悪役令嬢の次は、召喚獣だなんて聞いていません!

月代 雪花菜

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第十一章 命を背負う覚悟

11-52 リュート様の秘策

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 リュート様と元クラスメイトたちの会議の内容は、かなり濃いものだった。
 今後の配置、連絡系統、それぞれが担当する役割など、それこそ事細かくリュート様が指示を出す。
 それを全て覚えているリュート様も流石だが、彼が全て説明しなくても、ある程度把握している元クラスメイトたちも凄い。
 これは、長い付き合いが成せる業だろう。
 中身のある意見交換は、ただ聞いているだけで気持ちが良いものである。
 そういえば、付き合いは長くても、ベオルフ様とアルバーノ様を交えたセルフィス殿下との話し合いは、話を聞くだけで苦痛だったな……と思い出す。
 此方の考えなど全く無視して、自分のやりたいことだけ主張するセルフィス殿下に、私たちは手を焼いたものだ。
 トップの能力差なのだろうと諦めるにしても、あまりの違いに溜め息しか出なかった。
 原作の通り、セルフィス殿下が国王になった時、グレンドルグ王国はどうなるのだろうと考えるだけで頭が痛い。
 ベオルフ様やオーディナル様がいるから、そんなことにはならないだろうが心配である。

 そうやって意見交換をしつつも、次の作業を――という話になり、一旦外へ出ることになった。
 そして現在。

「リュート様……何をしているのですか?」

 私は彼の胸ポケットで、大人しく作業を見守っていた。
 勿論、エナガの姿である。
 聖泉の女神ディードリンテ様の結界を確認がてら、バリスタ対策の作業をするということだったので見学を希望した。
 しかし、危険を伴う可能性があるため、どうしてもというならポケットに常駐することを条件に出されたのだ。
 確かに、塁壁と聖泉の結界の間を行ったり来たりしているリュート様と同じ動きを、私に求められても無理である。
 何メートルあるのだろうかと見上げる塁壁を一蹴りで飛び越えてしまうリュート様や元クラスメイトたちは、やはり黒の騎士団になるべくしてなった人たちなのだろう。
 鍛え方が違い過ぎる。
 魔物も翼を持つ物であれば飛び越えてこられるから、たいしたことじゃ無いとリュート様は言うが、それは翼があった場合であり、彼らは翼を持たない。
 黒の騎士団は、もともと高い身体能力を求められるというのは、そういう魔物を相手に戦う事を想定しているからなのだと、ジーニアスさんが教えてくれた。
 つまり、これくらい出来なければ、黒の騎士団にはなれないということである。
 本人たちの自覚は無いが、間違い無くエリート集団だ。

「ふむ……奥行きは2メートル弱ってところか」
「リュート様の指示書に記された位置は、ここからここ……でしょうか」
「そうだな」
「こっちも印をつけられたっす!」
「水の結界に、異常は見られませんが……リュート様、この内側にもう一つ結界を作るのですか?」

 問題児トリオが次々に話しかけるが、彼は余裕の笑みを崩さない。

「時空間魔法で見えない壁を術式で生成する。あとは、例のアレを敷き詰めておいてくれ」
「あ、了解っす! ……え、リュート様……本気っすか!?」
「リュート様も、参謀並みにえげつないことを考えますね……」

 リュート様が準備した袋の中身を確認したモンドさんとダイナスさんは、そんな感想を述べた後、何とも言えない表情で袋を担ぎ、定位置に着く。

「えげつないって……どういうことですか?」
「んー? まあ、それはあとで説明するよ。あの状態じゃ、誰が見てもわからねーからな」
「聖泉の結界で隠しますから、一気にしてください」

 リュート様の作戦を聞いた聖泉の女神ディードリンテ様が、私のプチパンを頬張って上機嫌に微笑む。

「やはり、神族の回復はルナの料理ですね」
「ええ、そうですね。地上に来てから一番体調が良いです」
「ソレは良かったヨ。父上も心配していたからネ。あ、リュートくん、あっちはアレで大丈夫カイ?」
「ああ、こっちも良い感じに出来たし、モンド、ダイナス、準備OKだ!」

 リュート様の合図を聞いて二人が袋の中身を目印に向かって投下した。
 何も無い空間に見えるが、時空間魔法で切り取られた特殊な結界のような空間の中に、半透明の結晶みたいな物が、次々に放り込まれる。
 キラキラしていて宝石のような輝きに、暫し見とれてしまった。

「よし、ディードリンテ様、結界内部に注水をして、内部からも見えないようにお願いします」
「はい。お任せください」

 時空間魔法で切り取られた結界の中、半透明な結晶がちりばめられ、聖泉の女神ディードリンテ様が聖なる水を満たしていく。
 そして、それを聖泉の結界で覆い隠してしまった。
 外からも、中からも確認が出来ない状態である。

