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1.ラミアの絞めつけプレイで客悶絶、俺ヘトヘト
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俺はふたつの月が青みがかった光を放つ夜空を見上げた。
仕事部屋の窓からだった。
「2年か……」
窓から流れ込む夜気の中に俺の言葉が溶けるように消えて行った。
俺がこの世界に吹っ飛んできたのは2年前のことだった。
気が付いたら、荒野のど真ん中で呆然――
今まで、地元の駅前を歩いていたはずなのにだ。
身に着けていたのは財布とスマホくらい。
スマホは全く繋がらず、そのうち電池がなくなった。
俺は頭が空っぽになって、フラフラ荒野をさまよっていた。
そして俺はそこで出会った。
今の俺の雇い主ににだ。そうじゃなきゃ死んでいただろう。
飢えと渇きで死にかけた俺は助かったのだ。
その上、俺は命の恩人に、仕事までもらったのだった。
俺を助けた男は超一流の冒険者だった。
彼は、今も冒険を続けているのだろう。どこにいるのかはよく知らない。
ただ、彼からはときどきとんでもないモノが送られてくる。
まあ、無事の知らせでもあるが……
「支配人!! お客様が! 痙攣をぉぉ!!」
俺の仕事部屋にボーイが飛び込んできた。
「なにがあった?」
「ラミアのミレーヌが、客を絞めて……」
「またかよぉぉぉ~」
ぐんにゃりした顔で俺は言った。
そして、俺は部屋を飛び出し、彼女のところに向かう。
ラミアとは下半身ヘビのモンスターだ。ミレーヌは名前だ。
ここは、ヤツシマ皇国の帝都。
エイダ――
そこの色街、花街、遊郭―― ヤシワラ呼ばれる街だ。
簡単に言ってしまえば、夢と幻想の中で欲望を叶えたい男と、それに応える娼婦の街。
まあ、そんなところだった。
そして俺は娼館「幻想館」の支配人をやっているというわけだ。
「支配人」といえば聞こえがいいが、要するにトラブルのしりぬぐいをする係りだ。
それでも、どこだか分からん異世界の荒野で野垂れ死にするよりはマシだっただろう。
「ミレーヌ…… 絞めつけプレイは要注意だといっていたのに……」
ミネーヌはここで働いている娼婦。
人気は抜群で「幻想館」でも1位、2位を争う存在だ。
人間の体型ではできないプレイが彼女であれば可能だったからだ。
つまり、ヘビボディによる絞めつけプレイもその一つだ。
リクエストが多く、絶頂アクメ失神で悶絶する客続出。
まあ、それならいい。すぐに回復する。
そして、それは合意のプレイであり、トラブルには滅多にならない。
しかし、中には肋骨がバキバキになって、マジでヤバいことがある。
そんなときは、俺の出番だった。
「あ、あ、あ、あ…… 支配人~ 締めすぎちゃったかもぉぉぉ~」
プレイルームに入ると、ラミアのミレーヌがヘビの下半身をウネウネさせて俺を見つめる。
そのキレイな大きな瞳には涙が溜まっていた。
額のピット器官まで、ウルウルしているような感じだ。
俺はひっくり返っている客を見やった。
プレイ中だったのか全裸だ。
確かに、口から泡を吹いてビクンビクンと痙攣している。
「気持ちよくで痙攣してるのかと思ってぇ…… もっとサービスしようと思ったら」
「これは、オルガ絶頂痙攣じゃない! 酸欠だ! 骨折してるかもしれん!」
彼女はこれをオルガ絶頂による快感の痙攣と勘違いしたのだ。
確かに客のオチンチンは立っている。それで勘違いしたのか。
「人間は、昏睡の初期状態でもオチンチンが勃つことがあるんだ。REM睡眠時の勃起中枢の――」
いかん。元の職業の癖がでてしまった。今はそんな説明どころではない。
とにかく、ラミアは客のオチンチンがパンパンになっているので、判断を誤ったんだ。
それでプレイがいきすぎてしまったのか……
見たところ、客は人間(ヒューマノイド)だ。
俺は心音を確認した。そして、肋骨を触診。
「肋骨が折れてるな」
「えええ~ ごめんさないぃぃ~」
ヘビボディをうねらせ、謝るミネーヌ。
「ちょっと静かに! 治すから」
俺は集中力を高める。人体構造をイメージする。
見える――
幻覚ではない。俺の能力だ。
レントゲンのように俺は、人体を透かして見ることが出来る。
そして構造も分かる。
元々、俺は外科医だった。
この世界に来て「治癒魔法」というのを覚えた。
この魔法はなぜか、人体のイメージが明確な方が上達が早いのだ。
しかも、効果も高い。
俺は呪文すら唱えることなく、人体を治療することが出来る。
ただし、外科専門。治せるのは怪我だけだ。内科的な病気は治せない。
元の世界の素養が、そのまま魔法となって、俺の能力になっているということだった。
「4番と5番か…… 肺にまでは達してない」
激痛により横隔膜が動かせず、呼吸困難となったらしい。
俺は骨をつなぎ合わせ、痛みを取る。
俺の手から青白い魔力光が発せられ、それが俺の治療イメージを実現していく。
「あはぁぁ~ あ、あ、あ~ ふぃぃぃぃ~」
男が息を吹き返した。
「申し訳ありません!! いきすぎたプレイでした!!」
土下座だった。俺のもうひとつスキル。
この世界に来て何度も経験し、経験値の最も高い技術だ。
「いやぁ…… 気もちよかったよぉぉぉ!! マジでぇぇ!! 死すら感じさせる快感…… こうでなくちゃなぁ!! 支配人やるなぁ!!」
息を吹き返した客は機嫌がよかった。
酸欠で脳細胞が破壊されたわけではないよな。
低酸素症とかだったら、嫌だなぁと俺は思って、客を見つめる。
「今度も、指名するからさ! ミレーヌちゃん!」
「あ、はい! よろしくお願いします!!」
ラミアのミネーヌもぺこりとお辞儀する。
「名刺! 名刺を渡して! ほら!」
「あ、そうです…… これ、私のスケジュールが裏にあります。それに会員証になりますので、次回から指名料割引です」
ラミアのミレーヌちゃんが嫋やかな白い指で名刺を持って客に渡した。
「ほぉぉ~ 幻想館はこういうサービスが…… さすが、ヤシワラの一流娼館ですなぁ」
見た感じこの客は、大店(おおだな)の旦那という感じだ。
太い客になってくれれば、ありがたい。
「よろしくお願いいたします。本日はありがとうございました」
ボーイもずらりと並ばせて、見送りさせる俺。
とりあえず、客は上機嫌で帰って行った。
「あ…… ミレーヌ」
客が見えなくなって、俺はラミアの娼婦に呼びかけた。
「なに? 支配人」
「ちょっと、話があるから、片付け終わったら、支配人室まで来てよ」
「うん…… 分かりましたぁ……」
俺は疲れた表情で言うと、さすがにミレーヌも反省してますって顔で返事をする。
俺は、マジで疲れているのだ。これ以上トラブルを起こさないでくれ。マジで。
人間ひとりの骨折を治すだけでも、へとへとになるんだからな。
治癒魔法を使うと、だいたい元の世界で手術をするのと同じくらい疲れる。
これは、どうにもならない。仕組みは分からんが、まあ理屈は合っているような気がする。
1日に何件も手術するなんてことは、元の世界ではなかった。
しかし、今日はこれで2件目なのだ。
昼間に、ハーピーの産んだ卵を丸のみした客の治癒も行っていたのだ。
なんで、殻ごと丸のみするのか…… バカなのだろうか?
