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恋の予感・・・ではない!?
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昨夜は、ベッドに入ってすぐに睡魔に襲われて、爆睡だった(笑)
お陰で今朝は、スッキリ!気持ち良く目覚められた。
しかも目覚まし鳴る前に起きられたし♪
今朝もアトランティーナは、ゆっくりだね。サッサと支度して、
ちょっと早めに会社に行こう。
だって、途中で何があるか分かんないもんね。
今朝も電車は座れて、ゆっくり出来そう。
座った途端、また眠気に襲われそうだけど、
チェリーとお話しできる唯一の時間だから、起きてたいよね。
「チェリー、おはよう」
「おはよう、ミウ。眠そうだけど、大丈夫?無理しなくて良いよ」
「ううん。無理してないよ。ありがとう、チェリー。
ね、今日、臨時部会やるって真田部長が言ってたんだけど、
どんな話なのか、チェリー、知ってる?」
「ううん。今回は、私も分からないの。
アトランティーナも知らないって言ってたでしょ?」
「うん。でも、ホントなのかなぁ?」
「今回は、アトランティーナも知らないみたい。
だから、なにか楽しそうだったもん」
「アトランティーナと話したの?」
「うん。昨夜、少しだけね」
「じゃ、私が寝た後だ」
「そう。アトランティーナからも臨時部会のこと、聞かれたの。
でも、アトランティーナが知らないことを
私が知っているはずないのにね(苦笑)」
「そんなことないんじゃない?アトランティーナは、
肉体を持ってる状態だから、エネルギー体のチェリーの方が
知ってることもあると思うよ」
「たぶん、アトランティーナもそう思って、私に聞いてきたんだと思う。
でも、私は、サナト・クマラとは、それほど親交が
あるわけじゃないからね(苦笑)」
「そうなんだぁ」
「うん。今、こうして私がミウやアトランティーナと
情報交換していることも知らないと思うし、
それ以前に私のことを知っているかどうかも分からないもの」
「そうなの!?」
「うん。だって、サナト・クマラは、アトラン国の人ではないから。
あっ、そもそも人ではないしね。彼は、金星に居た人で、
アトラン国に来たことがあるっていうだけだから」
「でも、その時、ドラゴンたちとも会ったんでしょ?」
「うん。ミウを通して紹介はされたけど、それだけだから」
「ふぅ~ん、そうだったんだ・・・」
「良い話だと良いね、今日の部会」
「うん。まぁ、悪い話ではないと思うよ。
あの人、存在感消してはいるけど、ちゃんと部のこと、
考えてくれてると思うし、仕事は、やりやすいから」
「じゃ、楽しみだね」
「う~ん。ま、そうだね(苦笑)」
「でも、どんな提案でもミウにとって、
悪いことは起きないから大丈夫だよ」
「うん。それは分かってるつもりなんだけど、また、面倒なことが増えたら、
イヤだなって。レオンくんをウチの部で引き取ることも結果的には、
私のためになったし、今では、レオンくんに会えて良かったのかなとも
思ってるしね」
「そうだね。でも、ミウの一番の関心は、
どんな人と恋をするのかってことでしょ?」
「そう!そうなんだよね。楽しみでもあるんだけど、
自分がどうなっちゃうのか、不安でもあるかな(苦笑)」
「どんなことでも最初から上手くいくことって少ないけど、
ミウならきっと乗り越えて、自分の糧にするから
不安になることなんてないと思うよ」
「チェリー、ありがとう。チェリーには、いっつも元気もらってるね」
「私だけじゃないでしょ。アトランティーナもそうなんじゃない?」
「そうだね。私は、本当に幸せ者だって思う。
周りに、いっぱい助けてくれて、元気をくれる存在がいて。
有り難いなって思ってるよ」
「でも、それはミウだからだよ。
天使や女神、アセンデッド・マスターだって、
人によってサポートの仕方は違うもの」
「そうなの!?」
「そうだよ!だって、いくらアドバイスしても変わろうとしない人には、
そのうちアドバイスもしなくなるもの。
聞かれれば答えるけど、それ以上のことは、してくれなくなるものだよ」
「へぇ~、そういうものなんだ」
「そういうものです。人間同士と違うのは、人間だとアドバイスしても
聞かない人のことは無視したり、ひどい時には陰で悪口を言ったり、
意地悪したりっていうことがあるかもしれないけど、
それはしないっていうことかな」
「まぁ、そうだよね(苦笑)」
「エネルギー体として、人のサポートをする存在は、
愛のエネルギーしか持たないからなんだけど、
愛は押しつけるものではないから、余計なことは言わないし、
しないよね。だから、聞かれるまでは何も言わない。
たとえ、それをした後に大変なことになったとしてもね。
それもまた、成長に必要な経験だから。でも、事前に相談されたら、
もっと良い方法があることとか、別の選択肢を提案したりはするけど」
「なんか、地味にひどいね(汗)」
「ひどいかなぁ?だって、人は自分が疑問に思ったこと以外は聞かないし、
覚えないからね。それに多くの人は、大人になればなるほど、
疑問に思わなくなるみたいだよ。だから、ミウはスゴイんだよ。
だって、どんなことでも疑問に思うでしょ?
それで、その疑問を素直に質問するじゃない?これって、一つの才能なんだよ。
ミウ自身は気づいていないかもしれないけど。
そういうところ、変わらないで欲しいなって思う。
たぶん、アトランティーナもそう思っていると思うよ」
「そうなんだぁ。それも才能なんだね。前にアトランティーナと才能について
話したことがあるけど、才能って、色々なものがあるんだなって
ビックリしたんだ。本人は、気づいていない才能が結構あるんだなって。
だって、『えっ、そんなことが才能なの!?』っていうこと、結構あるもんね。
今、チェリーが話してくれた、私の才能もそう。私にとっては、
至極当たり前のことなのに、それが才能だなんて、ビックリだもん」
「才能って、意外と本人は気がつかないものなのかもしれないね。
だから、自分にとっての普通とか、当たり前を疑ってみると
見えてくるのかもしれないよ」
「なるほどね。今度、自分には才能なんてないですって言う人がいたら、
あなたにとっての普通とか、当たり前を疑ってみると良いよって言ってみるね」
「うん。それ、すごく良いと思う!」
「ありがとう、チェリー!今日も、めっちゃ勉強になった」
「どういたしまして。あっ、そろそろだね。
じゃ、今日も良い日にしようね、ミウ」
「うん。ありがとう、チェリー」
アトランティーナとの会話も勉強になるけど、チェリーとの会話も
本当に勉強になる。何気ない日常的な中に色々なことがあるんだなって
気づくキッカケをくれるよね。
私の周りには、本当に愛情たっぷりで、ハートがあったかい存在が
たくさん居てくれる気がする。本当に有り難い。感謝、感謝だよ。
そういえば、チェリーと話してる時、メールが来たような気がするんだよなぁ。
あっ、やっぱり来てた。ハヤトくんからだ!ん?明日か明後日、デートしよう?
そっか、今日は金曜日だからね。会社がお休みの時、
デートしようって言ってたけど、本気だったんだ(笑)
でも、明日と明後日は、先約ありなんだよね。
だって、アトランティーナにチャクラのこと、教えてもらうんだもん。
返信しとこう。
<明日と明後日は、アトランティーナに教えてもらうことがあるから
無理です。またね♪>
これで良し!じゃ、会社に行きますか。
フロアに着くと、ほとんどの人が席にいた。私もいつもより早めに来たし、
このくらいの時間だと、普段なら、まばらなんだけど、みんな真面目だね。
ま、それだけ、臨時部会の内容が気になるんだとは思うけど。
私も気になってるしね(苦笑)
「おはよう!みんな、早いね」
「おはようございます!チーフ、臨時部会、何だと思います?」
「さぁ?全く、見当もつかないよね」
「なんか、ウチの部に関係があるような気がするんですよ」
「えっ、どういうこと?」
「ほら、ウチの部って海外進出に向けての準備中っていうか、
そういうところ、あるじゃないですか?でも、実際には何も変わってないし、
そろそろ何か、動かそうとしてるんじゃないかなって」
「なるほどね・・・。それ、あるかもしれないね」
「ですよね。ね、レオンくん、何か聞いてる?」
「いいえ、僕は何も聞いていません」
「皆さん、おはようございます!え~、そんなに時間は取らないので、
安心してください。先日、海外進出を踏まえて、龍崎くんを迎えました。
取り急ぎ、海外出張などがすぐにあるということではないとお話ししましたが、
局長から、せっかく海外に向けて、少しずつでも動いているのなら、
視察を兼ねて、海外出張しても良いのではないかというお話を頂きました。
しかし、語学が出来るのは、今のところ龍崎くんくらいですよね?
言葉が通じないところでの視察では、思うような収穫も得られないと
思いますので、来週から語学研修を始めようと思います。
週に一度、水曜日に講師に来て頂いて、お昼休みに食事しながら
会議室で行います。講師へのお礼は、局費から出してもらうことを
局長に了承して頂いています。
久遠チームは、全員参加でお願いします。他のチームの方は、
任意でと思っていますので、参加したいという方は、申し込み用紙を
お渡ししますので、私のところまで来てください。
一応、参加人数と誰が参加しているのか、局長に報告する必要があるので、
よろしくお願いします。
語学は、一度や二度、参加したくらいでは、何の収穫も得られないので、
参加される方は、長期での参加をお願いします。
久遠チームの中で、研修に参加したくないという方も私のところまで
来てください。その場合は、チームを編成しなおします。以上です。
何か質問はありますか?
なければ、臨時部会は終了です。お時間を頂戴しまして、ありがとうございます」
ひぇ~、語学研修ですか!?まぁ、語学は、仕事以外でも必要なことがあるから、
それを会社のお金で勉強させてくれるっていうんだから、
有り難いといえば、有り難い話だけどね。
それにしても、このチームで、参加したくないっていう人、いるのかな?
「ねぇ、みんな!語学研修に参加したくないっていう人、いる?
正直に答えてくれて構わないから」
「えっ、いないでしょ!?」
谷くん、三神くん、中川さん、五十嵐さんは、前のめり気味だったけど、
レオンくんは微妙な感じ(苦笑)そりゃそうだよね。だって、レオンくんは、
語学研修なんてしなくても、しゃべれるんだから。
講師だって、やりづらいだろうと思うし。
「じゃ、全員参加で大丈夫だね?」
「はい!大丈夫です!っていうか、講師って外国人ですかね?」
「どうなんだろうね?レオンくん、真田部長から何か聞いてる?」
「いいえ。この話は、僕も初耳でした。
講師、僕でも良かったんじゃないかなって、少し思ってしまいました」
「確かに!」
って、チームのメンバーは言ってたけど、それは、違うよなって思った。
「いや、レオンくんは、このチームのメンバーだから講師はダメでしょ。
だって、レオンくんが講師だったら、みんな甘えちゃって、覚えないと思うよ。
そうじゃない?」
「あ~、それは・・・言えてるかも(苦笑)」
「ここは、厳しい先生に来てもらって、しっかり身につけないとね。
せっかく、お昼休み潰して勉強するんだから!」
「うわっ、チーフ、めっちゃやる気ですね」
「そりゃそうでしょ!だって、海外出張が控えてるっぽいじゃない。
旅行で行くんじゃなくて、仕事で行くワケだから、言葉は必要だよ、絶対!」
「確かにそうですね。言葉が分からなかったら、
せっかく行っても何も得られないですもんね」
「そう!視察どころじゃないから!みんな、気合い入れて、勉強しようね!」
「はい!」
と、チームメンバーに気合を入れたところで、真田部長が来た。っていうか、
様子を見てて、ちょうど良いところで声を掛けてきたって感じよね(苦笑)
「久遠チーム、頼もしいですね!このチームで、
語学研修に参加したくないという方は、いらっしゃいませんか?」
「私が聞いたところでは、いませんでしたけど・・・。
もし、私に言いづらい人がいたら、直接、真田部長に言ってね」
「いや、このチームには、いないでしょ!」
「そういうのがプレッシャーになるからね。無理強いはしたくないし、
辛いって思いながら仕事して欲しくないから、遠慮はいらないからね。
自分のことは、自分で決めてね」
「久遠チーフの、そういうスタイル、良いですよね。
久遠チーフも、こうおっしゃってるので、外れたい方は、早めに僕のところまで
来てくださいね。仮に外れたとしても、その後、この部に居づらくなるような
ことはしないので、安心してください」
「部長もこうおっしゃってくださってるから、ちゃんと自分で考えて
答えを出してね。あっ、ところで部長、語学研修っていうのは、
やっぱり英語ですよね?」
「はい、まずは英語と考えています」
「まずは英語ということは、他の言語もそのうちってことですか?」
「はい。まずは、世界の公用語である英語をマスターして頂いて、
それがある程度、出来るようになったら、スペイン語と考えています。
英語の次にスペイン語はスタンダードな言語ですからね」
「あっ・・・そうですか。なんか、先は長いですね(苦笑)」
「そうでしょうか?新しい言語を身につけることは、文字通り世界が
広がりますし、楽しいことですよ」
「そうなんでしょうね(苦笑)色々とご配慮頂き、ありがとうございます。
言葉も出来ないまま、海外出張なんて言われても経費を無駄に
しちゃいますからね(汗)」
「久遠チーフは、現実的ですね(笑)でも、まさしくその通りなんですよ。
私もたまに様子を見に行かせて頂きますので、来週の水曜日からお願いしますね」
「はい。あっ、ところで、レオンくんは、勉強する必要がないと思うんですが、
やっぱり参加した方が良いんでしょうか?」
「あっ、その件については、後で龍崎くんにお願いするつもりだったんですが、
講師のサポートとして、参加してもらえたらと思っています。
龍崎くん、いかがですか?」
「はい、分かりました。勉強する、しないに関わらず、
皆さんの語学力の程度を知っておきたかったので、参加するつもりではいました。
講師のサポートでしたら、より参加しやすいので、良かったです。
お気遣い頂き、ありがとうございます」
「それは良かった。じゃ、龍崎くん、よろしくお願いします」
「はい」
「あっ、部長、もう一つだけ質問、よろしいでしょうか?」
「はい、どうぞ」
「講師の方は、語学学校からお呼びするんですか?」
「いいえ。私の知人にお願いしました。海外で一緒に仕事をしたことが
ある人間なんですが、まだ若いのに、優秀な人材なんです。
語学教室で、教えた経験もあるので、教え方も上手だと思います。
気さくな人柄なので、分からないことがあった時は、
遠慮せずにガンガンぶつかっていっても大丈夫ですよ。
分からないことをそのままにしておくのは良くないですからね」
「はい、ありがとうございます。部長の知人ということは、
レオンくんも知っている人ですか?」
「レオンは、どうかなぁ?レオン、テルのこと、知ってったっけ?」
「テル?・・・あ~、知っています。でも、ずいぶん会ってないですね」
「久遠チーフ、知っているみたいですよ」
「そうみたいですね(笑)
ということは、年齢的には、レオンくんくらいってことですか?」
「まぁ・・・そのくらいですかね?年長者ではないので、フランクな感じで、
授業を進めてくれると思います。その方が良いですもんね」
「そうですね。楽しみながらの方が身につくと思います。
ご手配頂き、ありがとうございます。しっかり勉強して、
まずは英語を使えるようになりたいと思います」
「お仕事で忙しいとは思いますが、よろしくお願いします」
講師に関する情報を出来るだけ引き出したお陰で、チームのメンバーも
テンションが上がったみたい。同年代に近いくらいの人が教えてくれた方が、
肩に力が入らなくて、上達しやすいもんね。
「チーフ、情報、引き出してくれて、ありがとうございます。
講師の方、同年代っぽいですね。良かったぁ。学校の先生みたいな人だったら、
ちょっとなぁって思ってたので、安心しました」
「真田部長が探してきた人だから、堅苦しい感じの人ではないと思ったけど、
情報は多い方が良いもんね」
「まさに!その通りです!それにレオンくんも参加するんだよね?」
「はい、僕もチームのメンバーなので・・・。あと、部長も・・・」
「あっ、そっか。さっき部長が講師のサポートをレオンくんに
お願いしてたっけ(苦笑)心強いね。レオン先生、よろしくお願いします!」
「いや、僕は先生ではないので・・・。テルのやり方があると思うし・・・。
もし、分からないことがあって、テルだけじゃ間に合わない時だけ、
僕に聞いてください。基本的には、講師に聞いてくださいね」
「うん!そうだよね。そうじゃなきゃ、講師の人の立場、なくなっちゃうもんね。
それで、レオンくんが来づらくなっちゃっても困るし」
「はいはい。じゃ、来週の水曜日から始まるから、忘れないようにしようね。
で、今は仕事してください。午前中、あと少ししか残ってないけどね」
「は~い、チーフ!仕事しま~す!」
はぁ~。レオンくんが知ってるってことは、また元守護天使の登場ってことよね。
テルって言ってたね。どんな感じなんだろう?アトランティティーナが、
レオンくんは水の属性で、ハヤトくんは風の属性って言ってたけど、
テルくんっていう人は、何の属性なんだろうね。水と風ではないんだろうな。
っていうか、水と風、あと何の属性があるんだろうね(苦笑)
考えても分かんないし、聞けばいっか。
そうだ!アトランティーナに聞く前にハヤトくんに聞いてみようかな?
朝、メールの返信した後、またメール来てたっぽいしね。
返信ついでに聞いてみよう!
午前中は、来週から始まる語学研修の話が、あちこちで飛び交って、
なぜか、みんな浮足立って、どのチームも仕事にならなかったっぽい(苦笑)
まぁ、そうなるよね。それに今日は、金曜日で、
それでなくても浮かれやすいんだから。まだ11時を少し回ったくらいだけど、
このままフロアに居ても、みんな仕事にならなさそうだよなぁ・・・。
「みんな、少し早いけど、もうランチ行って来て良いよ。
それで、気持ち入れ替えて、午後からは、しっかり仕事してね」
「えっ、いいんですか?やったー!じゃ、ランチ行って来ます!っていうか、
レオンくんが来た時以来、みんなで行ってないから、
また、チームでランチ行きましょうよ」
「いいね」「うん、行こう、行こう」っていう声が上がってたけど、
私は、一緒に行く気になれなかったから、
「う~ん、私はちょっと用事があるから、みんなで行ってくれば?」
「え~っ、チーフは行かないんですか?」
「ごめん。私抜きで行っておいでよ」
「チーフ抜きじゃ・・・」
「チーフには、チーフの予定があるんですから、無理強いは良くないです。
行ける人だけで行けば良いじゃないですか。
みんなで一緒じゃなければいけないということはないんですから。
あっ、僕もパスで・・・。すみません」
さっすが、レオンくん!フォロー、ありがとう!っていうか、
何気に自分もパスしてるし(苦笑)今日は、ランチの時までチーフで居るのが
シンドイんだよね。ハヤトくんにメールもしたいし。
そもそも、誰かとランチに行くとかって、滅多にないからね、私。
ランチの時くらい、自由にさせてくれよって感じかな(苦笑)
「う~ん、分かりました。じゃ、行ける人だけで行こう。で、誰が行ける?」
って中川さんが言ったら、行けるのは、谷くんと三神くんだけだった(汗)
五十嵐さんもパスだったみたい。まぁ、そうなるよね。
早めにランチ行っても良いって言われからって、じゃ、みんなで行きましょうって
いうのも変な話だと思うし。
ってことで、私はサクッと済ませたかったから、立ち喰いそばに行って、
10分もかからないで、食事は完了。その後、ゆっくりお茶することにしたの。
お茶しながらハヤトくんにメールするんだ♪って、その前に
ハヤトくんからのメールを確認しなきゃね(笑)
「明日と明後日、2日間もアトランティーナに何、教わるの?」
ま、そう思うよね(汗)
「チャクラについて聞いたら、今度の休みにねって言われたから、
明日と明後日は、チャクラの勉強」
「チャクラかぁ・・・。それは大事だね。じゃ、また誘うわ」
「うん。ごめんね。ありがとう♪ところで、テルくんって知ってる?」
「テル?誰、それ?」
「たぶん、私の元守護天使だと思うんだけど。
ハヤトくんとレオンくんと一緒で」
「テル?・・・あ~、アイツかなぁ?でも、なんで?」
「来週からなんだけど、語学研修が始まるのね。
その講師がテルっていう人らしくて・・・。
手配した真田部長(サナト・クマラ)が、レオンくんに
テルって知ってったっけ?って聞いたら、ずいぶん会ってないけど
知ってるって言ってたから、ハヤトくんも知ってるんじゃないかなって
思ったから、聞いてみた」
「語学研修!?なんで、また語学研修なの?」
「海外進出を目論んでるんだよ、上が。それで、海外出張の時、
言葉が通じないと仕事にならないから、まずは英語を勉強するらしい」
「まずは、って何よ?」
「英語が出来るようになったら、スペイン語も勉強するんだって」
「だったら、レオンがいるんだから、レオンで良いじゃん」
「レオンくんは、職場の仲間だから、先生はお願い出来なかったんじゃない?
講師代とか、色々、大人の事情があるんだよ、きっと」
「なんか、面倒だね(笑)
でも、テルって、どんなヤツだったっけ?って感じだな」
「そうなんだぁ。テルくんの情報が欲しかったんだよね(汗)」
「悪い!役に立たなくて(涙)なんか、思い出したら、メールするわ。
じゃ、チャクラの勉強、しっかりね」
「ありがとう!」
ハヤトくんもあんまり分かんないんだなぁ。
レオンくんもよく分かんないみたいだったけど・・・。どんな人なんだろうね。
でも、私の元守護天使さんなんだから、悪い人ではないと思うし・・・。
大丈夫だよ、きっと。でも、帰ったらアトランティーナにも聞いてみよう。
テルくんかぁ・・・。元守護天使ってことは、彼も私の課題を
サポートするために来るんだよね。どんな人なのかなぁ・・・。
イケメンなのかな、やっぱり(笑)
いくら考えたところで、答えに辿り着けるワケでもなし。
会って、話してみなきゃ分かんないもんね。ただ、イメージだけは
しておこうかな?でも、どんなイメージするの?
