ドラゴンレディーの目覚め

莉絵流

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変化のタイミング

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「ふわぁ~、よく寝た」
特にいつもより寝る時間が長かったワケじゃないんだけど、
めっちゃ寝た感じがするのは、なんでだろう?
で、今、何時くらいなのかな?まだ、9時じゃん。
ま、会社に行く時と比べたら、ゆっくりだからかな。

「おはよう、アトランティーナ」

「あら、ミウ、おはよう。思ってたより早起きさんだったわね」

「そう?でもね、なんか、めっちゃ寝たって感じ。眠りが深かったのかな?」

「そうかもしれないわね。今、朝ご飯の用意してたんだけど、一緒に食べる?」

「うん。じゃ、歯磨いて、顔洗ってくるね」

「分かった。じゃ、その後で良いから、コーヒーだけ淹れてくれる?」

「OK♪」

パンとサラダと卵料理にコーヒー。のんびりアトランティーナと食べる朝食は、
なんかホテルの朝食みたいで、ちょっとリッチな気分になれるから好き。

「ところで、ミウ。今日、私とゆっくり過ごしたいって言ってたけど、
何か、やりたいこととかあるのかしら?」

「ううん。特に何も考えてない」

「じゃ、ちょっとやりたいことがあるんだけど、それで良いかしら?」

「うん、いいよ♪
あっ、そういえば、アトランティーナに聞きたいことがあったんだった!」

「何?聞きたいことって」

「あのね、マラカイトとモルガナイトを買った日の翌日、
会社に行く時にチェリーと話してたんだけど、
チェリーからチャクラの話を聞いたの。

チャクラは、身体全体にあるツボみたいなエネルギー・スポットで、
たくさんあるんだけど、その中の7個が主要チャクラっていって、
背骨に沿って並んでて、重要な役割があるチャクラだって。

それで、その主要チャクラには、対応する色があって、
それぞれ1色ずつが割り振られているんだけど、ハート・チャクラだけは
2色割り振られてて、その色がピンクとグリーンだって。
詳しいことは、アトランティーナに聞いてって言われてたんだよね」

「チャクラね。大事なことね。じゃ、チャクラの話は、
今度のお休みの時にしましょ。今日は、違うことでも良い?」

「うん、いいよ。なんか、新しいこと?」

「新しいといえば、新しいけど・・・。
普段、ミウがやっていることの応用編って感じかしらね」

「うわっ、なんか面白そう」

「そうやって、なんでも楽しめることもミウの才能の一つよね」

「えっ、そんなことも才能になるの?」

「そうよ。才能って、別に絵が描けるとか、踊れるとか、歌えるとか、
楽器を演奏できるとか、何かスポーツが上手いとか、
そういうことだけじゃないのよ。なんでも楽しめるということも才能の一つ。

あと、人の良いところをすぐに見つけられるというのも才能。
人を笑顔にすることが出来るというのも才能だし・・・
言い出したら、キリがないくらい、たくさんの才能があるのよ」

「へぇ~、そういうものなんだ!
じゃ、この世の中に才能が何もないなんて人は、いないってことだね」

「そういうこと。誰にでも必ず何か、才能があるのよ」

「でも、自分では気づいていない人、多いんだろうなぁ・・・」

「そうねぇ。<自分は何も出来ない>って、思っている人が多いけど、
それは勘違いに過ぎないのよね。もっと、自分という存在に誇りを持って
欲しいわよね。でも、この誇りは、一般的に言われているプライドとは、
また違うのよ。この違い、ミウには分かる?」

「うん。なんとなくだけど、分かる気がする。プライドっていうと、
何かの役職とか、所属しているところとか、仕事とか、何か他の要素が
加わってっていうか、そういうものに対する意地みたいなものだけど、
アトランティーナが言う誇りは、自分自身に対して、
もっと自信が持てるっていうか、胸を張れるもののことだよね?
なんか、上手く言えないけど(苦笑)」

「そうね。言葉にするのは難しいことだけど、ミウは、ちゃんと理解している
ということが伝わってきたわ。さすがね、ミウ。
だからミウも私が言う誇りを持って生きて欲しいのよ」

「胸を張るんだよね。何があってもブレない軸を持つことで、本当の強さを
身につけることが出来るし、何があっても穏やかでいられるんだよね?」

「その通りよ、ミウ!そういえば、ハヤトにも言われたのよね?」

「うん。自分の真ん中にブレない軸を立てていられるようになると、
何があっても周りが見えるようになるし、エゴが突っ走ることが
なくなるって言われた」

「そうね。だから、ブレない軸があるか、ないかで、毎日が大きく変わるわね。
ブレない軸があれば、本当の意味での自由を手に入れることが出来るのよ。
これって、スゴイことだと思わない!?」

「思う!それに、何が起きても怖くなくなると思う!
だから、どんな選択も自由に出来て、もっと人生を楽しめるような気がする!」

「そうね。ミウには、そこを目指して欲しいわね」

「うん、目指したい!じゃなくて、目指すよ!」

「自分で気づけるなんて、ミウも成長したわね。<目指したい>だと、
いつまでたっても届かない状態が続くけど、<目指す>にすると、
そこに決意が含まれるから、宇宙のサポートを受けられる。
よく、自分で気づけたわね。エライわよ、ミウ」

「やったー!アトランティーナに朝から褒められた!今日も良い1日になるね」

「そうね。良い1日にしましょうね」

「うん!」

「じゃ、ご飯食べ終わって、少し休んだら、始めましょうね」

「うん、なんだか分かんないけど(笑)」

「ま、ちょっと楽しいことだから期待してて」

「なんか、ワクワクしてきた♡」

アトランティーナは、何をしようとしてるんだろう?全く見当もつかないけど、
きっと、私がまた一歩前進することなんだろうなって思う。
普段、私がやっていることの応用編って言ってたけど・・・。何するんだろう?
なんか、ワクワクしてきたし、ドキドキもしてる。
今日、会社休んで、本当に良かった。たまには、ズル休みもアリかもしれないね。

ご飯を食べ終えて、片付けも終わり、ソファに座ってのんびりしてると
アトランティーナが、珍しくお茶を淹れて持って来てくれたの。

「はい、ミウ。これ飲んで、リラックスしてね」

「うん、ありがとう。うわぁ!めっちゃ良い香りのお茶だね。ハーブティー?」

「そうよ。ローズティー。ピンクのバラの蕾だけを使ったハーブティーなの」

「わぁ!なんか、女子力上がりそうだね」

「でしょ?バラは、植物の中で最も周波数が高いと言われているのよ。
その中で、ピンクのバラは、聖母マリアを象徴していると言われているの。
ちなみに赤いバラは、女神アフロディーテを象徴しているわ」

「優しいピンクはマリア様で、情熱的な赤は女神アフロディーテって、
分かりやすいね」

「そうね」

「ハーブティーを飲むことと、これからアトランティーナが
しようとしていることと関係があるの?」

「ええ。食事を済ませて、少し休んだら始めましょうって言ったでしょ?
コーヒーや紅茶にはカフェインがあるから、ノンカフェインの飲み物が
良いなって思ったから、ハーブティーにしたの。

ハーブをブレンドしようかなとも思ったんだけど、アトラン国に居た頃、
ミウがピンクのバラの蕾のハーブティーが大好きだったなぁと思って、
取り寄せておいたんだけど、飲む機会がなかったでしょ。
それで、今が飲むタイミングだなと思って」

「え~、そうなんだぁ。ありがとう、アトランティーナ!
うん、今でも好きかも、このハーブティー。ほんのり甘くて、
カップに近づくだけで、バラの香りがして、なんか幸せ~って感じ」

「良かった、喜んでもらえて♪それに、さっきミウが言ったように
女子力も上がるから、今のミウにピッタリでしょ」

「うん、そうだね。私、女子力、どこに置いてきちゃったんだろうね(笑)」

「あら、そんなことないわよ。ミウが私の料理は、味だけじゃなくて、
見た目も美しいって言ってくれたでしょ?そういうことに気がつくことが
出来るのは、女子力がある証拠じゃない。ほら、また、自分のことを
卑下するクセが顔を出してるわよ」

「あっ、これもそうなんだね(苦笑)なんか、身につき過ぎちゃって、
どうやったら、自分を卑下するクセを全部、剥ぎ取ることが出来るのか
分かんないや(汗)」

「そうね・・・。やっぱり、自分の存在価値を認めることから
始めるしかないわね。<私は素晴らしい!>って、心の底から
思えるようになれば、自分を卑下しなくなるわよ。

そうよ!ミウ。まずは姿勢から変えていきましょう!もっと、胸を張って!
常に胸を張ることに意識を向けて。そうすると、胸も開くから健康にも良いし、
エネルギー的にも良いわ。これで、しばらく様子を見ましょう」

「はい!胸を張ることを意識するんだよね。うん、確かに背筋も伸びるし、
健康に良さそう。エネルギー的には、まだよく分かんないけど(苦笑)」

「エネルギーは、3週間で入れ替わると言われているの。
だから、最低でも3週間は続けてみて。そうすれば、ミウの中で、
何かが変化したことに気がつくはずよ」

「へぇ~、3週間なんだ」

「エネルギーはね。肉体は、11ヶ月で入れ替わるのよ」

「えっ!?肉体も?」

「そうよ!生まれた時のままじゃないわよ!だから、11ヶ月前のミウと
今のミウは、大袈裟に言うと別人なのよ。ま、エネルギーが
入れ替わっただけでも<別人!?>っていうくらい変わることもあるけどね」

「ひぇ~っ!でも、確かに11ヶ月前っていうと・・・
アトランティーナに出会って、まだ、そんなに経ってない頃だから・・・
確かに別人かも(笑)

あっ、3週間前の私と今の私を比べても・・・全然、違うかも!?
ホントに人って、あっという間に変わるんだね」

「でしょ?ミウは、この1年ちょっとで大きな変化を体験したし、
ここ最近も色々あったから分かりやすいかもしれないわね。
でも、私と出会ったからではなくて、生まれてからずっと11ヶ月ごとに
細胞が入れ替わっていたし、エネルギーも3週間ごとに入れ替わっていたのよ」

「じゃ、いつも何か新しいことに挑戦しないと、勿体ないね。
だって、変化を体感できないじゃん」

「そうね。新しいチャレンジのヒントは、誰にでも訪れているはずなんだけど、
みんな、見て見ぬフリをしてしまうのよね。
もしくは、頭で考えて、却下してしまうのかもしれないわ」

「なんかそれ、本当に勿体ないよ!」

「でも、ミウも今だから、そう思うかもしれないけど、私が現れる前は、
そうやって、色々なことを気づいてもスルーしたり、『そんなの無理!』って
決めつけて却下したり、もしくは、見て見ぬフリをしてきたんじゃない?」

「確かに・・・。そう言われると何も言えないね(苦笑)」

「だから、みんな、どのタイミングでも良いから気がついて欲しいと思うわ。
気がつくのに、遅すぎるということはないから。
気がついた時が、変わるタイミングなのよ」

「なんか、良いね。気がついた時が変わるタイミングって。
あっ、でも、私も、あまりにも悪いことが立て続けに起こって、
何とかしなきゃって本気で思ったのがタイミングだったかもしれない。
その後で、アトランティーナが現れてくれたから。
じゃ、誰にでも、そういうタイミングが訪れるってことなんだね」

「そういうこと。ただ、それに気がつくか、つかないか、だけのことよ。
ミウは、気がついてくれたから、こうして、一緒にいることが出来るの」

「な~るほどね。気がついて良かったぁ。だって今、アトランティーナと
一緒に居て、本当に楽しいし、勉強になるし、本気で、アトランティーナと
出会えて良かったって思ってるもん。ってことは・・・過去生とかじゃなくて、
現代を生きていながら、何度でも生まれ変わることが出来るってことだよね?
なんか、スゴくない!?」

「なに、今更?(笑)でも、喜んでもらえて、良かったわ。
ところで、お茶は飲み終わったの?そろそろ始めても良いかしら?」

「はい!なんか、ワクワクが止まらないんだけど♡また私、進歩しちゃうのかな」

「それは、どうかしら?ミウ次第ってところね」

「そうだね!うん、私は、また進歩します!これ、宣言ね」

「よろしい(笑)」


<次回へ続く>
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