15 / 22
3.僕とキミの間にあるもの
(五)
しおりを挟む
「――先輩、もう少しだけ、そっち、つめてください」
モゾモゾと氷鷹が動く。
「つめてって。もう、こっちもギリギリなんだよ」
「ん~、だったら、ほら、こう! こうやって寝てくださいよ」
「コラ! こんなの、うわっ、ちょっ! 変なトコ、触んな!」
「でもこれで、お互いちゃんと布団に収まれましたよ」
向かい合うような体勢になって。顔を間近にして、氷鷹が微笑む。
――なんで、こんな窮屈な思いをして、寝なくちゃいけないんだ!
叫びたい。
なんで、どうしてこうなってるんだって。
オレのアパート。一人で寝るには充分な広さのある、シングルベッド。そこで、モゾモゾと男二人、体を横にして向き合っている。
なぜ?
鍋パをしただけじゃない。氷鷹がそのまま泊まりたいと言い出したから。
氷鷹は、そのまま床でゴロ寝でいいと言ったけれど、「はい、そうですか。じゃあ、床でどうぞ」とは言いにくい。ってか、言えない。そんなことしたら、明日の朝には、体のアチコチが痛くなるだろうし、下手すりゃ風邪ひく。
無理やりであっても部屋に泊まるとなれば、もう少しマシなところで寝て欲しい。が、この部屋に、ベッド以外の寝具もない。
となると、となるわけで。
鍋も片付けて、風呂も入って。さあ寝るぞとなれば、こうして一人用のシングルベッドに、大の男が二人、無理やり体をねじ込むことになる。
正直、窮屈。
家、近いんだし、お前は帰れ。
そう言えたらよかったのに。そう言うべきだったのに。
なぜかオレは、こうして窮屈になるのをわかっていたのに、「帰れ」の一言が言い出せなかった。
なぜだ?
自分でもわからない。
「へへっ。でも、こうしてくっついて寝ると、お鍋といっしょで、暖かいですよねぇ」
なぜか、うれしそうな氷鷹。けど。
「うおっ。お前、足、冷てーな」
氷鷹が動いた拍子に、オレの足に冷たいものが当たる。足から首筋まで、ヒンヤリが登ってきて、思わず体を震わせる。
「俺、冷え性ですから。すみません、先輩。温めてください」
「冷え性って、うわっ、オイッ! つ、冷てえ……」
グイッと足の間に割り込んできた、氷鷹の足先。冬用のトレーナー越しに感じるヒンヤリ。
「先輩、あったかい……」
「『あったかい』じゃねえ! こんなん、寝られっか!」
人は温かい状態から冷めていく段階で眠りに落ちるという。お風呂上がりに眠くなるのは、その体温変化が眠りを誘うからだというが。だからって、こんな強制的に冷やされて、眠気なんてもよおせるはずがない。それどころか、冷たさに目が覚める。
「そうですか? 俺は眠れますけど。あったかくて、気持ちいいし」
体を横にすることで、なんとか収まったベッドのなか。さらなる温もりを求めてか。氷鷹がなおもゴソゴソ体を動かす。
「あ、でも、眠るのは無理かな。だって、隣に先輩がいるんっすから」
「どうして?」と訊く前に、答えを言った氷鷹。
オレが隣りにいたら、どうして眠れなくなるのか。その答えを聴きたいような、聴きたくないような。
「ねえ、先輩」
それまでニヤニヤと笑っていた氷鷹が、神妙と言っていいほど、真顔に戻る。
「先輩のこと、下の名前って呼んでもいいですか?」
「え?」
「もちろん〝さん〟とか〝先輩〟とか、敬称はつけます。けど……」
ダメ?
少し潤んだような目が訴えてくる。
「……悪いが、名前はダメだ」
氷鷹になら、呼ばれてもいいんじゃないか。
少しだけ心が揺らぐ。だから、あえて目を閉じて、答えを伝える。
名前を呼ばれるのは。名前だけは……。
「……わかりました。そうですよね。こうして泊めてもらえるぐらい、親切にしてもらっても、先輩後輩の区切りはつけなきゃですよね」
「氷鷹……」
どうして断るのか。その理由を言い出せなくて、「申し訳ない」という感情が心を占拠する。
昔は普通に「志弦」と呼ばせていた名前。
会ったこともない、亡き曾祖母「静流」にあやかって、付けられたという名前。
嫌いなわけじゃない。けど。
――志弦ってヘンな名前!
あの夕日の差し込む教室で、翔太が笑いながら言ってた言葉が、胸に楔のように打ち込まれている。
氷鷹なら、「ヘンな名前!」と言わないかもしれない。これだけオレを慕ってくれてる氷鷹なら。
けど、名前を知られて、また「女みたい」とか思われたら。
向かい合う、氷鷹の顔。
同じ布団のなか、枕の高さが同じせいで顔が並ぶけど、いつもはこんな同じ高さに顔がくることはない。男らしい体をした氷鷹が、オレよりも頭一つ分以上背が高い。寒いと言ってオレに絡めてくる足は、本来なら、オレのつま先よりずっと下にあるはず。
――アイツは、女に生まれそびれたんだよ。
井高の言っていたこと。
それと同じことを氷鷹に思われたら。
(イヤだ)
なぜか、どうしてかわからないけど、ものすごくイヤだ。
デキる先輩のフリをしたい――というわけじゃないけど。とにかく、名前を知られて、「女みたい」って思われるのはイヤだ。そして、自分の名前をそんなふうに思ってしまう自分がイヤだ。
「先輩。それじゃあ俺のこと、〝氷鷹〟じゃなくて、〝陽翔〟って呼んでください」
「ハルト?」
「そうです。〝氷鷹〟でもいいんですけど。俺、先輩に〝陽翔〟って呼んでほしいなって、ずっと思ってて」
どうして?
名前呼びすると、親密な感じがするから?
「あと、鍋パもいいんですけど、こうして時折でいいから、泊めてもらえるとうれしいっす」
泊めて?
なら、もう一組布団を用意したほうがいいか?
いくらなんでも、泊まりに来るたび、こんなふうにギュウギュウで寝るのはちょっと……。
「俺、憧れだったんっすよ。こうやって、誰かのベッドに潜り込むって」
「は?」
「カミナリ怖いよ~とか、怖い夢見たよ~とか。そういう感じで潜り込ませてもらうと、ちょっとうれしいかな」
「うわっ! なんでそこで抱きつく!」
オレの体に回された氷鷹の腕。ガシっとオレにしがみついてくる。
「うわぁん。怖い夢見たよぉ。お兄ちゃん、そばにいてぇ!」
抱きつくだけじゃない。ヘンな泣き声まで上げてくる。
「誰が〝お兄ちゃん〟だ!」
オレは、自分より図体のデカい弟を持った覚えはない!
それに、そういう理由で潜り込む布団の主は、兄じゃなく、父か母だろうが!
ってか、その前に離れろ、コノヤロ!
押しのけたいのに、意外と氷鷹の腕の力は強くて。オレは、半ば諦め、その腕のなかで嘆息し、目を閉じる。
「――仕方ない。今日だけだぞ」
「わぁい。お兄ちゃん、大好き」
誰が兄だ。
言いたいけど、氷鷹の腕のなかは、足と違って暖かくて、心地よくて。
しがみつかれてるというか、守られてるというか、温められているというか。
よくわからない状態なのに、やすやすと眠気が襲ってくる。
(男の腕のなかで、心地いいって。やっぱ、オレ、女の生まれそびれなのかな)
眠気に支配されていくなかで、皮肉なことを考えるも、こんなに人のぬくもりが気持ちいいなら、それでもいいや――みたいな気分になった。
モゾモゾと氷鷹が動く。
「つめてって。もう、こっちもギリギリなんだよ」
「ん~、だったら、ほら、こう! こうやって寝てくださいよ」
「コラ! こんなの、うわっ、ちょっ! 変なトコ、触んな!」
「でもこれで、お互いちゃんと布団に収まれましたよ」
向かい合うような体勢になって。顔を間近にして、氷鷹が微笑む。
――なんで、こんな窮屈な思いをして、寝なくちゃいけないんだ!
叫びたい。
なんで、どうしてこうなってるんだって。
オレのアパート。一人で寝るには充分な広さのある、シングルベッド。そこで、モゾモゾと男二人、体を横にして向き合っている。
なぜ?
鍋パをしただけじゃない。氷鷹がそのまま泊まりたいと言い出したから。
氷鷹は、そのまま床でゴロ寝でいいと言ったけれど、「はい、そうですか。じゃあ、床でどうぞ」とは言いにくい。ってか、言えない。そんなことしたら、明日の朝には、体のアチコチが痛くなるだろうし、下手すりゃ風邪ひく。
無理やりであっても部屋に泊まるとなれば、もう少しマシなところで寝て欲しい。が、この部屋に、ベッド以外の寝具もない。
となると、となるわけで。
鍋も片付けて、風呂も入って。さあ寝るぞとなれば、こうして一人用のシングルベッドに、大の男が二人、無理やり体をねじ込むことになる。
正直、窮屈。
家、近いんだし、お前は帰れ。
そう言えたらよかったのに。そう言うべきだったのに。
なぜかオレは、こうして窮屈になるのをわかっていたのに、「帰れ」の一言が言い出せなかった。
なぜだ?
自分でもわからない。
「へへっ。でも、こうしてくっついて寝ると、お鍋といっしょで、暖かいですよねぇ」
なぜか、うれしそうな氷鷹。けど。
「うおっ。お前、足、冷てーな」
氷鷹が動いた拍子に、オレの足に冷たいものが当たる。足から首筋まで、ヒンヤリが登ってきて、思わず体を震わせる。
「俺、冷え性ですから。すみません、先輩。温めてください」
「冷え性って、うわっ、オイッ! つ、冷てえ……」
グイッと足の間に割り込んできた、氷鷹の足先。冬用のトレーナー越しに感じるヒンヤリ。
「先輩、あったかい……」
「『あったかい』じゃねえ! こんなん、寝られっか!」
人は温かい状態から冷めていく段階で眠りに落ちるという。お風呂上がりに眠くなるのは、その体温変化が眠りを誘うからだというが。だからって、こんな強制的に冷やされて、眠気なんてもよおせるはずがない。それどころか、冷たさに目が覚める。
「そうですか? 俺は眠れますけど。あったかくて、気持ちいいし」
体を横にすることで、なんとか収まったベッドのなか。さらなる温もりを求めてか。氷鷹がなおもゴソゴソ体を動かす。
「あ、でも、眠るのは無理かな。だって、隣に先輩がいるんっすから」
「どうして?」と訊く前に、答えを言った氷鷹。
オレが隣りにいたら、どうして眠れなくなるのか。その答えを聴きたいような、聴きたくないような。
「ねえ、先輩」
それまでニヤニヤと笑っていた氷鷹が、神妙と言っていいほど、真顔に戻る。
「先輩のこと、下の名前って呼んでもいいですか?」
「え?」
「もちろん〝さん〟とか〝先輩〟とか、敬称はつけます。けど……」
ダメ?
少し潤んだような目が訴えてくる。
「……悪いが、名前はダメだ」
氷鷹になら、呼ばれてもいいんじゃないか。
少しだけ心が揺らぐ。だから、あえて目を閉じて、答えを伝える。
名前を呼ばれるのは。名前だけは……。
「……わかりました。そうですよね。こうして泊めてもらえるぐらい、親切にしてもらっても、先輩後輩の区切りはつけなきゃですよね」
「氷鷹……」
どうして断るのか。その理由を言い出せなくて、「申し訳ない」という感情が心を占拠する。
昔は普通に「志弦」と呼ばせていた名前。
会ったこともない、亡き曾祖母「静流」にあやかって、付けられたという名前。
嫌いなわけじゃない。けど。
――志弦ってヘンな名前!
あの夕日の差し込む教室で、翔太が笑いながら言ってた言葉が、胸に楔のように打ち込まれている。
氷鷹なら、「ヘンな名前!」と言わないかもしれない。これだけオレを慕ってくれてる氷鷹なら。
けど、名前を知られて、また「女みたい」とか思われたら。
向かい合う、氷鷹の顔。
同じ布団のなか、枕の高さが同じせいで顔が並ぶけど、いつもはこんな同じ高さに顔がくることはない。男らしい体をした氷鷹が、オレよりも頭一つ分以上背が高い。寒いと言ってオレに絡めてくる足は、本来なら、オレのつま先よりずっと下にあるはず。
――アイツは、女に生まれそびれたんだよ。
井高の言っていたこと。
それと同じことを氷鷹に思われたら。
(イヤだ)
なぜか、どうしてかわからないけど、ものすごくイヤだ。
デキる先輩のフリをしたい――というわけじゃないけど。とにかく、名前を知られて、「女みたい」って思われるのはイヤだ。そして、自分の名前をそんなふうに思ってしまう自分がイヤだ。
「先輩。それじゃあ俺のこと、〝氷鷹〟じゃなくて、〝陽翔〟って呼んでください」
「ハルト?」
「そうです。〝氷鷹〟でもいいんですけど。俺、先輩に〝陽翔〟って呼んでほしいなって、ずっと思ってて」
どうして?
名前呼びすると、親密な感じがするから?
「あと、鍋パもいいんですけど、こうして時折でいいから、泊めてもらえるとうれしいっす」
泊めて?
なら、もう一組布団を用意したほうがいいか?
いくらなんでも、泊まりに来るたび、こんなふうにギュウギュウで寝るのはちょっと……。
「俺、憧れだったんっすよ。こうやって、誰かのベッドに潜り込むって」
「は?」
「カミナリ怖いよ~とか、怖い夢見たよ~とか。そういう感じで潜り込ませてもらうと、ちょっとうれしいかな」
「うわっ! なんでそこで抱きつく!」
オレの体に回された氷鷹の腕。ガシっとオレにしがみついてくる。
「うわぁん。怖い夢見たよぉ。お兄ちゃん、そばにいてぇ!」
抱きつくだけじゃない。ヘンな泣き声まで上げてくる。
「誰が〝お兄ちゃん〟だ!」
オレは、自分より図体のデカい弟を持った覚えはない!
それに、そういう理由で潜り込む布団の主は、兄じゃなく、父か母だろうが!
ってか、その前に離れろ、コノヤロ!
押しのけたいのに、意外と氷鷹の腕の力は強くて。オレは、半ば諦め、その腕のなかで嘆息し、目を閉じる。
「――仕方ない。今日だけだぞ」
「わぁい。お兄ちゃん、大好き」
誰が兄だ。
言いたいけど、氷鷹の腕のなかは、足と違って暖かくて、心地よくて。
しがみつかれてるというか、守られてるというか、温められているというか。
よくわからない状態なのに、やすやすと眠気が襲ってくる。
(男の腕のなかで、心地いいって。やっぱ、オレ、女の生まれそびれなのかな)
眠気に支配されていくなかで、皮肉なことを考えるも、こんなに人のぬくもりが気持ちいいなら、それでもいいや――みたいな気分になった。
10
あなたにおすすめの小説
【16話完結】あの日、王子の隣を去った俺は、いまもあなたを想っている
キノア9g
BL
かつて、誰よりも大切だった人と別れた――それが、すべての始まりだった。
今はただ、冒険者として任務をこなす日々。けれどある日、思いがけず「彼」と再び顔を合わせることになる。
魔法と剣が支配するリオセルト大陸。
平和を取り戻しつつあるこの世界で、心に火種を抱えたふたりが、交差する。
過去を捨てたはずの男と、捨てきれなかった男。
すれ違った時間の中に、まだ消えていない想いがある。
――これは、「終わったはずの恋」に、もう一度立ち向かう物語。
切なくも温かい、“再会”から始まるファンタジーBL。
お題『復縁/元恋人と3年後に再会/主人公は冒険者/身を引いた形』設定担当AI /チャッピー
AI比較企画作品
昔「結婚しよう」と言ってくれた幼馴染は今日、僕以外の人と結婚する
子犬一 はぁて
BL
幼馴染の君は、7歳のとき
「大人になったら結婚してね」と僕に言って笑った。
そして──今日、君は僕じゃない別の人と結婚する。
背の低い、寝る時は親指しゃぶりが癖だった君は、いつの間にか皆に好かれて、彼女もできた。
結婚式で花束を渡す時に胸が痛いんだ。
「こいつ、幼馴染なんだ。センスいいだろ?」
誇らしげに笑う君と、その隣で微笑む綺麗な奥さん。
叶わない恋だってわかってる。
それでも、氷砂糖みたいに君との甘い思い出を、僕だけの宝箱にしまって生きていく。
君の幸せを願うことだけが、僕にできる最後の恋だから。
【WEB版】監視が厳しすぎた嫁入り生活から解放されました~冷徹無慈悲と呼ばれた隻眼の伯爵様と呪いの首輪~【BL・オメガバース】
古森きり
BL
【書籍化決定しました!】
詳細が決まりましたら改めてお知らせにあがります!
たくさんの閲覧、お気に入り、しおり、感想ありがとうございました!
アルファポリス様の規約に従い発売日にURL登録に変更、こちらは引き下げ削除させていただきます。
政略結婚で嫁いだ先は、女狂いの伯爵家。
男のΩである僕には一切興味を示さず、しかし不貞をさせまいと常に監視される生活。
自分ではどうすることもできない生活に疲れ果てて諦めた時、夫の不正が暴かれて失脚した。
行く当てがなくなった僕を保護してくれたのは、元夫が口を開けば罵っていた政敵ヘルムート・カウフマン。
冷徹無慈悲と呼び声高い彼だが、共に食事を摂ってくれたりやりたいことを応援してくれたり、決して冷たいだけの人ではなさそうで――。
カクヨムに書き溜め。
小説家になろう、アルファポリス、BLoveにそのうち掲載します。
【8話完結】帰ってきた勇者様が褒美に私を所望している件について。
キノア9g
BL
異世界召喚されたのは、
ブラック企業で心身ボロボロになった陰キャ勇者。
国王が用意した褒美は、金、地位、そして姫との結婚――
だが、彼が望んだのは「何の能力もない第三王子」だった。
顔だけ王子と蔑まれ、周囲から期待されなかったリュシアン。
過労で倒れた勇者に、ただ優しく手を伸ばしただけの彼は、
気づかぬうちに勇者の心を奪っていた。
「それでも俺は、あなたがいいんです」
だけど――勇者は彼を「姫」だと誤解していた。
切なさとすれ違い、
それでも惹かれ合う二人の、
優しくて不器用な恋の物語。
全8話。
何度でも君と
星川過世
BL
同窓会で再会した初恋の人。雰囲気の変わった彼は当時は興味を示さなかった俺に絡んできて......。
あの頃が忘れられない二人が今に追いつくための物語。
完結保証。他サイト様にも掲載。
綴った言葉の先で、キミとのこれからを。
小湊ゆうも
BL
進路選択を前にして、離れることになる前に自分の気持ちをこっそり伝えようと、大真(はるま)は幼馴染の慧司(けいし)の靴箱に匿名で手紙を入れた。自分からだと知られなくて良い、この気持ちにひとつ区切りを付けられればと思っていたのに、慧司は大真と離れる気はなさそうで思わぬ提案をしてくる。その一方で、手紙の贈り主を探し始め、慧司の言動に大真は振り回されてーー……。 手紙をテーマにしたお話です。3組のお話を全6話で書きました!
表紙絵:小湊ゆうも
【完結】番になれなくても
加賀ユカリ
BL
アルファに溺愛されるベータの話。
新木貴斗と天橋和樹は中学時代からの友人である。高校生となりアルファである貴斗とベータである和樹は、それぞれ別のクラスになったが、交流は続いていた。
和樹はこれまで貴斗から何度も告白されてきたが、その度に「自分はふさわしくない」と断ってきた。それでも貴斗からのアプローチは止まらなかった。
和樹が自分の気持ちに向き合おうとした時、二人の前に貴斗の運命の番が現れた──
新木貴斗(あらき たかと):アルファ。高校2年
天橋和樹(あまはし かずき):ベータ。高校2年
・オメガバースの独自設定があります
・ビッチング(ベータ→オメガ)はありません
・最終話まで執筆済みです(全12話)
・19時更新
※なろう、カクヨムにも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる