29 / 98
第四節 三人+α寄れば
第3話 みんな大好き
しおりを挟む
「ええと、ワーズさん?」
「んー?」
「史歩さん、どうしちゃったんですか?」
食後の片付けを終えて食卓に戻れば、注がれたお茶。ふんわり漂う、甘く柔らかい香りに一息ついては、再度階段脇でうろうろする袴姿を見る。
つい先ほどまで泉の目の前でラーメンを啜っていた史歩だが、今は心ここに在らずといった様子で二階を睨んでいた。
泉の正面に座ったワーズは、へらり笑いかける。
「さあ? たぶん、スエ博士が降りてくるのを待ってるんじゃないかな?」
「何のためにですか?」
普段の彼らの仲は決して良好ではない。どちらかと言えば悪いくらいだ。
「スエ博士は幽鬼って言ったんだよね、泉嬢?」
「はい。……いえ、たぶん」
聞き間違いかもしれないので、断言は避けておく。
味は覚えていようと聞き慣れていない、クイフンという響き。
それでも充分とばかりに頷いたワーズは、銃を持つ手の甲で頬杖をつくと、楽しそうにカップの中身をくるくる回す。
「猫も好物、だけどね。幽鬼は史歩嬢も好物なんだよ。いや、違うか。奇人街に住んでる連中は全員が全員、好物だろうねぇ」
「はあ……ワーズさんも?」
いまいち要領を得ない発言に尋ねると、少し考える素振りで茶を一口。
「んー、ワーズ・メイク・ワーズの大好物は猫だよ。ずっとね。でも、最近は特に食べたいねぇ。生でも良いし、煮ても焼いても、蒸しても漬けても、揚げても――」
「ああ、はいはい」
うっとりした声へ、おざなりな返事を被せる。
件の猫は昼食が出来たタイミングで現れ、食後、誰も座らないソファで無防備に眠っていた。これをワーズ越しに見る泉は、呆れた気分ごと茶をゴクンと飲み込む。
「それで、スエさんがクイフンって言ったら、どうして史歩さんがうろうろしなくちゃいけないんです?」
「うん? まあ、スエ博士は幽鬼の研究もしてるからね。気になって仕方ないんじゃないかな。ここしばらくは出現してなかったし」
「出現?」
「あれ、もしかして史歩嬢、幽鬼の説明してないんだ?」
嬉しそうなのは、泉の無知や史歩の不手際が理由ではないだろう。十中八九、説明のお鉢が自分に回ってきて喜んでいるのだ、この人間好きの構いたがりは。
「幽鬼は夕方から朝方にかけてまで出現するんだけど、条件はあんまり決まってないんだ。毎日って時もあれば、すっごく間を置いたりするし。どんなものか表すなら、生白い鬼が妥当かな」
「んんっ?」
カップの中身を飲み干そうと大きく傾けたところで、変な単語が聞こえてきた。合わないタイミングに怪訝な音だけで聞き返せば、へらりとワーズが笑う。
「結構強いんだ。その辺の住人程度じゃ、まず敵わない。動きが速いってわけじゃないんだけど、知覚できても避けるのが難しくってね。スエ博士が言うには、幽鬼特有の匂いには、感覚を混乱させる働きがあるらしい。だから大振りの攻撃も当たっちゃう。少し掠めただけでも、肉が削がれたり、骨が砕けたり、それはもうグチャグチャになるんだよ」
「ん……く。ちょ、ちょっと待ってください。そんな矢継ぎ早で説明されたって、頭に入りません!」
呑み込み、手の平を向けて制止を望む。
ワーズの説明から、クイフンとやらは植物ではなく動物と知れたが、果たしてそれはあの蜜の持ち主であろうか。実はクイフンという響きは他にもあったりするのではないか。猫の好物と先に言われているため、同一の存在であることは間違いないのかもしれないが、蜜を持つ鬼と聞いてもピンと来ない。
(蜜入りの壺をいつも抱いているのかしら?)
浮かんだのは、虎模様の腰巻きを身に付けた鬼が、小脇に抱えた壷の蜜を嘗める、何とも滑稽な姿。これで鬼自体が草花っぽかったり、蜂に似た形をしているなら、ピンと来そうなものだが。
まだ見ぬ鬼の姿に悩める泉。
と、階段からどたばた駆けてくる音が響いてきた。
駆け上がった時と同じ音を立てて降りて来たのは、もちろんスエ。待ち構えていた史歩は、その足が一階の床を踏む直前、掻っ攫うようにして胸倉を掴んだ。
「ぐぇ」
喘ぐスエを前に、史歩は陰惨な笑みで噛み付くように問う。
「いつだ? いつ、幽鬼が現われる!?」
しかし、最終的にガクガク揺さぶられては、答えるどころではないだろう。
と、その時。
揺れる一方だったスエの身体から、パラパラ埃がばら撒かれた。
「げっ、汚い!」
「うわ……」
呻いた史歩が容赦なく突き飛ばす。自分で締め上げといて散々な言い草だが、現在のスエは先ほどまでの小奇麗さが嘘のような埃まみれであり、遠くからでも咽てしまうカビた臭いをまとっていた。初めて会った時ほどではないにしろ、それなりにお近づきにはなりたくない姿である。誰よりもスエから遠い泉でさえ、思わず椅子ごと後ろに下がってしまったくらいだ。
解放を得たスエは、そんな少女二人の反応には目もくれず、唯一純白をキープする白衣を翻すと、誰に尋ねるでもなく、食卓に置かれたままのラーメンへ飛びついた。確かにこのラーメンはスエの分ではあったが、冷めた上にスープを吸っていて、完全に伸びきっている。
「ああ、ボクのおやつ」
「…………」
おやつ云々はともかく、伸びたラーメンは本人の立候補もあり、ワーズが食す筈だった。尤も、スエが来たら改めて茹でようとしていた泉に対し、「来たら待たせることになるから、スエ博士の分も作っておこうよ」と言い、来なかったら来なかったで「もしかしたらこのまま来ないかもしれないし、責任持ってボクが食べるね」と、姑息な手順を踏んでの立候補ではあったが。
さておき、隣にいるワーズの言葉に一切耳を貸さないスエは、伸びきった麺をがむしゃらに掻き込んでいく。元々食事をゆっくり味わう性分ではなかったが、急ぎがてら爛々と輝きを増していく三白眼は気味が悪い。
と、完食を示して丼が叩きつけられたなら、スエの周囲に舞う埃とカビ。
これに泉が更に身を引いても我関せず、スエは咀嚼物の若干残る口を開く。
「来るヨ来るヨ来るヨ!!」
物と一緒に唾が飛ぶ。
「ひっ」
泉は慌てて席を立つが、スエは血走った目で熱心に語り、いや、捲くし立てる。
「ワシの発明はいつだって完璧ネ! だからこそ、ワシはワシを護らねばならん。ワシの発明は命より大事だが、ワシの頭は発明を作り上げるに必要ヨ。手足も人を遣っては、細部まで立ち行かん。おお、こうしてはおれん! ワシはワシを――」
「落ち着け!」
先ほどまで落ち着きなかった身とは思えぬほど、真っ直ぐに声を張る史歩。
自分は自分、他人は他人と割り切ったその姿は、いっそ清々しい。
だが、ズカズカ近寄り、スエではなく食卓へ手の平を打ちつけた目は、抑えきれない喜悦の狂気に歪んでいた。じゅるり、滴る涎を呑み込む美人の笑顔が怖い。
「幽鬼の話、詳しく聞かせて貰おうか?」
これを細めた目で迎えたスエは、鼻白むに似せて、面白そうな色を濃くする。
「ふむ。野獣娘がワシの発明に興味を持つなぞ、珍しいことネ。ふむ……ふむ。良いだろう。教えてしんぜよう」
微かな音を立て、スエの前にカップが置かれた。
視界には入っていたはずなのに、気づけなかったワーズの行動に驚く間もなく、スエが咳払いをして宣言する。
「幽鬼……あれは今日現れるヨ。ワシの発明した予報機の精度は確かネ。まあ、難を上げるなら、動かしてから初めての反応という点だけネ」
「いや、充分さ。お前自体は胡散臭いことこの上ないが、お前の発明の正確さは、初めてだろうと信用に値する」
褒めているのか貶しているのか。
判断のつきにくい評価を下した史歩は、くっと笑った。
「んー?」
「史歩さん、どうしちゃったんですか?」
食後の片付けを終えて食卓に戻れば、注がれたお茶。ふんわり漂う、甘く柔らかい香りに一息ついては、再度階段脇でうろうろする袴姿を見る。
つい先ほどまで泉の目の前でラーメンを啜っていた史歩だが、今は心ここに在らずといった様子で二階を睨んでいた。
泉の正面に座ったワーズは、へらり笑いかける。
「さあ? たぶん、スエ博士が降りてくるのを待ってるんじゃないかな?」
「何のためにですか?」
普段の彼らの仲は決して良好ではない。どちらかと言えば悪いくらいだ。
「スエ博士は幽鬼って言ったんだよね、泉嬢?」
「はい。……いえ、たぶん」
聞き間違いかもしれないので、断言は避けておく。
味は覚えていようと聞き慣れていない、クイフンという響き。
それでも充分とばかりに頷いたワーズは、銃を持つ手の甲で頬杖をつくと、楽しそうにカップの中身をくるくる回す。
「猫も好物、だけどね。幽鬼は史歩嬢も好物なんだよ。いや、違うか。奇人街に住んでる連中は全員が全員、好物だろうねぇ」
「はあ……ワーズさんも?」
いまいち要領を得ない発言に尋ねると、少し考える素振りで茶を一口。
「んー、ワーズ・メイク・ワーズの大好物は猫だよ。ずっとね。でも、最近は特に食べたいねぇ。生でも良いし、煮ても焼いても、蒸しても漬けても、揚げても――」
「ああ、はいはい」
うっとりした声へ、おざなりな返事を被せる。
件の猫は昼食が出来たタイミングで現れ、食後、誰も座らないソファで無防備に眠っていた。これをワーズ越しに見る泉は、呆れた気分ごと茶をゴクンと飲み込む。
「それで、スエさんがクイフンって言ったら、どうして史歩さんがうろうろしなくちゃいけないんです?」
「うん? まあ、スエ博士は幽鬼の研究もしてるからね。気になって仕方ないんじゃないかな。ここしばらくは出現してなかったし」
「出現?」
「あれ、もしかして史歩嬢、幽鬼の説明してないんだ?」
嬉しそうなのは、泉の無知や史歩の不手際が理由ではないだろう。十中八九、説明のお鉢が自分に回ってきて喜んでいるのだ、この人間好きの構いたがりは。
「幽鬼は夕方から朝方にかけてまで出現するんだけど、条件はあんまり決まってないんだ。毎日って時もあれば、すっごく間を置いたりするし。どんなものか表すなら、生白い鬼が妥当かな」
「んんっ?」
カップの中身を飲み干そうと大きく傾けたところで、変な単語が聞こえてきた。合わないタイミングに怪訝な音だけで聞き返せば、へらりとワーズが笑う。
「結構強いんだ。その辺の住人程度じゃ、まず敵わない。動きが速いってわけじゃないんだけど、知覚できても避けるのが難しくってね。スエ博士が言うには、幽鬼特有の匂いには、感覚を混乱させる働きがあるらしい。だから大振りの攻撃も当たっちゃう。少し掠めただけでも、肉が削がれたり、骨が砕けたり、それはもうグチャグチャになるんだよ」
「ん……く。ちょ、ちょっと待ってください。そんな矢継ぎ早で説明されたって、頭に入りません!」
呑み込み、手の平を向けて制止を望む。
ワーズの説明から、クイフンとやらは植物ではなく動物と知れたが、果たしてそれはあの蜜の持ち主であろうか。実はクイフンという響きは他にもあったりするのではないか。猫の好物と先に言われているため、同一の存在であることは間違いないのかもしれないが、蜜を持つ鬼と聞いてもピンと来ない。
(蜜入りの壺をいつも抱いているのかしら?)