「これで、あとは……時間が経てば問題無く作動するだろう」

 何か手を打ったけれども、誰も確認出来ない。
 言うなれば、リュート様しか、この作業の意味を理解していないのである。

 とりあえず、作業そのものに問題が無いと確認したリュート様は、私たちを大食堂の厨房へ集めた。
 おそらく、今回の作業に、どういう意図があったのかを説明するためだ。
 だからだろうか、元クラスメイトたちと時空神様と聖泉の女神ディードリンテ様以外、呼んでいない。
 時空神様とリュート様が入念に結界を敷き、私も変な物は無いか目をこらす。

「そういえば、ロン兄様は呼ばなくて良いのですか?」
「ロン兄には、マリアベルの護衛をお願いしているんだ。回復の要だし、敵からしたら俺の次に何とかしたい相手だからな」
「だから、リュートくんが黒の騎士団を指揮しているんダネ」
「そういうこと。まあ、そっちのほうが後方の憂いも無くて動きやすいし」

 マリアベルが重要なポジションにいるのは判っていたけれども、私が考えている以上に危険な状態らしい。
 そんな状況でも、彼女は病人達の体調を診るため、巡回している。
 マリアベルが民衆から、上位称号など関係無く、自然に『聖女』と呼ばれる理由が判った気がした。

「まあ、ロン兄がいるから、滅多なことにはならないだろう。どんな姑息な相手でも、ロン兄の目は誤魔化せねーよ」
「参謀のほうが、ヤバくて姑息な手を使うっすからね!」

 あ…………

 一瞬にして場の空気が凍り付く。
 リュート様の方を見ると、とても素敵な笑顔を浮かべて……無言のままに、モンドさんのすね目がけて蹴りを繰り出していた。
 ゴスッという鈍い音がしたと同時に、モンドさんの悲鳴がこだまする。
 まあ……自業自得ですね。
 真白も一言多いが、どちらかと言えば、致命的な失言が多いのはモンドさんの方だろう。
 まあ、真白はまだ幼子だから許されているところは多々あるが……
 
「で? あの作業は、どういう意図があったんダイ?」

 空気を変えるように時空神様が質問すると、リュート様は咳払いをしてから元クラスメイトたちを見渡した。

「あの中に投入した物が何か、判ったヤツはいるか?」
「えーと……記憶違いでなければ、スライムの核ですよね?」
「あの核は宝石としても扱われていますが、さっき投入していたのは未加工だったような……」
「ダイナス、ヤン、正解だ」

 あの色とりどりの石が、魔物の核……しかも、スライムの?

「二人の言う通り、アレはスライムの核だ。しかも、澄んだ水を好むクリスタルスライム――そこで、次の質問だ。ヤツの生態、および、捕獲方法と弱点は?」
「はい! 弱点は火です!」
「おま……生態からいけよ」
「え? 核が綺麗だから砕くんじゃ無く、宝石に加工するのが一般的だっけ? そうしたら、復活できないんだったよな」
「確か、ドワーフの技術あってこそ可能だという話だったか」
「魔核の加工が出来るのって、クリスタルスライムだけだっけ?」
「いや、スライム系は全部いけたはず」
「スライムは他の魔物と違って、核が特殊だからだろ?」
「捕獲は確か……クリスタルスライムは特に動きが遅いから、投網を使って一気に捕獲してからの火あぶりで、一網打尽にできたはず」
「斬撃と水魔法は厳禁だったよな」

 次から次へと、クリスタルスライムに関する情報が出てくる。
 さすがに覚えていないと対処出来ないから、彼らも必死に覚えたのだろうという事は窺えるのだが……何人か怪しい。
 ただ、対処法はシッカリと覚えているようで、全く淀みが無いのは流石である。
 
「スライム系だから剣で斬ったら増えるし、ちょいと厄介だ」
「クリスタルスライムは斬って増えたヤツが攻撃的になるから、要注意だったかな?」
「そうそう! 酸を吐いてくるっすよ!」
「お前……やったな?」

 リュート様に蹴られたすねを押さえて、うんうん唸っていたモンドさんが涙目で訴えた言葉に、全員の白い目が向けられる。
 先ほどから、絶好調ですね……モンドさん。

「よし、よく覚えていたな。あとは、綺麗な水を好むため、森や湿地の在る場所に大量発生するおそれがある。魔物を討伐した際、付近の水源に異常があるという情報を掴んだ時は、常に確認することを怠るな。コイツが増えたら被害は甚大だからな」

 まるで先生だ。
 魔物に関する知識の蓄積量が違い過ぎる。
 何人かはメモを取って忘れないようにしているし、日々勉強なのだと感心してしまった。

「まあ、一人論外はいたが……昔のことだし大目に見よう。お前ら、本当に勉強しろよ? 命に関わるからな?」
「了解っす!」
「一番勉強してねぇヤツが、偉そうに……」
「コレがモンドだよなぁ……コイツは体で覚えるタイプだし……」

 元クラスメイトたちは、呆れながらモンドさんを見ているが、彼の実力も知っているので溜め息をつくばかりだ。
 リュート様も苦笑を浮かべ、肩をすくめて見せる。
 脳天気に笑うモンドさんは「もう少し勉強もするっす……」と、少しだけ反省してくれたようであった。
 
「話はそれたが――つまり、先ほどの作業は、限られた空間の中に未加工のクリスタルスライムの核を放り込んで、好物の清らかな水を注ぎ込んだってわけだ」
「え……それじゃあ、あそこからクリスタルスライムが溢れ出てくるんじゃ……」
「そんな柔な結界は張ってねーよ。時間が経てば、あの空間内部に隙間無くクリスタルスライムが増殖する。それこそ、みっちりとな」
「リュート様……まさか……」

 ジーニアスさんの震える声を聞いて、リュート様はニヤリと笑う。
 それはもう、言葉に出来ないような、とても素敵な笑顔で――
 
「そういうことだ。クリスタルスライムは炎の攻撃以外で倒すことは出来ない魔物……つまり、ディードリンテ様の聖泉の結界が炎を消し去り、矢はクリスタルスライムが弾き飛ばしてくれるっていう作戦だ。万が一強度に問題が生じた場合は、クリスタルスライムに持続回復系か防御魔法系をかけ続けろ。それだけで効果が増す」

 リュート様の説明を聞いた私たちは、考えもしなかった作戦に目を丸くするしか無い。
 いち早く、彼の真意に気づいていたダイナスさんたちが呆れたような表情を見せていた理由がわかった。
 まさかの、魔物を使った防御壁だったのだ。
 
「リュート様、マジ魔王」
「魔物の天敵って指名手配されて良いレベル」
「リュート様に捕まったのが運の尽きだよな……」

 何故か、クリスタルスライムに同情的な元クラスメイトたちの様子に納得がいかないと、リュート様は反論する。
 
「別段、クリスタルスライムは痛くも痒くもねーし、ちょっと狭い場所で、美味しい最高級の食事を味わって貰っているだけだろ?」
「ちょっと……?」
「いや、あの様子だとみっちりだろ?」
「でもさ、ぎゅーぎゅーのクリスタルスライム……ちょっと見てみてぇな」
「確かに!」

 元クラスメイトたちから言いたい放題になっているリュート様は、ちょっとだけ唇を尖らせ、手にした用紙を見ながらブツブツ呟く。

「せっかく計算して、色々と割り出したのに……ひでーよなぁ」

 その用紙には、みっちりと計算式が書き記されており、おそらくバリスタから飛んでくる矢の角度や距離を計算したのだろうと窺える。
 私は理数系では無いので、その計算式を見るだけで頭が痛くなりそうだが、これを全て理解しているリュート様の凄さを改めて感じられた気がした。
 こんな計算、私にはできませんもの!

「リュート様……凄いですね。私には理解出来ない計算式です」
「ん? アハハ、ルナにそう言ってもらえるだけで嬉しいよ。俺って優秀?」
「ものすごく優秀です!」
「ありがとうな」

 リュート様はそう言うと、私の頭を指でヨシヨシと撫でてくれる。
 その指の優しさを堪能しながらも、私はリュート様が手にしている用紙を見つめた。
 作戦内容は念の為なのか日本語と……おそらく、英語で書かれている。
 これなら、万が一、内通者が見ても判らないだろう。
 むしろ、私も判らない。
 リュート様は、元の世界でもハイスペックだったんだなぁ……と考えて見上げる。
 
「どうした?」
「いえ、リュート様って……ハイスペックだなぁ……と」
「そうか? 俺よりすげーヤツは沢山居るぞ?」
「そうでしょうか……リュート様以上の人は知りません」

 そう言うと、彼は少しだけ驚いたように目を見開く。
 そして、次の瞬間には、とても嬉しそうにはにかんだ笑みを浮かべた。

「ルナに言われると、照れちまうけど……嬉しいな」

 そ、その笑顔は反則ですーっ!
 チェリシュと真白がいなくて、心底良かった……心からの安堵を覚えながらも、リュート様の笑顔を間近で堪能する。
 やはり、彼の胸ポケットは私の特等席だ。
 真白では無いが、ここを譲れと言われたら少し嫌かも知れないと考えながら、私の頬をくすぐる彼の指に顔をすり寄せた。
 
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