ドラゴンレディーの目覚め

莉絵流

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魔法の習慣化

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いつも以上に賑やかな夕飯を済ませて、
今は、まったりコーヒーブレイク中。食事中もずっと星の話で
盛り上がったんだけど、まだ足りない(笑)ホント、星って面白い!
こんなに自分が食いつくとは、思ってもみなかったんだよね(汗)

アトラン国に居た頃は、私の方がアトランティーナより詳しかったって、
チェリーが言ってたけど、なんか、分かる気がする。

「ミウが淹れてくれるコーヒー、本当に美味しいわね」

「ありがとう。アトランティーナが作ってくれるココアも美味しいよ」

「ふふふ、ありがとう。それより、ミウ、星のこと、
ずいぶん、気に入ったみたいね」

「うん!思ってた以上だった。自分でも、こんなに食いつくなんて、
想像してなかったから、ビックリしてる(笑)チェリーがね、アトラン国に
居た頃は、アトランティーナより私の方が星に関しては詳しかったって
言ってたんだけど、なんとなく分かる気がした」

「そうよ!アトラン国に居た頃は、星の動きから、これからどんなことが
起こり得るのかをミウに聞いていたのよ!そうだ!忘れていたわ(笑)」

「アトランティーナでも忘れることがあるんだね(笑)」

「今の私は、人間なので(笑)」

「明日は、惑星について話を進めていくんだよね?」

「そうよ。でも、惑星だけじゃなくて、ちゃんと星座と絡めて話を進めて
いくつもりよ。だから、先に12星座の勉強をしたの。占星術において、
12星座を知ることは、とても重要なことだから。もちろん、惑星も
重要なんだけど、12星座のことが分からないと何も始まらないのよ」

「へぇ~、そういうものなんだ」

「そうよ。12星座を知って、惑星を知って、ハウスを知って、
形成する角度を知って・・・という感じかしらね。
今回は、ハウスと角度の話はしないけど」

「え~っ、そう言われると、なんか気になるね、ハウスと角度も(苦笑)」

「そうねぇ・・・。時間的に余裕があったら、ハウスと角度の種類くらいは
話しても良いかもしれないわね」

「やった~!じゃ、私がサクサク理解していけば良いんだよね?」

「まぁ、そうだけど・・・。惑星のこと、惑星と絡めた星座のことを
まずは、しっかりと理解して欲しいから、そんなにサクサク進めるつもりは
ないけどね(笑)」

「確かにそうだよね(苦笑)中途半端になっちゃったら、
せっかく勉強したのに、意味なくなっちゃうもんね」

「あとね、ミウのパーソナル・プラネットと弦夜のパーソナル・プラネットに
ついても少し解説をしたいと思っているの。それで、時間に余裕があったら、
レオンの分もね。それより、ハウスや角度の方が、興味があるっていうのなら、
そうするけど、どうする?」

「えっ、そうなの!?だったら、私と藤崎さんとレオンくんの解説の方が
興味ある!じゃ、ハウスを角度は、またの機会ってことにして」

「あははは、ミウは正直で良いわ。じゃ、そうしましょう。
じゃ、今夜も早めに休みましょうね。明日も今日みたいに早めに起きて
始めたいし、今日も、頭使って、少し疲れたでしょ?明日に疲れを
残さないために、ゆっくり心と身体、そして、頭を休めてね」

「うん、そうする。じゃ、そろそろ寝る準備しよっか」

「ええ。おやすみなさい、ミウ」

「おやすみなさい、アトランティーナ」

まだ、10時前だったけど、今夜は、早めにお開きにした。
正直、頭の中が整理できてないんだよね。アトランティーナには
言わなかったけど(苦笑)

でもね、ゆっくり眠ることで、寝てる間に、私の中で、整理してくれる
ような気がするんだ。私が意識できる部分より、意識できない部分の方が
大きいでしょ?その意識できない部分にお願いして寝れば、寝てる間に
仕事してくれるって信じてるから。

ベッドに横になって、あとは、深い呼吸を意識しながら、全身の力を抜いて、
頭の中も心の中も空っぽにして、あとは寝ることだけに集中っと。

あっ、そうだ!今夜も大天使メタトロンにお願いしておこう。
そうすれば、また明日も今日と同じくらいに、スッキリ目覚められるはず!
それと、私自身に今日、手に入れた情報の整理もお願いしておこう!
寝る前にやることがいっぱいあるね(笑)でも、こういう作業?は、
結構、楽しいかも♪

「ふわぁ~。今、何時なんだろう?いっぱい寝た気がするから、
もしかして、寝坊した!?」

慌てて時計を見たら、まだ8時だった!昨日より1時間も早いのに、
昨日よりスッキリしてる気がするから不思議。それに、昨夜もまた、
目覚ましセットするの、忘れてたし(汗)大天使メタトロン、スゴイね。
これから毎日、お願いしてから寝るようにしようっと。

星座のことは、ちゃんと整理されたのかなぁ?これは、アトランティーナとの
レッスンが始まってから確認すれば良いかな?

寝室を出たけど、今朝はアトランティーナは、まだいない。私の方が
早かったみたい。ちょっと嬉しいかも。歯磨いて、顔洗って、着替えて、
朝ご飯の準備、今日は、私がしようかな。って思ってたら、洗面所から
アトランティーナが来た。

「おはよう、ミウ。今朝は、昨日よりも早いのね。眠れなかったの?」

「ううん。その逆。寝る前に大天使メタトロンにお願いして、起こして
もらったんだけど、時間の指定は今日ぐらいって感じだったんだけど、
昨日より早く起きた方が良かったんだね、きっと。

なんかね、いっぱい寝た気がしたから、寝坊したのかと思っちゃったくらい、
ぐっすり、よく眠れたよ。

あとね、寝てる間に、昨日、得た情報の整理もお願いしたの。
正直、頭の中がグチャグチャだったから(苦笑)でも、私が、色々考えるより、
私が意識できない領域にお願いした方が早い気がしたからね。
その確認は、まだしてないんだけど、アトランティーナとのレッスンが
始まってからで良いかなって思って」

「ミウも自分のことを信じられるようになったということね。良いことだわ。
今日のレッスン、楽しみね」

「うん!でも、アトランティーナの方が早かったんだね。寝室から出たら、
アトランティーナがいなかったから、今日は私の方が早かったのかなって、
ちょっと嬉しかったのにな」

「なんで、私より早く起きると嬉しいの?」

「よく分かんない(笑)でも、私の方が先に起きて、朝ご飯の準備とか
したかったなって思ったの。だって、アトランティーナに色々なこと、
教えて貰ってるのに、私、全然、恩返し出来てないでしょ?だからなのかな。
少しでも恩返しが出来る!って思って、嬉しかったのかも」

「ミウ、ありがとう。その気持ちが私は嬉しいし、今、ミウのこと、
ギュッて抱きしめたい気分よ」

「じゃ、ギュッてしよ!」

久しぶりにアトランティーナとギュッとしたら、涙が出てきた。
何の涙なのか分かんないんだけど、なんか、こう、胸の真ん中っていうか、
ハートがいっぱいになって、ハートに入り切れなくなった分が溢れ出た
感じなのかな。よく分かんないけど、イヤな涙じゃなくて、嬉しいっていうか、
満たされた感がハンパなくて、気持ちが良い涙だった。

「ミウ、なんで泣いているの?」

「なんか、胸の真ん中っていうか、ハートがあったかくなって、
いっぱいになって、ハートに収まり切らないものが、溢れ出た感じなの。
なんか、幸せの涙っていうか、そんな感じ。

アトランティーナのこと、大好きで、ずっと一緒に居たくて、今、こうして、
一緒に居て、同じ時間を過ごせてることが、とっても嬉しくて、有り難くて、
幸せで、大切だなって感じてる。そういう涙」

「そう。アトラン国で、自分たちの意思に反して離れてしまったから、
今、そう感じるのかもしれないわね。私もミウとこうして一緒に居ることが
出来て、嬉しいし、幸せだし、この時間がとても愛おしいし、大切よ」

「ありがとう、アトランティーナ。これからもずっと一緒に居てね」

「ええ。ずっと一緒にいましょうね」

しばし、二人で抱き合ったまま、動けなくなっちゃった。
でも、とっても気持ちが良くて、ハグって習慣にすると良いのかもしれないって
思った。これからは、アトランティーナとのハグを習慣にしたいな。

「ね、アトランティーナ。ハグするの、習慣にしようよ」

「いいわよ。でも、突然、どうしたの?」

「なんか、こうして、アトランティーナとギュッてしてると、
ハートが満たされていく気がするの。今、自分がどれだけ幸せなのかを
実感できるっていうのかなぁ。そういう実感できること、
幸せを実感する儀式みたいなのがあっても良いかなって(笑)」

「そうね。ハグは魔法なのよ」

「魔法?」

「そう、魔法。普段も感じているかもしれないことを思い出させて
くれる魔法なの。ミウが言った、幸せを実感する儀式って、
すごく良い命名だと思う。その通りだから」

「じゃ、これから、毎日ハグしよう!」

「はいはい、じゃあ、毎日ハグしましょうね」
「うん!」

それから二人で、朝ご飯の準備をして、サクサクッと済ませたの。
今日中に惑星の話を終わらせたいし、私と藤崎さん、レオンくんが
持ってる星についても話を聞きたかったからね。

「ふぅ~、軽めに食べたつもりだったけど、結構、お腹いっぱいかも(汗)」

「そう?そんなに食べていないと思うけど?きっと、これから勉強すると
思ったら、胸がいっぱいになっちゃったのかもしれないわね(笑)
じゃ、30分くらい休憩したら、惑星の話を始めましょうね」

「うん!じゃ、またキッチンタイマーで、30分セットしておくね」

「ええ、ありがとう、ミウ。そうしてちょうだい。じゃないと、
いつまでもお喋りタイムが続いちゃうものね(笑)」

「そうそう(笑)アトランティーナとだと幾ら話しても飽きることが
ないからね。どんなに話しても楽しいから、つい、時間、忘れちゃう。
キッチンタイマーでセットするって、良いアイデアだよね。
さっすが、アトランティーナ!」

「何もない時は、良いんだけど、予定がある時は、学校のチャイムのようなものが
必要でしょ?それで、いつも料理で使っているキッチンタイマーを
思い出したのよ」

「どんなものでも、使い方は自由だもんね」

「そういうこと(笑)」


<次回へ続く>
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