『様』はつけさせて! 僕、これでもだんさんの従者っていう立ち位置やし!」
「相棒……なのっ」
チェリシュ様にそう言われ、涙が出るほど嬉しく感じる。
そっか……そう感じてくれているんやね。
「じゃあ、チェリちゃん……は?」
「はっ! ナイスネーミングなのっ」
どうやら、お気に召してくれたようで、嬉しそうに新緑色の瞳をキラキラさせて喜んでくれた。
「んとね……コメとダイズ……なの」
「それを探してはるんやね」
「あいっ!」
「任せて。僕の方でも探してみるわ」
「任せた……なのっ!」
だんさんから教わったハンドサインで「任せた」という形を取ったチェリちゃんは、本当に嬉しそうに笑ってくれる。
この方にとって、だんさんと奥様は両親みたいなもの。
味方は多いに越したことはない。
謎は多いが、それは些細なことだとチェリちゃんに呟いて聞かせると、目を丸くしてから声を上げて笑い───「ささいなこと、なのっ!」と破顔した。
411
あなたにおすすめの小説
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
白い結婚を捨てた王妃は、もう二度と振り向かない ――愛さぬと言った王子が全てを失うまで』
鍛高譚
恋愛
「私は王妃を愛さない。彼女とは白い結婚を誓う」
華やかな王宮の大聖堂で交わされたのは、愛の誓いではなく、冷たい拒絶の言葉だった。
王子アルフォンスの婚姻相手として選ばれたレイチェル・ウィンザー。しかし彼女は、王妃としての立場を与えられながらも、夫からも宮廷からも冷遇され、孤独な日々を強いられる。王の寵愛はすべて聖女ミレイユに注がれ、王宮の権力は彼女の手に落ちていった。侮蔑と屈辱に耐える中、レイチェルは誇りを失わず、密かに反撃の機会をうかがう。
そんな折、隣国の公爵アレクサンダーが彼女の前に現れる。「君の目はまだ死んでいないな」――その言葉に、彼女の中で何かが目覚める。彼はレイチェルに自由と新たな未来を提示し、密かに王宮からの脱出を計画する。
レイチェルが去ったことで、王宮は急速に崩壊していく。聖女ミレイユの策略が暴かれ、アルフォンスは自らの過ちに気づくも、時すでに遅し。彼が頼るべき王妃は、もはや遠く、隣国で新たな人生を歩んでいた。
「お願いだ……戻ってきてくれ……」
王国を失い、誇りを失い、全てを失った王子の懇願に、レイチェルはただ冷たく微笑む。
「もう遅いわ」
愛のない結婚を捨て、誇り高き未来へと進む王妃のざまぁ劇。
裏切りと策略が渦巻く宮廷で、彼女は己の運命を切り開く。
これは、偽りの婚姻から真の誓いへと至る、誇り高き王妃の物語。
【完結】20年後の真実
ゴールデンフィッシュメダル
恋愛
公爵令息のマリウスがが婚約者タチアナに婚約破棄を言い渡した。
マリウスは子爵令嬢のゾフィーとの恋に溺れ、婚約者を蔑ろにしていた。
それから20年。
マリウスはゾフィーと結婚し、タチアナは伯爵夫人となっていた。
そして、娘の恋愛を機にマリウスは婚約破棄騒動の真実を知る。
おじさんが昔を思い出しながらもだもだするだけのお話です。
全4話書き上げ済み。
夫と息子に邪険にされたので王太子妃の座を譲ります~死に戻ってから溺愛されても今更遅い
青の雀
恋愛
夫婦喧嘩の末に置き去りにされた妻は、旦那が若い愛人とイチャついている間に盗賊に襲われ、命を落とした。
神様の温情により、10日間だけこの世に戻った妻と護衛の騎士は、その10日間の間に心残りを処分する。それは、娘の行く末と……もし、来世があるならば、今度は政略といえども夫以外の人の妻になるということ。
もう二度と夫と出会いたくない彼女は、彼女を蔑ろにしてきた息子とも縁を切ることを決意する。
生まれかわった妻は、新しい人生を強く生きることを決意。
過去世と同じ轍を踏みたくない……
『白い結婚だったので、勝手に離婚しました。何か問題あります?』
夢窓(ゆめまど)
恋愛
「――離婚届、受理されました。お疲れさまでした」
教会の事務官がそう言ったとき、私は心の底からこう思った。
ああ、これでようやく三年分の無視に終止符を打てるわ。
王命による“形式結婚”。
夫の顔も知らず、手紙もなし、戦地から帰ってきたという噂すらない。
だから、はい、離婚。勝手に。
白い結婚だったので、勝手に離婚しました。
何か問題あります?
公女様は愛されたいと願うのやめました。~態度を変えた途端、家族が溺愛してくるのはなぜですか?~
谷 優
恋愛
公爵家の末娘として生まれた幼いティアナ。
お屋敷で働いている使用人に虐げられ『公爵家の汚点』と呼ばれる始末。
お父様やお兄様は私に関心がないみたい。
ただ、愛されたいと願った。
そんな中、夢の中の本を読むと自分の正体が明らかに。
◆恋愛要素は前半はありませんが、後半になるにつれて発展していきますのでご了承ください。
【完結】留学先から戻って来た婚約者に存在を忘れられていました
山葵
恋愛
国王陛下の命により帝国に留学していた王太子に付いて行っていた婚約者のレイモンド様が帰国された。
王家主催で王太子達の帰国パーティーが執り行われる事が決まる。
レイモンド様の婚約者の私も勿論、従兄にエスコートされ出席させて頂きますわ。
3年ぶりに見るレイモンド様は、幼さもすっかり消え、美丈夫になっておりました。
将来の宰相の座も約束されており、婚約者の私も鼻高々ですわ!
「レイモンド様、お帰りなさいませ。留学中は、1度もお戻りにならず、便りも来ずで心配しておりましたのよ。元気そうで何よりで御座います」
ん?誰だっけ?みたいな顔をレイモンド様がされている?
婚約し顔を合わせでしか会っていませんけれど、まさか私を忘れているとかでは無いですよね!?
〈完結〉【書籍化&コミカライズ・取り下げ予定】記憶を失ったらあなたへの恋心も消えました。
ごろごろみかん。
恋愛
婚約者には、何よりも大切にしている義妹がいる、らしい。
ある日、私は階段から転がり落ち、目が覚めた時には全てを忘れていた。
対面した婚約者は、
「お前がどうしても、というからこの婚約を結んだ。そんなことも覚えていないのか」
……とても偉そう。日記を見るに、以前の私は彼を慕っていたらしいけれど。
「階段から転げ落ちた衝撃であなたへの恋心もなくなったみたいです。ですから婚約は解消していただいて構いません。今まで無理を言って申し訳ありませんでした」
今の私はあなたを愛していません。
気弱令嬢(だった)シャーロットの逆襲が始まる。
☆タイトルコロコロ変えてすみません、これで決定、のはず。
☆商業化が決定したため取り下げ予定です(完結まで更新します)
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。