20 / 58
第一章 彼女じゃない。女でもない。
-part19-叶わない
しおりを挟む
放課後。
学校が終わり放課後になった。
特に部活に入ってない俺は、すぐに家に帰宅するのだが、教室の前には沢山の女子。
目的は恐らく、俺だ。果たし状を無視して帰らないように先回りをして待っているのだろう。
その証拠に、俺に対しての熱い目線。絶対に逃がさないという意思を感じる。
「祐翔。一緒に帰ろう」
「ちょ、今は俺は教室を出れない」
教室を出た瞬間に、連れて行かれそうだ。
「・・・分かった」
晴人は教室の出口に行き、一言女子たちに、「そこを通るからどいてくれないか」とお願いすると、左右に女子が割れて道が出来た。
海を二つに割ったモーセの子孫なのか?
「よし、行こう」
「え、あ」
手を引かれながら、女子の間を通り抜けていく。
「きゃー」
「ちょっと、何あれ。マジありえないんですけど」
「やっぱり、第二夫人でもいいかも」
黄色い叫び声や怒っている小声などが、聞こえる。
そんな中で晴人は俺に向かっていう。
「誰がなんと言おうとも、俺は祐翔お前の事を・・・」
「「「きゃー!!」」」
叫び声で最後の方が聞き取れなかった。
晴人がなんて言ったのか予想が出来る。けど、それは叶わないものだと、いつ分かってくれるのだろう。
学校が終わり放課後になった。
特に部活に入ってない俺は、すぐに家に帰宅するのだが、教室の前には沢山の女子。
目的は恐らく、俺だ。果たし状を無視して帰らないように先回りをして待っているのだろう。
その証拠に、俺に対しての熱い目線。絶対に逃がさないという意思を感じる。
「祐翔。一緒に帰ろう」
「ちょ、今は俺は教室を出れない」
教室を出た瞬間に、連れて行かれそうだ。
「・・・分かった」
晴人は教室の出口に行き、一言女子たちに、「そこを通るからどいてくれないか」とお願いすると、左右に女子が割れて道が出来た。
海を二つに割ったモーセの子孫なのか?
「よし、行こう」
「え、あ」
手を引かれながら、女子の間を通り抜けていく。
「きゃー」
「ちょっと、何あれ。マジありえないんですけど」
「やっぱり、第二夫人でもいいかも」
黄色い叫び声や怒っている小声などが、聞こえる。
そんな中で晴人は俺に向かっていう。
「誰がなんと言おうとも、俺は祐翔お前の事を・・・」
「「「きゃー!!」」」
叫び声で最後の方が聞き取れなかった。
晴人がなんて言ったのか予想が出来る。けど、それは叶わないものだと、いつ分かってくれるのだろう。
0
あなたにおすすめの小説
こっそりバウムクーヘンエンド小説を投稿したら相手に見つかって押し倒されてた件
神崎 ルナ
BL
バウムクーヘンエンド――片想いの相手の結婚式に招待されて引き出物のバウムクーヘンを手に失恋に浸るという、所謂アンハッピーエンド。
僕の幼なじみは天然が入ったぽんやりしたタイプでずっと目が離せなかった。
だけどその笑顔を見ていると自然と僕も口角が上がり。
子供の頃に勢いに任せて『光くん、好きっ!!』と言ってしまったのは黒歴史だが、そのすぐ後に白詰草の指輪を持って来て『うん、およめさんになってね』と来たのは反則だろう。
ぽやぽやした光のことだから、きっとよく意味が分かってなかったに違いない。
指輪も、僕の左手の中指に収めていたし。
あれから10年近く。
ずっと仲が良い幼なじみの範疇に留まる僕たちの関係は決して崩してはならない。
だけど想いを隠すのは苦しくて――。
こっそりとある小説サイトに想いを吐露してそれで何とか未練を断ち切ろうと思った。
なのにどうして――。
『ねぇ、この小説って海斗が書いたんだよね?』
えっ!?どうしてバレたっ!?というより何故この僕が押し倒されてるんだっ!?(※注 一月十日のアルファポリス規約改定を受け、サブ垢にて公開済みの『バウムクーヘンエンド』をこちらへ移しましたm(__)m サブ垢の『バウムクーヘンエンド』はこちらへ移動が出来次第、非公開となりますm(__)m)
