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第7章
不吉を呼ぶ男(1)
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サイトン診療所。
村に唯一の医療機関の質素な病室でトーコは手術を待っていた。
ベッドサイドにはタイトがいつものように無表情な視線で彼女を見下ろして立っている。トーコはそんなかれを見て、くすくす、と笑い声を立てた。
「タイトったらどうしたの? 珍しくそんなに心配そうな顔をして」
かれは無表情のままだ。
「心配そうに見えるのか? 他人に云わせるとおれは表情が読みにくいらしいのだが?」
「もちろん。だって子供の頃からあなたを知っているのよ。だからそんな顔はしないで、タイト。私はあなたを信じている。この足もきっと動くようになる。そうしたらまたいっしょにサイトンの村で追いかけっ子をしましょうね」
「さすがにこの歳になって追いかけっ子をするつもりはないが、ゆっくりと散歩はしたいと思う。だが……」
タイトはそう云って、トーコの手を握った。
トーコは驚いてタイトの顔を見つめた。
「まあ、いきなり手を握るなんてエロガキになったのね。タイトったら。うふふ」
「……」
「もう、そんな目で見ないでよ。冗談よ。冗談」
相変わらず空気を読まないトーコである。
「……私を元気づけてくれようと思ったの? もしかして手術がうまく行かない、と?」
とりあえずシリアスシーンであることはわかったらしい。
「正直なところ歩けるまで回復するかは五分五分だと思っている」
タイトが答えた。
「そう。……タイト、あなたって本当に正直で、やさしい子」
トーコの笑顔は逆にタイトを元気づけるような笑顔だった。
「大丈夫よ、私は――」
彼女が少しだけ緊張してそう云った時、病室の扉が開いて沈痛な面持ちのロード神父と相変わらず冷淡な表情のドクター・クロが病室に入って来た。
「準備が出来た。オペ室の方へ」と、クロ。
トーコが頷いた。
「はい。……じゃ、タイト、行って来るわね」
タイトは無言だった。
神父とクロに付き添われて、トーコがストレッチャーで運ばれて病室を出て行く。
入れ替わりにツグミが病室に入って来た。
「タイト、付き添わなくていいの?」
「おれに出来ることはもうない。手術の手順もラリエットの〈賢者の石〉もドクターに引継ぎ済だ」
かれはそこにあった椅子に疲れたようにのろのろと腰掛けた。
「そっか。あのラリエットの石ってトーコさんに使うためのラピスだったんだね?」
タイトが似合いもしないのにわざわざ身に着けていたのは、それがかれにとってとても貴重なものだったからなのだと、ツグミは気づいた。
「あの〈賢者の石〉は星船に利用するよりも高純度の結晶体だ。持ち出すのに苦労した」
「研究室から? きっと無断で持ち出したんだよね? まあ、今さらどうでもいいけど。ねえ、ずっと訊こうと思ってたんだけど」と、ツグミ。
「ドクター・クロって、連邦の重要人物だよね?」
「ああ。医療局の副局長だ。局長はお役所からの天下りだから、実質、連邦医療局ナンバーワンのドクターだな」
「そんな連邦の最重要人物が非合法の手術って、ヤバいんじゃないの?」
「だとしたらエージェントとして報告するか?」
「え……? いや、だって、あたしはもう……」
ツグミは少佐との一件を思い出してうなだれる。
あの一件で少佐は彼女を見限ったのだ。彼女はすでに、エージェントとして不適格、と、そう云われたようなものだった。
少なくとも彼女はそう思っていた。
その様子を見てタイトは椅子から立ち上がるとツグミの銀髪に手をやった。
「余計なことを云った。悪かった」
(え? タイト? あたしに謝るの? え? 頭、撫でてくれるの? え?)
あのタイトが? と、彼女は驚いたような顔でかれを見つめた。
「ともかくあとは彼女に任せる以外にはやることはない。オトマタさんに戻ってドライ・スイーツでも食べながら祈ることくらいしか」
タイトが少しばかり照れたように云って彼女から目を逸らした。
ツグミはそんなタイトの様子に、逆にどうしていいかわからず、どぎまぎとして俯いた。何故か頬が熱かった。
(な、何よ、タイトってば……。い、いつもと様子が違うからどうしていいかわからないじゃん)
ちらり、と、タイトに目をやるが、その表情はいつも通りの無表情だ。
いったい今のは何だったんだろう、と、彼女がもう一度よくタイトを見ようとした時――。
ツグミのフォン端末の呼び出し音が鳴った。
「ひゃん!」
驚いて思わず変な声を上げる。
冷たいタイトの視線がツグミに突き刺さった。
「あ、ご、ごめん。で、電話みたい……」
ツグミは緊張して、傍らのタイトを見上げる。
「おまえにフォン端末を使って来るものなど、限られているのではないか?」
「へ? ひどいよ、タイト。それってあたしがボッチだって云ってる?」
「余計なことを云ってないで、発信者の表示を見てみろ」
タイトに云われるまでもなかった。このフォン端末を使う者は限られている。
今、これを使って来る者と云えば――。
「ランベール少佐……」
呟くツグミ。顔は一瞬にして真顔になった。
そしてそのまましばらくフォン端末のモニタをじっと見つめていたが、意を決したようにモニタをタップする。
『やあ、〈銀狐〉。通話に出たと云うことはどうやら記憶は回復したようだね。きみのいとしの〈錬金術師〉の仕業かな?』
ランベールの声はいつものように冷徹で穏やかだった。
不愉快なほどに。
(いとしの〈錬金術師〉?)
「お言葉ですが……、『いとしの』ではありません。そこは断固否定します」
「何を否定しているのだ?」と、タイトが横から訊ねる。
「うるさい。黙ってて、タイト!」
ツグミが一喝する。
『仲良しだね。うらやましい』
「それも断じてありません」
『隠すことはないのだが、まあ、いい。……ところで時間もないので用件を云おう。きみのいとしのかれを返してもらう。これからそちらに受け取りに行くよ』
「もう一度云いますが……『いとしの』ではありません。が、その件に関しては……」
一瞬のためらいの後、ツグミは強い口調で答えた。
「お断りします!」
フォン端末の向こうでランベール少佐が、かすかに笑ったようだった。
『なるほど。それはもはや完全なる命令違反だが、それが理解出来ているかな?』
「あたしはすでに〈記憶抹消処理〉を施された身です」
『すでにエージェントではない、と? まあ、いいだろう。きみがそう云うのなら。ただ、だからと云って、邪魔立てするようならば私も容赦はしない』
ランベールは、淡々と、そう告げる。
「……」
『言葉がないか? まあ、いい。そちらにはもうすぐ到着する。楽しみにしていたまえ』
「もう? そんなバカな。アンクローデまで跳ばされたはずなのに……」
『ああ、云い忘れていたが、ちょうど〈錬金術師〉が転送してくれた先がアンクローデ郊外の軍施設のすぐ近くで助かったよ。お礼を云っておいてくれないか? ……では、またあとで会おう、〈銀狐〉』
そこで通話は唐突に切れた。
ツグミがタイトに目をやる。
「タイト、あんた、バカ?」
「何がだ?」
「少佐がもうそこまで来てるみたいよ」
「そうか? 思ったよりも素早い行動だな」
「……あんたが転送した先が軍の施設の近くだったかららしいよ」
「それはラッキーな男だな。かれ自身に関しては〈不吉を呼ぶ〉と云うのは当てはまらないと云うことか」
「云いたいのは、それだけ?」
ツグミがあきれ顔で睨みつける。
「……むぅ。いや、あれはまだ試作品で遠くなると細かい転送座標は設定できないのだ」
「最悪……」
彼女が複雑な表情で首を振った。
「いずれにしても」と、タイト。
「投降する訳には行かない。おまえはランベールと一戦交えるつもりか?」
「え? それは、あたしは……」
口を閉ざすツグミ。決心がつきかねている表情である。
捨てられたとは云え、元上司だ。思うところもあるのだろう、と、タイトは思った。
「ふん。わかった。……では雇い主としての命令だ。奴におれが捕らえられることがないようにきっちりと護衛しろ。報酬として白玉あんみつを二杯追加してやろう」
「白玉あんみつ?」
「ああ。好物だろ?」
ツグミは無言でタイトの無表情な顔を見つめた。
「相変わらず、それであたしを雇うつもり?」
タイトが意味ありげに頷いた。
「あんたって、どんだけなのよ? でも、ま、いっか。仕方ない。……その代わり白玉あんみつ三杯ね。いい?」
ツグミが、にやり、と笑う。
「了解だ」
タイトが右手を差し出した。
ツグミはタイトを見つめ、それからかれの手をがっちりと握り返したのだった。
村に唯一の医療機関の質素な病室でトーコは手術を待っていた。
ベッドサイドにはタイトがいつものように無表情な視線で彼女を見下ろして立っている。トーコはそんなかれを見て、くすくす、と笑い声を立てた。
「タイトったらどうしたの? 珍しくそんなに心配そうな顔をして」
かれは無表情のままだ。
「心配そうに見えるのか? 他人に云わせるとおれは表情が読みにくいらしいのだが?」
「もちろん。だって子供の頃からあなたを知っているのよ。だからそんな顔はしないで、タイト。私はあなたを信じている。この足もきっと動くようになる。そうしたらまたいっしょにサイトンの村で追いかけっ子をしましょうね」
「さすがにこの歳になって追いかけっ子をするつもりはないが、ゆっくりと散歩はしたいと思う。だが……」
タイトはそう云って、トーコの手を握った。
トーコは驚いてタイトの顔を見つめた。
「まあ、いきなり手を握るなんてエロガキになったのね。タイトったら。うふふ」
「……」
「もう、そんな目で見ないでよ。冗談よ。冗談」
相変わらず空気を読まないトーコである。
「……私を元気づけてくれようと思ったの? もしかして手術がうまく行かない、と?」
とりあえずシリアスシーンであることはわかったらしい。
「正直なところ歩けるまで回復するかは五分五分だと思っている」
タイトが答えた。
「そう。……タイト、あなたって本当に正直で、やさしい子」
トーコの笑顔は逆にタイトを元気づけるような笑顔だった。
「大丈夫よ、私は――」
彼女が少しだけ緊張してそう云った時、病室の扉が開いて沈痛な面持ちのロード神父と相変わらず冷淡な表情のドクター・クロが病室に入って来た。
「準備が出来た。オペ室の方へ」と、クロ。
トーコが頷いた。
「はい。……じゃ、タイト、行って来るわね」
タイトは無言だった。
神父とクロに付き添われて、トーコがストレッチャーで運ばれて病室を出て行く。
入れ替わりにツグミが病室に入って来た。
「タイト、付き添わなくていいの?」
「おれに出来ることはもうない。手術の手順もラリエットの〈賢者の石〉もドクターに引継ぎ済だ」
かれはそこにあった椅子に疲れたようにのろのろと腰掛けた。
「そっか。あのラリエットの石ってトーコさんに使うためのラピスだったんだね?」
タイトが似合いもしないのにわざわざ身に着けていたのは、それがかれにとってとても貴重なものだったからなのだと、ツグミは気づいた。
「あの〈賢者の石〉は星船に利用するよりも高純度の結晶体だ。持ち出すのに苦労した」
「研究室から? きっと無断で持ち出したんだよね? まあ、今さらどうでもいいけど。ねえ、ずっと訊こうと思ってたんだけど」と、ツグミ。
「ドクター・クロって、連邦の重要人物だよね?」
「ああ。医療局の副局長だ。局長はお役所からの天下りだから、実質、連邦医療局ナンバーワンのドクターだな」
「そんな連邦の最重要人物が非合法の手術って、ヤバいんじゃないの?」
「だとしたらエージェントとして報告するか?」
「え……? いや、だって、あたしはもう……」
ツグミは少佐との一件を思い出してうなだれる。
あの一件で少佐は彼女を見限ったのだ。彼女はすでに、エージェントとして不適格、と、そう云われたようなものだった。
少なくとも彼女はそう思っていた。
その様子を見てタイトは椅子から立ち上がるとツグミの銀髪に手をやった。
「余計なことを云った。悪かった」
(え? タイト? あたしに謝るの? え? 頭、撫でてくれるの? え?)
あのタイトが? と、彼女は驚いたような顔でかれを見つめた。
「ともかくあとは彼女に任せる以外にはやることはない。オトマタさんに戻ってドライ・スイーツでも食べながら祈ることくらいしか」
タイトが少しばかり照れたように云って彼女から目を逸らした。
ツグミはそんなタイトの様子に、逆にどうしていいかわからず、どぎまぎとして俯いた。何故か頬が熱かった。
(な、何よ、タイトってば……。い、いつもと様子が違うからどうしていいかわからないじゃん)
ちらり、と、タイトに目をやるが、その表情はいつも通りの無表情だ。
いったい今のは何だったんだろう、と、彼女がもう一度よくタイトを見ようとした時――。
ツグミのフォン端末の呼び出し音が鳴った。
「ひゃん!」
驚いて思わず変な声を上げる。
冷たいタイトの視線がツグミに突き刺さった。
「あ、ご、ごめん。で、電話みたい……」
ツグミは緊張して、傍らのタイトを見上げる。
「おまえにフォン端末を使って来るものなど、限られているのではないか?」
「へ? ひどいよ、タイト。それってあたしがボッチだって云ってる?」
「余計なことを云ってないで、発信者の表示を見てみろ」
タイトに云われるまでもなかった。このフォン端末を使う者は限られている。
今、これを使って来る者と云えば――。
「ランベール少佐……」
呟くツグミ。顔は一瞬にして真顔になった。
そしてそのまましばらくフォン端末のモニタをじっと見つめていたが、意を決したようにモニタをタップする。
『やあ、〈銀狐〉。通話に出たと云うことはどうやら記憶は回復したようだね。きみのいとしの〈錬金術師〉の仕業かな?』
ランベールの声はいつものように冷徹で穏やかだった。
不愉快なほどに。
(いとしの〈錬金術師〉?)
「お言葉ですが……、『いとしの』ではありません。そこは断固否定します」
「何を否定しているのだ?」と、タイトが横から訊ねる。
「うるさい。黙ってて、タイト!」
ツグミが一喝する。
『仲良しだね。うらやましい』
「それも断じてありません」
『隠すことはないのだが、まあ、いい。……ところで時間もないので用件を云おう。きみのいとしのかれを返してもらう。これからそちらに受け取りに行くよ』
「もう一度云いますが……『いとしの』ではありません。が、その件に関しては……」
一瞬のためらいの後、ツグミは強い口調で答えた。
「お断りします!」
フォン端末の向こうでランベール少佐が、かすかに笑ったようだった。
『なるほど。それはもはや完全なる命令違反だが、それが理解出来ているかな?』
「あたしはすでに〈記憶抹消処理〉を施された身です」
『すでにエージェントではない、と? まあ、いいだろう。きみがそう云うのなら。ただ、だからと云って、邪魔立てするようならば私も容赦はしない』
ランベールは、淡々と、そう告げる。
「……」
『言葉がないか? まあ、いい。そちらにはもうすぐ到着する。楽しみにしていたまえ』
「もう? そんなバカな。アンクローデまで跳ばされたはずなのに……」
『ああ、云い忘れていたが、ちょうど〈錬金術師〉が転送してくれた先がアンクローデ郊外の軍施設のすぐ近くで助かったよ。お礼を云っておいてくれないか? ……では、またあとで会おう、〈銀狐〉』
そこで通話は唐突に切れた。
ツグミがタイトに目をやる。
「タイト、あんた、バカ?」
「何がだ?」
「少佐がもうそこまで来てるみたいよ」
「そうか? 思ったよりも素早い行動だな」
「……あんたが転送した先が軍の施設の近くだったかららしいよ」
「それはラッキーな男だな。かれ自身に関しては〈不吉を呼ぶ〉と云うのは当てはまらないと云うことか」
「云いたいのは、それだけ?」
ツグミがあきれ顔で睨みつける。
「……むぅ。いや、あれはまだ試作品で遠くなると細かい転送座標は設定できないのだ」
「最悪……」
彼女が複雑な表情で首を振った。
「いずれにしても」と、タイト。
「投降する訳には行かない。おまえはランベールと一戦交えるつもりか?」
「え? それは、あたしは……」
口を閉ざすツグミ。決心がつきかねている表情である。
捨てられたとは云え、元上司だ。思うところもあるのだろう、と、タイトは思った。
「ふん。わかった。……では雇い主としての命令だ。奴におれが捕らえられることがないようにきっちりと護衛しろ。報酬として白玉あんみつを二杯追加してやろう」
「白玉あんみつ?」
「ああ。好物だろ?」
ツグミは無言でタイトの無表情な顔を見つめた。
「相変わらず、それであたしを雇うつもり?」
タイトが意味ありげに頷いた。
「あんたって、どんだけなのよ? でも、ま、いっか。仕方ない。……その代わり白玉あんみつ三杯ね。いい?」
ツグミが、にやり、と笑う。
「了解だ」
タイトが右手を差し出した。
ツグミはタイトを見つめ、それからかれの手をがっちりと握り返したのだった。
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