それに、もう来ることは決まってるワケでし、何をイメージしたら良いのか、
分かんないよね。もう、いいや!きっと良い人。ステキな人。
それに、私が恋に落ちる相手になるかもしれないんだから、
余計なことは考えないでおいた方が良い気がする。あとは、流れに任せよう。
だって、恋は、気負ってするものじゃないし、ましてや頭で考えて
するものじゃないんだもんね。そう!心で感じてするもんなんだよ。
それには、頭は空っぽにして、リラックスして、
とにかく、自分の内側を愛で満たす。これに尽きるでしょっ!うん。
でも・・・なんかね、特に恋の予感があるワケでもなく・・・。
テルくんだっけ?彼もレオンくんやハヤトくんと同じで、
お友達?仲間?って感じがしちゃうんだよね(苦笑)
<次回へ続く>
お陰で今朝は、スッキリ!気持ち良く目覚められた。
しかも目覚まし鳴る前に起きられたし♪
今朝もアトランティーナは、ゆっくりだね。サッサと支度して、
ちょっと早めに会社に行こう。
だって、途中で何があるか分かんないもんね。
今朝も電車は座れて、ゆっくり出来そう。
座った途端、また眠気に襲われそうだけど、
チェリーとお話しできる唯一の時間だから、起きてたいよね。
「チェリー、おはよう」
「おはよう、ミウ。眠そうだけど、大丈夫?無理しなくて良いよ」
「ううん。無理してないよ。ありがとう、チェリー。
ね、今日、臨時部会やるって真田部長が言ってたんだけど、
どんな話なのか、チェリー、知ってる?」
「ううん。今回は、私も分からないの。
アトランティーナも知らないって言ってたでしょ?」
「うん。でも、ホントなのかなぁ?」
「今回は、アトランティーナも知らないみたい。
だから、なにか楽しそうだったもん」
「アトランティーナと話したの?」
「うん。昨夜、少しだけね」
「じゃ、私が寝た後だ」
「そう。アトランティーナからも臨時部会のこと、聞かれたの。
でも、アトランティーナが知らないことを
私が知っているはずないのにね(苦笑)」
「そんなことないんじゃない?アトランティーナは、
肉体を持ってる状態だから、エネルギー体のチェリーの方が
知ってることもあると思うよ」
「たぶん、アトランティーナもそう思って、私に聞いてきたんだと思う。
でも、私は、サナト・クマラとは、それほど親交が
あるわけじゃないからね(苦笑)」
「そうなんだぁ」
「うん。今、こうして私がミウやアトランティーナと
情報交換していることも知らないと思うし、
それ以前に私のことを知っているかどうかも分からないもの」
「そうなの!?」
「うん。だって、サナト・クマラは、アトラン国の人ではないから。
あっ、そもそも人ではないしね。彼は、金星に居た人で、
アトラン国に来たことがあるっていうだけだから」
「でも、その時、ドラゴンたちとも会ったんでしょ?」
「うん。ミウを通して紹介はされたけど、それだけだから」
「ふぅ~ん、そうだったんだ・・・」
「良い話だと良いね、今日の部会」
「うん。まぁ、悪い話ではないと思うよ。
あの人、存在感消してはいるけど、ちゃんと部のこと、
考えてくれてると思うし、仕事は、やりやすいから」
「じゃ、楽しみだね」
「う~ん。ま、そうだね(苦笑)」
「でも、どんな提案でもミウにとって、
悪いことは起きないから大丈夫だよ」
「うん。それは分かってるつもりなんだけど、また、面倒なことが増えたら、
イヤだなって。レオンくんをウチの部で引き取ることも結果的には、
私のためになったし、今では、レオンくんに会えて良かったのかなとも
思ってるしね」
「そうだね。でも、ミウの一番の関心は、
どんな人と恋をするのかってことでしょ?」
「そう!そうなんだよね。楽しみでもあるんだけど、
自分がどうなっちゃうのか、不安でもあるかな(苦笑)」
「どんなことでも最初から上手くいくことって少ないけど、
ミウならきっと乗り越えて、自分の糧にするから
不安になることなんてないと思うよ」
「チェリー、ありがとう。チェリーには、いっつも元気もらってるね」
「私だけじゃないでしょ。アトランティーナもそうなんじゃない?」
「そうだね。私は、本当に幸せ者だって思う。
周りに、いっぱい助けてくれて、元気をくれる存在がいて。
有り難いなって思ってるよ」
「でも、それはミウだからだよ。
天使や女神、アセンデッド・マスターだって、
人によってサポートの仕方は違うもの」
「そうなの!?」
「そうだよ!だって、いくらアドバイスしても変わろうとしない人には、
そのうちアドバイスもしなくなるもの。
聞かれれば答えるけど、それ以上のことは、してくれなくなるものだよ」
「へぇ~、そういうものなんだ」
「そういうものです。人間同士と違うのは、人間だとアドバイスしても
聞かない人のことは無視したり、ひどい時には陰で悪口を言ったり、
意地悪したりっていうことがあるかもしれないけど、
それはしないっていうことかな」
「まぁ、そうだよね(苦笑)」
「エネルギー体として、人のサポートをする存在は、
愛のエネルギーしか持たないからなんだけど、
愛は押しつけるものではないから、余計なことは言わないし、
しないよね。だから、聞かれるまでは何も言わない。
たとえ、それをした後に大変なことになったとしてもね。
それもまた、成長に必要な経験だから。でも、事前に相談されたら、
もっと良い方法があることとか、別の選択肢を提案したりはするけど」
「なんか、地味にひどいね(汗)」
「ひどいかなぁ?だって、人は自分が疑問に思ったこと以外は聞かないし、
覚えないからね。それに多くの人は、大人になればなるほど、
疑問に思わなくなるみたいだよ。だから、ミウはスゴイんだよ。
だって、どんなことでも疑問に思うでしょ?
それで、その疑問を素直に質問するじゃない?これって、一つの才能なんだよ。
ミウ自身は気づいていないかもしれないけど。
そういうところ、変わらないで欲しいなって思う。
たぶん、アトランティーナもそう思っていると思うよ」
「そうなんだぁ。それも才能なんだね。前にアトランティーナと才能について
話したことがあるけど、才能って、色々なものがあるんだなって
ビックリしたんだ。本人は、気づいていない才能が結構あるんだなって。
だって、『えっ、そんなことが才能なの!?』っていうこと、結構あるもんね。
今、チェリーが話してくれた、私の才能もそう。私にとっては、
至極当たり前のことなのに、それが才能だなんて、ビックリだもん」
「才能って、意外と本人は気がつかないものなのかもしれないね。
だから、自分にとっての普通とか、当たり前を疑ってみると
見えてくるのかもしれないよ」
「なるほどね。今度、自分には才能なんてないですって言う人がいたら、
あなたにとっての普通とか、当たり前を疑ってみると良いよって言ってみるね」
「うん。それ、すごく良いと思う!」
「ありがとう、チェリー!今日も、めっちゃ勉強になった」
「どういたしまして。あっ、そろそろだね。
じゃ、今日も良い日にしようね、ミウ」
「うん。ありがとう、チェリー」
アトランティーナとの会話も勉強になるけど、チェリーとの会話も
本当に勉強になる。何気ない日常的な中に色々なことがあるんだなって
気づくキッカケをくれるよね。
私の周りには、本当に愛情たっぷりで、ハートがあったかい存在が
たくさん居てくれる気がする。本当に有り難い。感謝、感謝だよ。
そういえば、チェリーと話してる時、メールが来たような気がするんだよなぁ。
あっ、やっぱり来てた。ハヤトくんからだ!ん?明日か明後日、デートしよう?
そっか、今日は金曜日だからね。会社がお休みの時、
デートしようって言ってたけど、本気だったんだ(笑)
でも、明日と明後日は、先約ありなんだよね。
だって、アトランティーナにチャクラのこと、教えてもらうんだもん。
返信しとこう。
<明日と明後日は、アトランティーナに教えてもらうことがあるから
無理です。またね♪>
これで良し!じゃ、会社に行きますか。
フロアに着くと、ほとんどの人が席にいた。私もいつもより早めに来たし、
このくらいの時間だと、普段なら、まばらなんだけど、みんな真面目だね。
ま、それだけ、臨時部会の内容が気になるんだとは思うけど。
私も気になってるしね(苦笑)
「おはよう!みんな、早いね」
「おはようございます!チーフ、臨時部会、何だと思います?」
「さぁ?全く、見当もつかないよね」
「なんか、ウチの部に関係があるような気がするんですよ」
「えっ、どういうこと?」
「ほら、ウチの部って海外進出に向けての準備中っていうか、
そういうところ、あるじゃないですか?でも、実際には何も変わってないし、
そろそろ何か、動かそうとしてるんじゃないかなって」
「なるほどね・・・。それ、あるかもしれないね」
「ですよね。ね、レオンくん、何か聞いてる?」
「いいえ、僕は何も聞いていません」
「皆さん、おはようございます!え~、そんなに時間は取らないので、
安心してください。先日、海外進出を踏まえて、龍崎くんを迎えました。
取り急ぎ、海外出張などがすぐにあるということではないとお話ししましたが、
局長から、せっかく海外に向けて、少しずつでも動いているのなら、
視察を兼ねて、海外出張しても良いのではないかというお話を頂きました。
しかし、語学が出来るのは、今のところ龍崎くんくらいですよね?
言葉が通じないところでの視察では、思うような収穫も得られないと
思いますので、来週から語学研修を始めようと思います。
週に一度、水曜日に講師に来て頂いて、お昼休みに食事しながら
会議室で行います。講師へのお礼は、局費から出してもらうことを
局長に了承して頂いています。
久遠チームは、全員参加でお願いします。他のチームの方は、
任意でと思っていますので、参加したいという方は、申し込み用紙を
お渡ししますので、私のところまで来てください。
一応、参加人数と誰が参加しているのか、局長に報告する必要があるので、
よろしくお願いします。
語学は、一度や二度、参加したくらいでは、何の収穫も得られないので、
参加される方は、長期での参加をお願いします。
久遠チームの中で、研修に参加したくないという方も私のところまで
来てください。その場合は、チームを編成しなおします。以上です。
何か質問はありますか?
なければ、臨時部会は終了です。お時間を頂戴しまして、ありがとうございます」
ひぇ~、語学研修ですか!?まぁ、語学は、仕事以外でも必要なことがあるから、
それを会社のお金で勉強させてくれるっていうんだから、
有り難いといえば、有り難い話だけどね。
それにしても、このチームで、参加したくないっていう人、いるのかな?
「ねぇ、みんな!語学研修に参加したくないっていう人、いる?
正直に答えてくれて構わないから」
「えっ、いないでしょ!?」
谷くん、三神くん、中川さん、五十嵐さんは、前のめり気味だったけど、
レオンくんは微妙な感じ(苦笑)そりゃそうだよね。だって、レオンくんは、
語学研修なんてしなくても、しゃべれるんだから。
講師だって、やりづらいだろうと思うし。
「じゃ、全員参加で大丈夫だね?」
「はい!大丈夫です!っていうか、講師って外国人ですかね?」
「どうなんだろうね?レオンくん、真田部長から何か聞いてる?」
「いいえ。この話は、僕も初耳でした。
講師、僕でも良かったんじゃないかなって、少し思ってしまいました」
「確かに!」
って、チームのメンバーは言ってたけど、それは、違うよなって思った。
「いや、レオンくんは、このチームのメンバーだから講師はダメでしょ。
だって、レオンくんが講師だったら、みんな甘えちゃって、覚えないと思うよ。
そうじゃない?」
「あ~、それは・・・言えてるかも(苦笑)」
「ここは、厳しい先生に来てもらって、しっかり身につけないとね。
せっかく、お昼休み潰して勉強するんだから!」
「うわっ、チーフ、めっちゃやる気ですね」
「そりゃそうでしょ!だって、海外出張が控えてるっぽいじゃない。
旅行で行くんじゃなくて、仕事で行くワケだから、言葉は必要だよ、絶対!」
「確かにそうですね。言葉が分からなかったら、
せっかく行っても何も得られないですもんね」
「そう!視察どころじゃないから!みんな、気合い入れて、勉強しようね!」
「はい!」
と、チームメンバーに気合を入れたところで、真田部長が来た。っていうか、
様子を見てて、ちょうど良いところで声を掛けてきたって感じよね(苦笑)
「久遠チーム、頼もしいですね!このチームで、
語学研修に参加したくないという方は、いらっしゃいませんか?」
「私が聞いたところでは、いませんでしたけど・・・。
もし、私に言いづらい人がいたら、直接、真田部長に言ってね」
「いや、このチームには、いないでしょ!」
「そういうのがプレッシャーになるからね。無理強いはしたくないし、
辛いって思いながら仕事して欲しくないから、遠慮はいらないからね。
自分のことは、自分で決めてね」
「久遠チーフの、そういうスタイル、良いですよね。
久遠チーフも、こうおっしゃってるので、外れたい方は、早めに僕のところまで
来てくださいね。仮に外れたとしても、その後、この部に居づらくなるような
ことはしないので、安心してください」
「部長もこうおっしゃってくださってるから、ちゃんと自分で考えて
答えを出してね。あっ、ところで部長、語学研修っていうのは、
やっぱり英語ですよね?」
「はい、まずは英語と考えています」
「まずは英語ということは、他の言語もそのうちってことですか?」
「はい。まずは、世界の公用語である英語をマスターして頂いて、
それがある程度、出来るようになったら、スペイン語と考えています。
英語の次にスペイン語はスタンダードな言語ですからね」
「あっ・・・そうですか。なんか、先は長いですね(苦笑)」
「そうでしょうか?新しい言語を身につけることは、文字通り世界が
広がりますし、楽しいことですよ」
「そうなんでしょうね(苦笑)色々とご配慮頂き、ありがとうございます。
言葉も出来ないまま、海外出張なんて言われても経費を無駄に
しちゃいますからね(汗)」
「久遠チーフは、現実的ですね(笑)でも、まさしくその通りなんですよ。
私もたまに様子を見に行かせて頂きますので、来週の水曜日からお願いしますね」
「はい。あっ、ところで、レオンくんは、勉強する必要がないと思うんですが、
やっぱり参加した方が良いんでしょうか?」
「あっ、その件については、後で龍崎くんにお願いするつもりだったんですが、
講師のサポートとして、参加してもらえたらと思っています。
龍崎くん、いかがですか?」
「はい、分かりました。勉強する、しないに関わらず、
皆さんの語学力の程度を知っておきたかったので、参加するつもりではいました。
講師のサポートでしたら、より参加しやすいので、良かったです。
お気遣い頂き、ありがとうございます」
「それは良かった。じゃ、龍崎くん、よろしくお願いします」
「はい」
「あっ、部長、もう一つだけ質問、よろしいでしょうか?」
「はい、どうぞ」
「講師の方は、語学学校からお呼びするんですか?」
「いいえ。私の知人にお願いしました。海外で一緒に仕事をしたことが
ある人間なんですが、まだ若いのに、優秀な人材なんです。
語学教室で、教えた経験もあるので、教え方も上手だと思います。
気さくな人柄なので、分からないことがあった時は、
遠慮せずにガンガンぶつかっていっても大丈夫ですよ。
分からないことをそのままにしておくのは良くないですからね」
「はい、ありがとうございます。部長の知人ということは、
レオンくんも知っている人ですか?」
「レオンは、どうかなぁ?レオン、テルのこと、知ってったっけ?」
「テル?・・・あ~、知っています。でも、ずいぶん会ってないですね」
「久遠チーフ、知っているみたいですよ」
「そうみたいですね(笑)
ということは、年齢的には、レオンくんくらいってことですか?」
「まぁ・・・そのくらいですかね?年長者ではないので、フランクな感じで、
授業を進めてくれると思います。その方が良いですもんね」
「そうですね。楽しみながらの方が身につくと思います。
ご手配頂き、ありがとうございます。しっかり勉強して、
まずは英語を使えるようになりたいと思います」
「お仕事で忙しいとは思いますが、よろしくお願いします」
講師に関する情報を出来るだけ引き出したお陰で、チームのメンバーも
テンションが上がったみたい。同年代に近いくらいの人が教えてくれた方が、
肩に力が入らなくて、上達しやすいもんね。
「チーフ、情報、引き出してくれて、ありがとうございます。
講師の方、同年代っぽいですね。良かったぁ。学校の先生みたいな人だったら、
ちょっとなぁって思ってたので、安心しました」
「真田部長が探してきた人だから、堅苦しい感じの人ではないと思ったけど、
情報は多い方が良いもんね」
「まさに!その通りです!それにレオンくんも参加するんだよね?」
「はい、僕もチームのメンバーなので・・・。あと、部長も・・・」
「あっ、そっか。さっき部長が講師のサポートをレオンくんに
お願いしてたっけ(苦笑)心強いね。レオン先生、よろしくお願いします!」
「いや、僕は先生ではないので・・・。テルのやり方があると思うし・・・。
もし、分からないことがあって、テルだけじゃ間に合わない時だけ、
僕に聞いてください。基本的には、講師に聞いてくださいね」
「うん!そうだよね。そうじゃなきゃ、講師の人の立場、なくなっちゃうもんね。
それで、レオンくんが来づらくなっちゃっても困るし」
「はいはい。じゃ、来週の水曜日から始まるから、忘れないようにしようね。
で、今は仕事してください。午前中、あと少ししか残ってないけどね」
「は~い、チーフ!仕事しま~す!」
はぁ~。レオンくんが知ってるってことは、また元守護天使の登場ってことよね。
テルって言ってたね。どんな感じなんだろう?アトランティティーナが、
レオンくんは水の属性で、ハヤトくんは風の属性って言ってたけど、
テルくんっていう人は、何の属性なんだろうね。水と風ではないんだろうな。
っていうか、水と風、あと何の属性があるんだろうね(苦笑)
考えても分かんないし、聞けばいっか。
そうだ!アトランティーナに聞く前にハヤトくんに聞いてみようかな?
朝、メールの返信した後、またメール来てたっぽいしね。
返信ついでに聞いてみよう!
午前中は、来週から始まる語学研修の話が、あちこちで飛び交って、
なぜか、みんな浮足立って、どのチームも仕事にならなかったっぽい(苦笑)
まぁ、そうなるよね。それに今日は、金曜日で、
それでなくても浮かれやすいんだから。まだ11時を少し回ったくらいだけど、
このままフロアに居ても、みんな仕事にならなさそうだよなぁ・・・。
「みんな、少し早いけど、もうランチ行って来て良いよ。
それで、気持ち入れ替えて、午後からは、しっかり仕事してね」
「えっ、いいんですか?やったー!じゃ、ランチ行って来ます!っていうか、
レオンくんが来た時以来、みんなで行ってないから、
また、チームでランチ行きましょうよ」
「いいね」「うん、行こう、行こう」っていう声が上がってたけど、
私は、一緒に行く気になれなかったから、
「う~ん、私はちょっと用事があるから、みんなで行ってくれば?」
「え~っ、チーフは行かないんですか?」
「ごめん。私抜きで行っておいでよ」
「チーフ抜きじゃ・・・」
「チーフには、チーフの予定があるんですから、無理強いは良くないです。
行ける人だけで行けば良いじゃないですか。
みんなで一緒じゃなければいけないということはないんですから。
あっ、僕もパスで・・・。すみません」
さっすが、レオンくん!フォロー、ありがとう!っていうか、
何気に自分もパスしてるし(苦笑)今日は、ランチの時までチーフで居るのが
シンドイんだよね。ハヤトくんにメールもしたいし。
そもそも、誰かとランチに行くとかって、滅多にないからね、私。
ランチの時くらい、自由にさせてくれよって感じかな(苦笑)
「う~ん、分かりました。じゃ、行ける人だけで行こう。で、誰が行ける?」
って中川さんが言ったら、行けるのは、谷くんと三神くんだけだった(汗)
五十嵐さんもパスだったみたい。まぁ、そうなるよね。
早めにランチ行っても良いって言われからって、じゃ、みんなで行きましょうって
いうのも変な話だと思うし。
ってことで、私はサクッと済ませたかったから、立ち喰いそばに行って、
10分もかからないで、食事は完了。その後、ゆっくりお茶することにしたの。
お茶しながらハヤトくんにメールするんだ♪って、その前に
ハヤトくんからのメールを確認しなきゃね(笑)
「明日と明後日、2日間もアトランティーナに何、教わるの?」
ま、そう思うよね(汗)
「チャクラについて聞いたら、今度の休みにねって言われたから、
明日と明後日は、チャクラの勉強」
「チャクラかぁ・・・。それは大事だね。じゃ、また誘うわ」
「うん。ごめんね。ありがとう♪ところで、テルくんって知ってる?」
「テル?誰、それ?」
「たぶん、私の元守護天使だと思うんだけど。
ハヤトくんとレオンくんと一緒で」
「テル?・・・あ~、アイツかなぁ?でも、なんで?」
「来週からなんだけど、語学研修が始まるのね。
その講師がテルっていう人らしくて・・・。
手配した真田部長(サナト・クマラ)が、レオンくんに
テルって知ってったっけ?って聞いたら、ずいぶん会ってないけど
知ってるって言ってたから、ハヤトくんも知ってるんじゃないかなって
思ったから、聞いてみた」
「語学研修!?なんで、また語学研修なの?」
「海外進出を目論んでるんだよ、上が。それで、海外出張の時、
言葉が通じないと仕事にならないから、まずは英語を勉強するらしい」
「まずは、って何よ?」
「英語が出来るようになったら、スペイン語も勉強するんだって」
「だったら、レオンがいるんだから、レオンで良いじゃん」
「レオンくんは、職場の仲間だから、先生はお願い出来なかったんじゃない?
講師代とか、色々、大人の事情があるんだよ、きっと」
「なんか、面倒だね(笑)
でも、テルって、どんなヤツだったっけ?って感じだな」
「そうなんだぁ。テルくんの情報が欲しかったんだよね(汗)」
「悪い!役に立たなくて(涙)なんか、思い出したら、メールするわ。
じゃ、チャクラの勉強、しっかりね」
「ありがとう!」
ハヤトくんもあんまり分かんないんだなぁ。
レオンくんもよく分かんないみたいだったけど・・・。どんな人なんだろうね。
でも、私の元守護天使さんなんだから、悪い人ではないと思うし・・・。
大丈夫だよ、きっと。でも、帰ったらアトランティーナにも聞いてみよう。
テルくんかぁ・・・。元守護天使ってことは、彼も私の課題を
サポートするために来るんだよね。どんな人なのかなぁ・・・。
イケメンなのかな、やっぱり(笑)
いくら考えたところで、答えに辿り着けるワケでもなし。
会って、話してみなきゃ分かんないもんね。ただ、イメージだけは
しておこうかな?でも、どんなイメージするの?
それに、もう来ることは決まってるワケでし、何をイメージしたら良いのか、
分かんないよね。もう、いいや!きっと良い人。ステキな人。
それに、私が恋に落ちる相手になるかもしれないんだから、
余計なことは考えないでおいた方が良い気がする。あとは、流れに任せよう。
だって、恋は、気負ってするものじゃないし、ましてや頭で考えて
するものじゃないんだもんね。そう!心で感じてするもんなんだよ。
それには、頭は空っぽにして、リラックスして、
とにかく、自分の内側を愛で満たす。これに尽きるでしょっ!うん。
でも・・・なんかね、特に恋の予感があるワケでもなく・・・。
テルくんだっけ?彼もレオンくんやハヤトくんと同じで、
お友達?仲間?って感じがしちゃうんだよね(苦笑)
<次回へ続く>
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