俺の彼女がグレた。「だから、俺はお前の彼女でも女でもねぇから!」

ステルススター

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第一章 彼女じゃない。女でもない。

-part6-グレたのに

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 髪を染め、眼鏡をコンタクトにし、学ランをハサミで切って短くした。
 全ては、僕が・・・じゃなくて、俺がグレる事によって、晴人自ら俺との距離を空けるだろうという計画。

 「それでさ、今度この映画一緒に見に行かないか?」

 休み時間。
 晴人は、何も変わらずに、いつもの様に俺に話しかけてくる。

 「・・・晴人。俺、変わったと思うんだ」

 「うん。変わったね。けど、俺はどんな姿でも愛しているから、何の問題もないよ」

 この会話を教室の隅で盗み聞きしていた女子たちが嬉しそうに「キャーキャー」と叫んでいる。男が男に向かって言う愛してるなんて言葉で喜ぶなんて、絶対に腐女子だ。
 
 結局、今日も一日中、晴人は横にいた。
 グレたのに何も関係なかった。

 
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