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執行猶予編
人形は残酷な夢を見た-36
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「ああ、これでやっと納得できた。そのキツネとかいう奴?そいつ調べようと何人か送り込んだんだけどな、誰も帰ってこなかった・・・」
智輝の言葉に徐々に恭華の顔が強ばり、智輝を睨みつけるように鋭い視線を向ける。
気が付いた智輝の語尾が徐々に弱くなっていく。
「当たり前だっ!!!相手はプロだぞ?やめろ!何でそんな危ないことするんだよっ!?」
智輝の信じられない行動に、思わず怒気が満ち、怒声を張り上げる。
もしかしたら、いや、もしかしなくても、調査をしている智輝本人が狙われる可能性があるのだ。
「恭華の命がかかってんだぞ!危険なんか省みてる場合じゃないだろ!?そんなに怒んなよ・・・」
美人が怒ると迫力が半端ないと、智輝の眉が下がる。
凶華と名を馳せたのだ、純粋に怖いという感情もあるが、恭華を怒らせる、悲しませる、泣かせるという行為を自分がしたかと思うと、涙が出る程に悲しくなる。
恭華にはいつも笑っていてほしいのだ。他でもない、自分の前では、特に。
「そこまで怒ってないけど・・・」
怒っていた恭華が申し訳なくなる位に智輝が落ち込んでいるため、恭華が智輝に冷めたお茶を勧める。
冷めたお茶だが、恭華に勧められたお茶だ、智輝は喜んで飲み干す。
「美味いな!流石、恭華が入れた茶だ!」
瞬く間に智輝の眉がデフォルト値に戻っていく。
「そうか?それはよかった。まだ飲めるんだな、それ。・・・一ヶ月くらい前から急須に入ってた出がらしだ」
キツネに監禁される前に淹れてそのままだった茶葉だ。いけるか?と思い注いでみた。何と大丈夫だったか、それも美味いと!と恭華自身が驚く。
「ブッー!!!おま、何てもの出すんだよっ!!お前、俺になら何してもいいと思ってんだろ!?」
恭華のあまりの雑な扱いに、戻った眉がまた下がる。
「ははっ!いいだろ、美味いなら!」
「ああ、まあな・・・。それでな、送り込んだ奴ら、帰ってこないだけじゃなくて、俺以外誰もそれを覚えていないんだよ・・・」
智輝とその他の人間の記憶が食い違っていて、まるで話が噛み合わない、そう智輝が語る。
送り込んだ奴は長期休暇を取っていることになっていたり、お暇を頂戴したということになっていたり、存在そのものを忘れられていたりと、様々だったが、誰一人として調査に出かけたという記憶はなかった。
それがキツネによる記憶操作であったのなら納得できると、智輝の中で全てが繋がった。
「俺自身もお前が警察に伝えてた住所に行ったんだ・・・」
「バッ!!ホントやめろよ!!殺されるぞ!?」
こんなにも自分のことを心配してくれる智輝の優しさを嬉しく思う反面、本気でやめてくれと願う。
「でもな、なかった・・・いや、どんなに歩いてもその住所に辿り着けなかったっていう表現の方が正しいな」
もちろん、マップアプリに従い、右ですと言われれば右に曲がり、左ですと言われれば左に曲がった。
念のため、カーナビを使ってたどり着こうともした。カーナビに従い、右ですと言われれば右に曲がり、左ですと言われれば左に曲がった。
頼みの綱と、タクシーを使ってもみた。
だがどんなに努力しても辿り着けないのだ。
まさにキツネにつままれたような状態だった。
「それよりお前、この怪我・・・」
恭華の手を取り、まじまじと観察する。
治りかけてはいるが、間違いなく手の甲に一直線に残る傷跡は、刺し傷だろう。
「な、何でもない・・・」
バッと智輝の手を振りほどき、後ろに隠す。
「何でもない訳ないだろう?やっぱり殺られる前に殺ろう!!警察なんかあてにしたのが悪かったんだ。もう組総動員で乗り込もう」
智輝の目がギラリと光る。
そうなのだ、智輝の家は立派な組・・・極道を営んでいらっしゃるのだ。一等地に非常に大きな家、いやもう屋敷を構え、大人数で暮らして島を仕切っている。
この地域では一人息子の智輝共々、名がしれていた。
ただでさえ、家柄があり智輝に喧嘩を売る者などいない。だがその智輝自身、格闘技という格闘技は全て嗜みがあり、時折家柄を知らずに喧嘩を売ってくる者がいても、敗北知らずだった。
その智輝を怖いと思ったことは一度もない。もちろん智輝の家族や組の連中もだ。
むしろ本当に怖いのは誰もが抱える人間の貪欲な欲望だということを知っている。
幼い頃より恭華を本当の家族のように可愛がってくれた。どんなに恭華が親戚にたらい回しにされようが、智輝一家は常に恭華の味方でいてくれた。近くにいる血のつながりがある親戚よりもよっぽど本当の家族でいてくれた。
そんな智輝一家が社会的に強大だということは知っている。
だが・・・
「ダメだ!絶対にダメだ!簡単に全滅だぞ?もう俺は誰にも死んでほしくない。人間相手にしてるって思っちゃダメだ!」
恭華の真剣な表情に、笑っていた智輝も気圧され笑みを消す。
「恭華・・・だってその話が本当なら、卒業と同時にお前は監禁が決まってるんだろ?いずれ殺されるって分かってて、みすみすお前を渡せるかよ!!」
智輝の目には依然として獰猛な光が宿っている。恭華は大事な家族だ。両親などはよく冗談で『いつでも嫁に来い』と恭華に言っている。
智輝は冗談なしに恭華なら嫁に来てほしいと思う。そんな大切な恭華を簡単に掠め取られてたまるか。
もちろん、相手が力技でどうにかなるのであれば、恭華だってとっくにやっているのだ。
だが、警察に頼っても無駄だったのだ。もはや、この世界には恭華の知り得る抵抗勢力は存在しない。
「俺だって・・・俺だって簡単に捕まる気はない。卒業したら逃げるつもりだ。だから、智輝、頼むから余計なことしないでくれ!!本当に冗談が通じる相手じゃないんだ!」
怖い。智輝がキツネに手を出して殺される姿を想像すると本当に怖い。自分の力ではどうしようもないところで無力さを感じながら、ただただ見つめる事しかできないことが、こんなにも怖く、空しく、悲しく、怒れることだったとは知らなかった。
「に、逃げるってどこに・・・いつまでだよ?」
それこそ冗談の通じない相手に逃げたところですぐに捕まるのではないだろうか。それならば家で恭華を匿いたい。
いやいっそ部屋に監禁を・・・と、己の危うくも決して冗談ではない考えにブルブルと頭を振る。
「分かんねー・・・」
だがこれは恭華にとっての最後の賭けなのだ。
全国を逃げ回る。
それを追いかける程、相手は暇ではないだろう。
そこまでの執着心はみせないだろう。
それならば新たな玩具を探すのではないか。
そのような目論見のもとの逃走。
「ま、逃げるにしても、捕まるにしても、しばらく智輝とは会えないな・・・」
それだけが残念だ。
「なあ、恭華、逃げるなら俺の家に来いよ!地下室とか壁裏の倉庫とか・・・俺ん家たくさん隠れるとこあるの知ってんだろ?」
そうしたら正面切って恭華を守ることができる。見えない敵からではなく、対面でキツネという男に対抗することができる。
「ありがとう、気持ちだけもらっておく。隠れてたって意味ないよ、あいつが相手だと」
どこに隠れようが思考をたどってすぐにでも見つけ出されるだろう。
それに、そこを拠点とするということは、警察署の悲劇を再び生んでしまうかもしれない。智輝一家全滅という可能性が大いにある。
渋る智輝に、ほとぼりが冷めたら必ず智輝に会いにくるから納得させ、絶対にキツネに手を出さないという約束をした。