【8話完結】帰ってきた勇者様が褒美に私を所望している件について。
キノア9g
BL
異世界召喚されたのは、
ブラック企業で心身ボロボロになった陰キャ勇者。
国王が用意した褒美は、金、地位、そして姫との結婚――
だが、彼が望んだのは「何の能力もない第三王子」だった。
顔だけ王子と蔑まれ、周囲から期待されなかったリュシアン。
過労で倒れた勇者に、ただ優しく手を伸ばしただけの彼は、
気づかぬうちに勇者の心を奪っていた。
「それでも俺は、あなたがいいんです」
だけど――勇者は彼を「姫」だと誤解していた。
切なさとすれ違い、
それでも惹かれ合う二人の、
優しくて不器用な恋の物語。
全8話。
【完結・BL】俺をフッた初恋相手が、転勤して上司になったんだが?【先輩×後輩】
彩華
BL
『俺、そんな目でお前のこと見れない』
高校一年の冬。俺の初恋は、見事に玉砕した。
その後、俺は見事にDTのまま。あっという間に25になり。何の変化もないまま、ごくごくありふれたサラリーマンになった俺。
そんな俺の前に、運命の悪戯か。再び初恋相手は現れて────!?
もう1人の、王子と呼ばれる人が気になって話しかけただけだった
メグエム
BL
とある高校で王子と呼ばれるイケメン•晴人。晴人は明るく、いつも周りに人がいる。通称•太陽王子。どうやら自分の他にも王子と呼ばれるイケメンがいると知った晴人は、そのもう1人の王子に会いに、いつもいるという図書室に行く。そこには、静かに本を読んでいるだけで絵になるイケメン、通称•月王子と呼ばれる弥生がいた。
もう1人の、王子と呼ばれる人が気になって話しかけただけ。それだけだったのに。今まで感じたことのない感情がわいてくる。
目覚めたら隣に副官がいた。隊長として、あれは事故だと思いたい
そよら
BL
少佐として部隊を率いる桐生蓮は、
ある朝、目覚めたベッドの隣で副官・冴木響が眠っていることに気づく。
昨夜の記憶は曖昧で、そこに至る経緯を思い出せない。
「事故だった」
そう割り切らなければ、隊長としての立場も、部隊の秩序も揺らいでしまう。
しかし冴木は何も語らず、何事もなかったかのように副官として振る舞い続ける。
二年前、戦場で出会ったあの日から、
冴木は桐生にとって、理解できない忠誠を向ける危うい存在だった。
あれは本当に事故だったのか、それとも。
告白ゲームの攻略対象にされたので面倒くさい奴になって嫌われることにした
雨宮里玖
BL
《あらすじ》
昼休みに乃木は、イケメン三人の話に聞き耳を立てていた。そこで「それぞれが最初にぶつかった奴を口説いて告白する。それで一番早く告白オッケーもらえた奴が勝ち」という告白ゲームをする話を聞いた。
その直後、乃木は三人のうちで一番のモテ男・早坂とぶつかってしまった。
その日の放課後から早坂は乃木にぐいぐい近づいてきて——。
早坂(18)モッテモテのイケメン帰国子女。勉強運動なんでもできる。物静か。
乃木(18)普通の高校三年生。
波田野(17)早坂の友人。
蓑島(17)早坂の友人。
石井(18)乃木の友人。
目線の先には。僕の好きな人は誰を見ている?
綾波絢斗
BL
東雲桜花大学附属第一高等学園の三年生の高瀬陸(たかせりく)と一ノ瀬湊(いちのせみなと)は幼稚舎の頃からの幼馴染。
湊は陸にひそかに想いを寄せているけれど、陸はいつも違う人を見ている。
そして、陸は相手が自分に好意を寄せると途端に興味を失う。
その性格を知っている僕は自分の想いを秘めたまま陸の傍にいようとするが、陸が恋している姿を見ていることに耐えられなく陸から離れる決意をした。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる