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第十一章 命を背負う覚悟
11-47 警戒するべき異様なラミア
しおりを挟む「だから、お前はもっと静かにしろっての」
「えー? 真白ちゃんは大人しくしてるよー?」
「存在が騒がしい」
「酷い!」
「リューも、まっしろちゃんも、シー! ……なのっ」
賑やかな会話――だけど、精一杯声を潜めていることが窺える。
遠くでそれを聞きながら、帰ってきたのだと実感した。
そして、ゆっくりと瞼を開く。
すると、すぐに気づいたリュート様が「あちゃー……」と言って天を仰いだ。
「起きちまった……」
「もうちょっと寝かせてあげて欲しかった……なの」
「え、ここは真白ちゃんがスライディング土下座するー?」
ボンヤリする頭を動かし、私はまず彼の右胸を確認するために指を伸ばす。
そこには、あの時見た傷などなく、制服は綺麗に修繕されている。
あんな酷い怪我をしただなんて、単なる夢だと言っているようにも感じた。
しかし、あんなに生々しい夢があるはずもない。
続いて、左肩――此方も綺麗に修繕されている。
強めに押しても痛みは無いらしい。
そのことにホッとしたが、私の一連の動作から察したのか、明らかにリュート様の頬が引きつった。
私が何を確認しているか悟ったのだろう。
リュート様は賢い人だから、私の行動にどういう意味があるのか察するくらい朝飯前だ。
「え……えっと……ルナ……さん? 何の夢を……見てきたのかな?」
ひくっと頬を引きつらせて尋ねるリュート様に微笑みかける。
「お察しの通りだと思います」
「あー……えーと……すみませんでした」
深々と頭を下げるリュート様を見つめ、私は苦笑した。
何に対する謝罪なのだろう……
心の何処かで、そう思ったが……色々と察してしまっている私は、彼の事をまた1つ理解したのだろうと嬉しく思いながらも困ってしまう。
理解したからこそ、怒りたいのに怒れないのだ。
「謝罪は必要ございません。おそらく、リュート様は皆を守るために、同じ事をするでしょう? それに、後悔するような事をなさったのですか?」
「いや……あの時は、アレしかなかった。だけど……ルナには隠していたからさ……」
「心配をさせないためですよね?」
「そうだな……」
「リュート様が、どうして怪我をしたのか、理由もわかっています。ですが、バリスタの弾を生身で受けるのはいただけません。あまりにも無謀だと感じました」
「面目ない……もう少し、三日月宗近・神打が手足のように扱えたら、真っ二つにできたんだけど……怪しかったから、ああいう対応しか出来なかった」
「……え? そんなことが出来るのですか?」
「もう少し鍛錬が必要だけどな」
とんでもない人がいたものである。
呆れるやら感心するやら……
怒りたい気持ちもあるが、彼には勝算があった。
マリアベルやロヴィーサ様、それにガルムたちの回復を信じていたのだ。
あとは、自身の防御力と力も加味して、最善を尽くした。
ショッキングな出来事ではあったけれども、彼なりの理由があることを今は理解している。
感情的に「心配だった」と責め立てることも出来るが、そうではないと思えたのは、全体を俯瞰して見ていたからだ。
冷静になれただけ、彼の判断と行動の結果、マリアベルを喪わずに済んだと判っている。
頭では、ちゃんと理解しているのだ。
心も……判ろうと努力はしているし、マリアベルが悪いわけでもない。
しかし――
「全部判っている上で一言――心配しました……」
「ごめん。ああいう対応しか出来なくて……」
ぎゅっと抱きしめられ、私は堪えていた涙が零れそうになる。
しかし、あの戦場で見てきたことを考えたら、私よりも彼の方が辛かったはずだ。
ラミアだけではなく、味方のフォローをしながら、沢山の命を守った。
私が心配していることは伝わったのだし、これ以上責めるのは違うだろうと唇を強く噛みしめる。
それに、自分が話したいのはそれだけではないのだ。
折角ユグドラシルがくれた情報を無駄にしたくない。
「あの時、リュート様を射貫いた矢ですが……鏃に【混沌結晶】が使用されていました」
「……っ!?」
ビクリとリュート様の体が反応を示す。
ちゃんと私の言葉を聞いていると確信して、話を続ける。
「リュート様の内部に取り込まれた【混沌結晶】は浄化したので問題ありません。しかし……【混沌結晶】に関しての認識を改める必要がありそうです」
「魔物に寄生する物質だと思っていたが……アレを使っているっていうことか」
厄介だな――と、リュート様が呟く。
「困ったね……あのクラーケンと同じ状況にならず、自らの力として取り込んでいるだなんて……俺たちには見えないっていうのが、一番の難点か――」
ん?
不意に聞こえたのは、ロン兄様の声だった。
しかも、近い。
そういえば……私って、どういう状況なのでしょう?
疑問を覚えてソッとリュート様から離れ、恐る恐る辺りを見渡して――心の底から後悔した。
「ひぅっ! ま、まだ……か、会議中……!?」
呆れた様子で此方を見る人や、何気なく視線を外してくれる人、遠くを見ている人など、対応はバラバラだが、今までのやり取りはバッチリ見られている。
そのことを認識した私の羞恥心が一気にあふれ出した。
ひいいぃぃぃぃっ!
出来れば、今のやり取りを忘れてくださいいいぃぃぃぃっ!
心の中で悲鳴を上げて、私は両手で顔を覆う。
恥ずかしくて、再度、皆の顔を確認することなど出来ない。
全身が熱く、火を噴きそうだ。
「ルーが全身ベリリなの……」
「真っ赤だねー」
もう! この子たちは!
そんな思いを込めて、私の膝の上に乗ってきてくつろぐお子様組を、ぎゅーぎゅー抱きしめる。
きゃー! と、嬉しげな声を上げて私が眠っている間の様子を報告してくれた。
「会議中にいきなりルナが寝たから、みんなで静かに会議をしてたんだよー?」
「シーッだったの!」
お子様組の言葉に、私は涙目だ。
ユグドラシルの力で眠ったのか、それとも、疲れて眠ってしまったのか――
いや、会議中に寝るという行為そのものが緊張感のない証拠というか……とにかく恥ずかしい!
「お師匠様……すみませんでした。私が動けなかったばかりにリュートお兄様に怪我をさせてしまいました」
マリアベルの謝罪に驚き、私は慌てて顔を上げる。
後悔を滲ませる彼女に、それは違うというように首を振って見せた。
「い、いいえ……み、見ていましたから、その……あの光景は見ていましたから判っています。大丈夫です! それに、その後、マリアベルの回復がなければ、リュート様は危なかったですし……」
「あの内部からの浄化の力は、やはりお師匠様だったのですね」
「あ……それは間違い無く私です。【魔素】を浄化しましたから。あとは、潜んでいた【混沌結晶】も浄化したみたいです。むしろ、体内に取り込んだのに、リュート様は平気だったような……?」
「親父は結構苦しんでたのにな……不思議なこともあるもんだ。魔力の問題だろうか」
指の隙間からリュート様を見ると、右胸をトントンと指で叩いて、違和感が無いことを確認している。
見ても、お父様に感じたような違和感や影は無い。
魔力の高い人に抵抗力があるというなら、それは朗報なのかもしれないと考えたのだが、お父様もそれなりに強い方では? と、新たな疑問を覚える。
ラングレイ一家の中では弱い方だと思う。
しかし、一般的に見て十分ではないだろうか。
つまり……魔力の強い人というレベルがリュート様レベルなのなら、他の人たちは警戒するに越したことはない。
「あ……それと、バリスタの件ですが、火矢に備えた方が良いと思います。前回、火矢のことを学習しているということは、次回、使ってくる可能性がありますから」
「確かにな……一応、魔法科と宮廷魔術師たちが応戦する予定だが……人数も少ないから、少し考えていたんだ」
「では、その防壁を、私が前もって張っておきましょう」
そう言ってくれたのは、聖泉の女神ディードリンテ様だった。
いつの間にやってきたのか、会議中のテーブルの側に立っていた彼女の足元には、ラエラエたちとキャットシー族の子供達と召喚獣がついている。
どうやら、子守りをしていてくれたようだ。
「大丈夫なのか? 力を消耗しているのに……」
リュート様が心配そうに声をかける。
「少しだけなら問題ありません。それに、助けられてばかりでは申し訳なくて……炎をこの砦の内部へ通さぬようにするくらいの力は持ち合わせております」
「本当に助かる。甘えても良いだろうか……」
「ええ、お任せください。これから、お世話になる予定なのですから、これくらい協力させて欲しいくらいです」
「ありがとう」
リュート様が素直に礼を言うと、聖泉の女神ディードリンテ様は、うふふと可愛らしく微笑んだ。
可憐な女神の可愛らしい笑顔にも動じないリュート様は凄い――私でも照れてしまいそうなくらいなのに……
現に、魔法科の勇者は真っ赤になっているし、白の騎士団の責任者も頬を赤らめている。
「では、周囲に張り巡らせておきますから、あとで確認しておいてくださいね」
「わかりました。お願いします」
子供たちを連れて去って行く聖泉の女神ディードリンテ様を見送り、リュート様はホワイトボードに【混沌結晶】と書き記す。
「知らない人も多いと思うから、コレについて説明するから、よく聞いておいてくれ」
先日のクラーケン戦の詳細を丁寧に説明し始めたリュート様の言葉は、彼らにとって意外なものであったのだろう。
いくつか質問が飛び、それについて丁寧な回答を繰り返す。
「では……今のところ、その【混沌結晶】は、ルナティエラさんしか判別が出来ないということなのですねぇ」
「厄介だな……」
話を聞いたアクセン先生とオルソ先生は、揃って苦い顔をした。
見えない物を警戒しろと言われることほど、難しい物は無い。
出来るだけ【混沌結晶】について説明しようと、私も言葉を選ぶ。
「魔物の体に寄生している状態が多いのですが、核を守るように増殖しているので、大きさは個体差がある感じです。鏃に使われていたのは、その増殖した結晶だと思われます」
「ふむ……増殖した結晶でも、威力があるということですか……しかし、何故、彼女だけがわかるのでしょうか」
白の騎士団の責任者から質問され、どう答えて良いのか迷う。
理由があるとすれば、それは――
「私が、オーディナルの加護を持つからだと……オーディナル様の愛し子としての力以外に説明がつきません」
「んー……どっちかっていうとルナの力……もがもがもがっ」
私は慌てて真白の口を塞いだ。
これ以上ややこしいことを言って混乱させるわけにもいかない。
それに、私とベオルフ様の間にある七色の宝珠の力――あの説明が出来るとは思えないし、ヘタをすれば誤解を招くおそれもある。
気分を落ち着けるために真白をモニュモニュと揉んでいたら、リュート様から真白を取り上げられてしまった。
ぐにゃりとなっている真白を一瞥したリュート様は、軽く溜め息をついてチェリシュへ預ける。
……やりすぎてしまいました。
「私の力は、【神々の晩餐】と【慈愛の祈り】そして、ベオルフ様……もとの世界にいる私の兄と繋がっている時に使える【浄化】くらいです」
「ルーは、ママと同じ【月属性】なの! たぶん、それも関係してるなの!」
「あー、そういえば、アイツも変なモノがよく見えたっけ」
十神の中でも力を持つ月の女神を「アイツ」呼ばわりだが、私の話の内容が衝撃的だったのか、全員がポカンとしていた。
「月属性って……【上位属性】だろう……」
オルソ先生が頭を抱えて呟く。
反対に、アクセン先生は目をキラキラ……いや、ギラギラ輝かせて「その辺りの関係を詳しく!」と言うが、リュート様に軽くあしらわれていた。
「いまは、属性講義をしてるんじゃねーし、召喚獣の授業でもねーんだよ。作戦会議中だから、集中しろ」
「先ほどまで、ルナティエラさんに集中していた人がよく言いますねぇ」
「うるせーな!」
「はぁ……まあ、オーディナル様の加護を受けているのだから、普通と考えるのがおかしいのだ。よし、とりあえず、その【混沌結晶】については、彼女に一任した方が良さそうだな」
どうどうと、リュート様とアクセン先生を宥めたオルソ先生が間に入り、そう言った。
つまり……私が、【混沌結晶】関連の責任者という事ですかっ!?
あ、いや、でも……見えるのは私だけですし……
「とりあえず、その件で一番の問題は……ラミアが【混沌結晶】を鏃に使っていたという事実だ」
リュート様の言葉に全員が神妙な面持ちになった。
そう……それが最大の謎であり、今回一番気にしなくてはならないことである。
「此方はルナしか視認出来ないが、奴等にはソレが見えている上に、加工する技術があるということが問題だな……」
「鏃だけとは限りませんしねぇ」
「武具に使われる可能性もあるだろう。卵に病、集団行動や綿密な作戦による奇襲……」
「数え上げるだけでも嫌になるくらい、通常のラミアとは違う……リュートが危険視していたワケだよね」
アクセン先生とオルソ先生とロン兄様の言葉に、重い沈黙が流れた。
ここへ来て、ようやく相手にしているラミアの異常性に気づいたのだ。
そして、今回のラミアは相当頭が切れるだけではなく、未知の技術を持つ魔物だという新たな事実に、全員が頭を抱えたのである。
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