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変わらない日常
日常
しおりを挟む~私立咲く崖高校~
『キーンコーンカーンコーン』
お昼休みを告げる放送が学校に鳴り響いた。
一斉に皆が食堂に向かう中で花音と夕葉は違う方向に歩いていた。
「あそこまで急がなくても良くない?夕葉。」
「皆限定30個のデラックス焼き肉弁当がほしいんだろ。」
「そっかー。ねぇ。資料室みにいこうよ!」
夕葉一瞬びっくりしたようだったが花音がゆった意味が分かったらしく「お弁当持ってるか?なら行くぞ」と言い資料室へ行くため歩みを少し早めた。
資料室は学校の西方向にある。よほど勉強が好きじゃない限り余り人が来る場所ではないからワイワイしなくていいと夕葉はいっている。花音は高1で夕葉と同じだけど資料室に行ったことがなかったので少々ドキドキとワクワクが胸の中にあった。
「ついたぞ。資料室。」
少し古いドアを夕葉が率先して開けた。
《ギィィィ》
古い音が鳴り響いて夜だったら花音は夕葉にしがみついていただろう。
中を少しみるとさすが資料室というまで凄く沢山の資料があり、圧巻の声を上げてしまった。
「わーお。」
「おい。花音。入るぞ。」
夕葉が先に入ろうとしたので「失礼します」と小声で言い花音も夕葉のあとに続いて臀へと足を踏み込んだ。中は意外に綺麗であの古いドアからは想像できないほど、綺麗に掃除されていた。
「花音。この資料だろ?」
「えー!早くない?!見つけんの」
そこの資料には大きく【私立咲く崖高校連続殺害事件】と書かれていた。そう。これが私達が探していた、私達の学校の殺害事件。花音がネットで適当になんかしてたら見つけた事件だった。正直デマカセと思っていたが実際に資料があった故現実味が増した。
「えーと。死者高校の生徒全員の約3000人?!」
「奥の方に資料があった。しかも随分隠されていた。」
「と、言うことは....。」
「ああ。世間に知られたくなかったんだろう。なかったことにしたんだよ、学校側が。」
隠されてなかったらこんなに人が入らない。私達も入らないと確信した。しかも3000人を殺害されたと書いてある。本当に殺害出来るのか?迫り来る疑問と真実。このままだと頭がどうにかしてしまいそうな程意味がわからなかった。
『キーンコーンカーンコーン』
「もう下校じゃん!どうしよ。資料」
「借りればいい。名前を記入してな。」
夕葉が指差した先に小さいボードに?名前ヲ記入シテ下サイ?と書かれていた。
そのボードに篠川花音とかいて日にちを記入、最後に資料の題名を書き資料室を後にした。
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