浮かんだのは、虎模様の腰巻きを身に付けた鬼が、小脇に抱えた壷の蜜を嘗める、何とも滑稽な姿。これで鬼自体が草花っぽかったり、蜂に似た形をしているなら、ピンと来そうなものだが。
まだ見ぬ鬼の姿に悩める泉。
と、階段からどたばた駆けてくる音が響いてきた。
駆け上がった時と同じ音を立てて降りて来たのは、もちろんスエ。待ち構えていた史歩は、その足が一階の床を踏む直前、掻っ攫うようにして胸倉を掴んだ。
「ぐぇ」
喘ぐスエを前に、史歩は陰惨な笑みで噛み付くように問う。
「いつだ? いつ、幽鬼が現われる!?」
しかし、最終的にガクガク揺さぶられては、答えるどころではないだろう。
と、その時。
揺れる一方だったスエの身体から、パラパラ埃がばら撒かれた。
「げっ、汚い!」
「うわ……」
呻いた史歩が容赦なく突き飛ばす。自分で締め上げといて散々な言い草だが、現在のスエは先ほどまでの小奇麗さが嘘のような埃まみれであり、遠くからでも咽てしまうカビた臭いをまとっていた。初めて会った時ほどではないにしろ、それなりにお近づきにはなりたくない姿である。誰よりもスエから遠い泉でさえ、思わず椅子ごと後ろに下がってしまったくらいだ。
解放を得たスエは、そんな少女二人の反応には目もくれず、唯一純白をキープする白衣を翻すと、誰に尋ねるでもなく、食卓に置かれたままのラーメンへ飛びついた。確かにこのラーメンはスエの分ではあったが、冷めた上にスープを吸っていて、完全に伸びきっている。
「ああ、ボクのおやつ」
「…………」
おやつ云々はともかく、伸びたラーメンは本人の立候補もあり、ワーズが食す筈だった。尤も、スエが来たら改めて茹でようとしていた泉に対し、「来たら待たせることになるから、スエ博士の分も作っておこうよ」と言い、来なかったら来なかったで「もしかしたらこのまま来ないかもしれないし、責任持ってボクが食べるね」と、姑息な手順を踏んでの立候補ではあったが。
さておき、隣にいるワーズの言葉に一切耳を貸さないスエは、伸びきった麺をがむしゃらに掻き込んでいく。元々食事をゆっくり味わう性分ではなかったが、急ぎがてら爛々と輝きを増していく三白眼は気味が悪い。
と、完食を示して丼が叩きつけられたなら、スエの周囲に舞う埃とカビ。
これに泉が更に身を引いても我関せず、スエは咀嚼物の若干残る口を開く。
「来るヨ来るヨ来るヨ!!」
物と一緒に唾が飛ぶ。
「ひっ」
泉は慌てて席を立つが、スエは血走った目で熱心に語り、いや、捲くし立てる。
「ワシの発明はいつだって完璧ネ! だからこそ、ワシはワシを護らねばならん。ワシの発明は命より大事だが、ワシの頭は発明を作り上げるに必要ヨ。手足も人を遣っては、細部まで立ち行かん。おお、こうしてはおれん! ワシはワシを――」
「落ち着け!」
先ほどまで落ち着きなかった身とは思えぬほど、真っ直ぐに声を張る史歩。
自分は自分、他人は他人と割り切ったその姿は、いっそ清々しい。
だが、ズカズカ近寄り、スエではなく食卓へ手の平を打ちつけた目は、抑えきれない喜悦の狂気に歪んでいた。じゅるり、滴る涎を呑み込む美人の笑顔が怖い。
「幽鬼の話、詳しく聞かせて貰おうか?」
これを細めた目で迎えたスエは、鼻白むに似せて、面白そうな色を濃くする。
「ふむ。野獣娘がワシの発明に興味を持つなぞ、珍しいことネ。ふむ……ふむ。良いだろう。教えてしんぜよう」
微かな音を立て、スエの前にカップが置かれた。
視界には入っていたはずなのに、気づけなかったワーズの行動に驚く間もなく、スエが咳払いをして宣言する。
「幽鬼……あれは今日現れるヨ。ワシの発明した予報機の精度は確かネ。まあ、難を上げるなら、動かしてから初めての反応という点だけネ」
「いや、充分さ。お前自体は胡散臭いことこの上ないが、お前の発明の正確さは、初めてだろうと信用に値する」
褒めているのか貶しているのか。
判断のつきにくい評価を下した史歩は、くっと笑った。
0
あなたにおすすめの小説
転生したら世界一の御曹司だった〜巨乳エルフメイド10人と美少女騎士に溺愛されています〜
まさき
青春
異世界転生した最強の金持ち嫡男、
専属エルフメイドと美少女騎士に囲まれて至福のハーレム生活
現代日本で「地味だが実は超大富豪」という特殊な人生を送っていた青年は、ある日事故で命を落とす。
しかし目を覚ますと、そこは魔法と様々な種族が存在する異世界だった。
彼は大陸一の富を誇る名門貴族――
ヴァン・バレンティン家の嫡男カイルとして転生していたのだ。
カイルに与えられたのは
・世界一とも言える圧倒的な財力
・財力に比例して増大する規格外の魔力
そして何より彼を驚かせたのは――
彼に仕える十人の専属メイド全員が、巨乳美少女だったことである。
献身的なエルフのメイド長リリア。
護衛騎士でありながら隙あらば誘惑してくる女騎士シルヴィア。
さらに個性豊かな巨乳メイドたち。
カイルは持ち前の財力で彼女たちの願いを叶え、最高級の装備や生活を与えていく。
すると彼女たちの忠誠心と愛情はどんどん加速していき――
「カイル様……今日は私が、お世話をさせてください」
領地を狙う貴族を金と魔力で圧倒し、
時にはメイドたちの愛が暴走して甘すぎる時間に巻き込まれながらも、
最強の御曹司カイルは
世界一幸せなハーレムを築いていく。
最後までお読みいただきありがとうございました。よろしければ応援をお願いいたします。
元恋人が届けた、断りたい縁談
待鳥園子
恋愛
シュトルム辺境伯の末娘ソフィに隣国の帝国第二皇子から届けられた『縁談』の使者は、なんと元恋人のジョサイアだった。
手紙ひとつで別れることになったソフィは、素直になれずジョサイアから逃げ回る。
「私に届けなければ、彼は帝国に帰ることが出来ない」
そう思いようやく書状を受け取ろうと決意したソフィに、ジョサイアは何かを言い掛けて!?
半世紀の契約
篠原皐月
恋愛
それぞれ個性的な妹達に振り回されつつ、五人姉妹の長女としての役割を自分なりに理解し、母親に代わって藤宮家を纏めている美子(よしこ)。一見、他人からは凡庸に見られがちな彼女は、自分の人生においての生きがいを、未だにはっきりと見い出せないまま日々を過ごしていたが、とある見合いの席で鼻持ちならない相手を袖にした結果、その男が彼女の家族とその後の人生に、大きく関わってくる事になる。
一見常識人でも、とてつもなく非凡な美子と、傲岸不遜で得体の知れない秀明の、二人の出会いから始まる物語です。
【本編完結】異世界再建に召喚されたはずなのになぜか溺愛ルートに入りそうです⁉︎【コミカライズ化決定】
sutera
恋愛
仕事に疲れたボロボロアラサーOLの悠里。
遠くへ行きたい…ふと、現実逃避を口にしてみたら
自分の世界を建て直す人間を探していたという女神に
スカウトされて異世界召喚に応じる。
その結果、なぜか10歳の少女姿にされた上に
第二王子や護衛騎士、魔導士団長など周囲の人達に
かまい倒されながら癒し子任務をする話。
時々ほんのり色っぽい要素が入るのを目指してます。
初投稿、ゆるふわファンタジー設定で気のむくまま更新。
2023年8月、本編完結しました!以降はゆるゆると番外編を更新していきますのでよろしくお願いします。
ストーカーから逃げ切ったのも束の間、転移後はヤンデレ騎士団に殺されかけている現実!
由汰のらん
ファンタジー
ストーカーから逃げていたある日、ハルは異世界に召喚されてしまう。
しかし神官によれば、どうやらハルは間違って召喚された模様。さらに王子に盾ついてしまったことがきっかけで、ハルは国外追放されてしまう。
さらに連行されている道中、魔族に襲われ、ハルの荷馬車は置き去りに。
そのさなか、黒い閃光を放つ騎士が、ハルに取引を持ちかけてきた。
「貴様の血を差し出せ。さすれば助けてやろう。」
やたら態度のでかい騎士は、なんとダンピールだった!
しかしハルの血が特殊だと知った騎士はハルを連れ帰って?
いっそ美味しい血と癒しを与えるダンピール騎士団のセラピストを目指します!
好きな人に『その気持ちが迷惑だ』と言われたので、姿を消します【完結済み】
皇 翼
恋愛
「正直、貴女のその気持ちは迷惑なのですよ……この場だから言いますが、既に想い人が居るんです。諦めて頂けませんか?」
「っ――――!!」
「賢い貴女の事だ。地位も身分も財力も何もかもが貴女にとっては高嶺の花だと元々分かっていたのでしょう?そんな感情を持っているだけ時間が無駄だと思いませんか?」
クロエの気持ちなどお構いなしに、言葉は続けられる。既に想い人がいる。気持ちが迷惑。諦めろ。時間の無駄。彼は止まらず話し続ける。彼が口を開く度に、まるで弾丸のように心を抉っていった。
******
・執筆時間空けてしまった間に途中過程が気に食わなくなったので、設定などを少し変えて改稿しています。
冒険野郎ども。
月芝
ファンタジー
女神さまからの祝福も、生まれ持った才能もありゃしない。
あるのは鍛え上げた肉体と、こつこつ積んだ経験、叩き上げた技術のみ。
でもそれが当たり前。そもそも冒険者の大半はそういうモノ。
世界には凡人が溢れかえっており、社会はそいつらで回っている。
これはそんな世界で足掻き続ける、おっさんたちの物語。
諸事情によって所属していたパーティーが解散。
路頭に迷うことになった三人のおっさんが、最後にひと花咲かせようぜと手を組んだ。
ずっと中堅どころで燻ぶっていた男たちの逆襲が、いま始まる!
※本作についての注意事項。
かわいいヒロイン?
いません。いてもおっさんには縁がありません。
かわいいマスコット?
いません。冒険に忙しいのでペットは飼えません。
じゃあいったい何があるのさ?
飛び散る男汁、漂う漢臭とか。あとは冒険、トラブル、熱き血潮と友情、ときおり女難。
そんなわけで、ここから先は男だらけの世界につき、
ハーレムだのチートだのと、夢見るボウヤは回れ右して、とっとと帰んな。
ただし、覚悟があるのならば一歩を踏み出せ。
さぁ、冒険の時間だ。
異世界育ちの侯爵令嬢と呪いをかけられた完璧王子
冬野月子
恋愛
突然日本から異世界に召喚されたリリヤ。
けれど実は、リリヤはこの世界で生まれた侯爵令嬢で、呪いをかけられ異世界(日本)へ飛ばされていたのだ。
魔力量も多く家柄の良いリリヤは王太子ラウリの婚約者候補となる。
「完璧王子」と呼ばれていたが、リリヤと同じく呪いのせいで魔力と片目の視力を失っていたラウリ。
彼との出会いの印象はあまり良いものではなかった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる