乙女ゲームで唯一悲惨な過去を持つモブ令嬢に転生しました

人物紹介

　シエル・スファルニア
　本作の主人公様
　過去に誘拐され暴力を振られ、痕の残る傷をつけられたことがトラウマで保護された後、家から出ることが不可能になった公爵令嬢になった転生者
　実際には転生に気づきすぐに倒したので無事に過去のトラウマは誘拐と拷問を見たくらいに収まった
　重くは無いがそこまで軽くは無いのでトラウマはある
　ラーリエの本は“自由”
　最近ヒロインと悪役令嬢をどうするかが悩み
　
　ゲームではヒロイン    リリー・ムーア
　珍しい光魔法保持者で、美しく、慈悲深く、優しく、動物が大好きで殺傷事が苦手な美少女
　形見である八芒星のバレッタをとても大切にしているらしいが、実際は彼女も転生者で美しいがずる賢く、傲慢で未だ誰一人攻略対象者を落とせていないヒロイン
　ラーリエの本は“天然”だが、今の彼女はその反対である“計算”
　最近シエル・スファルニアをどう排除するかが悩み　
　

　悪役令嬢    シュリ・アーシアナ
　アーシアナ公爵令嬢
　第一王子の婚約者筆頭に親の権力で無理矢理婚約者になろうと何度も画作している
　光と闇以外の魔法を使う嫉妬深く我儘な令嬢
　過去に人を殺したと噂があり社交界では、遠巻きに見られている
　余りゲームと変わらない生粋の悪役令嬢
　シエルは彼女の性格が親の甘やかしによるものだと思っている
　ラーリエの本は“傲慢”
　最近シエル・スファルニアとリリー・ムーアをどうやって纏めて排除できるか悩んでいる

　第一攻略対象
　リアム・A・ベグニアス
　ベグニアス王国第一王子
　昔から一人の王子故に、周りには敵しかおらず孤独を味わっていた
　ゲームでは、お忍びで城を出た際にヒロインの純粋な感情を向けられ救われた過去だが、シエルによって救われているのでリリーの入り込む隙は少ない
　ラーリエの本は“正義”
　最近色々事件が重なりすぎてシエルと話せないのと父が「国王なんて辞めてやる」宣言が多いのが悩み
　
　第二攻略対象
　オスカー・ヘルマン
　最年少で、騎士団入団した武術の天才
　ゲームでは、健気に応援に来るヒロインに絆されて段々と素を見せてくれるようになるが、この彼はシエルの剣術の強さを見た時に惚れている
　実は勉強ができるが同級生はリアム以外誰一人として気がついていない
　ラーリエの本は“情熱”
　最近余りシエルと話せていない事と脳筋だと思われている事が悩み

　第三攻略対象
　クラウス・グルース
　魔術の天才でヒロインの一つ下の少年
　可愛らしい見た目とは、裏腹に小悪魔的な性格をしている
　バッドエンドでは、魔力が多い故に魔力暴走を起こしたさいとても酷く、国諸共崩壊させられる国滅亡ルートがある一番危険なキャラだったが、シエルに初めて会った時、勝てないと本能的に悟り、その魔力に惚れた
　ラーリエの本は“我慢”
　最近好きな人と話せない事と氷の魔力が荒れた事によって魔力が心做しか冷たいのが悩み

　第四攻略対象
　アルフィー・スペンサー
　時期宰相と言われている知識の天才
　ゲームでは、学園に入り初めて自分のテストの点数を抜くヒロインが気になり恋に堕ちるが、ヒロインは頭が悪いので論外
　悪役令嬢は悪役令嬢で頭はいいが、考えが権力に頼りすぎているため興味は無い
　なので、全て満点で点数を抜いているシエルの完璧さに興味を示している 
　図書館の件で恋を自覚した
　ラーリエの本は“理性”
　最近シエルと話せないのと、国王陛下が辞める辞める言う度に父の顔がゲッソリとして帰ってくるのが悩み
　
　世界有数の富豪イーサン商会の元会長
　ハリー・イーサン
　隠居している大富豪の元会長
　シエルと運命的な出会いをし、親バカとなった
　シエルの家族（父親と兄）に脅されてもこわーいで済むくらい肝は座っている
　ラーリエの本では深沈しんちんが好き
　最近の悩みは、度々シエルの家族から脅迫状のようなシエルの報告手紙が来ること

　家族大好きお父さん
　ブルーワ・スファルニア
　シエルが誘拐された時、一番取り乱し執務室を凍らせたお父さん
　この世で逆らえないものは、家族からのおねだりだと言うくらい家族が好き
　ラーリエの本は恩愛が好き

　家族大切お母さん
　ヨランダ・スファルニア
　シエルが誘拐された時に一早く行動を起こし、捜索隊に大金を注ぎ込んだのお母さん
　この人もこの人で動揺していたが、夫の混乱具合をみて冷静になったと後日語った
　ラーリエの本は慈悲が好き

　両親も大切だが、何よりシエル第一のお兄ちゃん
　カルム・スファルニア
　この時は、赤ちゃんシエルにあってある意味一目惚れして間もなかったから思考停止したお兄ちゃん
　剣と魔法が強くなりすぐに捜索隊に入るくらい本気で探し始めた
　ラーリエの本は一筋が好き
　 
　リーヴァイ・スロール
　ブルーワの弟で熱烈な恋愛をした叔父さん
　学園長をやっていて結構適当なことで有名
　ある教員からはタチが悪い無駄に頭が良い学園長だと言わしめた

　始めての女友達
　アメリア、ユミリア・フルールとユリカ・サリーナ
　三人とも最初は公爵令嬢のシエルを恐れていたが、話してすぐに好きになった
　ユリカが退学するとシエルに伝えられた双子の姉妹は、その前に四人で買い物をしようと誘い実行した
　ユリカは、シエルと定期的に文通をしていて最近は魔獣の大群を一人で倒したと書いてシエルを心配させた
　ラーリエの本は友情が好き

　クルス・アルーナ
　運のなかった青年 
　前まではラーリエの本は復讐ばかり読んでいたが、最近は祝福にハマっている

　美しい元美の神
　ツェリーシア
　彼女は純粋で不運だった
　ただそれだけ
　消えた後、彼女の行方を知るものはこの世界にはいない、人間には知りえないことだ。

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　出来れば二章を始めます。