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第4章
危険な一夜(1)
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深夜過ぎ。タイトとツグミのふたりは深い山の中にいた。
昼過ぎからオトマタさんを街道沿いに進めながらGPSや広域地形図とじっと睨めっこをしていたタイトが突然、それを提案したのだった。
「山越えだ。山地を抜ければ反対側の町に抜けられる」
いきなりの提案にツグミは何とも云えない表情をして見せた。
「山越え? どうしてよ?」
酔い止めドリンクのおかげでようやくオトマタさんの最悪な乗り心地にも慣れて来た彼女は、先ほどからうとうとと船を漕ぎ始めたところである。
山道なんかに入れば今よりも乗り心地が悪くなり、居眠りすることも出来なくなりそうであろうことは容易に想像出来た。
「大丈夫なの? この機動メカで――」と、ツグミ。
「オトマタさんは全環境対応仕様だからな」
不安そうなツグミであったが、オトマタさんの性能については疑う余地はない、と云うタイトはすでにそのルートで進むことを決めており、もはやツグミが意見したところでそれを変えることはないだろう。
ツグミは仕方なく、わかったよ、好きにすれば、とだけ答えて溜息をついただけだった。
タイトの云うようにオトマタさんの機動性は抜群で、鬱蒼とした木々に囲まれた山道をさながら平地を進むようかのに楽々進んで行った。
ツグミの心配していた乗り心地についても平地を進んでいる時と遜色ないほどであった。
「それは既製品ではない特注の卓越した安定化装置が装備されているからだ」
タイトはそう説明したが、それならば何故平地を進むときにあれほど乗り心地が悪いのだろう、と、ツグミは肩を竦めた。
だが、そもそも安定化装置は「転ばない」ための装備であり「乗り心地」とは無関係なのだと云うことに、彼女は気づいていなかった。
いずれにしてもそんなオトマタさんの行軍の甲斐あってかなりのペースで山中の道なき道を進んだふたりではあったが、やがて深夜を過ぎる頃になるとさすがに疲れと眠気を感じ始めた。
どこか宿になりそうなところはないか、と闇の中で物色していたところ、粗末な無人の小屋を発見し、かれらはそこを今夜の宿とすることに決めた。
小屋は山で生活する者たちの共同の休憩所か何かのようで、雨露をしのげる以上には何の装備もなく食料や寝具も一切なかった。
「ねえ、タイト?」
「何だ?」
ライフラインが設置されている訳ではないため、床をくりぬいた囲炉裏のような穴で火を燃やしつつふたりは向かい合って座っていた。
「何もないよね、ここ」
「そうだな」
「お腹空かない?」
「ドライ・スイーツも尽きてしまったな」
「喉、渇かない?」
「発泡水も飲み干してしまったな」
ふう、と、ツグミが溜息をつく。
「ねえ、タイト?」
「だから何だ?」
「ベッドもないよ」
「おれは大丈夫だ。こう云うところで寝るのには慣れている」
「あたしはイヤだよ。虫とかに食われそうじゃん」
「露出が多いからだ」
「そりゃ、そうだけど、そもそもこんなところで寝ることなんて考えてないし」
野戦も辞さない傭兵らしからぬ云い草ではあった。
「ねえ、タイト」
「だから何だ?」
「退屈」
「怪談でもするか?」
「お、面白くないよ、その冗談!」
遠くで獣の遠吠えが聞こえた。
「ねえ、タイト?」
「……」
「タイトってばぁ!」
「少し黙っていろ。腹が減る」
その台詞にツグミが、がばっ、と立ち上がった。
もう我慢出来ない、と、そんな決意に満ちた表情で――。
「どうした?」
「食べ物を捜してくる」
「食べ物? このあたりに食材市場はなさそうだぞ?」
「誰が食材市場で買い物よ? 狩りをして来るって云ってるの!」
「狩り?」
「そうよ。このあたりならば何か動物がいるはずだから、あたしが獲って来るよ!」
「……野蛮だな。文明人とは思えない」
「……文明人として死ぬつもり? それとも蛮人として生き残るつもり?」
「難問だな。考えさせてくれ」
「考えるなよ! 答えは明白だろ? あんた、バカ?」
泣いている。
泣いて訴えている。
相当腹ペコなのだろう。
考えてみれば昼に川原の土手でクラブ・ハウス・サンドを食べた以外は、道々ドライ・スイーツを齧っただけなのだ。
「わかった。任せる」
その剣幕にタイトは頷いた。
(意外と泣くんだな、この娘は。それもわりとつまらないことで……)
ひどい感想ではある。
「これは特別料金よ。追加請求するからね?」
「了解だ。白玉あんみつ、でいいのか?」
「あんた、この期に及んでまだそれで支払うつもり? あとで考えとくわよ!」
ツグミは吐き捨てると、ベルトにつけていたバッグから暗視スコープを取り出した。
さすがに傭兵稼業である。それから背中の〈魔銃〉を抜いて点検する。
「〈炎月〉を使うのか?」
「普通の銃じゃ、大物の相手は出来ないからね」
彼女は銃のシリンダー部分を開いたりエナジー残量をチェックしたりしながら、そう答えた。
「大物? イノシシとかクマとかを獲ろうとしてるのか? 鍋で食べるといけそうだな」
「鍋なんかないでしょ? ってか、イノシシとかクマってこの惑星にいるのかよ? 獲物は小動物しか考えていないけど、この真夜中だし大物の猛獣が出て来ないとも限らないからってこと」
「なるほど。それは賢明だがおれの護衛はどうなる?」
「あんたねぇ」と、ツグミが睨みつける。
「狩りも出来なきゃ何も出来ないんだから少し我慢してよ! 個人バリヤーがあるんでしょ? それよりもせいぜい戻って来た時に獲物をすぐ食べられるように、火を絶やさないようにして待ってなさい! わかった?」
切れた。
空腹で気が立っているのだろう、と、タイトは分析する。
「うむ。健闘を祈る」
「バカ」
云い残して彼女は闇に包まれた森の中に消えて行った。
「サバイバル、か。必要な時があるものだな。今までの生活では考えられなかったことではあるが。少しはこれから気にかけるようにしておこう。それよりも……」
(おれがあの〈魔銃〉を〈炎月〉と呼んだ時に彼女はまったく気にも留めずに応対していた。あれが〈炎月〉と云う名だと知っていた。そもそもあれが外に出回るのもあり得ないことだ。その名前を知っている、と云うことは……)
タイトはそんなことを思いながら、ツグミの消えて行った方向をじっと見つめていた。
昼過ぎからオトマタさんを街道沿いに進めながらGPSや広域地形図とじっと睨めっこをしていたタイトが突然、それを提案したのだった。
「山越えだ。山地を抜ければ反対側の町に抜けられる」
いきなりの提案にツグミは何とも云えない表情をして見せた。
「山越え? どうしてよ?」
酔い止めドリンクのおかげでようやくオトマタさんの最悪な乗り心地にも慣れて来た彼女は、先ほどからうとうとと船を漕ぎ始めたところである。
山道なんかに入れば今よりも乗り心地が悪くなり、居眠りすることも出来なくなりそうであろうことは容易に想像出来た。
「大丈夫なの? この機動メカで――」と、ツグミ。
「オトマタさんは全環境対応仕様だからな」
不安そうなツグミであったが、オトマタさんの性能については疑う余地はない、と云うタイトはすでにそのルートで進むことを決めており、もはやツグミが意見したところでそれを変えることはないだろう。
ツグミは仕方なく、わかったよ、好きにすれば、とだけ答えて溜息をついただけだった。
タイトの云うようにオトマタさんの機動性は抜群で、鬱蒼とした木々に囲まれた山道をさながら平地を進むようかのに楽々進んで行った。
ツグミの心配していた乗り心地についても平地を進んでいる時と遜色ないほどであった。
「それは既製品ではない特注の卓越した安定化装置が装備されているからだ」
タイトはそう説明したが、それならば何故平地を進むときにあれほど乗り心地が悪いのだろう、と、ツグミは肩を竦めた。
だが、そもそも安定化装置は「転ばない」ための装備であり「乗り心地」とは無関係なのだと云うことに、彼女は気づいていなかった。
いずれにしてもそんなオトマタさんの行軍の甲斐あってかなりのペースで山中の道なき道を進んだふたりではあったが、やがて深夜を過ぎる頃になるとさすがに疲れと眠気を感じ始めた。
どこか宿になりそうなところはないか、と闇の中で物色していたところ、粗末な無人の小屋を発見し、かれらはそこを今夜の宿とすることに決めた。
小屋は山で生活する者たちの共同の休憩所か何かのようで、雨露をしのげる以上には何の装備もなく食料や寝具も一切なかった。
「ねえ、タイト?」
「何だ?」
ライフラインが設置されている訳ではないため、床をくりぬいた囲炉裏のような穴で火を燃やしつつふたりは向かい合って座っていた。
「何もないよね、ここ」
「そうだな」
「お腹空かない?」
「ドライ・スイーツも尽きてしまったな」
「喉、渇かない?」
「発泡水も飲み干してしまったな」
ふう、と、ツグミが溜息をつく。
「ねえ、タイト?」
「だから何だ?」
「ベッドもないよ」
「おれは大丈夫だ。こう云うところで寝るのには慣れている」
「あたしはイヤだよ。虫とかに食われそうじゃん」
「露出が多いからだ」
「そりゃ、そうだけど、そもそもこんなところで寝ることなんて考えてないし」
野戦も辞さない傭兵らしからぬ云い草ではあった。
「ねえ、タイト」
「だから何だ?」
「退屈」
「怪談でもするか?」
「お、面白くないよ、その冗談!」
遠くで獣の遠吠えが聞こえた。
「ねえ、タイト?」
「……」
「タイトってばぁ!」
「少し黙っていろ。腹が減る」
その台詞にツグミが、がばっ、と立ち上がった。
もう我慢出来ない、と、そんな決意に満ちた表情で――。
「どうした?」
「食べ物を捜してくる」
「食べ物? このあたりに食材市場はなさそうだぞ?」
「誰が食材市場で買い物よ? 狩りをして来るって云ってるの!」
「狩り?」
「そうよ。このあたりならば何か動物がいるはずだから、あたしが獲って来るよ!」
「……野蛮だな。文明人とは思えない」
「……文明人として死ぬつもり? それとも蛮人として生き残るつもり?」
「難問だな。考えさせてくれ」
「考えるなよ! 答えは明白だろ? あんた、バカ?」
泣いている。
泣いて訴えている。
相当腹ペコなのだろう。
考えてみれば昼に川原の土手でクラブ・ハウス・サンドを食べた以外は、道々ドライ・スイーツを齧っただけなのだ。
「わかった。任せる」
その剣幕にタイトは頷いた。
(意外と泣くんだな、この娘は。それもわりとつまらないことで……)
ひどい感想ではある。
「これは特別料金よ。追加請求するからね?」
「了解だ。白玉あんみつ、でいいのか?」
「あんた、この期に及んでまだそれで支払うつもり? あとで考えとくわよ!」
ツグミは吐き捨てると、ベルトにつけていたバッグから暗視スコープを取り出した。
さすがに傭兵稼業である。それから背中の〈魔銃〉を抜いて点検する。
「〈炎月〉を使うのか?」
「普通の銃じゃ、大物の相手は出来ないからね」
彼女は銃のシリンダー部分を開いたりエナジー残量をチェックしたりしながら、そう答えた。
「大物? イノシシとかクマとかを獲ろうとしてるのか? 鍋で食べるといけそうだな」
「鍋なんかないでしょ? ってか、イノシシとかクマってこの惑星にいるのかよ? 獲物は小動物しか考えていないけど、この真夜中だし大物の猛獣が出て来ないとも限らないからってこと」
「なるほど。それは賢明だがおれの護衛はどうなる?」
「あんたねぇ」と、ツグミが睨みつける。
「狩りも出来なきゃ何も出来ないんだから少し我慢してよ! 個人バリヤーがあるんでしょ? それよりもせいぜい戻って来た時に獲物をすぐ食べられるように、火を絶やさないようにして待ってなさい! わかった?」
切れた。
空腹で気が立っているのだろう、と、タイトは分析する。
「うむ。健闘を祈る」
「バカ」
云い残して彼女は闇に包まれた森の中に消えて行った。
「サバイバル、か。必要な時があるものだな。今までの生活では考えられなかったことではあるが。少しはこれから気にかけるようにしておこう。それよりも……」
(おれがあの〈魔銃〉を〈炎月〉と呼んだ時に彼女はまったく気にも留めずに応対していた。あれが〈炎月〉と云う名だと知っていた。そもそもあれが外に出回るのもあり得ないことだ。その名前を知っている、と云うことは……)
タイトはそんなことを思いながら、ツグミの消えて行った方向をじっと見つめていた。
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