まあ、智輝の話からすると、接触したくとも容易にキツネに手が出せないのが現実のようだ。
きっと一般人はあのマンションにたどり着くことすら許されないのであろう。
智輝の言葉に徐々に恭華の顔が強ばり、智輝を睨みつけるように鋭い視線を向ける。
気が付いた智輝の語尾が徐々に弱くなっていく。
「当たり前だっ!!!相手はプロだぞ?やめろ!何でそんな危ないことするんだよっ!?」
智輝の信じられない行動に、思わず怒気が満ち、怒声を張り上げる。
もしかしたら、いや、もしかしなくても、調査をしている智輝本人が狙われる可能性があるのだ。
「恭華の命がかかってんだぞ!危険なんか省みてる場合じゃないだろ!?そんなに怒んなよ・・・」
美人が怒ると迫力が半端ないと、智輝の眉が下がる。
凶華と名を馳せたのだ、純粋に怖いという感情もあるが、恭華を怒らせる、悲しませる、泣かせるという行為を自分がしたかと思うと、涙が出る程に悲しくなる。
恭華にはいつも笑っていてほしいのだ。他でもない、自分の前では、特に。
「そこまで怒ってないけど・・・」
怒っていた恭華が申し訳なくなる位に智輝が落ち込んでいるため、恭華が智輝に冷めたお茶を勧める。
冷めたお茶だが、恭華に勧められたお茶だ、智輝は喜んで飲み干す。
「美味いな!流石、恭華が入れた茶だ!」
瞬く間に智輝の眉がデフォルト値に戻っていく。
「そうか?それはよかった。まだ飲めるんだな、それ。・・・一ヶ月くらい前から急須に入ってた出がらしだ」
キツネに監禁される前に淹れてそのままだった茶葉だ。いけるか?と思い注いでみた。何と大丈夫だったか、それも美味いと!と恭華自身が驚く。
「ブッー!!!おま、何てもの出すんだよっ!!お前、俺になら何してもいいと思ってんだろ!?」
恭華のあまりの雑な扱いに、戻った眉がまた下がる。
「ははっ!いいだろ、美味いなら!」
「ああ、まあな・・・。それでな、送り込んだ奴ら、帰ってこないだけじゃなくて、俺以外誰もそれを覚えていないんだよ・・・」
智輝とその他の人間の記憶が食い違っていて、まるで話が噛み合わない、そう智輝が語る。
送り込んだ奴は長期休暇を取っていることになっていたり、お暇を頂戴したということになっていたり、存在そのものを忘れられていたりと、様々だったが、誰一人として調査に出かけたという記憶はなかった。
それがキツネによる記憶操作であったのなら納得できると、智輝の中で全てが繋がった。
「俺自身もお前が警察に伝えてた住所に行ったんだ・・・」
「バッ!!ホントやめろよ!!殺されるぞ!?」
こんなにも自分のことを心配してくれる智輝の優しさを嬉しく思う反面、本気でやめてくれと願う。
「でもな、なかった・・・いや、どんなに歩いてもその住所に辿り着けなかったっていう表現の方が正しいな」
もちろん、マップアプリに従い、右ですと言われれば右に曲がり、左ですと言われれば左に曲がった。
念のため、カーナビを使ってたどり着こうともした。カーナビに従い、右ですと言われれば右に曲がり、左ですと言われれば左に曲がった。
頼みの綱と、タクシーを使ってもみた。
だがどんなに努力しても辿り着けないのだ。
まさにキツネにつままれたような状態だった。
「それよりお前、この怪我・・・」
恭華の手を取り、まじまじと観察する。
治りかけてはいるが、間違いなく手の甲に一直線に残る傷跡は、刺し傷だろう。
「な、何でもない・・・」
バッと智輝の手を振りほどき、後ろに隠す。
「何でもない訳ないだろう?やっぱり殺られる前に殺ろう!!警察なんかあてにしたのが悪かったんだ。もう組総動員で乗り込もう」
智輝の目がギラリと光る。
そうなのだ、智輝の家は立派な組・・・極道を営んでいらっしゃるのだ。一等地に非常に大きな家、いやもう屋敷を構え、大人数で暮らして島を仕切っている。
この地域では一人息子の智輝共々、名がしれていた。
ただでさえ、家柄があり智輝に喧嘩を売る者などいない。だがその智輝自身、格闘技という格闘技は全て嗜みがあり、時折家柄を知らずに喧嘩を売ってくる者がいても、敗北知らずだった。
その智輝を怖いと思ったことは一度もない。もちろん智輝の家族や組の連中もだ。
むしろ本当に怖いのは誰もが抱える人間の貪欲な欲望だということを知っている。
幼い頃より恭華を本当の家族のように可愛がってくれた。どんなに恭華が親戚にたらい回しにされようが、智輝一家は常に恭華の味方でいてくれた。近くにいる血のつながりがある親戚よりもよっぽど本当の家族でいてくれた。
そんな智輝一家が社会的に強大だということは知っている。
だが・・・
「ダメだ!絶対にダメだ!簡単に全滅だぞ?もう俺は誰にも死んでほしくない。人間相手にしてるって思っちゃダメだ!」
恭華の真剣な表情に、笑っていた智輝も気圧され笑みを消す。
「恭華・・・だってその話が本当なら、卒業と同時にお前は監禁が決まってるんだろ?いずれ殺されるって分かってて、みすみすお前を渡せるかよ!!」
智輝の目には依然として獰猛な光が宿っている。恭華は大事な家族だ。両親などはよく冗談で『いつでも嫁に来い』と恭華に言っている。
智輝は冗談なしに恭華なら嫁に来てほしいと思う。そんな大切な恭華を簡単に掠め取られてたまるか。
もちろん、相手が力技でどうにかなるのであれば、恭華だってとっくにやっているのだ。
だが、警察に頼っても無駄だったのだ。もはや、この世界には恭華の知り得る抵抗勢力は存在しない。
「俺だって・・・俺だって簡単に捕まる気はない。卒業したら逃げるつもりだ。だから、智輝、頼むから余計なことしないでくれ!!本当に冗談が通じる相手じゃないんだ!」
怖い。智輝がキツネに手を出して殺される姿を想像すると本当に怖い。自分の力ではどうしようもないところで無力さを感じながら、ただただ見つめる事しかできないことが、こんなにも怖く、空しく、悲しく、怒れることだったとは知らなかった。
「に、逃げるってどこに・・・いつまでだよ?」
それこそ冗談の通じない相手に逃げたところですぐに捕まるのではないだろうか。それならば家で恭華を匿いたい。
いやいっそ部屋に監禁を・・・と、己の危うくも決して冗談ではない考えにブルブルと頭を振る。
「分かんねー・・・」
だがこれは恭華にとっての最後の賭けなのだ。
全国を逃げ回る。
それを追いかける程、相手は暇ではないだろう。
そこまでの執着心はみせないだろう。
それならば新たな玩具を探すのではないか。
そのような目論見のもとの逃走。
「ま、逃げるにしても、捕まるにしても、しばらく智輝とは会えないな・・・」
それだけが残念だ。
「なあ、恭華、逃げるなら俺の家に来いよ!地下室とか壁裏の倉庫とか・・・俺ん家たくさん隠れるとこあるの知ってんだろ?」
そうしたら正面切って恭華を守ることができる。見えない敵からではなく、対面でキツネという男に対抗することができる。
「ありがとう、気持ちだけもらっておく。隠れてたって意味ないよ、あいつが相手だと」
どこに隠れようが思考をたどってすぐにでも見つけ出されるだろう。
それに、そこを拠点とするということは、警察署の悲劇を再び生んでしまうかもしれない。智輝一家全滅という可能性が大いにある。
渋る智輝に、ほとぼりが冷めたら必ず智輝に会いにくるから納得させ、絶対にキツネに手を出さないという約束をした。
まあ、智輝の話からすると、接触したくとも容易にキツネに手が出せないのが現実のようだ。
きっと一般人はあのマンションにたどり着くことすら許されないのであろう。
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