この幻想館は人間の娼婦はもちろん、エルフ、獣人などの亜人の娼婦、そして完全に種族の異なるモンスターの娼婦もいるのだ。
娼婦の数では、ヤシワラでも屈指、その種類はおそらくNo.1だろうと思う。
そして、客も色々だ。人種、職業―― 元の世界では考えられない。
そんな娼館のトラブルの尻拭いが俺の仕事。支配人とはそういうことだ。
「そういえば、副支配人は?」
俺はボーイに訊いた。
「確か、チラシを作っているかと思いますが……」
「そうか、ちょっとミレーヌと一緒に部屋に来るように呼んでおいてくれないか」
そう言って俺は、自分の部屋に戻るのだった。
仕事部屋の窓からだった。
「2年か……」
窓から流れ込む夜気の中に俺の言葉が溶けるように消えて行った。
俺がこの世界に吹っ飛んできたのは2年前のことだった。
気が付いたら、荒野のど真ん中で呆然――
今まで、地元の駅前を歩いていたはずなのにだ。
身に着けていたのは財布とスマホくらい。
スマホは全く繋がらず、そのうち電池がなくなった。
俺は頭が空っぽになって、フラフラ荒野をさまよっていた。
そして俺はそこで出会った。
今の俺の雇い主ににだ。そうじゃなきゃ死んでいただろう。
飢えと渇きで死にかけた俺は助かったのだ。
その上、俺は命の恩人に、仕事までもらったのだった。
俺を助けた男は超一流の冒険者だった。
彼は、今も冒険を続けているのだろう。どこにいるのかはよく知らない。
ただ、彼からはときどきとんでもないモノが送られてくる。
まあ、無事の知らせでもあるが……
「支配人!! お客様が! 痙攣をぉぉ!!」
俺の仕事部屋にボーイが飛び込んできた。
「なにがあった?」
「ラミアのミレーヌが、客を絞めて……」
「またかよぉぉぉ~」
ぐんにゃりした顔で俺は言った。
そして、俺は部屋を飛び出し、彼女のところに向かう。
ラミアとは下半身ヘビのモンスターだ。ミレーヌは名前だ。
ここは、ヤツシマ皇国の帝都。
エイダ――
そこの色街、花街、遊郭―― ヤシワラ呼ばれる街だ。
簡単に言ってしまえば、夢と幻想の中で欲望を叶えたい男と、それに応える娼婦の街。
まあ、そんなところだった。
そして俺は娼館「幻想館」の支配人をやっているというわけだ。
「支配人」といえば聞こえがいいが、要するにトラブルのしりぬぐいをする係りだ。
それでも、どこだか分からん異世界の荒野で野垂れ死にするよりはマシだっただろう。
「ミレーヌ…… 絞めつけプレイは要注意だといっていたのに……」
ミネーヌはここで働いている娼婦。
人気は抜群で「幻想館」でも1位、2位を争う存在だ。
人間の体型ではできないプレイが彼女であれば可能だったからだ。
つまり、ヘビボディによる絞めつけプレイもその一つだ。
リクエストが多く、絶頂アクメ失神で悶絶する客続出。
まあ、それならいい。すぐに回復する。
そして、それは合意のプレイであり、トラブルには滅多にならない。
しかし、中には肋骨がバキバキになって、マジでヤバいことがある。
そんなときは、俺の出番だった。
「あ、あ、あ、あ…… 支配人~ 締めすぎちゃったかもぉぉぉ~」
プレイルームに入ると、ラミアのミレーヌがヘビの下半身をウネウネさせて俺を見つめる。
そのキレイな大きな瞳には涙が溜まっていた。
額のピット器官まで、ウルウルしているような感じだ。
俺はひっくり返っている客を見やった。
プレイ中だったのか全裸だ。
確かに、口から泡を吹いてビクンビクンと痙攣している。
「気持ちよくで痙攣してるのかと思ってぇ…… もっとサービスしようと思ったら」
「これは、オルガ絶頂痙攣じゃない! 酸欠だ! 骨折してるかもしれん!」
彼女はこれをオルガ絶頂による快感の痙攣と勘違いしたのだ。
確かに客のオチンチンは立っている。それで勘違いしたのか。
「人間は、昏睡の初期状態でもオチンチンが勃つことがあるんだ。REM睡眠時の勃起中枢の――」
いかん。元の職業の癖がでてしまった。今はそんな説明どころではない。
とにかく、ラミアは客のオチンチンがパンパンになっているので、判断を誤ったんだ。
