悪役令嬢の次は、召喚獣だなんて聞いていません!

月代 雪花菜

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第九章 遠征討伐訓練

9-4 残酷な実験と小さな希望

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 魔力譲渡が無事終わりベオルフ様は元の姿へ戻ろうとしたが、全力で阻止した結果、現在は私の膝の上で大人しくしている。
 諦めたような溜め息を何度もこぼしながらも、撫でられると気持ちが良いのか抵抗することは無い。
 うふふ……かーわーいーいーっ!
 しかも、大きさを変更する訓練をしたために、今はソフトボール大になっていて、さながらぬいぐるみのようである。
 見て癒やされ、触って癒やされ、抱きついて癒やされ、頬ずりして癒やされ……癒やされ天国ですよっ!

「ほらほら、ルナちゃん。ベオルフ相手にとろけているところ悪いけど、預かっていた伝言とか色々あるでしょ?」
「あ、そうでした!」

 私の膝に顎を乗せてくつろいでいたノエルも、その言葉で顔を上げる。

「リュート様がオーディナル様にお礼を言っておいて欲しいと言っておりました」
「ふむ……まあ、切っ掛けはなんであれ、自分で覚悟を決めたのだからソレで良い。あとは、自分次第だ」

 突き放すように言いますが口元は嬉しそうに緩んでいるので、どうやら嬉しかったようだと理解することが出来た。
 ただ、素直では無いだけだろう。
 同族嫌悪という感覚に近いのかもしれませんね。
 ついでに頼まれていたレシピの件を話すと、少しだけ困ったような表情でこめかみをグリグリ指で押さえ、深い溜め息をついて了承してくれたので問題はなさそうである。

「まあ、レシピ関連は細かいところまで話を詰めないと後々大変ですから、お願いします。此方も色々と大変だったので……今回頑張ったルナちゃんへのご褒美だと思って頑張ってください」
「いえいえ、頑張ったのはリュート様たちです。でも、あのクラーケン……大丈夫でしょうか。どこかで暴れたりしておりませんか?」
「んー? ああ、そこは大丈夫」

 本当ですか? そう問いかけるように見ていると、ジトリと下から視線を投げかけられていることに気づいた。

「クラーケン?」
「え、えっと……海の魔物ですね」
「海の覇者クラーケン。大きな帆船を丸ごと飲み込めるような巨大な軟体生物だな」

 いらない解説を入れたオーディナル様を、ちょっぴり恨みたくなったのは言うまでもありません。
 下から突き刺さるような視線が……こ、怖い……です。

「……ルナティエラ嬢?」

 な……なんでしょう。癒やしを提供するはずの小さな毛玉から凄い威圧感が……

「だ、大丈夫ですよ? 私は何もしておりません。リュート様たちが頑張って討伐しておりましたから!」
「そうそう。ルナちゃんは走って転びそうになっただけだよね」
「そうです! …………はっ」

 ニンマリ笑った時空神様にはめられて頷いてしまったが後の祭り。
 私の名を呼ぶ怖い毛玉を視野に入れないようにしつつ……というのは無理で、恐る恐る抱き上げて何でしょうと問いかける。
 この触り心地と癒やしを、今手放したくはありません。
 ここで無視をすれば、すぐに元の姿へ戻ってしまうと理解し、そろりと視線を合わせた。

「急に走るなと言ったはずだが?」
「す、すみません……お父様が急に苦しみだしたので……驚いてしまって……」
「苦しみだした?」
「は、はい。左腕に奇妙な黒い炎が見えたのです。クラーケンの後頭部にもあった物なのですが……奇妙な感覚で……凄く嫌な感じがしました」
「ふむ……」
「最初はわからなかったのですが、一つ……気にかかることがありまして……」

 脳裏に浮かぶのは、意識を手放す前に見えた、私だけしか理解出来なかった文字のこと……どうしても、気になります!

「話しても問題はなさそうか?」
「多分。この面子だったら問題ないと思います」

 話しても大丈夫かと視線で問いかけ、全員が頷くのを確認してから口を開く。

「あちらで知識の女神様たちが、その黒い炎についての分析を行っていたのですが、データの中に、時空神様や知識の女神様でも解読が出来ない部分があったのです。でも、私には……その内容を理解することができました」
「何だってっ!?」

 ここで大きな声を上げたのは時空神様だった。
 現物を見ていただけに、驚いたのは無理も無い。
 世界を渡り歩く時空神様でも、あの言語がどこで使われていたか知らなかったのだから、その言語を私が読めたのは異常事態なのだと理解している。

「どんな言語だ?」
「えっと……コレなんですが……」

 フッと空に浮かんだ文字を見たオーディナル様も、難しい顔をしてから私の方へ視線を向ける。

「コレが……読めた?」
「は……はい」
「ベオルフはどうだ?」
「グレンドルグ王国では見たことの無い言語ですが、内容は理解出来ます。【カオスペイン侵食度35% メノスウェーブ値15% 変異予測値:75%で変異開始】――という意味です」
「え、ええ、その通りです! ベオルフ様にも読めたのですか?」
「どこの言語であるか覚えていない。しかし……理解が出来るというのは奇妙なものだ」

 全く同じ感覚を持っているのだと確信し、互いに頷き合う私たちを見たオーディナル様は、全てを見透かしているかのような苦笑を浮かべていた。

「これは、ユグドラシルのメインシステムに干渉する【古代創世言語】だ。ユグドラシルと僕以外に数名しか読める者は存在しないはずだが……」
「よ、読めると……マズイ……でしょうか」
「我らだけの秘密にしておくほうが良いだろう」
「は、はい」

 考えていた以上に大事であったので妙にドキドキしてしまったが、誰にも言わなければ大丈夫だと言うオーディナル様の言葉と笑顔で、ホッと安堵の息を吐く。

「ユグドラシルのメインシステムは、この言語を使っていると考えてよろしいですか?」

 ホッとしているところを鋭い角度から斬り込んでくるように質問を投げかけたベオルフ様に驚き、私たちは暫く言葉を失ってしまったが、いち早く復活を遂げたオーディナル様はコクコク頷いて見せた。

「あ、ああ……だが、何故それを……」
「後で、この件についてご報告があります」
「そ、そうか。なんだ……お前たち二人とも、今日はあり得ないような体験をしてきたような雰囲気だな」

 その言葉に、ベオルフ様は鳥の姿であるのに苦虫をかみつぶしたような表情をしたのがわかるほど感情をあらわにしている。
 何があったのかしら……珍しい。

「しかし、その言葉が読めたよりも内容が問題だな。カオスペイン侵食度とは、その世界が侵食されている数値か?」
「いえ、その数値なら我々も把握しておりますし、大きく見積もっても15%ほどですよ」
「となれば……」

 他に要因があるのかと考えているオーディナル様を見つめながら、私は一つの考えが頭の中にあることを自覚していた。
 しかし、それが事実だとすると……とても恐ろしくて認めたくないのである。
 だが、ここで言葉にすることなく見過ごすことは出来ない。
 どれだけ辛い事実であろうとも受け入れて、打開策を練らなくてはならないとわかっていたからだ。

「お父様の腕にあった黒い炎……数値はアレを指し示しているのだと思われます」

 私の言葉の意味をいち早く理解したオーディナル様が、コクリと息を呑むのがわかった。

「まさか……それが本当であったら、カオスペインが世界では無く人を侵食しているということになるぞ?」
「え……じゃあ……世界ではなく、人単体がメノスウェーブを発生させていて……変異予測値って……いやいや、あり得ないよ……そんなこと……だって……それが事実なら……」

 あり得ないと言いたい気持ちは痛いほどわかる。
 しかし、あの腕の炎は明らかに侵食していたのだ。
 その結果が何をもたらすのか……想像するのは難しくない。

「お父様が……魔物になりかけていたということですよね」
「人が……魔物に?」

 そんなことがあり得るのか? という驚きを隠せないベオルフ様を見つめながら、私はどんな表情をしているのだろうかと不安に思う。
 淡々と語ってはいるが、心は切り刻まれるような痛みを伴っていた。
 それでも語らなければならないという、内側から溢れ出てくるような使命感に突き動かされるのは何故だろう。
 この事実を語り、それを知ったお父様はどんな気持ちになるだろう……リュート様は? お母様は? テオ兄様やロン兄様は?
 そう考えるだけで震えてしまいそうになる。
 しかし、止めることは出来ないというように、口は勝手に動き出す。

「先ほどの文字を解読したときに……私は……感じたのです」

 私の内側、しかも奥の方から囁くような小さな声があり得ないと言いながらも「まるで、実験をしているようだ」と呟いた声を聞き逃しはしなかった。
 クラーケンとお父様の体を使って、黒い炎を生み出す結晶を取り込んだ個体がどうなるのか……それを監視していた者がいる。
 呪いとは違う、光を纏う何かがささやきかけてきたのは、私では考えることも難しい内容であった。
 しかし、その言葉を聞いた瞬間に、ストンッと腑に落ちたのである。
 信じたくは無いが、それと同時に感じてしまったのだ。
 そのデータから感じる、誰かの意思を――何者かが何かを得るために実験をし、世界を混沌に導こうとしている。
 たまたまそれが、お父様だったという話なだけで……強い輝きを持つ魂なら誰でも良かったのでは無いか……魔物と相対する機会が多かったお父様がたまたま選ばれてしまった。
 ただ……それだけ。
 言葉を並べるのは簡単だけれど、その衝撃は計り知れず、心は底から冷えて体が小刻みに震えていた。
 怖い……こんな実験が、今居る世界で始まっているというのなら、次に狙われるのは誰だろう。
 黒の騎士団が一番危険だと感じ、あの優しい家族や仲間たちが傷つき倒れていく姿を想像しただけで泣きたくなる。

「大丈夫だ。ルナティエラ嬢……大丈夫だから……安心しろ。そうはならない。あの者たちは強い。現に、その父は耐え抜いたのだ」
「は……はい……」
「貴女がそばにいるのだから、滅多なことにはならない」
「……はいっ」

 怖くて怖くて仕方が無い私の体を、いつの間にか元の姿に戻ったベオルフ様が力強く全てから守るとでも言うように力強く抱きしめていた。
 涙で視界がぼやけているけれども、ぬくもりで彼だと理解している。
 誰が……誰がこんな残酷なことを――――

「ルナちゃんのおかげで重要なことがわかったよ。これは何が何でも十神全員招集して話し合いをしなければならないね」
「僕も行こう。ベオルフ、一日ほど空けるが問題はないか?」
「此方は問題ありません。ヤツも動けないはずですからルナティエラ嬢の方をお願いします」
「助かる。此方はお前に任せた。ノエル、何かあれば僕を呼ぶのだぞ」
「わかったー!」

 何かに突き動かされるように語ったと同時に突きつけられた真実に震えるしかない私の周囲では、オーディナル様を筆頭に対策を練る算段を付けたようである。
 全てを語ったことで、全てを話さなければならないというような、奇妙な使命感は消え失せていたが、代わりに押し寄せてきた真実が伴う不安に苦しくなった。
 もし……リュート様が狙われたらどうしよう……
 言葉に出来ない不安が胸を占める。
 それを感じ取ったのか、頬を濡らす涙を手で拭い、額に頬を寄せて抱きしめてくれるベオルフ様が優しい声で語りかけてくれた。

「ルナティエラ嬢……泣くな。貴女は、明日から魔物たちの巣窟へ行くのだから、今は自分のことを考えた方が良い。主神オーディナルが赴くのだから、リュートの父や仲間たちも大丈夫だ」

 声にならず、ただコクコク頷いて返答するけれども、良かったという安堵と、何時どこで再び恐ろしい実験が行われるのだろうという不安が入り交じり、感情は荒れ狂う海のようにぐちゃぐちゃだ。

「落ち着け。大丈夫だ……みんな強い。貴女がそばにいれば、きっと乗り越えられる」
「……人が……魔物になる可能性はあるのでしょうか」
「わから…………ん?」

 私に声をかけていたベオルフ様は、急に顔を上げて一点を見つめた。
 導かれるように其方を見ると、銀色のキラキラとした粒子が紫紺と天色に輝き、合わさって黄金へと変色していく。
 それがとても綺麗で、不安に塗り固められていた心が洗われていくようである。

「だったら、お前たちが直接言いに来い。お前たちが話せば良い」

 私の頭をよしよし撫でながら、誰とお話をしているのでしょう。

「ふざけるな、今は無理だ。……わかった。明日なら良いが――真白?」

 不意に怒気を含んだベオルフ様の声が響き、私だけでは無くノエルとオーディナル様までもがビクリと体を震わせる。
 え、ええええぇぇ、何に対してそんなに怒っているのですかっ!?
 ピリッとした空気の中、彼が見据える先にある一つの小さな光がふわりと浮かぶと、何やらゆらゆら揺らめいて隣に浮かんでいる光にぶつかってしまった。

「イタタタ……だ、だって……本当に……いいの? 悲しまない? 辛く……ならない? 思い出して……泣いちゃわない?」
「それは、お前たちの目で確かめると良い。ほら……行け」

 ふわふわ降りてきた小さな光が二つは慣れたようにベオルフ様の肩へ降り、困ったようにうろうろしていたかと思ったら、彼の手によって無理矢理オーディナル様の肩へ導かれてしまう。
 光が薄れて現れたのは、小さな……そう、私たちが変じたエナガに似た小鳥であった。
 ただ違うのは、それぞれ色が違う立派な冠羽を持っていると言うことのみである。

「まさ……か……」
「違うの。ごめんね……鳳凰じゃないの」
「我々は【守護者】ではない。【監視者】だ。名を持たない……いや、違うな。今は紫黒しこくという」
「私は真白ましろだよーっ」
「そう……か、そうだったか……お前たちが、太陽と月のシステムを管理する者か。忘れもしない惨劇の後、あの子たちの子供のような神獣が誕生したとユグドラシルから聞いていたが、慰めでは無く事実であったとは……そうか、あの子らの子か……」

 オーディナル様は声を震わせて可愛らしい小鳥たちを抱き寄せる。
 小鳥たちも、おずおずとオーディナル様にしがみつき、天色の冠羽をした真白と名乗った小鳥は堰を切ったようにわんわん泣き出し、紫紺色の冠羽の小鳥は様々な感情を我慢するように小さな体を震わせていた。
 オーディナル様が喜びの涙を流している姿を見た私は、この光景が見たかったのだと自らの内側から零れ落ちる言葉に不可思議な感覚を覚えながらも、隣のベオルフ様と寄り添い合い、目の前の光景を記憶へ焼き付けるように見つめ続けていたのである。

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