百均怪盗ハンドレット

千音 兎輝

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11.これがいわゆるサービス回と言うものか

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 え、ちょ待って! なに言ってるんだよ!さては・・・・・・
「彩香に何させてんですか、凜香お母さん!」
「あら、嫌だったかしら」
 シレッと言い返せるのが凄い。
「大丈夫よぉ、私たちが入っても息子なら大丈夫だと信じてるから」
 息子じゃねーし! その根拠はどこからきた! ・・・・・・あれ? 今私たちって・・・・・・
「なに一緒に入ろうとしてるんですかー!」
「いやー、息子の成長ぶりを見ておこうと思って」
 だから息子じゃねーし! さも当然のように入ろうとしてるんだよ!
「じゃ、入るわよー」
「わわわわ、上がる、もう上がるぅー!」
 ガラッ、もう遅かった。
「キャーッ!」
 今の悲鳴は俺。だって、だって・・・・・・
「入るなら水着ぐらい着て下さいよー!」
 タオル一枚で入ってくるとは、夢にも思わんだ。
 俺は自分の理性が崩れていく音が聞こえた。
 しかし二人とも凄いプロポーションだ。凜香お母さんは、永遠の二十一歳とか言っていたが、本当にそうだと信じてしまいそうだ。肌にはハリがあり、胸だってみずみずしい。顔にもシワ一つない。しかも美人。もし二十一歳なら5歳のときに彩香を産んだ強者である。
 次に彩香。俺の知る限り、これほどボンキュッボンという言葉が似合う女の子を知らない。形の良い胸はタオルごしでもはっきりと大きさが分かる。小ぶりなお尻は綺麗な曲線を描いている。ああ、生きてて良かった・・・・・・。
 ここで俺の意識は途切れた。
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