ドラゴンレディーの目覚め

莉絵流

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絶対的な信頼

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不思議なんだよね。アトランティーナと一緒に居ると、
いつまでもお喋りしていられるの。
っていうか、ずっとお喋りしてても飽きないんだよね。
確かにお喋りするのは好きなんだけど、こんなに一緒に居て、
いつもお喋りしてるのに飽きない人って、初めてかもしれない。
だって、アトランティーナが肉体を持つ前から、ずっと毎日、
お喋りしてたんだもんね。

それはきっと、アトランティーナとのお喋りは、ただのお喋りじゃないから
なんだろうなって思う。何気ない雑談でも、その中には、たくさん大切なことが
含まれていて、楽しく、心豊かに生きていくためのエッセンスが
溢れてるからなんだと思う。だから、話せば話すほど、発見もあるし、
勉強にもなるってことが、私の無意識の領域が知ってるから、
お喋りが止まらなくなるんだと思うんだ。こんな人が傍に居てくれるなんて、
私は、本当にラッキーだなって思うし、傍に居てくれるアトランティーナに
感謝しなきゃとも思う。

そして、これからは、遂に第7チャクラのレッスン。
チャクラの締めくくりだし、その後には、また、アトランティーナと一緒に
石を探せる!もう、これは、楽しみしかないでしょ!

「ミウ、そろそろ始める?今回は、私がハーブティーを淹れてみました(笑)」

「あっ、また、バラの蕾?とっても良い香り。なんか、またプリンセス気分を
満喫できそうだね。ありがとう!」

「喜んでもらえて、良かったわ。いつもミウにコーヒーを淹れて
もらってるから、最後くらいは、私がハーブティーを淹れようかなって、
ずっと思っていたのよ」

「そうだったんだ!教えてもらう上にお茶まで用意して頂いて・・・。
感激至極です」

「なによ、それ(笑)じゃ、始めるわね」

「はい!お願いします」

「遂に、チャクラレッスンも今回が最後、第7チャクラを勉強します。
第7チャクラよりも上に位置するチャクラはあるんだけど、
まぁ、第7チャクラまでを把握していれば、問題ないかなと思います。
では、始めますね。

第7チャクラは、頭頂部にあります。なので、王冠みたいでしょ?
だから、クラウン・チャクラとも呼ばれています。
第7チャクラは、霊性のチャクラで、天界や宇宙と繋がる場所なの。

ワンネスの話をしたでしょ?あのワンネスの意識、私たちは、本来一つであり、
繋がっているということを思い出させてくれる場所でもあります。

そして、第7チャクラのバランスが取れていると健康に対する心配や不安が
なくなるし、自分に無理をさせて頑張らないとダメになるという焦燥感や
未来に対する心配も無くなって、全ては上手く行くと信じられるように
なります。人生において、悪いことは起こらないということも自然と
理解できるようになるから、進んで行く道を委ねることも出来るようになるの。

つまり、いつもリラックスした状態で、毎日を過ごせるようになるのね。
宇宙に対しても、自分に対しても絶対的な信頼を持つことが出来るように
なるっていうことね。

あとは、過去生も第7チャクラと関係しているの。過去生の記憶がない人が
ほとんどなんだけど、スピリット、つまり、魂には、その記憶が残っています。
ミウにも魂の課題があるでしょ?でも、魂の課題があるのは、
ミウだけじゃなくて、今、生きている人、全てにあるの。

その課題をクリアするために過去生で関わった人に現世で出会うことがあるし、
過去生と関連が深い場所に行くこともある。そんな時、初めて会ったのに
何かを感じたり、初めて行った場所なのに、心が動かされることがあるの。
その感覚を呼び起こしてくれるのが、第7チャクラなのね。

第7チャクラは、個人的なことではなくて、もっと広い視野で考えることを
促してくれるチャクラでもあるの。自分だけの幸せを追求するのではなく、
多くの人の喜びや幸せについて、思いを馳せたり、永続的かつ必要な影響を
地球に残したいと思うようになったりね。

ミウもそうじゃない?ハッピー・タイフーンの目になって、
周りに居る人たち、みんながハッピーになって欲しいって願っているでしょ?
それは、第7チャクラのバランスが取れているという証ね。

努力をすることは素晴らしいこと。でも、自分が頑張らなければ、
何も成し遂げることは出来ないという考え方で、ガムシャラになって、
自分に無理をさせることがあっても、人を傷つけることがあっても
仕方がないという考え方は、第7チャクラが閉じてしまっている時に
起こることなの。

でも、宇宙には流れがあって、その流れを無視することは出来ないの。
その宇宙から導かれる流れを信頼して、いつでも穏やかな心で、
自分にも他の人にも優しく、思いやりの気持ちを持って接することが出来る時、
第7チャクラはもちろんのこと、他の6つのチャクラもバランスが取れている
と言えるのよ。第1~6チャクラのバランスが取れると第7チャクラは
自然とバランスが取れるように出来ているから。

最後に、第7チャクラに対応する色は、頭頂部に近い方から上に向かって、
紫、ゴールド、白と言われているわ。
対応するアロマは、ジャスミン、サンダルウッド、フランキンセンスなんだけど、
特にフランキンセンスは、第1チャクラと第7チャクラを繋げる重要なアロマね。

フランキンセンスは、乳香という香木なんだけど、ヨーロッパの教会で焚かれて
いる香木なの。ミウもヨーロッパに行ったことがあるでしょ?
香り、覚えているかしら?

宗教を勧めるわけではないけど、キリスト教は、イエスが神の命を受け、
人として生まれ、様々な奇跡と学びを人々にもたらして、また、天に戻る
というものでしょ?第1チャクラから第7チャクラまでの流れを体現して
いるわよね?

イエスが生まれた時、東方の三賢人が貢物を捧げた時に、黄金、没薬、
乳香の中からイエスが乳香を選んだから、乳香を焚いているのだと思うけど、
もしかしたら、イエスは、フランキンセンスの香りが、第1~7チャクラを
繋げることを知っていて、乳香を選んだのかもしれないわね。
ま、これは、私の単なる想像?願望?かもしれないけど(笑)

対応する石は、紫や白、透明の石が対応しているの。
アメジスト、ダイヤモンド、クリスタル、そして、ハーキマーダイヤモンド
といったところかしら。

これで、第7チャクラは以上だけど、何か質問はある?」

「質問じゃないんだけど、ヨーロッパに行った時、必ず、どこの国に行っても
教会に行くんだけど、あの香りのお陰で、教会に入ると、
それまで身体に入っていた力が一瞬でスコーンって抜けて、すっごく楽になって、
気持ち良くなるんだよね。それで、北海道の函館に教会がたくさんあって、
その中の1つに入った時にも同じ香りがして、教会の人に聞いたら、
乳香だって教えてもらって、その教会に売ってたから買って来たの。
アトランティーナに出会う前、たまに焚いてたよ。
たぶん、今も家にあると思う。後で焚いてみても良い?」

「ええ、もちろんよ!お家に乳香があるなんて、ステキね。
ぜひ、焚きましょう!」

「うん」

「それで、第7チャクラのレッスンはどうだった?」

「・・・やっぱり、って言っちゃダメな気もするけど、楽だったし、
簡単に感じたかも」

「そうよね。私と出会った時点で、過去生と向き合わざるを得なかった
ものね(苦笑)そして、課題も思い出さざるを得なかったし、
第7チャクラは必須だったわよね。だから、他のチャクラも半ば強制的に
バランスを取る形になっていたものね」

「そうみたいだね(汗)でも、その割には、第1~3チャクラは、
結構、しんどかったけどね(苦笑)」

「それだけ、ミウが自分を大切にしてこなかったということなのよ。
身体はウソをつけないってことね」

「あっちゃあ!こうやって、バレちゃうんだね(苦笑)」

「でも、勉強してからは、第1~3チャクラで、しんどいことは
起こっていないでしょ?」

「とりあえずは・・・大丈夫かな?」

「ミウが知らない間に、色々なことを学んだり、チャレンジしたりしながら、
チャクラを整えていたということよ」

「だから、アトランティーナからチャクラのレッスンのことを
言わなかったんだね」

「そうね。チャクラのことを知らなくても、私が話したことを実践して、
たくさん乗り越えてきたミウなら、自然と整えることも出来るし、
何か不具合や不調があった時には話してくれるから、その都度、
整えることが出来るからね」

「そういうことなんだね。でも、チャクラのこと、教えてくれてありがとう!
まだ、完全に理解したワケじゃないけど、自分で不具合や不調を感じた時の
チェックポイントを知ることが出来たのは、大きいと思う」

「そうね。ミウなら、得意分野の分析力で、チェックポイントが分かれば、
自分で解決法も見つけることが出来るものね」

「えへっ、そうだね」

「じゃ、少し休んだら、第1~7チャクラについて、もう一度、
簡単に振り返っておきましょうね」

「うん、そうしてくれると助かります」

「では・・・ブレイクタイムとしましょうか」

「やったー!じゃ、今度は、私がコーヒー淹れるね」

「お願いします」


<次回へ続く>
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