それでプレイがいきすぎてしまったのか……
見たところ、客は人間(ヒューマノイド)だ。
俺は心音を確認した。そして、肋骨を触診。
「肋骨が折れてるな」
「えええ~ ごめんさないぃぃ~」
ヘビボディをうねらせ、謝るミネーヌ。
「ちょっと静かに! 治すから」
俺は集中力を高める。人体構造をイメージする。
見える――
幻覚ではない。俺の能力だ。
レントゲンのように俺は、人体を透かして見ることが出来る。
そして構造も分かる。
元々、俺は外科医だった。
この世界に来て「治癒魔法」というのを覚えた。
この魔法はなぜか、人体のイメージが明確な方が上達が早いのだ。
しかも、効果も高い。
俺は呪文すら唱えることなく、人体を治療することが出来る。
ただし、外科専門。治せるのは怪我だけだ。内科的な病気は治せない。
元の世界の素養が、そのまま魔法となって、俺の能力になっているということだった。
「4番と5番か…… 肺にまでは達してない」
激痛により横隔膜が動かせず、呼吸困難となったらしい。
俺は骨をつなぎ合わせ、痛みを取る。
俺の手から青白い魔力光が発せられ、それが俺の治療イメージを実現していく。
「あはぁぁ~ あ、あ、あ~ ふぃぃぃぃ~」
男が息を吹き返した。
「申し訳ありません!! いきすぎたプレイでした!!」
土下座だった。俺のもうひとつスキル。
この世界に来て何度も経験し、経験値の最も高い技術だ。
「いやぁ…… 気もちよかったよぉぉぉ!! マジでぇぇ!! 死すら感じさせる快感…… こうでなくちゃなぁ!! 支配人やるなぁ!!」
息を吹き返した客は機嫌がよかった。
酸欠で脳細胞が破壊されたわけではないよな。
低酸素症とかだったら、嫌だなぁと俺は思って、客を見つめる。
「今度も、指名するからさ! ミレーヌちゃん!」
「あ、はい! よろしくお願いします!!」
ラミアのミネーヌもぺこりとお辞儀する。
「名刺! 名刺を渡して! ほら!」
「あ、そうです…… これ、私のスケジュールが裏にあります。それに会員証になりますので、次回から指名料割引です」
ラミアのミレーヌちゃんが嫋やかな白い指で名刺を持って客に渡した。
「ほぉぉ~ 幻想館はこういうサービスが…… さすが、ヤシワラの一流娼館ですなぁ」
見た感じこの客は、大店(おおだな)の旦那という感じだ。
太い客になってくれれば、ありがたい。
「よろしくお願いいたします。本日はありがとうございました」
ボーイもずらりと並ばせて、見送りさせる俺。
とりあえず、客は上機嫌で帰って行った。
「あ…… ミレーヌ」
客が見えなくなって、俺はラミアの娼婦に呼びかけた。
「なに? 支配人」
「ちょっと、話があるから、片付け終わったら、支配人室まで来てよ」
「うん…… 分かりましたぁ……」
俺は疲れた表情で言うと、さすがにミレーヌも反省してますって顔で返事をする。
俺は、マジで疲れているのだ。これ以上トラブルを起こさないでくれ。マジで。
人間ひとりの骨折を治すだけでも、へとへとになるんだからな。
治癒魔法を使うと、だいたい元の世界で手術をするのと同じくらい疲れる。
これは、どうにもならない。仕組みは分からんが、まあ理屈は合っているような気がする。
1日に何件も手術するなんてことは、元の世界ではなかった。
しかし、今日はこれで2件目なのだ。
昼間に、ハーピーの産んだ卵を丸のみした客の治癒も行っていたのだ。
なんで、殻ごと丸のみするのか…… バカなのだろうか?
この幻想館は人間の娼婦はもちろん、エルフ、獣人などの亜人の娼婦、そして完全に種族の異なるモンスターの娼婦もいるのだ。
娼婦の数では、ヤシワラでも屈指、その種類はおそらくNo.1だろうと思う。
そして、客も色々だ。人種、職業―― 元の世界では考えられない。
そんな娼館のトラブルの尻拭いが俺の仕事。支配人とはそういうことだ。
「そういえば、副支配人は?」
俺はボーイに訊いた。
「確か、チラシを作っているかと思いますが……」
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