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第32話 決意
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重厚な議場に、かすかなざわめきが残る。
その空気を再び引き締めたのは、
白銀の装束に身を包んだ セラフィナ・クレストの落ち着いた声だった。
「まぁ。しずくさんですか――」
その一言が、
円卓を囲む十星たちの視線を一瞬にして凍らせた。
視線の集中を前に、
しずくは顔を真っ青にし、言葉を探した。
「え…わ、わたしですか!?」
会場中の視線が一斉にしずくへと集まる。
静けさを断ち切るように、
ざわめきが小さく波紋を描いた。
隣にいた ミラ がくすりと笑った。
「まさか……ふふ、あの白封筒なんてね」
その吐息の軽さが、
より鮮明に場の重さを際立たせる。
その様子を、
ギルベルト・シュトラールが指でテーブルを軽く叩きながら、
思案するように眺めていた。
視線は変わらず、しずくの姿を捉えて離さない。
突如、 クラウディアが静かに手を挙げた。
「セラフィナ様――発言を許可いただけますでしょうか?」
「どうぞ、クラウディア」
穏やかな声だが、場を掌る力がそこにはあった。
クラウディアは低い声で切り出す。
「――おい、白封筒。マガツ討伐数は何体だ?」
しずくの声は止まり、視線を床に落とす。
震える声で、わずかに言葉を紡いだ。
「ゼロです…」
その一言が、議場をざわめきへと変えた。
「討伐数ゼロのナンバーズなんて前代未聞だ!」
「反対だ。もっと適任者がいる!」
クラウディアの声が重く響く。
だがその直後、 カレンが静かに立ち上がった。
「クラウディアさん、お言葉ですが――」
その声には、会場の雑音を静める力があった。
「ナンバーズの任命は、
単なる戦果だけで決まるものではありません。
現に、私より討伐数が多い者でも、
ナンバーズになっていない例があります。
私は、しずくとの共闘において、
その誰にも見えなかった光を見ました。
彼女は、人を守るその強さを備えている。
私は、そういう隊に入り彼女を支えたいのです」
次に、 エリス・ハウンド が冷静な声を発する。
「しかし……戦闘能力を完全に無視できる訳ではありません。仮に涯骸が再び現れたとき――彼女は応戦できるのでしょうか?」
議場に沈黙が落ちた。エリスは静かにこう続けた。
「事実、彼女は涯骸との交戦経験を持ち、私を生還へと導きました。
この経験こそが、強さを裏付けています。
奴らとの戦闘を経験した方々なら、
理解していただけるはずです」
カレンが、低く、しかし決然と話を継いだ。
「さらに――ナンバーズの任命に関し、
現職ナンバーズが後任を指名できるという第十七条、任命先任指名例規が例規集に定められています」
クラウディアは歯を噛み締め、
苦悶の色を滲ませた。
「ぐっ……しかし、セラフィナ様!」
セラフィナは静かに視線をしずくへと転じ、
その目には優しさと厳しさが同居していた。
「では――しずくさん。あなた自身の考えを、お聞かせください」
その一言によって、議場内に再び深い静寂が訪れた。
(私なんかが……ナンバーズに?)
円卓に集う面々――
その誰もが、私より強くて、経験もあって、
実績もある。
私にできることなんて……本当にあるんだろうか。
怖い。足が震える。心臓の音が耳に響いて、
息さえうまく吸えない。
そう胸に問いかけた瞬間――
だが――隣に立つカレンの視線が、ふとしずくに向けられた。
その瞳に宿る、揺るぎない信頼の光。
その一瞬に、しずくの心の扉が、
静かに、そっと開いた。
震える指先を、ぎゅっと握りしめる。
胸の奥にはまだ、不安と恐れがくすぶっている。
けれど、それ以上に
――彼女の中には確かにあった。
信じてくれる人たちの存在が、
今の彼女を支えていた。
カレンさんが、私を信じてくれている
その想いが、胸いっぱいに満ちていく。
それはまるで、迷いを押し流す静かな光――
しずくの内側から、
強さとなって広がっていった。
ふと、視界の隅に赤髪の姿が映る。
リサだった。
彼女と目が合う。
言葉はない。
ただ、唇の端をやわらかく持ち上げ、
静かに微笑んでみせた。
それだけで、しずくの胸に勇気が灯る。
深く、深く息を吸い込む。
そして一歩、円卓の中心へと踏み出した。
「私が――№10、真壁しずくです!」
その宣言は、静寂を切り裂く風のように
――会議室の空気を震わせた。
少女の声は凛と響き、まっすぐに届く。
その背筋は真っ直ぐに伸び、
そこに迷いは、もうなかった。
セラフィナはにこりと笑い、続ける。
「ところで、リサ、しずくさんは元々、
あなたの部隊に所属していたはずですが……
異動について、問題はありませんか?」
リサは静かに頷き、しずくの方へと視線を向けた。
「――ああ、あいつはもう、自分の足で歩き出してる。
今のしずくは、守るべき部下じゃない。
これからは、背中を預け合える“仲間”だ。
……俺は、しずくを信頼してる」
その言葉に、しずくは思わず目を見張った。
セラフィナは満足そうに小さく頷き、
再び全員の方へ向き直る。
「では、私から言うことは何もないようですね」
場が自然と静まり返る。
「それでは――この十星会議において、
真壁しずくを№10として正式に認めることといたします」
その瞬間、クラウディアが立ち上がり、
咄嗟に声を上げた。
「セラフィナ様!」
だが、間髪入れずにエリスが
冷ややかな声音で割って入る。
「クラウディア……いい加減になさい。
セラフィナ様がご決定なさったことに、
あなたが異を唱える権限はない。
……たとえ、あなたでも」
セラフィナはそのやり取りを静かに見届けると、
明確で、揺るぎのない口調で告げた。
「カレン。
あなたが、しずくさんを推薦したのです。
ですから――彼女を、
あなた以上の魔法少女に育て上げる義務があると、お考えなさい」
カレンは胸に手を当て、静かに頷いた。
「かしこまりました。
ですが、しずくはすでに十分強い力を持っています。
私は、ナンバーズとしての務めを伝え、傍で支えるだけです」
その言葉に、
セラフィナはふっと優しく微笑んだ。
「では、この件については私からイザベラ総監へ報告いたします。
ナンバーズの進退ともなれば、私たちだけで完結する話ではありません。
管理局、さらにはその上層部まで手続きを通す必要がありますが――
そこは、私の仕事です。お任せください」
一同は静かに頭を下げた。
セラフィナは円卓の中心に視線を落とし、
穏やかでありながらも、
緊張を帯びた声音で言葉を締めくくる。
「これから涯骸の脅威が本格化する可能性もあります。
各部隊は再編成を急ぎ、
士気と体制を整えてください。
再構成を丁寧に行い、人類の守護者として、
その使命を全うするように」
そして、ひと呼吸置いた後。
「……それでは、十星会議、これにて解散します」
重厚な沈黙の中、椅子が軋む音が次々に響く。
各々が静かに立ち上がり、
新たな№10を迎えたその場をあとにする。
――そして、会議室の扉が、
ゆっくりと静かに閉じられた。
その空気を再び引き締めたのは、
白銀の装束に身を包んだ セラフィナ・クレストの落ち着いた声だった。
「まぁ。しずくさんですか――」
その一言が、
円卓を囲む十星たちの視線を一瞬にして凍らせた。
視線の集中を前に、
しずくは顔を真っ青にし、言葉を探した。
「え…わ、わたしですか!?」
会場中の視線が一斉にしずくへと集まる。
静けさを断ち切るように、
ざわめきが小さく波紋を描いた。
隣にいた ミラ がくすりと笑った。
「まさか……ふふ、あの白封筒なんてね」
その吐息の軽さが、
より鮮明に場の重さを際立たせる。
その様子を、
ギルベルト・シュトラールが指でテーブルを軽く叩きながら、
思案するように眺めていた。
視線は変わらず、しずくの姿を捉えて離さない。
突如、 クラウディアが静かに手を挙げた。
「セラフィナ様――発言を許可いただけますでしょうか?」
「どうぞ、クラウディア」
穏やかな声だが、場を掌る力がそこにはあった。
クラウディアは低い声で切り出す。
「――おい、白封筒。マガツ討伐数は何体だ?」
しずくの声は止まり、視線を床に落とす。
震える声で、わずかに言葉を紡いだ。
「ゼロです…」
その一言が、議場をざわめきへと変えた。
「討伐数ゼロのナンバーズなんて前代未聞だ!」
「反対だ。もっと適任者がいる!」
クラウディアの声が重く響く。
だがその直後、 カレンが静かに立ち上がった。
「クラウディアさん、お言葉ですが――」
その声には、会場の雑音を静める力があった。
「ナンバーズの任命は、
単なる戦果だけで決まるものではありません。
現に、私より討伐数が多い者でも、
ナンバーズになっていない例があります。
私は、しずくとの共闘において、
その誰にも見えなかった光を見ました。
彼女は、人を守るその強さを備えている。
私は、そういう隊に入り彼女を支えたいのです」
次に、 エリス・ハウンド が冷静な声を発する。
「しかし……戦闘能力を完全に無視できる訳ではありません。仮に涯骸が再び現れたとき――彼女は応戦できるのでしょうか?」
議場に沈黙が落ちた。エリスは静かにこう続けた。
「事実、彼女は涯骸との交戦経験を持ち、私を生還へと導きました。
この経験こそが、強さを裏付けています。
奴らとの戦闘を経験した方々なら、
理解していただけるはずです」
カレンが、低く、しかし決然と話を継いだ。
「さらに――ナンバーズの任命に関し、
現職ナンバーズが後任を指名できるという第十七条、任命先任指名例規が例規集に定められています」
クラウディアは歯を噛み締め、
苦悶の色を滲ませた。
「ぐっ……しかし、セラフィナ様!」
セラフィナは静かに視線をしずくへと転じ、
その目には優しさと厳しさが同居していた。
「では――しずくさん。あなた自身の考えを、お聞かせください」
その一言によって、議場内に再び深い静寂が訪れた。
(私なんかが……ナンバーズに?)
円卓に集う面々――
その誰もが、私より強くて、経験もあって、
実績もある。
私にできることなんて……本当にあるんだろうか。
怖い。足が震える。心臓の音が耳に響いて、
息さえうまく吸えない。
そう胸に問いかけた瞬間――
だが――隣に立つカレンの視線が、ふとしずくに向けられた。
その瞳に宿る、揺るぎない信頼の光。
その一瞬に、しずくの心の扉が、
静かに、そっと開いた。
震える指先を、ぎゅっと握りしめる。
胸の奥にはまだ、不安と恐れがくすぶっている。
けれど、それ以上に
――彼女の中には確かにあった。
信じてくれる人たちの存在が、
今の彼女を支えていた。
カレンさんが、私を信じてくれている
その想いが、胸いっぱいに満ちていく。
それはまるで、迷いを押し流す静かな光――
しずくの内側から、
強さとなって広がっていった。
ふと、視界の隅に赤髪の姿が映る。
リサだった。
彼女と目が合う。
言葉はない。
ただ、唇の端をやわらかく持ち上げ、
静かに微笑んでみせた。
それだけで、しずくの胸に勇気が灯る。
深く、深く息を吸い込む。
そして一歩、円卓の中心へと踏み出した。
「私が――№10、真壁しずくです!」
その宣言は、静寂を切り裂く風のように
――会議室の空気を震わせた。
少女の声は凛と響き、まっすぐに届く。
その背筋は真っ直ぐに伸び、
そこに迷いは、もうなかった。
セラフィナはにこりと笑い、続ける。
「ところで、リサ、しずくさんは元々、
あなたの部隊に所属していたはずですが……
異動について、問題はありませんか?」
リサは静かに頷き、しずくの方へと視線を向けた。
「――ああ、あいつはもう、自分の足で歩き出してる。
今のしずくは、守るべき部下じゃない。
これからは、背中を預け合える“仲間”だ。
……俺は、しずくを信頼してる」
その言葉に、しずくは思わず目を見張った。
セラフィナは満足そうに小さく頷き、
再び全員の方へ向き直る。
「では、私から言うことは何もないようですね」
場が自然と静まり返る。
「それでは――この十星会議において、
真壁しずくを№10として正式に認めることといたします」
その瞬間、クラウディアが立ち上がり、
咄嗟に声を上げた。
「セラフィナ様!」
だが、間髪入れずにエリスが
冷ややかな声音で割って入る。
「クラウディア……いい加減になさい。
セラフィナ様がご決定なさったことに、
あなたが異を唱える権限はない。
……たとえ、あなたでも」
セラフィナはそのやり取りを静かに見届けると、
明確で、揺るぎのない口調で告げた。
「カレン。
あなたが、しずくさんを推薦したのです。
ですから――彼女を、
あなた以上の魔法少女に育て上げる義務があると、お考えなさい」
カレンは胸に手を当て、静かに頷いた。
「かしこまりました。
ですが、しずくはすでに十分強い力を持っています。
私は、ナンバーズとしての務めを伝え、傍で支えるだけです」
その言葉に、
セラフィナはふっと優しく微笑んだ。
「では、この件については私からイザベラ総監へ報告いたします。
ナンバーズの進退ともなれば、私たちだけで完結する話ではありません。
管理局、さらにはその上層部まで手続きを通す必要がありますが――
そこは、私の仕事です。お任せください」
一同は静かに頭を下げた。
セラフィナは円卓の中心に視線を落とし、
穏やかでありながらも、
緊張を帯びた声音で言葉を締めくくる。
「これから涯骸の脅威が本格化する可能性もあります。
各部隊は再編成を急ぎ、
士気と体制を整えてください。
再構成を丁寧に行い、人類の守護者として、
その使命を全うするように」
そして、ひと呼吸置いた後。
「……それでは、十星会議、これにて解散します」
重厚な沈黙の中、椅子が軋む音が次々に響く。
各々が静かに立ち上がり、
新たな№10を迎えたその場をあとにする。
――そして、会議室の扉が、
ゆっくりと静かに閉じられた。
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