10 / 22
第10話 脱出は計画的に。
しおりを挟む
――古本屋で本を借りてきて。タルトも買ってきて。
これがまず最初の作戦。
本が読みたかったわけでもなければ、タルトが食べたかったわけでもない。
貸本屋もタルト屋もこのホテルの近辺にはない。だから、そこに行けと命じれば、キースの帰りは自然と遅くなる。
これが、「ドレスに合うリボンを買ってきて」とか、「新しい髪飾りが欲しいの」ではダメ。それだと「では、買い物にご一緒します」とか、「御用聞き商人をここに呼びましょう」となって、キースが離れることなくペッタリついてくる。本とタルトっていう、アタシが一緒に行かなくてもよくて、誰かに持ってきてもらうことのできないアイテムを頼む。これがいいのよ。
で。
アイツの場合、この部屋を離れるとなると鍵をかけてこっちを閉じ込めちゃうけど、今回はそれができない。
だって、同時にジュディスも部屋を出ているから。
ジュディスに頼んだのはお茶。ホテルの台所キッチンへ取りに行っただけだから、キースより早く戻ってくる。
となると、キースは扉に鍵をかけられない。自分より先に戻るだろうジュディスを締め出すことになっちゃうし。そこまで厳重にアタシを閉じ込めたって、戻ったジュディスがホテルの人に鍵を開けるようにお願いしたら意味ないし。
だから。
だから、キースは何も鍵をかけずに出ていった。
すべてはアタシの作戦通り。
ジュディスには悪いけど、アタシはチャンスを逃さない女なの。
二度がダメなら三度でも。自分のためなら、何度でも挑戦するのよ。
タルトを食べたくない、お茶を楽しみたくないって言えばウソになるけど、今は自分の命が大事。
(ごめんね、ジュディス。落ち着いたら迎えに来るから。そしたら下町で一緒に暮らそうね)
軽く心のなかで謝っておく。
ホントは階下に駆け下りてジュディスも一緒に逃げるように伝えたいけど、万が一、アイツが帰ってきたらまずいので諦める。遠くに行くように命じたけど、アイツ、神出鬼没、いつ帰ってくるかわかんないし。
そして。
(甘かったわね。アタシはそう簡単に囚われるご令嬢じゃないのよ)
アイツがタルト片手に青ざめる姿を想像する。――ちょっと楽しい。
(さて――)
初めての脱出はメイドで失敗した。
二度目は窓からで失敗した。
だから、三度目は……。
(堂々!! 堂々と令嬢らしく出ていく!!)
これでいく。
ホテルなんて紳士だの淑女だのそういうのがいっぱいいるところだし。まあ、もちろんメイドとかボーイとかそういうのもいるけどさ。
とにかく、令嬢が普通に歩いていてもおかしくない場所なのよ。
だから、別にメイドにならなくっても、窓から逃げ出さなくっても怪しまれたりしない。まあ、お付の者がいないから? ちょっと不思議には思われるかもしれないけど、紛れてしまえばそんなに目立たない。
気は焦るけど、なるべく優雅に平然と歩けば問題ナシ。ちょっとグランドフロアにあるサロンに顔を出しに行きますのホホホ、みたいな。サロンにあるピアノ、それを聴きたくて急いで出てきたから、召使いは後から来ますわフフフ、みたいに。
実際、階段にまでピアノの音は聞こえてきてる。口実、ピッタリ。
(ま、今はピアノなんか興味ないけどね~)
逃げるのが大事。素敵なメロディだとは思うけど。
階段を降りていくシルクハットを被った紳士。楽しくお喋りをしながら階段を上る淑女たち。
さり気なくその流れに乗るようにして階段を降りる。踊り場で少しもたつくけれど、確実に下へ下へ、一階、グランドフロアへと近づいていく。
(あと少し。ここを曲がれば……)
最後の踊り場。ここを過ぎたら、あとはまっすぐ階段を降りて、その先にあるのはホール。緋色の制服に身を包んだドアマンが待つエントランスはもうすぐそこ!!
(もうすぐ。もうすぐよ!! ……って、え?)
グラリ。
体が前のめりに崩れる。足元にあったはずの階段の赤い毛氈が、みるみる間に目の前に迫ってくる!!
「きゃああっ!!」
声も出せないアタシ。代わりに誰かの悲鳴が聞こえた。
(うぎゃあぁぁぁっ!!)
目をつむり、身を固くする。
――ガシッ。
「大丈夫ですか、レディ」
真っ暗ななか、前からドンッとぶつかった衝撃。でも柔らかい。
聞こえた声は知らない声。
「え、っと……」
恐るおそる目を開ける。脇に回された腕。多分、落ちてきたアタシを受け止めてくれた腕。ガッシリとした体型の男の人――ではな黒髪の年若い少年。受け止めてくれた胸板は少々薄い。多分、アタシより若い。ドアマンと同じ緋色の制服に身を包んだ、おそらくフロアで荷運びをするページボーイ。
「あ、ありがと……」
「いえ。ご無事でなによりです」
驚きと安堵。恐怖と戸惑い。
いろんなものがごっちゃ混ぜになって、止まりかけてた心臓が一気に動き出す。
(アタシ、抱きとめられちゃったの? こんなみんなが見てる前で?)
っていうのもある。階段を落ちかけたんだから仕方ないとは思うけど、男性に抱きとめられるってどうなのって。けど。
(痛い……)
右足首にズキンッと走る鈍い痛み。階段から落ちたときにひねったとかじゃない。あれは――。
「足をくじかれたのですか?」
「あ、えと、その……、だ、大丈夫よ、ありがとう」
アタシが階段の途中で座り込んだまま立とうとしないから不審がられた。慌てて立ち上がって元気なふりをする。実際、足首の痛みは、立って歩くのに問題ない程度。
「一度部屋にお戻りいただいたほうがよろしいですね」
「大丈夫、大丈夫!! ほら、なんにも問題ないから」
さすがに階段途中で飛び跳ねるわけにはいかないけど、平らなところならピョンピョンできる。
「ミスター・ウィリアムズももうすぐお帰りになりますので、お部屋にお戻りください」
へ?
ミスター・ウィリアムズ?
「誰、それ」
「貴女さまの執事ですよ。キース・ウィリアムズ。ご存じなかったのですか?」
うん。
アイツ、そんな名前だっけ? すっかり忘れてた。
だって、どうでもよかったし。いっつも「アイツ」とか「コイツ」とか「ソイツ」呼ばわりだったし。
「ウィリアムズ殿がお帰りになるまで僕がお世話をさせていただきますので、どうか、お部屋にお戻りください」
「え、いや、そこまでしていただかなくても……」
せっかくの逃げるチャンスなのだから、放っておいてくださいな。ホホホ。
「お気になさらずに。これも、主に仕える従僕の役目ですから」
へ? え? 従僕?
ホテルのページボーイが従僕?
「申し遅れました。僕は、メイフォード子爵家の従僕、テオ・ロビンソンと申します。ウィリアムズ殿の下で働かせていただいております」
ななななんですってぇぇぇっ!!
せっかく。せっかく逃げる機会ができたって思ったのに。
アイツの小型版(少年版?)、恭しく胸に手を当てての一礼。助けてくれた恩人、ただのページボーイだと思ったら、アイツの一味だったのね? ページボーイのフリして、アタシを見張ってたってこと?
――逃亡、失敗。
これがまず最初の作戦。
本が読みたかったわけでもなければ、タルトが食べたかったわけでもない。
貸本屋もタルト屋もこのホテルの近辺にはない。だから、そこに行けと命じれば、キースの帰りは自然と遅くなる。
これが、「ドレスに合うリボンを買ってきて」とか、「新しい髪飾りが欲しいの」ではダメ。それだと「では、買い物にご一緒します」とか、「御用聞き商人をここに呼びましょう」となって、キースが離れることなくペッタリついてくる。本とタルトっていう、アタシが一緒に行かなくてもよくて、誰かに持ってきてもらうことのできないアイテムを頼む。これがいいのよ。
で。
アイツの場合、この部屋を離れるとなると鍵をかけてこっちを閉じ込めちゃうけど、今回はそれができない。
だって、同時にジュディスも部屋を出ているから。
ジュディスに頼んだのはお茶。ホテルの台所キッチンへ取りに行っただけだから、キースより早く戻ってくる。
となると、キースは扉に鍵をかけられない。自分より先に戻るだろうジュディスを締め出すことになっちゃうし。そこまで厳重にアタシを閉じ込めたって、戻ったジュディスがホテルの人に鍵を開けるようにお願いしたら意味ないし。
だから。
だから、キースは何も鍵をかけずに出ていった。
すべてはアタシの作戦通り。
ジュディスには悪いけど、アタシはチャンスを逃さない女なの。
二度がダメなら三度でも。自分のためなら、何度でも挑戦するのよ。
タルトを食べたくない、お茶を楽しみたくないって言えばウソになるけど、今は自分の命が大事。
(ごめんね、ジュディス。落ち着いたら迎えに来るから。そしたら下町で一緒に暮らそうね)
軽く心のなかで謝っておく。
ホントは階下に駆け下りてジュディスも一緒に逃げるように伝えたいけど、万が一、アイツが帰ってきたらまずいので諦める。遠くに行くように命じたけど、アイツ、神出鬼没、いつ帰ってくるかわかんないし。
そして。
(甘かったわね。アタシはそう簡単に囚われるご令嬢じゃないのよ)
アイツがタルト片手に青ざめる姿を想像する。――ちょっと楽しい。
(さて――)
初めての脱出はメイドで失敗した。
二度目は窓からで失敗した。
だから、三度目は……。
(堂々!! 堂々と令嬢らしく出ていく!!)
これでいく。
ホテルなんて紳士だの淑女だのそういうのがいっぱいいるところだし。まあ、もちろんメイドとかボーイとかそういうのもいるけどさ。
とにかく、令嬢が普通に歩いていてもおかしくない場所なのよ。
だから、別にメイドにならなくっても、窓から逃げ出さなくっても怪しまれたりしない。まあ、お付の者がいないから? ちょっと不思議には思われるかもしれないけど、紛れてしまえばそんなに目立たない。
気は焦るけど、なるべく優雅に平然と歩けば問題ナシ。ちょっとグランドフロアにあるサロンに顔を出しに行きますのホホホ、みたいな。サロンにあるピアノ、それを聴きたくて急いで出てきたから、召使いは後から来ますわフフフ、みたいに。
実際、階段にまでピアノの音は聞こえてきてる。口実、ピッタリ。
(ま、今はピアノなんか興味ないけどね~)
逃げるのが大事。素敵なメロディだとは思うけど。
階段を降りていくシルクハットを被った紳士。楽しくお喋りをしながら階段を上る淑女たち。
さり気なくその流れに乗るようにして階段を降りる。踊り場で少しもたつくけれど、確実に下へ下へ、一階、グランドフロアへと近づいていく。
(あと少し。ここを曲がれば……)
最後の踊り場。ここを過ぎたら、あとはまっすぐ階段を降りて、その先にあるのはホール。緋色の制服に身を包んだドアマンが待つエントランスはもうすぐそこ!!
(もうすぐ。もうすぐよ!! ……って、え?)
グラリ。
体が前のめりに崩れる。足元にあったはずの階段の赤い毛氈が、みるみる間に目の前に迫ってくる!!
「きゃああっ!!」
声も出せないアタシ。代わりに誰かの悲鳴が聞こえた。
(うぎゃあぁぁぁっ!!)
目をつむり、身を固くする。
――ガシッ。
「大丈夫ですか、レディ」
真っ暗ななか、前からドンッとぶつかった衝撃。でも柔らかい。
聞こえた声は知らない声。
「え、っと……」
恐るおそる目を開ける。脇に回された腕。多分、落ちてきたアタシを受け止めてくれた腕。ガッシリとした体型の男の人――ではな黒髪の年若い少年。受け止めてくれた胸板は少々薄い。多分、アタシより若い。ドアマンと同じ緋色の制服に身を包んだ、おそらくフロアで荷運びをするページボーイ。
「あ、ありがと……」
「いえ。ご無事でなによりです」
驚きと安堵。恐怖と戸惑い。
いろんなものがごっちゃ混ぜになって、止まりかけてた心臓が一気に動き出す。
(アタシ、抱きとめられちゃったの? こんなみんなが見てる前で?)
っていうのもある。階段を落ちかけたんだから仕方ないとは思うけど、男性に抱きとめられるってどうなのって。けど。
(痛い……)
右足首にズキンッと走る鈍い痛み。階段から落ちたときにひねったとかじゃない。あれは――。
「足をくじかれたのですか?」
「あ、えと、その……、だ、大丈夫よ、ありがとう」
アタシが階段の途中で座り込んだまま立とうとしないから不審がられた。慌てて立ち上がって元気なふりをする。実際、足首の痛みは、立って歩くのに問題ない程度。
「一度部屋にお戻りいただいたほうがよろしいですね」
「大丈夫、大丈夫!! ほら、なんにも問題ないから」
さすがに階段途中で飛び跳ねるわけにはいかないけど、平らなところならピョンピョンできる。
「ミスター・ウィリアムズももうすぐお帰りになりますので、お部屋にお戻りください」
へ?
ミスター・ウィリアムズ?
「誰、それ」
「貴女さまの執事ですよ。キース・ウィリアムズ。ご存じなかったのですか?」
うん。
アイツ、そんな名前だっけ? すっかり忘れてた。
だって、どうでもよかったし。いっつも「アイツ」とか「コイツ」とか「ソイツ」呼ばわりだったし。
「ウィリアムズ殿がお帰りになるまで僕がお世話をさせていただきますので、どうか、お部屋にお戻りください」
「え、いや、そこまでしていただかなくても……」
せっかくの逃げるチャンスなのだから、放っておいてくださいな。ホホホ。
「お気になさらずに。これも、主に仕える従僕の役目ですから」
へ? え? 従僕?
ホテルのページボーイが従僕?
「申し遅れました。僕は、メイフォード子爵家の従僕、テオ・ロビンソンと申します。ウィリアムズ殿の下で働かせていただいております」
ななななんですってぇぇぇっ!!
せっかく。せっかく逃げる機会ができたって思ったのに。
アイツの小型版(少年版?)、恭しく胸に手を当てての一礼。助けてくれた恩人、ただのページボーイだと思ったら、アイツの一味だったのね? ページボーイのフリして、アタシを見張ってたってこと?
――逃亡、失敗。
0
あなたにおすすめの小説
真空ベータの最強執事は辞職したい~フェロモン無効体質でアルファの王子様たちの精神安定剤になってしまった結果、執着溺愛されています~
水凪しおん
BL
フェロモンの影響を受けない「ベータ」の執事ルシアンは、前世の記憶を持つ転生者。
アルファ至上主義の荒れた王城で、彼はその特異な「無臭」体質ゆえに、フェロモン過多で情緒不安定な三人の王子たちにとって唯一の「精神安定剤」となってしまう。
氷の第一王子、野獣の第二王子、知略の第三王子――最強のアルファ兄弟から、匂いを嗅がれ、抱きつかれ、執着される日々。
「私はただの執事です。平穏に仕事をさせてください」
辞表を出せば即却下、他国へ逃げれば奪還作戦。
これは、無自覚に王子たちを癒やしてしまった最強執事が、国ぐるみで溺愛され、外堀を埋められていくお仕事&逆ハーレムBLファンタジー!
無自覚人たらしマシュマロ令嬢、王宮で崇拝される ――見た目はぽっちゃり、中身は只者じゃない !
恋せよ恋
ファンタジー
富豪にして美食家、オラニエ侯爵家の長女ステファニー。
もっちり体型から「マシュマロ令嬢」と陰口を叩かれる彼女だが、
本人は今日もご機嫌に美味しいものを食べている。
――ただし、この令嬢、人のオーラが色で見える。
その力をひけらかすこともなく、ただ「気になるから」と忠告した結果、
不正商会が摘発され、運気が上がり、気づけば周囲には信奉者が増えていく。
十五歳で王妃に乞われ、王宮へ『なんでも顧問』として迎えられたステファニー。
美食を愛し、人を疑わず、誰にでも礼を尽くすその姿勢は、
いつの間にか貴族たちの心を掴み、王子たちまで惹きつけていく。
これは、
見た目はぽっちゃり、されど中身は只者ではないマシュマロ令嬢が、
無自覚のまま王宮を掌握していく、もっちり系・人たらし王宮譚。
🔶登場人物・設定は筆者の創作によるものです。
🔶不快に感じられる表現がありましたらお詫び申し上げます。
🔶誤字脱字・文の調整は、投稿後にも随時行います。
🔶今後もこの世界観で物語を続けてまいります。
🔶 エール📣いいね❤️励みになります!
🔶表紙はAI生成画像です🤖
【完結】使えない令嬢として一家から追放されたけど、あまりにも領民からの信頼が厚かったので逆転してざまぁしちゃいます
腕押のれん
ファンタジー
アメリスはマハス公国の八大領主の一つであるロナデシア家の三姉妹の次女として生まれるが、頭脳明晰な長女と愛想の上手い三女と比較されて母親から疎まれており、ついに追放されてしまう。しかしアメリスは取り柄のない自分にもできることをしなければならないという一心で領民たちに対し援助を熱心に行っていたので、領民からは非常に好かれていた。そのため追放された後に他国に置き去りにされてしまうものの、偶然以前助けたマハス公国出身のヨーデルと出会い助けられる。ここから彼女の逆転人生が始まっていくのであった!
私が死ぬまでには完結させます。
追記:最後まで書き終わったので、ここからはペース上げて投稿します。
追記2:ひとまず完結しました!
【完結】辺境に飛ばされた子爵令嬢、前世の経営知識で大商会を作ったら王都がひれ伏したし、隣国のハイスペ王子とも結婚できました
いっぺいちゃん
ファンタジー
婚約破棄、そして辺境送り――。
子爵令嬢マリエールの運命は、結婚式直前に無惨にも断ち切られた。
「辺境の館で余生を送れ。もうお前は必要ない」
冷酷に告げた婚約者により、社交界から追放された彼女。
しかし、マリエールには秘密があった。
――前世の彼女は、一流企業で辣腕を振るった経営コンサルタント。
未開拓の農産物、眠る鉱山資源、誠実で働き者の人々。
「必要ない」と切り捨てられた辺境には、未来を切り拓く力があった。
物流網を整え、作物をブランド化し、やがて「大商会」を設立!
数年で辺境は“商業帝国”と呼ばれるまでに発展していく。
さらに隣国の完璧王子から熱烈な求婚を受け、愛も手に入れるマリエール。
一方で、税収激減に苦しむ王都は彼女に救いを求めて――
「必要ないとおっしゃったのは、そちらでしょう?」
これは、追放令嬢が“経営知識”で国を動かし、
ざまぁと恋と繁栄を手に入れる逆転サクセスストーリー!
※表紙のイラストは画像生成AIによって作られたものです。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
仕事繁忙期の為、2月中旬まで更新を週一に致します。
カクヨム(吉野 ひな)様にも投稿しています。
転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました
桜あずみ
恋愛
異世界に転移して2年。
言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。
しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。
──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。
その一行が、彼の目に留まった。
「この文字を書いたのは、あなたですか?」
美しく、完璧で、どこか現実離れした男。
日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。
最初はただの好奇心だと思っていた。
けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。
彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。
捨てられた生贄オメガ、魔王城で極上の『巣作り』始めます!~不眠症の魔王様、私のクッションで爆睡して溺愛モードに突入~
水凪しおん
BL
「役立たずのオメガ」として冷遇され、血も涙もない魔王への生贄として捨てられたリノ。
死を覚悟して連れてこられた魔王城は、寒くて硬くて、居住性最悪のブラック環境だった!?
「こんなところで寝られるか!」
極限状態で発動したオメガ特有の『巣作り本能』と、神業レベルの裁縫スキルが火を噴く!
ゴミ同然の布切れをフカフカのクッションに、冷たい石床を極上のラグマットにリフォーム。
すると、不眠症で常にイライラしていた魔王ザルドリスが、リノの作った「巣」のあまりの快適さに陥落してしまい……?
「……貴様、私を堕落させる気か」
(※いいえ、ただ快適に寝たいだけです)
殺されるどころか、魔王様に気に入られ、気付けば城中がリノの虜に。
捨てられた生贄オメガが、裁縫一つで魔王城を「世界一のマイホーム」に変える、ほのぼの逆転溺愛ファンタジー!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる